ルームアドバイザーがお部屋探しの失敗談⁉
今回の体験談を語ってくれたのは、尼ヶ辻店に勤務するルームアドバイザー川崎です。彼は他府県出身者で就職のため奈良県へ移住。そこで体験した初めての1人暮らしと賃貸のマサキへ入社後、婚約を機に同棲の新居先のお部屋探しまでの体験を語ってくれました。
今回は「初めての1人暮らしの注意点」「2度目の賃貸物件を探したポイント」「体験した今だからわかる!上手なお部屋探し」この3つのテーマでインタビューさせて頂きたいと思います。
1つのテーマ「初めての1人暮らしの注意点」は?
まず、他府県出身ということで土地勘も分からず、ただ職場に近い!家賃が安い!それだけを優先して選んだので、電車、バス等の交通の利便性まで考慮してなかったことですね。職場までは近いものの仕事の関係で地方への出張が多く、結果最寄り駅まで自腹でタクシーを使うことが多かったので意外と費用が高くついてしまったことが一つ目の失敗かなと思います。
2つ目の「しまった」と思うことは物件の比較せずに決めたことですね。
当時私が入居したお部屋はワンルームで細長い約8帖のユニットバスタイプでした。家具とかは近くに商業複合施設があったのでそこで全部購入しましたが意外と高くつきましたね。
そして入居してびっくりしたのが、ガス代でした。「一人暮らしだし、ガスコンロはIH付きだからガス代とかはそんなに高くないやろ。どうせ使ってもシャワーぐらいのことだし・・・」これが甘かったです。その物件はLPガスで毎月のガス代は平均なんと1万円!この業界にいてわかったことですが、LPガスは都市ガスに比べ割高で、プロパン会社によってガス代が異なるということです。
「2度目の賃貸物件を探したポイント」とは?
賃貸のマサキで学んだスキルと過去の経験を生かしてまず、「どのくらい入居するか」を設定すると優先順位が決まっていきますね!
そう考えていくと、パートナーと相談した結果、
1.交通の利便性
2.スーパー等ショッピング
3.家賃
4.間取り
このような感じになりました。
具体的に言いますと
1と2は最寄り駅・スーパーまで徒歩15分圏内。
3は駐車場1台込みで今の収入に対し3分の1を上限
4は効率の良い1~3人が入居できる1LDKタイプ
正直なところ1LDKか2 L DKにするか悩みましたが、じつはこんな裏話があります。当時、嫁と間取りや条件について悩んでいたら、さっと先に決められてしまい、そこで優先順位を考えた結果、1LDKになってしまいました。ただ、
1LDKだと設備が充実で結果的には◯
2LDKよりお部屋は狭くなりますが、その分エアコンやウォシュレット、照明等、はじめから設備として付いていてコスパ抜群。光熱費も安く済みお掃除も楽々で効率がよくなりました。
自宅の間取はリビングの横にすぐ洋室があって引き戸を開けたらワンルームみたいな形になるのでリビングのエアコンをかけると隣の洋室までエアコンが効くので効率が良いですね。
賃貸のマサキマスコットキャラクター「マかすくん」
アウトドア派にはこれぐらいの収納は欲しい!
洋室の収納スペースがワンステップクローゼットなので結構詰め込むことができます。入らなくても建物がツーバイフォーなので壁へ少し穴を空けて・・・と考えましたが、そこは突っ張り棒を活用して自転車等を壁に釣っておしゃれさを出すことができて良い感じです。
「体験した今だからわかる!上手なお部屋探し」とは?
簡単に言いますとルームアドバイザーに任せることですね!
1度目の引越しはネットで検索して自分で決めて、不動産会社にお部屋を内見し決めました。その時にルームアドバイザーからメリット・デメリットのアドバイスもらうことで失敗はなかったかもしれないと思っています。
この仕事について思うことは毎日毎日いろいろな賃貸情報を入手し、良くても悪くてもお部屋ばっかりみています(笑)
ネットだけでは分からないことがあるなかで、自分で考えていたこと以外のアドバイスしてもらうことで客観的に見れたり、周りの住民や生活情報などあの時の私に比べればそりゃルームアドバイザーのほうが詳しくて当然ですよね(笑)
あとは「お客様が思う100点満点の物件はあまりない」ということです。私の経験ですが、お客様へお部屋を内見したあと「こちらのお部屋でいかがでしょうか?」と聞くと「少し考えさせてください!」と言われる方が半数以上いらっしゃいます。そして、数日後お客様より「あのお部屋で決めます!」とお返事頂いた時には先客が入っていてご縁がなくなることでお客様のテンションも下がり、何かを妥協して頂くことになることがあります。
このような苦い経験からお客様へ良く言うことがあります。それは「お部屋探しは私におまかせください!お客様にとって一番良いお部屋をご提案します!100点の物件は難しいですが95点の物件で妥協してください(笑)」するとお客様も「ネットで検索したけど川崎さんのおすすめ物件紹介してください!」そう言って頂くとお客様がバッティングしても競り勝つことが多いように思います。