【生ごみ処理機をお得に購入！】奈良市の助成金申請について

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• 担当者：安達竜哉

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助成金制度を利用して生ごみ処理機をお得に購入しよう！助成金の申請方法まとめ

令和２年6月10日より生ごみ処理機器の購入、設置の助成金を申請できるようになりました。

この助成金は申請数が上限に達した時点で終了してしまいますので、なるべく早めに確認をしておきましょう。

奈良市内の可燃ごみの中で最も多いのが生ごみ類だと言われています。

この生ごみは全体の約47％を占めていると言われており、奈良市ではこの生ごみ類の減量の取り組みの一つとして、生ごみ処理機の設置に助成金の支給が行われています。

この助成金はあまり一般的に知られていない制度だと思いますので、生ごみ処理機器の購入を検討されている方はぜひ検討してみてください。

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助成金の申請方法は？

助成金の申請方法は以下のとおりです。

1.生ごみ処理機器を購入する前に、必ず市の申請先に連絡し、仮申請の手続きを行ってください。仮申請をしないまま購入してしまうと、助成金を受け取ることができません。

2.生ごみ処理機器を購入した際に受け取る領収書は必ず保管しましょう。この領収書が別の人の名義である場合、申請をすることができなくなってしまいます。

3.過去に電気式生ごみ処理機や生ごみたい肥化容器の購入を受けた世帯は、それぞれ購入から５年を経過すると申請することができます。

４．助成対象は生ごみ処理機器のみです。保証書の費用や生ごみ処理に使用する発酵促進剤などは対象外になります。

5.段ボールでたい肥を生成するダンボールコンポストを設置した場合も申請をすることができます。年間４回まで申請可能ですが、同一月に複数回の申し込みはできません。

6.店舗だけでなく、インターネットや通販で注文した機器も対象になります。その場合も領収書を無くさないようにしましょう。

7.生ごみ処理機器を購入した日の年度の末日までに申請が行われない場合、補助金の交付は行われません。

購入後はなるべく速く申請をしましょう。

生ごみ処理機を購入する前の仮申請書、本申請の要旨は奈良市のホームーページよりダウンロードすることができます。

申請書、請求書を記入するときの注意点は？

上記でもご紹介したとおり、記入する申請者と請求書の情報、生ごみ処理機器の領収書に記載された情報が同じであることを確認してください。

そして、申請書と請求書に押す印鑑は同じものを使用してください。

大手電機量販店では購入後にポイントを貰うことがありますが、申請書に記入する購入価格は消費税や購入時に付与されるポイントなどを差し引いた実質的な購入価格です。発行された領収書などで定価を確認してください。

