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担当者:古川真史
【奈良に住んで20年】奈良を誰よりも愛し続ける奈良ヲタク。人気グルメから人口や歴史、鹿の生息数。何でも答えます。最近は大仏プリン推し。
天理市周辺はどんな街?治安の良さや住みやすさの秘密を徹底解説!
天理駅は、天理市の中心部にあってJRと近鉄が乗り入れる総合駅です。
多くの人はさまざまなところで天理の名前を聞いたことがあると思いますが、その天理の街はどのような街なのでしょうか?
そしてその街の住みやすさはどうなのでしょうか?
天理駅周辺ってどんなところ?
天理駅は天理市の中心部に位置する駅で、近鉄天理線、JR桜井線(万葉まほろば線)が乗り入れる総合駅です。
天理の名前は「天理教」や甲子園出場校である「天理高校」などを通じてご存じの方も多いとは思いますが、天理教を中心とした宗教都市の玄関口となっているのが天理駅です。
そのため、天理駅は電車が動き出せば天理教本部への参拝客や、天理大学へ通学する学生、もちろん天理駅を経由して通勤・通学する人で賑わう駅となります。
それだけ多くの人が行き来することもあり、駅周辺には商店や飲食店だけでなく、銀行や郵便局などの生活に必要な施設や、多くの病院も集まっています。
まさに天理市での生活はこの天理駅を中心に成り立っているとも言えるでしょう。
天理駅が最寄り駅である天理大学は体育学部が有名なこともあり、週末などに駅周辺が各種運動部員で賑わうことも多々あります。
過去にオリンピック出場選手も多く輩出するなど、盛んに交流試合や大規模な大会が行われており、街を挙げて応援していることも多くあります。
普段は落ち着いた雰囲気でありながら、スポーツに熱狂的になる一面もあります。
また、天理駅周辺には天理教関連の施設として「詰所」や「母屋」と呼ばれる宿坊があります。
じつに100を超える施設があり、天理教のお祭りがある日には多くの参拝客が宿泊し、天理教本部へと参拝に向かいます。
参拝に向かう際には天理教と書かれた黒い法被を着ていることが多いので、一目で分かりますね。
参拝に伴い多くの天理教の方が本部周辺でさまざまなお勤めをされていますが、市内の清掃もその一つということもあり、駅周辺はいつもきれいに清掃されています。
天理駅と天理教は深く関わりの在る場所と言えるでしょう。
天理駅周辺の住みやすさは?
宗教都市という珍しい環境である天理駅周辺の住みやすさはどうなのでしょうか?
実際に住んでいる方の口コミを紹介します。
住みやすい点
・京都方面へアクセスしやすい始発駅
・宗教都市特有の穏やかな空気で街全体に落ち着きがある
・駅周辺にも緑が多く、自然が多い
・商業施設も多くあり、生活に必要なものをそろえるのには不便が無い
住みにくい点
・公共交通の利便性があまり良くない
・街灯が少なく夜になると駅周辺でもかなり暗い
・自家用車など移動手段の有無で生活のしやすさが大きく変わる
・スーパーなどの商店は駅から少し離れている
山が近く自然が多いことや、宗教都市であることもあり、最も栄えている天理駅周辺でも「独特の雰囲気がある田舎」といったイメージが強いようです。
特に天理駅から東側には天理教の関連施設が非常に多く、それらを中心とした宗教都市独特の雰囲気が色濃くなるため、人によって感じる印象が異なります。
駅周辺の土地の大半が天理教関連施設と言うこともあり、昨今のスーパーが大型化する一方で、駅から少し離れた広い土地への移転などもあり、駅周辺に住むとスーパーが遠いといった難点もあるようです。
自転車などの移動手段が無いと、生活に多少の不便を感じるようです。
夜になると人通りも少なく、街灯が少なく不安という意見もありますが、街全体の落ち着いた雰囲気もあって治安も非常に良いと言えるでしょう。
天理駅周辺の交通アクセスは?
