奈良県の賃貸|賃貸のマサキ > 周辺施設案内 > 天理市 > 天理市の寺院・神社 > 天皇神社
旧備前庄の鎮守で、天皇とは牛頭天王の意味で素盞鳴尊を祀っている。文永九年(1272)の創祀と伝えられ、今の本殿は周防国上野寺の住侶頼秀が諸国巡歴中、本社に参拝し、社殿の荒廃を悲しみ、応永三年(1396)六月自ら願主となって、藤井一家の大工を催促して造立したもので、その棟札が残されている。この本殿は一間社春日造の屋根桧皮葺きで、室町時代初期の特徴をよくたもっている。中世以降に建てられた春日造の社殿は県下において少なくないが、そのなかでも優作の一つに数えられる。
所在地 | 奈良県天理市備前町251 | MAP▼ |
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交通 |
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