・購入日は領収書に記載されている発行日を記入しましょう。

インターネット通販で購入した場合は、領収書に注文日や料金の請求日の記載がある場合があるため、いずれかを記入してください。

助成金額はいくら程度？

申請書が受領されて支給される助成金ですが、算定した助成金の申請金額に100円未満の端数が生じた場合は、この端数が切り捨てられてます。

電動式生ごみ処理機

消費税等を除く購入金額の2分の1の割合とされ、上限金額は30,000円になります。

募集基数は60基で、1世帯に1基のみ申請できます。

電動式生ごみ処理機

消費税等を除く購入金額の2分の1の割合とされ、上限金額は30,000円になります。

電動式生ごみ処理機器を購入するメリットとは？

電動生ごみ処理機を購入することで得られるメリットは嫌な臭いを発生させないままたい肥を生成できることです。

電動式生ごみ処理機は防臭機能が付属しているため、キッチンの近くに置いても匂いが気にならず、そのまま生ごみを捨てることができます。

捨てた生ごみは高温熱風で乾燥されたり微生物の力によって分解され、たい肥となります。

電気代も1か月で数百円程度しかかからないため、生ごみの処理に悩んでいる場合は大変おすすめです。

生ごみたい肥化容器

消費税等を除く購入金額の3分の2の割合とされ、上限金額は7,000円になります。

募集基数は40基になり、1世帯に2基まで申請できます。

生ごみたい肥化容器を購入するメリットとは？

生ごみたい肥容器は電動生ごみ処理機と違い、直径70cm、高さが60cmもある大型の容器です。

そのため家庭の生ごみよりも農作業や園芸で不要となった雑草、作物を入れることが一般的でしょう。

この容器に生ごみを入れることで土の微生物の働きにより生ごみを発酵、分解させ、たい肥化させることができます。

容量が多い分発酵させるまでに沢山の時間がかかりますが、栄養価の高いたい肥を生成することができます。

段ボールコンポスト

消費税等を除く購入金額の2分の1の割合で、上限金額は2,000円になります。

募集基数は60基になり、1世帯に4基までが申請できます。

段ボールコンポストを購入するメリットとは？

段ボールコンポストとはその名のとおり、段ボールに土壌改良材を入れ、そこに家庭から出る生ごみを入れてたい肥を作る道具です。

通気性がよいため生ごみの水分を適度に逃がすため、発酵に必要な空気を通すのにも適しています。

段ボールコンポストはみかん箱程度の大きさの箱、おがくず、腐葉土など費用が少ない材料を揃えれば簡単に作成することができます。

生ごみを投入すると、電動生ごみ処理機と比べるとどうしても臭いが発生してしまいます。

そのため雨や直射日光が当たらないベランダに置くことがおすすめです。

食品ロスの削減でも生ごみを減らすことができる

家庭から出る生ごみのは食べる前に賞味期限が切れ捨てられてしまった食品、作りすぎて食べきれずに捨てられてしまった食品も含まれます。

このように食品が食べられないまま捨てられてしまうことを「食品ロス」と呼び、日本では年間600万トンの食品が廃棄されています。

これを可燃ごみとして燃やしてしまうと、大量の二酸化炭素の発生、焼却後の灰の埋め立てなどの環境負荷が発生するだけでなく、ごみを処理するための費用もかかってしまいます。

この食品ロスを削減すれば、さらに家庭から出るごみを減らすことができるのです。

この食品ロスを減らすためには、食べ物を買いすぎない、作りすぎない、食べ残さないことが必要になります。

買い物前に冷蔵庫の中を確認する

買い物前には冷蔵庫の中身を確認し、何を保存しているか把握しておきましょう。

お買い物の後に冷蔵庫に同じ食品を残していたことに気づき、食材を余らせないようにするためです。

必要な分だけを買う

スーパーでお買い得商品が並べられていると、ついつい買いだめをしてしまいそうになります。

ですがまとめ買いをしてしまうと使わないまま賞味期限が過ぎてしまい、食べずに捨ててしまう可能性があります。

必要な分だけを買ったほうか結果的に安く済むこともありますし、なるべく衝動的な買いだめは控えるようにしましょう。

食べきれる量を作る

予定よりも料理を作りすぎて大量に残ってしまい、保存をすることが難しくやむなく捨ててしまうこともあると思います。

これを防止するためには家族と話し合って食べきれる量を把握し、なるべく丁度良い量を作るようにしましょう。

【奈良市の助成金申請について】まとめ

毎日出る過程の生ごみですが、そのまま捨てるのではなく乾燥物質やたい肥に変えてくれることでゴミの量を抑制することができます。

さらにたい肥は作物の栄養として使用することができますし、家庭菜園が趣味の方にもぜひ使用していただきたい道具と言えるでしょう。

環境保全の一環として奈良市以外でも、生ごみ処理機の購入時には助成金の交付が行われている自治体があります。

生ごみ処理問題の対策は奈良県だけでなく、日本中で実施されているのです。

奈良市の助成金の申請は上限が設けられていますので、上限に達しないうちにお早めに購入を検討してみてくださいね。

生ごみ処理機を活用して臭い等の悩みから解放された生活を満喫してみませんか？

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