天理駅は近鉄天理線、JR桜井線(万葉まほろば線)の総合駅です。
近鉄では大和西大寺や京都方面へのアクセスが良く、京都駅へは直通電車で1時間程度と便利です。
JRは奈良駅を経由して大阪・京都方面、桜井駅から県南部や和歌山方面へとアクセスできます。
天理教の参拝客が柔軟に行き来できるようにと整備されたこともあり、全体的に本数が少ないことや乗り換えなどの関係で所要時間は少し長めにかかりますが、アクセスしやすい路線が多いのはうれしいポイントです。
路線バスも乗り入れがあり、JR桜井線と並行して通る国道沿いの各地へとアクセスできます。
その他に、大阪空港(伊丹空港)への直通バス、東京への夜行バスなども利用できることもあり、旅行の拠点として使用することもできます。
高速道路のインターも近く、自動車があれば大阪や名古屋方面へのアクセスにはとても便利です。
交通網も整備されているので車での通勤には便利が良いでしょう。
天理駅周辺の治安や子育て環境はどうなの?
理駅周辺は飲食店やお酒の提供をしている店も多くありますが、治安が非常に良く、子育て世代も多く住んでいる街です。
天理教関連の施設からの往来や、大学生が多い学生の街でもあることから、日中は多くの人が行き来をしていることもあり、人気のない場所はほとんどありません。
保育園から中学校までは駅からも近く、駅周辺に住んでいても通園・通学で困るようなことはありません。
近年開発が進む駅北エリアにはファミリー向けの新築物件も増えていることや、市の子育て支援なども充実していることから、多くの子育て世帯が移り住んでいます。
天理駅周辺のお買い物事情は?
駅からすぐに天理駅前本通りという商店街がありますが、残念ながら生活に必要な食料品などを扱うお店も少なく、少し離れたエリアにあるスーパーまで足を運ぶ必要があります。
スーパーは数件ありますが、駅から北側や西側、徒歩15分ほどかかる地域にあり、駅→住宅地→スーパーといった駅からの帰りに立ち寄るという事は難しい位置関係となります。
しかし、店舗は24時間営業の店や夜遅くまで営業している店も多いため、営業時間面での不便は特に感じられません。
衣料品や日用品を取り扱う店、中規模のショッピングセンターも駅から徒歩では少し厳しい距離になるため、自転車や自家用車などの移動手段が無いと不便だと感じる方が多いようです。
天理駅周辺での居住には移動手段を併せて用意する方が生活が楽になることは間違いないでしょう。
天理駅周辺の賃貸物件や家賃相場は?
先に述べたように天理駅は天理大学の最寄り駅ということもあり、学生向けの賃貸物件が多く、単身者向け賃貸のワンルームや1Kの間取りの物件が多く見つかります。
単身者向け賃貸は家賃も安く、平均で3万円程度、駅近物件でも2万円前後のものが珍しくありません。
学生や就職などで単身生活をスタートするには低予算で物件が借りられるのは良いところです。
また、近年ではファミリーでも快適に住めるような2K~3LDKの賃貸物件も多く、新築の物件はほとんどがファミリー向けとなっています。
特に駅徒歩10分圏内にはマンションタイプの物件も多く、物件の選択肢も多くさまざまな物件から理想の物件を探すことができるでしょう。
ファミリー向け物件の家賃相場は5~6万円と奈良市中心部より少し手ごろな価格帯になります。
始発駅や各種高速バスなどの交通の便利さがライフスタイルにマッチするのであれば、とても良い環境が整っている街と言えるでしょう。
天理市で人気の賃貸エリアについてご紹介☆彡
天理市の中心中の中心、川原城町(かわはらじょうちょう)
天理駅と駅前の天理本通りなどの周辺エリアが川原城町です。「かわはらじょう」とよみます。中世末期、河原氏によって築城された河原城が町名のルーツとなっています。天理市の中心市街地で、商店街の他、天理教関係の母屋や詰め所も多くあります。商店街付近は天理教の春・秋の大祭や教祖誕生祭、おぢばがえりなどの行事の際、多くの人でにぎわいます。町内には市役所があり駅まで徒歩圏、商店街やスーパー、銀行も近いため、おでかけやお買い物、ATMの利用や各種手続きなどにとても便利な立地になっています。休日にはコフフンで遊ぶのもいいですね。
▼川原城町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
学生さんにおすすめ!勾田町(まがたちょう)
