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担当者:安達竜哉
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植木鉢で大量発生する原因と効果的な方法とは?コバエの駆除方法が知りたい!
植木鉢やプランターの周りでブンブンと飛び回っているコバエ。
このコバエはキノコバエという種類であることが多いです。
人間に害はない虫ですが、綺麗なお花や植物の周りで飛び回っている光景を見ると不快ですよね。
今回は植木鉢にコバエを寄せ付けない方法をご紹介いたします。
色とりどりのお花や観葉植物を玄関や窓辺に置くのは心が安らぎますよね。
ですが、そんなお花や植物たちの周りにいつの間にか発生しているのは小さなコバエの群れです。
植木鉢の周りにゴミや腐った枝葉は置いていないはずなのに、どうしてこのコバエは発生してしまうのでしょうか?
今回はコバエが発生する原因や、簡単にできる駆除方法についてご説明いたします。
植木鉢に発生するコバエとはどんな虫?
コバエとは小さなハエの総称なのです。
コバエと言う種類のハエがいるというわけではなく、ショウジョウバエ、ノミバエ、キノコバエなど様々なコバエが存在します。
お花や観葉植物で発生しているのはキノコバエというハエです。
体長は1~2mm程度ですので、網戸や壁の僅かな隙間をすり抜けることができます。
湿気が多くて薄暗いところを好み、発生しやすい時間は明け方から10時ごろだと言われています。
このハエは植物の土に生える菌類や茎から栄養を摂取して繁殖します。
観葉植物やお花の苗を購入したときにはすでに土の中に卵が産みつけられていることがあり、完璧に虫の発生を防ぐことはなかなか難しいのです。
そして、コバエの繁殖スピードは他の生物と比べ物にならないほど速いです。
コバエの卵は土の上に産み付けられてから最短で半日~3日でふ化します。
その後は1週間で成虫となり、3、4日が経過すれば産卵を始めます。
つまり卵を産み付けられてから1週間程度あれば成虫に育ち、次の週には新しい仲間を増やすことができるのです。
コバエは体が小さいためすぐに死んでしまうのですが、これほどのスピードで仲間を増やし続けているのはかなり衝撃的ですね。
しかもコバエは卵を産むために交尾を必要とせず、メスのみでどんどん卵を産み続けることができます。
たった一匹のコバエが存在するだけで、数週間経てばその空間はコバエまみれになってしまうことでしょう。
生きているコバエが発生するということは死亡するコバエも大量発生することになるので、棚や床に散乱した大量の虫の死骸を毎日掃除をする手間も発生してしまいます。
コバエの群れを発見したら無視をせず、速やかに駆除作業を始めるのがおすすめです。
植木鉢にコバエを発生させない方法は?
有機肥料を与えすぎない
コバエは栄養が豊富な有機肥料がたくさん混ぜられた土が大好きです。有機物が多いと、コバエが卵を産むために大量発生しやすくなってしまいます。
家庭用の生ゴミ処理機で生成した堆肥や、お米のとぎ汁が特にコバエの大好物です。
お店で買った土には堆肥や有機質の肥料等が配合されていることがほとんどですが、お水のやりすぎで常に有機物質が濡れている状態にいると、ジメジメとした環境がすきなコバエが湧きやすくなります。
水を与えすぎない
植木鉢の土をいつも濡れている状態はコバエが発生しやすい環境につながってしまいますが、同時に植物にも悪影響となります。
室内に置かれている植木鉢は土の乾燥速度が遅いことが多く、表面は乾いているように見えても土の中は十分に湿っていることがあるのです。
また、水のやりすぎは植物の根腐れを起こす原因にもつながります。
土の中に指や割りばしを挿し、中の土が乾いている状態であれば水やりを行うようにしましょう。
風通しをよくする
キノコバエは気温が30度で湿度が70度ほどになると活発的になると言われています。
ですので、梅雨の時期はキノコバエの最盛期と言われているのです。
室内の温度、湿度はなるべくクーラーなどで調整をし、そして植木鉢に水をあげた後は風通しの良い場所に移動させ、土を乾燥させてあげましょう。
これだけでコバエの発生を防ぐことができます。
早く乾かしたいからといって、いきなり直射日光の下に置くのはよくありません。
いきなり強い太陽光に晒されると葉や茎が弱ってしまったり、枯れてしまう可能性があります。
防虫ネットを使用する
室内で栽培しやすい野菜を鉢植えしている場合は、防虫ネットが効果的な場合があります。
苗全体を1mm以下の防虫ネットで覆うことで、コバエの侵入を防ぐことができます。
コバエの効果的な撃退方法は?
殺虫剤を使用する
コバエは部屋の僅かな隙間から侵入できるほど体が小さいため、完全に駆除するためには時間がかかります。
家の中を飛び回っているコバエにはスプレータイプの殺虫剤、土の中に潜り込んでいる卵や幼虫を駆除するためには土に混ぜるタイプの殺虫剤を使用してみましょう。
植木鉢に飛び交うコバエを見張っている時間が取れない方は置き型タイプの殺虫剤も販売されていますので、こちらを検討してみてください。
めんつゆ、あるいはお酢でコバエを誘引する
SNSで紹介され、その絶大な効果からネット上で非常に話題となった駆除方法です。
空のペットボトルを1/4ほど切り、切断したペットボトルの底の部分に水を入れ、その中に同じ量のめんつゆかお酢を入れます。
その中に食器用洗剤を数滴入れると罠が完成します。
あとはこれを植木鉢のそばに置いておくだけで終了です。
コバエの体は水をはじくように油で覆われていますが、食器用洗剤に含まれている界面活性剤を浴びてしまうと水をはじくことができなくなり、そのまま溺れて死んでしまいます。
効果は早くて一晩、一週間後に現れると言われています。
長い期間同じ罠を設置しておくと悪臭が発生しますので、臭いの変化に気づいた場合は中身を取り替えてください。
この方法は殺虫剤を買う事なく虫を駆除することができるため、身近な日用品と調味料で撃退できるところもおすすめポイントの一つです。
植木鉢の土ごと変える
水を減らしても、風通しの良い場所においてもコバエが発生する……。
そんな場合は植木鉢の土を丸ごと交換してみましょう。
過度に肥沃になった土、卵が産みつけられた土を入れ替えることでコバエの発生源ごと駆除してしまうのです。
土の種類によっては室内用に作られた清潔で無菌なものも販売されているため、虫が発生する確率はぐっと下がります。
植物の植え替えに相応しい季節は春から夏の終わりぐらいまでと言われています。
秋以降は植物の成長が遅くなり、根が伸びにくい時期に入ってしまうので植え替えると根が十分に鉢内に広がらず、弱ってしまうことがあります。
粘着系トラップを使用する
粘着力を利用してコバエを捕獲する道具が販売されています。
それを植木鉢やプランターのそばに吊り下げておくだで、勝手にコバエがトラップに引っかかってくれるのです。
ですがトラップに引っかかった大量の虫の死骸の光景はなかなか衝撃的です。
虫が苦手な方はこの方法を利用しないほうがよいかもしれません。
まとめ
梅雨の時期がまだ続いているため、室内で植物を育てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
植物を育てているとどうしても悩まされる害虫問題ですが、土の植え替えや駆除剤などで簡単に虫を追い払うことができますよ。
上記の方法を参考にしながら、どしゃぶりの季節でもお家の中で綺麗なお花を楽んでくださいね。
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