Web担当者:出口晏奈
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「リップクリームの正しい塗り方」冬になると唇が荒れる原因やリップクリームの効果を高める方法を紹介
冬になると乾燥して唇が荒れてしまうという人がたくさんいます。
そのため、毎日リップクリームを塗ってケアしているという人もいると思いますが、リップクリームは正しい塗り方をしないと効果を発揮しません。
また、リップクリームには3つの種類があり、それぞれ成分が違うので、自分に合ったタイプのクリームを選ぶことが大切です。
さらに、リップクリームの効果を最大限に引き出す方法もあるので、日々のケアと共に実践しましょう。
唇が乾燥して荒れてしまったときに活躍するのがリップクリームです。
以前は女性が使うイメージが強かったリップクリームですが、最近は冬の寒い時期には男性にも欠かせないアイテムになっています。
今回は、リップクリームの正しい塗り方をはじめ、唇の荒れる原因、リップクリームを塗るメリットやデメリットなどについてご紹介します。
リップクリームをいつも使っているという人はもちろん、これから使おうかなと思っている人はぜひ参考にしてください。
どうして唇は荒れるの?
季節を問わず、唇の荒れに悩まされる人もいますが、特に秋から冬にかけて空気が乾燥し始めると、唇の荒れやひび割れなどに悩まされる人が増加します。
唇が荒れるとリップクリームで対策をしている人が多いと思いますが、そもそもどうして唇は荒れるのでしょうか。
唇の荒れる原因は空気の乾燥だけでなく、紫外線や生活習慣の乱れなどさまざまな要素が重なり合っています。
また、もともと唇の皮膚はとても薄く、皮脂腺という皮膚の内側にある皮脂を分泌する腺がないため、水分や油分が抜けやすいということもあります。
唇が荒れると皮がむけ、ピリピリした痛みを感じたり、かゆくなったりするため、リップクリームを塗ってケアすることはとても大切です。
ただし、リップクリームを塗りすぎるのもよくないため、こまめに適量を塗ることをおすすめします。
ほかにも、今や生活の一部になってしまったマスクの着用も唇が荒れる原因になっています。
特に不織布のマスクは唇の油分を取ったり、皮膚にこすれて唇を刺激したりするため、唇の荒れが気になる方は早めにリップクリームを塗って対策しましょう。
ほかにも食事と睡眠をしっかり摂り、規則正しい生活を心掛けることも唇のケアには大切です。
リップクリームには3種類ある
リップクリームを購入するとき、特に成分などは気にしないという人も多いと思いますが、実はリップクリームには3種類あり、それぞれに用途や成分が違います。
そのため、本来の効果を実感できないまま、毎日唇に塗っているという人も少なくありません。
リップクリームには次の3種類があります。
・医薬品
・医薬部外品
・化粧品
では、それぞれの成分や特徴について見ていきましょう。
医薬品
医薬品のリップクリームは「薬」なので、すでに唇が荒れてしまったり、炎症を起こしてしまったりしたときに使用します。
そのため、「唇がなんとなくよく乾くから」「荒れそうだから予防のために」というときに塗るのは、本来の使い方ではありません。
医薬品のリップクリームは、すでに唇に荒れや炎症などの症状を確認できたときに塗ると、少しずつ症状を改善してくれます。
医薬部外品
医薬部外品のリップクリームはパッケージに「薬用」と記載されているものが多く、唇の荒れや炎症を予防するために作られたものです。
そのため、毎年冬に唇の荒れに悩まされている人は、早めに購入して毎日塗り続けていると症状をやわらげることができるでしょう。
唇のひび割れや乾燥を予防する効果が期待できる成分が入っているほか、保湿成分も含まれているので、いつでもツヤツヤの唇でいたい人にもおすすめです。
化粧品
唇の保湿と紫外線対策をしたい人は、化粧品のリップクリームを使いましょう。
化粧品のリップクリームは荒れや炎症を抑えるというよりも、メイクの一環として取り入れている女性が多いようです。
カラーバリエーションも豊富なので、楽しみながら使用できるリップクリームです。
リップクリームの正しい塗り方
ではここからは、リップクリームの正しい塗り方についてご紹介します。
唇が荒れてくると、とにかくリップクリームを塗ればいいというわけではなく、正しい塗り方を理解することで、より効果的に唇をケアできるようになります。
塗る前に唇についた汚れを拭き取る
よく街中でリップクリームを取り出し、そのまま塗ってしまう人を見かけますが、より効果的に使用するならあまりおすすめできません。
唇には食事の汚れや歯磨き粉の成分などが残っている場合があります。
そのため、それらの汚れをティッシュペーパーなどで拭き取ってから塗るほうが、よりリップクリームの効果を実感できます。
また、汚れが残ったままリップクリームを塗ると、ムラができてしまう恐れがあるので注意しましょう。
体温で温める
唇の汚れをティッシュペーパーなどで拭き取った後は、リップクリームを手のひらで包み込むようにして体温で温めましょう。
リップクリームを体温で温めると柔らかくなるので唇に刺激を与えづらくなり、唇の上で伸びやすくなります。