国道169号線と国道25号線が交差した勾田町交差点周辺に位置します。町名の由来はもともとあった勾岡(まがりおか)という地名が「勾田」に変わったという説と、曲がり角があったから「勾田」になったという説があります。天理教の詰め所や宿泊所が多く立ち並び、懐かしい雰囲気のする景観が見られる一方で振興の住宅やアパート、マンションが増えてきているエリアです。また、天理中学・天理高校・天理大学が近く、特に学生さんの一人暮らしにおすすめです。
▼勾田町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
教養を深めるチャンス☆守目堂町(もりめどうちょう)
国道25号線川原城町交差点の南、および天理市役所の東側に位置します。古代、朝廷の山を守っていた民が住んでいたため守部の里と呼ばれていました。中世、その地にお堂が建てられ、 守目堂と呼ばれるようになり、それが町名になったと言われています。天理市役所が近いことから各種手続きに便利、また隣接している文化センターではさまざまな催し物が行われているので、気軽に参加しやすく、教養を深める楽しみもできそうです。
▼守目堂町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
校区の小学校がある丹波市町(たんばいちちょう)
東西に走る国道25号線とJR桜井線が交差する周辺エリアが丹波市町です。古くは単に「丹波」と呼んでいましたが、中世末期、この周辺が市場になったので、「丹波市」と呼ばれるようになったそうです。丹波市幼稚園と丹波市小学校が近く、通学や送迎がしやすく便利です。また小学校周辺は新しい住宅が増えています。国道25号線と国道169号線(天理街道)が近いので自家用車を利用すれば桜井方面や奈良市街地、大和郡山市・王寺町、大阪方面へのアクセスがしやすいでしょう。
▼丹波市町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
イオンタウンが近い!田町(たちょう)
イオンタウン天理の東側に位置します。名前の通り、町の南側には田園風景が広がっていますが、北へ上がるにつれ住宅も多く、利便性は決して悪くなく、お買い物ができる場所もハッスルやイオン、ホームセンターダイキなどが近くにあり便利です。国道25号線天理街道に出ると、さらに多くのショップや飲食店へのアクセスがしやすくなるので、自家用車があるとさらに快適に暮らせることでしょう。
▼田町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
天理大学に通うのに便利な杣之内町(そまのうちちょう)
天理小学校~天理大学のキャンパスがある山沿いのエリアです。地名の由来は合併した木堂の「木」・山口の「山」・内山の「内」各一字を組み合わせてできました。町内は学園の敷地が多くを占めていますが県道51号線沿いに昔ながらの家並みが見られ、ところどころに新しいアパートも点在しています。親里競技場や学校のグラウンドがあるので休日には「カーン」というヒットを打つ音やスポーツの歓声が聞こえ、気分があがることも。寺社仏閣も多数あることや山の辺の道ハイキングコースも一部かぶっていますので、歴史好きの方はぜひ歴史散歩をしてみるのもいいかもしれませんね。
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二階堂駅に近くて便利!二階堂上之庄町(にかいどうかみのしょうちょう)
国道24号線郡山インターを南下すると、近鉄天理線をまたぐ陸橋があります。その周辺から南エリアが二階堂上ノ庄町になります。天理市を貫く国道24号線は、かつて中街道と呼ばれ昔から奈良盆地の中央を縦断する主要街道だったそうです。そのため吉野や高野山への往来の人々でにぎわっていたことがありました。今も奈良県内の主要な国道沿いということで賑わいを見せています。町内の住宅地は早くから開発され、近年では古い家並みと新しい家並みが混在した閑静な住宅街となっています。近鉄二階堂駅が最寄りで、町北部だと徒歩圏内で便利です。
▼二階堂上之庄町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
広―い道路がドライバーにはうれしい嘉幡町(かばたちょう)
