越境・校区(エッキョウ・コウク)

決められた通学区の公立学校ではなく、別の学区の学校に通うこと。従来は学校間格差を生じさせないため、越境による通学は認められないが、以下のようなやむを得ない事情によるケースは各教育委員会の判断で認められるようになっている。
・いじめや登校拒否などの教育的配慮が必要な場合
・過疎地の学校で、統廃合を防ぐ場合・障害により特別支援学級を備えた学校へ通学する場合
・校区の学校が遠く、隣の校区の学校へ通学路する方が安全な場合
・近い将来に校区内に転入予定がある場合・卒業直前に転居したが卒業までの日数が短い場合
などである。
一方で住民票を不正に操作することで越境通学するケースも少なくない。スポーツ強豪校に入学させたい、在住校区の学校が荒れているので落ち着いた環境の学校に通わせたい、進学実績のいい校区外の学校に通わせたい、などの理由が多い。住民票の操作は違法となるので避けたい。近年は自治体により、部活動など学校独自の取り組みを理由とする越境通学を認める方向になっているところもある。
越境 に関連する用語
・移住 ・引越し
・徒歩~分 ・Uターン(ユーターン)
『暮らし・ノウハウ・トラブル』一覧へ戻る≫