Web担当者:西村貴文
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【カーテン・家具などを活用】ワンルームや1Kで使える間仕切り法は?
1つの空間を用途などに応じて分割する「間仕切り」は、ワンルームや1Kのお部屋で快適に生活するのに有効な手段です。
どんなやりかたがあって、それぞれどれだけの手間や費用がかかるのでしょうか。
方法ごとの活用のしかたも含めて詳しく解説してゆきます。
「間仕切り」で空間を便利に分割!
ワンルームや1Kの物件は、メインとなる居室は1つで、その空間が主な生活スペースとなります。
一室を開放的に使えるというのも良いものですが、生活のメリハリのため起きている間活動する空間と寝るための空間は分けておきたい・キッチンで料理をする匂いが流れてこないようにしたい・生活空間は玄関から見えないようにしたい……などなど「部屋が分かれていれば」と感じる場面もあると思います。
そうは言ってもお部屋の構造上仕方がない?
そんなことはありません。
工夫しだいで1つの部屋を複数の空間に分けることができるんです。
この、いわゆる「間仕切り」の方法はいくつもありますが、ご自身で比較的手軽にできる方法にスポットを当ててご紹介していきましょう。
部屋を間仕切りすることで冷暖房の効率を上げることなんかもできますし、壁を増やすわけではなくちょっとした物を活用して区切るだけなので「少しレイアウトを変えたいな」と感じたら柔軟に動かすことだってできちゃいます。
もちろんワンルームや1K以外にお住まいの方も必見ですよ。
自分でできる!間仕切り方法いろいろ
①カーテンで仕切る
カーテンを使ってお部屋の空間を分ける方法はとても手軽で、つっぱり棒に通して使えば壁に穴を空けることなく簡単に設置ができます。</p>
用意するものはカーテンとつっぱり棒、そしてカーテンを棒に通すためのリングライナーの3つ。
いずれもホームセンターなどで購入することができます。
費用は目安として5千円前後と、間仕切りとしては比較的安価に行える方法です。
お部屋の仕切りたい場所の高いところにつっぱり棒を渡してリングライナーを取りつけたカーテンを通す、これだけで済みます。
もしちょうどつっぱり棒を渡せる場所がなければ、多少値は張ってしまいますが床と天井に突っ張らせて使うカーテン用ポールというものもあります。
カーテンは多種多様な色やデザインがありますので用途やお部屋の雰囲気に合わせて好きなものを選ぶことができます。
ちょっと気分を変えたい時にもカーテンを替えれば簡単に空間の印象をチェンジすることができますよ。
状況に応じて気軽に開け閉めできるのも魅力です。
ベッドの周りをカーテンで覆ってしまえば、それだけでちょっとした寝室の完成です。
眠る時は周囲の情報が遮断された狭い空間のほうが落ち着くという方も多いでしょう。
小さなライトを持ちこんで、少しこもって読書や考え事などするのにも適していますし、時にはカーテンを開けた状態で横になるのも自由です。
「空間の区切りはつけたいが遮断はせず風通しは良くしたい」という方にはストリングカーテンをおすすめします。
ストリングカーテンは細いひも状になったカーテンで、向こう側が透けて見えるようになっているので空間に圧迫感を与えずに部屋を仕切るのに適しています。
逆にきっちりと空間を仕切ってしまいたいという場合は、アコーディオンカーテンというものがあります。
アコーディオンカーテンは普通のカーテンよりも固い材質でできており、パタパタとじゃばら式にたためるカーテンとドアの中間のような存在です。
取りつける場所にレールを設置しないといけないタイプが多いですが、壁や天井に穴を空ける必要のないつっぱり式のレールも売られていますし、普通のつっぱり棒に対応したタイプのものもあります。
キッチンと居室の間に仕切りがない1Kのお部屋などをしっかりと仕切りたい場合などには非常に便利です。
ただしアコーディオンカーテンの価格は通常のカーテンに比べるとやや高く、ひとつ5千円~1万円ほどはします。
②ロールスクリーンで仕切る
縦に巻き取るタイプのカーテン・ロールスクリーン(ロールカーテン)を使って間仕切りをする方法もあります。
ロールスクリーンなら仕切りがいらない時は巻き取っておけるので空間を活用する自由度が非常に高く、普通のカーテンよりも目立たずじゃまになりません。
下ろしている時は「ピン」と張れるように重りの棒がついた構造になっているので、光を通さない厚めの生地のものを用いれば空間を薄い壁でしっかりと区切っているような印象になります。
しかし取り付けには基本的に専用の金具が必要で、天井にビス止めすることになるため賃貸のお部屋では注意が必要です。
退去時のトラブルにならないよう事前に管理会社に許可をとったうえで設置しましょう。
なかにはビス止めのいらないマグネット式やつっぱり式のものもあるので、設置場所によっては上手くそれらが使えるかもしれません。
費用面では普通のカーテンよりも高く、1万円~数万円ほどの出費が目安となります。
間仕切りとしてのロールスクリーンの活用法としては、キッチンを覆うように設置して来客時に隠すことで生活感が出すぎないようにしたり、ベッドのそばに設置して光を遮断できるようにしたりといった使いかたができます。
このように目隠しや光を遮断する目的で使うのであれば、分厚い生地のものを選ぶようにしましょう。
③パーテーションで仕切る
パーテーション(ついたて)を使えば、ある程度の厚みがあるものなのでカーテンで仕切るよりもよりしっかりとお部屋を間仕切りすることができます。