嘉幡交差点より南の、国道24号線を中心に南北に長く位置しています。国道24号線を利用すれば奈良方面や橿原方面へ自在に移動が可能ですので、自家用車があれば便利でしょう。国道から離れて住宅街に入るとところどころに田畑の風景が見られ、住宅も昔ながらの建物や平成に建てられた今風の家並みもみられ、新旧混在した住宅地になっています。町内には奈良健康ランドがあり、休日の癒しや家族レジャーとして気軽に利用できます。また、天理市立の体育館や公民館も近くにありますので、市主催のイベントなどにも参加しやすく、格安でレジャーを楽しむ選択肢も増えそうです。
▼嘉幡町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
ファミリーにおすすめ!前栽町(せんざいちょう)

近鉄前栽駅東側に位置します。地名の由来は中世期は東大寺領の千代(せんだい)庄で、「せんだい→せんざい」となったという説があります。住宅地が中心の町で、駅周辺にも新しい住宅やアパートが増えています。近鉄天理線から奈良市内や橿原市などの市街地や大阪方面、京都方面へのアクセスもしやすく、通勤通学・お出かけにも便利です。お買い物には万代、スギ薬局が近くにあり、利用しやすいでしょう。町内に校区の小学校が、そして隣町に幼稚園があるため、お子さんがいらっしゃるファミリーの方にとっては住みやすい町としておすすめです。また、天理大学体育学部のキャンパスが隣の田井庄町にあるため、学生さんの一人暮らしにもおすすめできます。
▼前栽町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
通勤通学がしやすい杉本町(すぎもとちょう)
近鉄前栽駅をはさんで南北に広がるような形になっています。由来は単純ですが大きな杉が生えていたから杉本町となったそうです。前栽駅から奈良市内の市街地や大阪方面、京都方面などにアクセス可能、お出かけもしやすいエリアです。住宅地は古い家並みの中に新しい家が混在し、杉本町の南側に密集しています。そのため、住宅地は駅近で移動がしやすいエリアになっています。杉本町や前栽小学校が近いので、お子さんの送迎やお子さん自身の通学にも便利。医療機関も近いので、急に何かあった時にも安心です。
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落ち着いた雰囲気の街並み指柳町(さしやなぎちょう)
近鉄天理線とJR桜井線が交差する地点の北西側にあたるエリアが指柳町です。町の中心部となる指柳町の交差点周辺は天理教の詰め所が多数立ち並んでいます。和風建築の趣を感じる建物からは落ち着いた雰囲気の街並みという印象があります。またところどころに田畑の風景や、建物自体がゆったりと余裕をもって建てられているところからも静かでのんびりとした雰囲気が感じられます。主要駅も比較的近いことや、お買い物ができるスーパーも万代が町内にあることから、便利な立地と言えるでしょう。保育所も複数あるのでお子さんを預ける必要がある方にとってはうれしい利点かもしれません。
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お買い物が楽しくなりそうな田井庄町(たいのしょうちょう)
天理駅西側、JR桜井線と国道25号線が交差する地点の北西側に位置する田井庄町。駅から近いという利点はもちろんですが、国道25号線付近には業務スーパーやオークワ、キリン堂、ドン・キホーテなどがありお買い物がしやすいというのも大きな利点です。カフェ併設のTSUTAYAもあるのでコーヒーを飲みながら読書という休日の過ごし方もできそうですね。また、駅前には田井庄池公園という緑の芝生が豊富な公園があります。健康のためのウォーキングやゆったり緑を楽しむにはぴったりです。町内には天理大学体育学部のキャンパスがあります。学生さんの一人暮らしにもおすすめの町です。
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認定こども園、小学校が近い富堂町(とみどうちょう・とみんどうちょう)
国道25号線と県道51号線が交差する地点の東側に位置しています。古富堂という場所があったのが名前の由来です。近鉄天理線の駅から近いため、交通アクセスは良好です。また前栽小学校や、幼稚園と保育園の両方の機能を有する認定子ども園が近いというのもファミリー層にとってはうれしいメリットです。お買い物もオークワやキリン堂が近くにあり便利です。病院も内科診療所や天理市立メディカルセンターもあるので、急病の時も安心です。
