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担当者:安達竜哉
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ハチに刺されてしまったときはどうすればいいの?ハチから身を守る方法まとめ
ハチは夏ごろから巣作りを始めるため、巣に近づく生き物を追い払おうと攻撃的になります。
気がつかないまま巣に近づき、自分や家族がハチに刺されてしまう可能性も十分にあります。
ハチに刺された場合は、速やかに医療機関の受診を受けるようにしてください。
お盆休みが始まり、キャンプや川遊びのために森林へお出かけする予定の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
雑木林や民家の屋根の下にはハチが巣を作っていることがあり、巣の存在を知らないまま近づいて刺されてしまう事件が発生することも少なくありません。
ハチは7~9月ごろから巣作りと繁殖を行います。
自分の子孫を守るためにハチの攻撃性が高まり、巣に近づく生き物を襲うようになるのです。
今回は万が一にハチに刺されてしまったときの対処法についてご紹介いたします。
ハチに刺されると起こる症状とは?
ハチに刺されてしまうと患部が赤く腫れあがり、痛みやかゆみが発生します。
ハチの種類によってはとてつもない激痛を感じるものもあります。
腫れやかゆみがひくまでには1~2週間がかかると言われていますが、一番注意しておかなければいけないのはアナフィラキシーショックという症状です。
アナフィラキシーショックとは?
ハチに刺されるとアナフィラキシーショックというアレルギー症状を起こし、息切れ、動悸、眩暈を起こすことがあります。
症状が重くなるとじんましん、嘔吐、意識障害や呼吸困難にいたることがあり、命にかかわる確率が高くなります。
1回目ではなく、2回刺されると発生すると言われていますが、体質や毒質によって差があるため、人によっては初めて刺されただけでもアナフィラキシーショックが起こることがあるのです。
ハチに刺されてしまったら、どうすればいい?
もしハチに刺されてしまった場合は、すぐにその場から離れてください。
ハチに刺されたあともすぐに仲間のハチが襲ってくる可能性があるからです。
安全な場所に避難し、虫が近寄れない場所で治療を行いましょう。
症状を確認する
ハチに刺されると15分程度で患部の腫れや痒み、目まいなどの症状が起こることがあります。全身の異変を感じた場合はすぐに病院へ行き、診察を受けてください。
ハチの針が残っていたら抜く
患部を確認してハチの針が残っている場合は、その針を抜く必要があります。
ハチの針は生き物に刺すと体から離れてしまい、針の根本についた毒袋と共に皮膚に残ります。
これを残したままの状態にしておくとどんどん体内に毒が流れ込んでしまうため、毛抜きやピンセットなどで抜く必要があるのです。
針を抜くときは毛抜きを使うか、クレジットカードや定期券などの硬いカードで払いのけるように取り除いてください。
爪で無理に抜き取ろうとすると折れて体内に残ってしまう可能性がありますので、なるべく道具を使って針を抜くようにしてください。
流水で毒を洗い流す
針を取り除いたあとは毒を流水で洗い流してください。
患部を摘まんで傷口から毒を押し出すようにして洗い流すとより効果的です。
ハチの毒は水溶性ですので、流水で洗い流すことは症状を軽くする方法として有効だとされています。
口で毒を吸い出す方法も効果的だと言われていますが、もし吸った口内に歯周病などの傷口があるとそこから体内に毒が侵入してしまうことがあります。
昔は実践されていた方法ですが、現代ではあまり推奨されていません。
薬をぬる
水で毒を洗い流した後は患部を十分に冷やし、虫刺され用の塗り薬を塗布して様子を見てください。
虫刺され用の薬を塗り、患部を冷やすことで刺された部位の血管が収縮し、ハチの毒が血管の中で流れにくくなります。
応急処置だけで終わらず、念のため皮膚科などで診察してもらうとより安心できるでしょう。
患部の腫れが治まっているようであれば問題ありませんが、意識の混濁、体温の上昇などの明らかな異常があればすぐに救急車を呼んでください。
ハチに刺されないようにするためには
ハチに刺されないようにするためには、ハチを刺激しないことが基本とされています。
ハチの巣に近づかない、ハチを刺激しない
毒針を持つハチでも、何もせずに素早くその場を立ち去れば攻撃をしかけてくることはありません。
ハチを追い払おうとしたり、巣に近づこうとすると襲われていると判断して攻撃を始めてしまうのです。
ハチを刺激しないためにはハチや巣に近づかないようにしましょう。
特にお子様は上空のハチに気づかず刺されてしまう可能性もありますので、保護者の方が注意をして見守る必要があります。
洗濯物に注意
外に干した靴の中、洗濯物や布団を取り込むときに、布の表面にハチがくっついていないかよく確認しながら取りこむようにしましょう。
なぜならアシナガバチやミツバチなどは民家やその周辺に巣を作る習性があるため、日当たりのよい洗濯物や壁、物干し竿に止まっていることがあるのです。
ちょっと怖いですが、お部屋の中にハチを入れないためにも洗濯物の取り込み時には虫が潜んでいないか確認しながら室内に入れてみてください。
ハチに狙われにくい服装をする
アウトドアや野外作業で外出する際には、服装に気を付けることで虫刺されを予防することができます。
ハチは黒っぽいものに向かいやすい、甘い匂いに誘われやすいなどの習性があります。
そのため、野外で活動をするときには黒っぽい服装や甘い臭いの香水や整髪料をつけることは避けたほうが望ましいでしょう。
花柄の服や鞄も虫を呼び寄せてしまう可能性があるため、森林などへ向かうときには持ち込まないようにしてください。
また顔や首、足、手など露出している部分を狙って攻撃してくる習性があるため、なるべく肌を露出しない服装が望ましいです。
ハチから警告してくることがある
スズメバチは巣に人間が近づくと周囲を飛び回り、ものすごい羽音をたてたりカチカチと顎を鳴らすことがあります。
これは「それ以上近づくと攻撃するぞ」と人間に警告しているのです。
命を脅かされているような気持ちがして非常に怖くなってしまいますが、叫び声をあげたりして刺激を与えてはいけません。
騒がず静かにその場を離れてください。
ハチが襲ってきたら
もしハチが襲ってきたら、大声をあげたり手でふりはらったりなどの刺激を与えてはいけません。
視線をそらして顔面を下向きにし、ゆっくりとその場から離れてください。
もし可能であれば、スーパーやコンビニエンスストアなどの屋内に逃げ込むようにしましょう。
もし刺されてしまった場合はすぐに最寄りの医療機関を受診して、医師による処置や治療を受けるようにしてください。
【万が一の対応と身を守る方法】まとめ
ハチは朝から日中に活発に動いて蜜集めや巣作りを行い、夜は巣に戻って眠っているという生活サイクルを行っています。
夏休みに入りキャンプや川遊びをする日中はまさにハチの活動時間です。
お子様がハチの巣に近づいていないか見守りながら遊んであげてください。
スズメバチやアシナガバチなどの攻撃的な性格のハチは巣が大きくなり繁殖シーズンに入ると特に攻撃的になります。
巣を見つけたら出来る限り近づかないようにしましょう。
ハチの巣を見かけても自力で駆除しようとはせず、害虫駆除の専門家に依頼するか地元の自治体に相談して除去してもらうようにしてください。
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