東南アジア原産の南洋材の一種で、インドからインドシナ半島、フィリピン、マレーシア、インドネシアに及ぶ広範な地域に分布する、フタバガキ科の樹木の総称。地域によって生育環境が異なることから、材質的な変異の幅が広く、70種類以上に分類されているほか、原産国ごとに名称が異なる。強く、耐久力もあるので主に重構造物用に使われる事が多いが、材面にヤニが滲み出ていることも多く、材面が美しくないため、あまり表面にでてこない主に構造部分に用いられることが多い。トラックや貨車のボディ材、床材、羽目板、柱、梁、梱包材、パレットなどの他に、保存薬剤の注入が容易であることから防腐処理が施しやすく、埠頭や橋梁材、鉄道の枕木など用途の幅は広い。
アピトン に関連する用語
・合板 ・羽目板
・緩衝材 ・土台
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