天理インターが近い櫟本町(いちのもとちょう)
奈良市・大和郡山市に隣接し、JR櫟本駅を中心に東西に長く位置している櫟本町。「古事記」に記載のある櫟井臣の名と中世期の荘園の名がルーツになっていると思われます。天理インターを擁しているため、名阪国道が利用しやすく、大阪方面または三重や名古屋方面に車で出かける際には便利でしょう。町内にある和爾下神社本殿は重要文化財に指定されています。例年7/14には祇園さん、10/14には秋祭りが行われ、四季折々の行事が楽しめます。和爾下神社古墳の麓の公園には柿本人麻呂の墓(歌塚)も。そしてお子さんがおられる方にありがたいのが校区の櫟本小学校が町内にあること。通学時間が短くすむ分、お子さんの放課後の自由な時間ができますね。
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自然豊かな豊井町(とよいちょう)
天理東インターを県道51号線沿いに南下すると、豊井町にたどり着きます。もともと「豊日」という地名だったのがいつしか「豊井」に変わったと言われています。豊日仁かという名前にその名残がうかがえます。大自然の中に今も息づく奈良古代の歴史の風を感じられる町です。豊井町内の南東部端にはハタの滝、近隣には山の辺の道ハイキングコースがあります。また、天理大学も近いので、学生さんの下宿にもおすすめです。自然を楽しみ、歴史を学ぶには絶好のロケーションといえそうです。
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天理教の中心地・三島町(みしまちょう)
国道169号線北大路交差点周辺より東側、天理よろづ相談所病院(憩の家)や天理教本部があるエリアです。天理教の教えにある人間の命の発祥の地「ぢば」があるとされています。教団本部の建物や天理よろづ相談所病院(憩の家)の建物が景観になじみ、懐かしい雰囲気の街並みになっています。天理教行事の際には多くの人でにぎわいます。三島町の南西の端には天理本通りという商店街があり、そこを抜けると駅前に出られます。交通アクセスも良く、大阪や奈良市街地にでるには便利です。
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寺社仏閣が多い石上町(いそのかみちょう)

名阪国道及び天理インター・天理東インターの南側に東西に長く位置している石上町。名阪国道や国道169号線がすぐに利用しやすい立地のため、自家用車があるとかなり生活しやすい町です。インター出入り口付近には飲食店も多数あり、ちょっとした外食にお出かけするのも楽しいでしょう。また、寺社仏閣が多いのも石上町の特徴です。在原業平ゆかりの神社である在原神社や平尾山稲荷神社、石上市神社があります(石上神宮は布留町にある)。町内に天理北中学校があるので、通学しやすいのもいいところ。短い通学時間の分、部活や勉強に打ち込むことができますね。
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利便性と豊かな自然の両方ほしい欲張りさんには田部町(たべちょう)
天理駅北側に南北に長く位置する田部町。朝廷直領の官田を耕作する部民を田部と呼んでいましたがその名残が地名の由来と言われています。町内には天理警察署があり、治安も安心です。近隣にはスーパー・プライスカットやスギ薬局、ダイソーなどがあり、お買い物がしやすいのも特徴です。特に田部町南部は駅に近い上、天理大学体育学部キャンパスや別所キャンパスなども近隣にあるため、学生さんの一人暮らしにおすすめです。町が国道169号線に沿ったような立地のため、169号線に出やすく、そこから自家用車で奈良方面や桜井・飛鳥方面に向かうことができます。交通の便と生活の便をキープしつつ、自然豊かで歴史の息吹を感じる奈良や飛鳥に足を運びやすい田部町は、実は穴場なのかもしれません。
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昔ながらの家並みが懐かしい雰囲気の別所町(べっしょちょう)
