賃貸住宅への引っ越しの挨拶ってした方がいいの？引っ越しマナーなど詳しく解説！

Web担当者：西村貴文

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賃貸のお引っ越しの挨拶・・・したほうがいいの？

新居への引っ越しも無事完了。いよいよ新生活の開始！

・・・とその前に、ご近所へのあいさつってしたほうがいいのかな？

するにしても、いつ行けばいいの？手みやげはどんなものがいいの？

そもそも、あいさつに行ってかえって失礼にならないかな？

お引越しのあいさつについて気になること・心配なこと・・・たくさんあると思います。

ここではそんなさまざまな疑問について、ここでまとめて解説します。

目次：賃貸住宅への引っ越しの挨拶ってした方がいいの？引っ越しマナーなど詳しく解説！

・ご近所へのあいさつは必要？・引っ越しのあいさつマナーいろいろ・「引っ越しのあいさつについて気になること」まとめ

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ご近所へのあいさつは必要？

「遠くの親戚より近くの他人」

「困ったときに助け合える良好な関係を築く」

というように、昔は引っ越し後のあいさつは不可欠！という考え方が一般的でした。

ですが、近年は隣に誰が住んでいるかも知らない、ということも少なくありません。

ぶっちゃけ申しますと・・・「必ずしも必要というわけではない」というのが今どきの考え方になります。

「はぁ？」という反応が起こるような気がしますが・・・これは「したくなければしなくてもいい」という意味ではなく、「状況に合わせてのケース・バイ・ケースである」という意味で受け取っていただけるとありがたいです。

【ケース1】ファミリーでお引越しの場合

ファミリーで、特に小さなお子さんがいらっしゃる方はぜひ、あいさつ回りをされることをおススメします。

自治会や子ども会などでご近所さんとのかかわりも少なくないですし、年の近いお子さんがいらっしゃるご近所さんだと、公園で会ってお話することもあるでしょう。

近所の習い事や幼稚園・保育園、小学校のPTA情報などを教えていただける機会もできるかもしれません。

特にマンションの場合、お子さんの足音で階下のお部屋にご迷惑をかけてしまうこともあるので、行っておいたほうがいいでしょう。

あいさつの際には下の階への騒音を出してしまうことについて気にかけていることを伝えるようにしてください。

【ケース2】一人暮らし（女性）の場合

引っ越し先がどんなところかによります。

女性専用マンションなど、居住者が女性のみと確実にわかるところであれば、あいさつ回りをしてもさしつかえないでしょう。

ですが、そうでない場合は防犯上の問題から、「女性の一人暮らしとは知られないほうがいい」とも考えられますので、必ずしも挨拶をしなければならないことはありません。

もし、どうしてもあいさつをということであれば、父親や男性のきょうだい、知人に同伴してもらうことをおすすめします。

その際、一人暮らしであることは伝えなくてもかまいません。むしろ、同居していると思ってもらうほうがいいかもしれませんね。

【ケース3】何度訪問しても不在のご近所さんの場合

あいさつ回りをすると、「なぜかいつ行ってもインターホンに反応してくれない」というご近所さんに遭遇することもあります。

ご近所さんの中には、あいさつに来られることをうっとうしく思われる方がいる可能性もあります。そんな場合は無理に何度も訪問する必要はありません。

偶然お会いできた時にかるくお声掛けする程度でいいでしょう。特に単身者用マンションだと、近所づきあいをするつもりのない人も少なくありません。

【ケース4】学生の一人暮らしの場合

こちらもどんなところに住むのかによります。

同性の学生がほとんどであることがわかっていれば、あいさつをきっかけに仲良くなることもあります。

また、多くの場合は初めての一人暮らしでしょう。ご両親同伴であいさつに回るといいかもしれません。

引っ越しのあいさつマナーいろいろ

１．どこまでの範囲にすればいい？

よく言われるのが「向こう三軒両隣」、両隣とお向かいさん、お向かいさんの両隣の5件と言われますが、マンションであれば同じフロアの両隣りと階下のお部屋に住む方は含めたいところです。

自治会のしっかりしているマンション、アパートの場合は、班長選出のグループがわかればその範囲であいさつ回りをしておくと、掃除などの自治会行事の際に話しやすくなります。

２．時期・時間帯は？

一般的には引っ越し後2～3日以内ぐらいがよいとされています。遅くても一週間以内にはすませたほうがいいでしょう。

また、一週間を過ぎても相手が不在など、あいさつができなかった場合はわざわざ出向いてまであいさつに行く必要はありません。「今さら？」と思われることもありますし、居留守の可能性もあるからです。

ファミリーの多い世帯の場合は、夕方17時～19時の時間帯に在宅していることが多いですが、その場合の多くは夕食の準備中であることも・・・。この時間をはずすか、あえて訪問して超特急であいさつを済ませるかにしましょう。

単身者が中心の世帯と思われる場合は生活サイクルがバラバラで、夜遅くにならないと帰ってこない人もいれば、夕方出かけて朝帰ってくるという人もいます。あいさつのタイミングがつかめない場合は無理にあいさつに伺わなくてもいいでしょう。

あいさつの時期を逃してしまった場合は、あいさつの手紙を添えた手みやげをポストに入れておくなどで対応してもいいかもしれませんね。また、出会った時に軽く自己紹介だけすませるのでもいいでしょう。

３．手みやげは何がいい？

あいさつの時に持参する手みやげは、もらっても相手の負担になりにくいもので、500～1000円程度の予算でいいでしょう。

具体的にはタオルや石けん、台所用洗剤やお菓子（日持ちのするもの）などだと、ありきたりではありますが大ハズレもありません。近年では図書カードやクオカードといったギフト券をセレクトされる方もおられます。

すぐに使って残らないものだと気を遣わなくてすみます。

また、遠方から引っ越してくる場合は、地元の名産品で予算に合うものがあれば喜ばれます。

なお、手みやげにつける「のし」は紅白蝶結びを上のし（包装された品物の上からのしをつける）で、表書きは「御挨拶」または「粗品」、水引の下には苗字のみの名前を記載するとよいでしょう。

多くのショップでは、包装後、印刷されたのしを貼り付けてくれるサービスを行っているので、利用するとラクです。

4.印象のいいあいさつを行うコツ

これからご近所さんになる方なので、あいさつの印象もできるだけよくしたいですよね。

・あいさつは手短に。1～2分程度でよい。

相手の方は何かの用事の途中かもしれません。手短に自己紹介程度で失礼しましょう。

・相手の部屋の中をじろじろ見ない。

「みられている」ことって意外とよくわかります。部屋を散らかしていることを気にしている人ほど見られることに敏感なので、あまりじろじろ見ないようにしましょう。