⑧【賃貸編】引越しに関する手続きと入居後にしておきたいこと
意外と多いのが住所変更の必要な手続き。内容によっては引越し前にできるものもありますので、早めに手続きすることをお勧めします。
ここでは、引っ越しに関する手続きと入居後にチェックしたいことについてまとめ、解説します。
なるべく早く手続したほうがいいもの
■固定電話:契約会社によりますが、ホームページでの手続き可能なところも。引っ越しを機に別サービスに切り替える場合、サービス停止日までの料金が発生する場合があるので、早めの手続きが必要です。
■インターネットプロバイダの手続き:ホームページから手続き可能ですが、固定電話同様、新サービスに切り替える場合に旧サービス停止日まで料金が発生する場合があるので確認を。また新サービスの手続きが必要な場合、早めにしておくと引っ越したその日に回線を使えるようにすることも可能です。
引越し前からできる手続き
■転出届:市区町村の役所窓口に身分証明書と印鑑を持参して手続きします。転出証明書が発行されるので保管しておくこと。転入手続きの際に必要になります。
※転出元と転入先が同じ市区町村の場合は「転居届」にて手続きします。
■国民年金・国民健康保険(加入者のみ):市区町村の役所窓口で手続きします。転出届と一緒に手続きできれば一度で済みます。国民健康保険証と年金手帳、印鑑を持参。保険証は手続き後、窓口で回収するのでもしもの時のためにコピーを取っておくことをお勧めします。
■電気・ガス・引越しの手続き:旧居の停止手続きが必要になります。ホームページから申請して退去日を知らせると、立会いのもと閉栓されます。
■NHK:忘れがちなので早めに手続しておきましょう。手続きがスムーズにいかなかった場合、受信料の支払いの有無がNHK側で確認が取りにくくなります。
引越し後に必要な手続き
■国民年金・国民健康保険(加入者のみ):新住所での手続きが必要になります。年金手帳と印鑑を持参。
■電気・ガス・引越しの手続き:新居での供給開始手続き。ガスの開栓は立ち合いが必要なので事前にガス会社へ連絡を。
■運転免許証の住所変更:管轄の警察で手続きします。車を持っている場合は車庫証明の手続きも必要です。
■自動車・バイクの登録変更:管轄の陸運局で行います。管轄が変わるとナンバープレートも変更になります。
■金融機関やクレジット会社、携帯電話会社など:それぞれの機関で手続きが必要。郵便の転送をしていると料金明細などの郵便物が新居に届き、安心してしまいがちなので特に忘れないようにしたいですね。
入居後にやっておきたいこと
デジカメや携帯で日付入りで撮影しておくのがオススメ。入居後の汚れや傷、破損は入居者の責任として扱われ、退去時には原状回復の費用がかかります。トラブルにならないためにも証拠を残しておくとよいでしょう。
また、インターホンや照明、換気扇などが使用できるかどうかチェックして、もし不備があれば早めに大家さんに伝えておきましょう。
<チェックしておきたいこと>
・壁の汚れ、クロスのはがれ
・床の傷、汚れ
・天井の汚れ
・スイッチ、コンセント、照明が使えるか
・換気扇、インターホン、エアコンなどの室内設備が使用可能か
・網戸やふすまの破れ、穴
・各種ドアが無理なく開閉できるか
・配水管のニオイ・つまり
・水やお湯が出るか
・お風呂や洗面所の床・壁にカビがあるか
以上、引っ越しの手続きと入居後にチェックしたいことについて解説しました。
これらの手続きが必要になる頃にはワクワクの新生活が始まっているところでしょうか。これからが楽しみですね!