【風水で運気が上がる賃貸の選び方】お部屋のコーディネートや間取りについて

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• 担当者：木寅昌紀

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奈良の賃貸選びで迷ったら、風水を取り入れて探してみよう

賃貸の部屋探しでは、立地などの利便性や間取りなど様々な条件から選びます。

理想の条件が整った部屋が複数見つかったり、理想の条件をどうやって決めれば良いのかで迷いますよね。

そんな時は賃貸選びに風水を取り入れて、運気を上げる物件にしませんか？

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まずは風水の基本「陰陽」「五行」「方位」を知ろう

風水は5000年以上前に中国で発祥した環境学問のひとつです。

自然と人々の暮らしをより良いものにするための知恵として、今日まで磨かれ受け継がれてきました。

そんな風水を取り入れるにあたって、基本となる「陰陽」「五行」「方位」を知っておく必要があります。

まず「陰陽」は陰宅風水と陽宅風水に分けられます。

陰宅風水とは亡くなった人を埋葬するために使うお墓に関する風水ですので、今回は関係ありません。

今回取り上げる陽宅風水とは、私たちが住む住居や職場などの現在の生活の場である建物に関する風水です。

この陽宅風水を使うことで、姿形から読み取ることができる「気」の流れを読み取り、快適に暮らすためにどうすれば良いのかを知ることができます。

つづいて「五行」ですが、風水では自然界にあるものは全て「木・火・土・金・水」の5つの要素から出来ていると考えます。

そして、その5つの要素には互いの運気を強めたり弱めたりする「相生（そうじょう）」「相剋（そうこく）」の関係があります。

「土から採れる鉱物（金）」や「水を吸って育つ木」といった相手を活かす関係を「相生」、「火に水をかければ消える」「刃物（金）は植物を切る」といった相手の良い部分を壊してしまう関係を「相剋」といい、運気を上げるためには「相生」の関係を上手く生かして取り入れることが基本となります。

最後に「方位」ですが、日本の風水では主に八方位が使われます。※中国の伝統風水は24方位を用います

下記の様に各方位ごとに入ってくる運気が異なり、それぞれに五行が異なっているため、方位と五行を上手く組み合わせてアップしたい運気をコントロールすることになります。

北（水）：恋愛運・金運・信頼

北東（土）：貯蓄運・ 転職 ・よい変化

東（木）：仕事運・発展運・勉強運・若さ

東南（木）：結婚運・恋愛運・旅行運

南（火）：人気運・ビューティー運・直感力

南西（土）：家庭運・健康運・安定・努力

西（金）：金運・商売運

北西（金）：出世運・事業運

風水で選ぶ良い間取りとは？

ズバリ！間取りで最も注意しておきたいのは間取りと方位の関係です。

鬼門や裏鬼門という言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、「鬼門や裏鬼門の方角に三備を設けず」と言われるほど風水ではこの鬼門や裏鬼門の方位を不吉として避けることが大切だとされます。

鬼門は北東、裏鬼門は南西、三備とは「玄関や門」「キッチン」「トイレや風呂などの水回り」を指します。

鬼門や裏鬼門の方位から邪気が入り込みやすいとされ、これらの方位に家の中でも重要な設備が置かれないようにするように薦められます。

これには昔の人の生活に根差した知恵の側面もあり、現代のように換気の行き届いた建物や家電などが無かった時代では風水の考え方は理に適ったものでした。

日の当たりやすい南西側にキッチンがあれば夏場は高温になり食材の保管には不適切な場所となりますし、北西側に玄関があれば冬場は冷たい空気が室内に入りやすかったり、浴室や水回りの湿気で建物が傷みやすくなるといった経験からくる知恵だと考えられます。

現代ではそれほど重要に感じない鬼門ではありますが、鬼門という言葉に「なんとなく怖い」「不吉な雰囲気がある」と感じる人も多いのは事実です。

現代では南に窓のある広めのリビングが人気であるため、必然的に北側にキッチンや水回りが設けられることが多く「鬼門に玄関やトイレ」「鬼門にキッチン」といった間取りも珍しくありません。

そういった物件を選ぶ場合には、鬼門封じを取り入れることで運気をアップすることができるでしょう。

代表的な鬼門封じの技

・部屋の整理や掃除を怠らない

鬼門の方位を清潔に保ち、邪気が溜まらないようにすることが大切です。

間取りの中心を通る鬼門から裏鬼門へのラインにゴミ箱などを置かないようにすることもポイントです。

・邪気を払う小物を置く

盛り塩や御札などの穢れを払う効果があるものを置いたり、鬼が嫌がるとされる棘のある植物（ヒイラギ・アロエ・サボテン）や「難を転じる」という縁起物の南天などを置くことも良いとされます。