床と天井に突っ張らせて使うタイプのものと、置くだけでOKな自立式のものがあります。
自立式のものは構造上、突っ張り式のものよりもスペースを取りがちですが、好きに動かしやすいのでお部屋のレイアウトを変える頻度の高い方には自立式のものが良いでしょう。
いずれにしても床が傷つきやすいので、床にマットを敷いたり脚に保護パッドを取りつけたりして保護しましょう。
パーテーションのメリットは、ポスターを貼ったり物をぶら下げたり、インテリアとしての拡張性が高いことです。
賃貸のお部屋に元々ある壁ではないので、好きなように飾って何の問題もありません。
自立式の比較的軽いものであれば設置場所を固定する必要がないので一時的にソファの前などに置いたりして、読書中や軽いくつろぎタイムなど「ちょっとの間」だけ空間を仕切りたい時にも適しています。
ただし、カーテンのように出入りのたびに気軽に開け閉めするというようなことはできないので、あくまで簡易な壁を1枚追加するようなイメージで活用することになります。
また、うっかりぶつかって倒れてしまう危険性もあるので十分注意しましょう。
費用としては1万円~数万円ほどの出費が目安です。
パーテーションの有効活用法としては、先に挙げた「ちょっと間」の仕切りに使う方法のほか、きっちりと空間を分けたい時に使うのがやはりおすすめです。
仕事場や作業場などの空間をリビングから切り離し集中できる環境を整えるのには、つっぱり式のパーテーションが非常に適しており、便利です。
また、パーテーションにウォールポケットを取りつければ、雑誌やリモコン・筆記用具やメモなどちょっとした物をしまうスペースにすることもできます。
元々ポケット付きのパーテーションもありますよ。
④ラック・棚など家具で仕切る
ラックや棚などの家具を使って部屋を仕切るという方法もあります。
物をしまう家具の置き場所と間仕切りを両立させることができるので、空間づくりにも収納にも活用できてとても効率のいい方法と言えます。
とくに背板のついていない棚であれば表裏どちら側からも物を取り出せるので利便性が良く、おすすめです。
あくまで購入するのは仕切りではなく家具のため、ひとつひとつの値は張ります。
さらに家具としての使い勝手と仕切りとしての効果の両面から検討しなくてはならないので、寸法や形状・デザインなど慎重に考えて買う必要があります。
元々ある家具を活用する方法を考えるのもひとつの手です。
費用面は数万円くらいを目安に考えたほうが良いでしょう。
例えばベッドのある空間とリビングを分けるように棚を置くことで、スペースをむだにせず寝室をつくり出すことができます。
腰くらいの高さのラックなどを使えば、きちんと空間は分けつつ元々の開放感も損なわれることはありません。
それでは物足りず、もっとしっかりと仕切っておきたいということであれば背の高い家具を使うのもひとつの方法です。
家具で仕切る番外編として、棚ではなくソファを使う方法もあります。
リビングと寝室を分けたい場合、ベッド側に背を向けるようにしてソファを置いてやれば、それだけで簡単な仕切りになります。
ソファは棚よりもさらに値が張りがちなものですが、元々あるのであれば新たに買う必要はなく、レイアウトを工夫するだけで間仕切りとなるのでお手軽です。
仕切りを追加するわけではないのでスペースもむだにしません。
ただし簡単な分、間仕切りとしての効果はそれなりで、明確に空間を分けたイメージにはなりません。
新たにソファを買って行う方法というよりは、あくまでも今あるもので工夫するやり方のひとつと捉えてください。
⑤壁や床の色で仕切る
正確に言うと間仕切りの方法とは違うのですが、実際に物で空間を仕切ることなく視覚的に空間を分けてしまう方法もあります。
どういうことかと言うと、空間によって壁や床の色を変えてしまうのです。
もちろん物理的に目隠しをする効果はありませんが、実際はひとつの部屋であっても例えば「リビング」「作業場」「寝室」などスペースごとに色分けをすることで、視覚効果で気持ちを切り替えることができます。
これはパーテーションにしても棚にしても「新たに何かを置く余裕はない!」という方におすすめです。
費用面も安価におさえることができます。
当然ながら賃貸のお部屋では部屋を塗り替えたり壁紙を張り替えたりということはできません。
しかし、壁紙の上から貼って剥がせる装飾シートはホームセンターや100均などで買い求めることができます。
様々なデザインのインテリア用マスキングテープという物もあります。
これで壁を好きな色・好きなデザインにして空間を分けてしまいましょう。
床の色も変えればさらにばっちりです。
カーペットやラグを用いても良いですし、もっとリーズナブルにやりたければタイルカーペットやパネルマットを敷いたり貼って剥がせるフロアシートを使ったりしても手軽で良いですよ。
いずれもホームセンターなどで購入できます。
まとめ~工夫しだいで好みの空間に~
いかがでしたでしょうか。
今回はワンルームや1Kのお部屋で使える間仕切りの方法について見ていきました。
賃貸のお部屋ではなかなか好きなように空間をカスタマイズするのは難しいというイメージがあります。
もちろん実際にそういった面があるのは確かなのですが、工夫しだいでお部屋自体に穴を空けたり傷つけたりすることなく好みの空間づくりをする方法もあるということは、ぜひ知っていただきたいところです。
より良く快適な住まいの空間づくりに、今回ご紹介した方法も参考にしていただければ幸いです。
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