天理市別所町は天理インターを国道169号線沿いに南下し、別所郵便局あたりから天理よろづ相談所病院(憩の家)周辺に位置します。中世の時代、荒地を開墾するために別に人を置いて開かせた所を別所と呼ぶことがあり、この地は田部庄から発展した別所のためこの名がついたとされています。昔ながらの家並みや天理教のおやさとの建物が立ち並ぶ中にも新しい住宅やアパート、マンションなどが見られるエリアです。近鉄線の駅までは多少距離はありますが交通アクセスは比較的良好に近く、町内には郵便局や病院、スーパー(プライスカット)など生活に必要な施設が揃っているので不便を感じることは少ないでしょう。小学校が町内にあり、お子さんの通学に便利です。
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お買い物が楽しくなる東井戸堂町(ひがしいどうどうちょう・ひがしいどんどうちょう)
国道25号線と県道51号線が交差する地点の南東部に位置する東井戸堂町。井戸の上に観音堂を作り、井戸堂と呼んでいたのがルーツです。東井戸堂町はその井戸堂の東側にあるためこの地名となりました。田園風景が広がるのんびりした風景が特徴ですが、お買い物に便利なのも特筆すべき特徴で町内にはイオンタウン天理があります。多くのお買い物はイオンタウンでも充分なのですが、東井戸堂町の周辺にはハッスルやオークワ、業務スーパーなど、特に食材を購入できる店舗が複数あるのでお買い物に便利です。自家用車があればお買い物のはしごも可能です。
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運動公園が近い西長柄町(にしながらちょう)
天理市立総合体育館や長柄運動公園より南に長く伸びた立地の西長柄町。神武紀に現われる臍見長柄(ほそみながら)の丘岬(おかさき)があった地と言われており、それが地名のルーツとされています。第二次世界大戦中、西長柄町には大和海軍航空隊の飛行場がありました。現在は公園や田畑の風景、工場や住宅地が立ち並ぶ少しのどかな雰囲気の街並みとなっています。最寄り駅はJR長柄駅になりますが、電車の本数などから自家用車や自転車を利用するとより行動範囲が広がり、動きやすくなります。体育館や運動公園では部活やクラブチームの試合を多く開催していますので、お子さんがスポーツをされていれば試合の時の移動がしやすいかもしれません。
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24号線沿いのお買い物に便利!荒蒔町(あらまきちょう)
国道24号線と25号線が交差する、嘉幡町交差点から北東部にあたるエリアが荒蒔町です。このエリアには二階堂高校や天理市立西中学校があり、通学に便利です。町の中心部には勝手神社や会所寺、誠福寺など寺社仏閣が多く、街並みも落ち着いた雰囲気を醸し出しています。また町の一部が国道24号線にかかっているということもあり、24号線までの距離は短く、飲食店やディスカウントストアのジャパンなどが近く、便利です。
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のどかな風景と便利さのいいとこどりができる稲葉町(いなばちょう)
国道24号線と25号線が交差する、嘉幡町交差点から少し東に入ったあたりのエリアが稲葉町になります。町は田園風景と昔ながらの古い家並みがみられますが、国道24号線に近く、飲食やお買い物に便利です。また自家用車があれば国道25号線を天理駅方面に行くと数々の飲食店やお買い物ができるお店があり、余暇を楽しむことができそうです。
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川西町・三宅町に近く交通が便利、庵治町(おうじちょう)
国道24号線くら寿司があるところから西に入ると庵治町です。磯城郡川西町との境にあたり、最寄り駅は近鉄結崎駅になるため、通勤・通学に便利です。またしき磯城郡三宅町との境にもなり、京奈和道の三宅ICから橿原・御所方面に行くにも便利。電車移動でも車での移動にも便利なエリアです。
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週末にはスポーツマン学生たちから元気がもらえる乙木町(おとぎちょう)
天理環状線と呼ばれる県道51号線沿いにある、親里ホッケー場の南側エリアが乙木町になります。