これらも管理を怠れば意味を成さないため、盛り塩に邪気が溜まらないように1～2週間おきに交換したり、御札も1年毎に新しいものに交換する必要があるでしょう。

植物も定期的に水やりをしたり、枯れた葉を取り除くなどの手入れを欠かさず行うことで、鬼門封じとしての効果が得られます。

風水を取り入れた玄関のコーディネートとは？

良い気も悪い気も玄関を通って入ってくるとされているため、風水において重要になるのは人が出入りする玄関となります。

そこで、玄関には運気を上げたり邪気を払う効果がある小物を置くのが良いでしょう。

また、玄関が乱れていると邪気が溜まりやすくなるため、こまめに掃除を行い明るく清潔感のある玄関を維持しましょう。

運気アップには「鏡」を置く

鏡には運気をアップさせる効果があります。

そんな中でも風水では八角形の鏡が最も効果が高いとされているため、玄関に置くなら八角形の鏡を用意すると良いでしょう。

そして、鏡は配置によって効果が異なり、玄関扉の右側なら地位や名誉などの出世運が、玄関扉の左側なら金運が上がるとされています。

どちらの運気を上げたいのか、選んでコーディネートしましょう。

悪い気を取り込む玄関マットを置く

玄関マットには悪い気を取り込む効果があるとされているので、ぜひこれも置くと良いでしょう。

鬼門の際にも触れましたが、玄関の方位に関わらず盛り塩の邪気を払う効果も合わせれば効果は絶大です。

陰の気を陽の気に変える植物を置く

植物には陰の気を陽の気に変える力があるとされています。

陽の気のものが玄関にあれば悪い気が入り込むのを防ぐ効果があります。

コレはNG！正面鏡とプリザーブドフラワー

玄関扉の正面に鏡を置いてしまうと、入って来た運気が反転して出て行ってしまうため、正面鏡はNGです。

また、プリザーブドフラワーやドライフラワーは風水上では死んだ植物とされ、枯れた植物と同様に運気を下げてしまうのでNGです。

風水を取り入れた寝室のコーディネートとは？

寝室は身体から疲れを取って運気を取り込む場所であり、風水では玄関に次いで重要な場所です。

自宅に居る時間の大半を過ごす場所でもあるため、居心地も良く運気が上がる場所にする必要があります。

寝室の窓にはカーテンを2重にしよう

寝室には寝ている間に取り込む運気があることが重要です。

そのため、寝室の窓から運気が逃げて行かないようにカーテンを2重にするのがベストです。

厚手の遮光カーテンだけでなくレースのカーテンを使うことで外からの視線も塞ぐことができて良いでしょう。

ベッドを北枕に設置できるようにしよう

一般的に「北枕は縁起が悪い」とされますが、風水ではむしろ北枕が推奨されます。

それは、運気の流れは南から北へと流れており、その流れに沿って寝ることで身体の中の気の流れが整うとされるからです。

また、北は金運を司る方位であり、寝ているだけで金運アップの効果が得られます。

寝室には風水的にNGなポイントが多いので注意！

まず、風水では運気を集める効果がある鏡ですが、寝ている姿を映すと生気を吸われると言われています。

鏡の配置に気を付けたり、使わない時はカバーをかけるなどして自分の姿が映らないようにしましょう。

寝る際の頭の延長線上にドアがあるのもNGです。

寝ている間に体に溜まるはずの運気が、ドアを通じて出て行ってしまうからです。

人型をしたものを寝室に置くと、せっかくの運気を吸い取ってしまうことがあるのでNGです。

キャラクターフィギュアやぬいぐるみなどを寝室に置くのは避けておいた方が良いでしょう。

風水を取り入れたキッチンのコーディネートとは？

毎日の食事を用意するキッチンは、エネルギーを身体に取り込む場所です。

しかし、キッチンは火と水を扱うため、五行のうち2つの属性を扱う場所では誤って相剋の関係を作ってしまわないように注意が必要です。

キッチンの窓には薄手のカーテンを付けよう

窓は外界との境目にあたり、運気の出口となってしまうこともあります。

運気を取り込む場所には良い気を溜められるように、窓にはカーテンを付けて運気が逃がさないようにしましょう。

陰の気を陽の気に変える植物はキッチンにも置こう

玄関のオススメアイテムであった植物は水回りにおいても良い効果が発揮されます。

排水口などには汚れ、つまり陰の気が溜まりやすいため、こまめな掃除で汚れを取り除き、植物で運気を上げるのが良いでしょう。

「木」の属性のキッチンマットがオススメ

火を扱うキッチンでは「火の気」が強すぎても火事に繋がるという危険性があります。

そこで、「木」の属性の小物を置くことで「火の気」の勢いを弱めてくれる効果を使います。

コットン素材やコルク素材のキッチンマットを置けば良いでしょう。

火と水を近づけたり、汚れたものをそのままにしないことが大切

食べ物を温める電子レンジは火、冷やす役割の冷蔵庫は水の属性ですから、冷蔵庫の上に電子レンジを置くのは相剋の関係を作ってしまうためNGです。

また、使った食器を洗わずに溜め込んだり、古い食材をほったらかしにするのもNGです。

風水を取り入れ、運気が上がる部屋探しをしよう

風水を取り入れて部屋探しをするなら

①間取り全体の配置を見て、玄関・キッチン・水回りが鬼門や裏鬼門の方位に無いかを確認する

②運気をアップさせるコーディネートがしやすい間取りかを確認する

特に寝室の場合には金運が上がる北以外に、仕事運のあがる東、商売運のあがる西など自分の望む方位に頭を向けてベッドが置けるかが重要となります。

特に、部屋の向きなどは物件情報だけでは正確にわからないことも多く、実際に現地に行って内見の際に詳しく確認することが大切です。

方位磁石が無くてもスマホアプリで方位を確認できますので、内見の際には家具の方位を意識して配置した状態をイメージすると良いでしょう。

また、理想的な部屋が見つかっても間取りや方位が風水的に良くなかった場合、鬼門封じを上手く取り入れることで運気を上げられると覚えておけば、部屋探しの範囲はグッと広がるでしょう。

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