また、硬いまま塗ってしまうとムラができるだけでなく、こすりつけてしまうので余計に唇の状態を悪くしてしまいます。
唇全体に優しくつける
唇はとてもデリケートな場所なので、リップクリームを力を込めて塗るのはよくありません。
できるだけ成分を浸透させたいという気持ちはわかりますが、力を込めて塗るのではなく、優しくそっと唇全体をなぞるように塗りましょう。
また、慌てて塗ろうとするとどうしても力が入ってしまうため、ゆっくり塗る習慣をつけるのがいいでしょう。
横ではなく縦に塗る
唇の形は横に長いので、リップクリームも横に線を引くように塗ってしまいがちです。
しかし、それでは縦方向にあるシワが邪魔になって、せっかく塗ってもクリームが中まで入らずに十分な効果を得られません。
そのため、リップクリームを塗るときはシワに沿うように縦に塗りましょう。
そうすればクリームの成分が中までしっかり浸透します。
マスクの着用時や食事の前後もしっかりケア
先ほども少し触れましたが、マスクをつけていると知らず知らずのうちに摩擦などで唇に負担をかけています。
そのため、マスクをつけるときはリップクリームを塗りましょう。
また、すでに唇が荒れている人は、食事に含まれる調味料などの刺激で余計に悪化する可能性があります。
そのため、食事を摂る前にもリップクリームを塗り、食後もティッシュペーパーなどで汚れを落とした後に塗る習慣をつけましょう。
塗った後はリップクリームの先端を拭く
リップクリームは1回でも使用すると雑菌が繁殖し、リップクリーム自体の油が劣化し、唇に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、使用後にリップクリームの先端をティッシュペーパーなどで拭く習慣をつけましょう。
そうすると清潔に保てる上、リップクリームの寿命を伸ばすこともできます。
ただし、いくらティッシュペーパーなどでケアしても、開封後は半年以内を目安に使い切りましょう。
また、リップクリームの中には直接唇に塗るのではなく、指先に取ってから塗るタイプのものもあります。
その場合、指先を清潔にすることがとても大切です。
指先はさまざまなものを触って雑菌やウイルスなどが付着しているので、そのままクリームを取って唇に塗るのはよくありません。
外出先から帰ったときはしっかり手を洗って消毒してから、リップクリームを取って塗るようにしましょう。
また、どうしても指の雑菌が気になる人は、指の代わりに綿棒を使って塗るようにしてもいいでしょう。
綿棒を使えば雑菌が付着する心配がないうえ唇への刺激を軽減できるため、一石二鳥です。
リップクリームは2本を使い分けよう
リップクリームを使っている多くの方は1本しか持っていないと思いますが、昼用と夜用の2本を使い分けるとより効果的です。
昼用
先ほども書きましたが、唇の皮膚はとても薄く、皮脂腺がないため紫外線の影響をモロに受けてしまいます。
そのため、昼間は紫外線対策を施されたUVカット成分配合のリップクリームを使うことをおすすめします。
夜用
夜用には就寝中の唇をケアする、保湿成分やワセリンなどが配合されたリップクリームがいいでしょう。
これらの成分に含まれる密封膜が唇を包みこみ、角質層をつくる働きを促すため、朝にはしっとりと滑らかな唇へと生まれ変われます。
リップクリームの効果を最大限に引き出すには
せっかくリップクリームを塗ってもその効果を実感できず、唇の荒れが気になったり、もっとプルプルの唇になりたいと思っている人もいるでしょう。
そのような人のために、最後はリップクリームの効果を引き出す塗り方について紹介します。
塗るタイミングと頻度に注意しましょう
いくら唇の荒れが気になるからと言って、一日に何度もリップクリームを塗るのはよくありません。
1日に塗る頻度としては、3~5回程度にしましょう。
また、リップクリームを塗るタイミングですが、肌と同じように唇は水に濡れると乾燥しやすいため、お風呂上りや洗顔後、すぐに塗るのがおすすめです。
いずれも毎日習慣づけるように心掛けましょう。
定期的にリップパックをしましょう
「リップパック」というのをご存知でしょうか。
リップクリームを柔らかくして唇に塗り、その上からラップをして3〜5分程度じっとしているだけです。
それだけで驚くほど唇のツヤを取り戻せます。
リップクリームをこまめに塗ることも大切ですが、定期的にリップパックをおこなってハリのある唇を取り戻しましょう。
【リップクリームの正しい塗り方とは?】まとめ
今回はリップクリームの正しい塗り方を中心に、冬になると唇が荒れる原因やリップクリームの効果的な使い方などを紹介しました。
唇が荒れたり、ひび割れをしたりすると外出しても楽しくありませんし、気分が落ち込んでしまいます。
リップクリームを正しく塗れば、ツヤのある唇を取り戻すことも可能です。
早く効果を実感したいからと何度も塗るのではなく、塗る頻度は1日3~5回に抑え、あまり力を入れずに優しく塗るように心掛けましょう。
そうすれば、いつの間にか唇の荒れを気にすることがなくなる日が来るかもしれません。
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