周囲は田園が多く、緑豊かでのどかな雰囲気です。また周辺には古墳や神社など史跡が豊富。さらに近くには、奈良盆地の中でも高所に作られた環濠集落として歴史的価値があるとされる竹ノ内環濠集落があります。ホッケー場はもちろん、野球場やラグビー場も近いので、週末にはスポーツをする学生さんたちの元気な声が聞こえます。
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自転車とタニタ食堂で健康維持!?蔵之庄町(くらのしょうちょう)

奈良市・大和郡山市の境目で、JR桜井線の線路周辺に位置する蔵之庄町。JR帯解駅が最寄りになりますが、自転車などで旧24号線井戸野町のバス停まで出れば、近鉄の駅まで行けるバスの本数が多いので便利です。自家用車があればお買い物などにさらに便利になるでしょう。近隣には高井病院があり、急病の際に安心な他、院内にタニタ食堂があります。たまには健康にいい食事を食べに行くのもいいかもしれませんね。
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外食には困らない!?三昧田町(さんまいでんちょう)
天理街道と呼ばれる国道169号線と国道25号線が交差する勾田町交差点を少し南に下ったところに位置する三昧田町。町内を国道169号線が貫いているので、自家用車で奈良方面や桜井方面に出ていきやすいでしょう。また、 三昧田町は飲食店が多いのも特徴です。特にご飯のお替り自由のやよい軒が近いのは、学生さんにとって強い味方になること間違いなしです。
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公園も保育園もあり、子育てしやすい小路町(しょうじちょう)
近鉄天理線と国道24号線が交差する地点の東側に位置する小路町。県立二階堂高校に隣接する形になっています。住宅が密集しているエリアと田園中心のエリアがあり、のどかな雰囲気を醸し出しています。近鉄天理線を利用すれば奈良市街地や大阪方面、京都方面にアクセスしやすい立地です。国道24号線や天理街道に出ればお買い物もしやすいので、自家用車があればより快適に暮らせるでしょう。また、保育園が近いのも魅力。お仕事を持つママさんにとってはありがたい立地かもしれません。
▼小路町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
意外と便利な田原本町に隣接、遠田町(とおだちょう)
JR柳本駅より西の、田原本町と桜井市の境目にあたるエリアに位置するのが遠田町です。遠田町はもともとは田原本町にあり、1958年に天理市に編入しました。田園風景が広がるのどかな雰囲気が特徴です。県道51号線にそって東へ行くと天理街道、西へ行くと国道24号線に出られます。どちらもスーパーや飲食店、その他店舗が数多くありますので、自家用車があれば快適に過ごすことができるでしょう。また、社会福祉法人経営の保育園が遠田町北部にありますので、ワーキングマザーにとってはうれしい立地かもしれません。
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24号線と二階堂駅を使いこなす!中町(なかまち)
京奈和自動車道と国道24号線の分かれ目にあたる地点の南側、近鉄天理線の線路までのあたりが天理市中町になります。中町の中心を国道24号線が貫いた状態で位置していますが、少し道を外れますと、静かな住宅街に移動できます。道路沿いにはコンビニが数件あることや、自動車で北上すればイオンモール大和郡山があるため、お買い物には便利です。公共交通機関では近鉄二階堂駅があるため、自家用車がなくても奈良市内の市街地や大阪などへのアクセスも良好です。
▼中町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
スポーツに力を入れたい方におすすめ!長柄町(ながらちょう)
県道36号線南部の、長柄運動公園と長柄新池公園に挟まれるような形で位置している長柄町。「日本書紀」で神武天皇が登場する「神武紀」ではこの地を「臍見長柄の丘岬(ほそみながらのおかみさき)」と呼んでおり、それがこの町名の由来と言われています。町の上半分には懐かしい雰囲気の住宅地が広がり、ところどころに新しい住宅やハイツが点在しています。下半分には田園が広がっています。最寄りとなる駅までは多少距離がありますが、駅前に気軽に利用できる駐輪場がありますので自転車を利用すると便利でしょう。市立の総合体育館も近いため、日常的にスポーツに取り組みたい人には嬉しい立地かもしれません。
▼長柄町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
実は自転車で走ると気持ちいエリアがある、楢町(ならまち)
天理インターチェンジを北上した白川橋交差点の北部に位置する楢町。奈良市の「ならまち」とはアクセントが若干違います。東は白川ダム、西は大和郡山市との境となり、東西にかなり広い立地になっている町です。住宅は町の西部に多く集まっており、国道169号線沿いやそれより東に行くと田園や山の風景、白川ダム方面となり、自然が中心でドライブや景色を楽しめる場所となっています。西部も田畑が多く、住宅地が集まるエリアには昔ながらの家々と、新しい住宅が混在した家並みが広がります。国道169号線や旧24号線、国道24号線に出ると飲食店やスーパーが数多くありますので、自家用車での移動手段があると最適です。
▼楢町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
小学生の通学に便利な西井戸堂町(にしいどうどうちょう)
イオンタウン天理の南側にある県道51号線東井戸堂町交差点より西へ行くと西井戸堂町になります。町の北半分に住宅地、南半分には田園が広がっています。住宅地も中央部は古い民家が中心ですが、県道沿いの住宅地は新しい家が立ち並ぶ住宅街になっています。西井戸堂町には井戸堂幼稚園と井戸堂小学校がありますので、幼稚園児の送迎や小学生の通学に便利な立地になっています。お買い物にはハッスルやイオンタウン天理が便利です。
▼西井戸堂町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
お買い物や通勤・通学に便利な平等坊町(びょうどうぼうちょう)
平等坊町は近鉄前栽駅の西側に位置します。平等坊または平等というお寺があったためこの名前がついたと言われています。隣接する杉本町と同様、駅近エリアになるため、新しい住宅やアパートなどが増えています。交通アクセスも良く、天理市の中でも奈良市の市街地や、難波や天王寺などの大阪方面への通勤やお出かけに便利なエリアになっています。お買い物にはスーパーオークワや、服飾関係ではユニクロやABCマートなどの店舗が集まっているエリアが近隣になるので便利です。
▼平等坊町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
自然と歴史が豊富すぎる柳本町(やなぎもとちょう)
JR桜井線柳本駅周辺で、古代山の辺の道が通る、歴史と自然の風を感じるエリアです。町内には櫛山古墳(くしやまこふん)、崇神天皇陵(すいじんてんのうりょう)とされる行燈山古墳、そして邪馬台国畿内説の重要な裏付けとなった黒塚古墳があり、古代の歴史ファンにとってはたまらない町と言えます。また、ハイキングにぴったりな龍王山やその拠点になる長岳寺もこの柳本町にあります。駅周辺や黒塚古墳周辺には昔ながらの多くの住宅が立ち並び、校区の幼稚園・小学校がありますので、お子さんの送迎や通学に便利です。小学校の前には公園もありますよ。
▼柳本町の賃貸住宅一覧をご覧ください。
まとめ~天理駅周辺は落ち着いた住みやすい街~
天理駅前広場は2017年4月に改装されて、公園やイベントステージを備えた憩いの場になりました。
家族連れで楽しめる空間ができて一気に街の雰囲気が変わったことで、多くのファミリー層にとって住みやすい街のイメージが定着しました。
比較的高齢者が多い街ではありますが、参拝客を含め地域住民の目も各所に行き届いていることもあり、治安も良く、安心して子育てができる環境が整っています。
宗教都市と聞いてどんなところかイメージがわかないという方は、一度観光気分で街の雰囲気を見に来てはいかがでしょうか?
都市部や観光地には無い、独特の落ち着いた雰囲気が漂う街は一見の価値があります。
一人暮らしからご家族まで快適な生活を楽しむことができる天理駅周辺。少しでも興味があればお気軽にご相談下さいませ!
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担当者:古川真史
【奈良に住んで20年】奈良を誰よりも愛し続ける奈良ヲタク。人気グルメから人口や歴史、鹿の生息数。何でも答えます。最近は大仏プリン推し。