終の棲家をお考えの方に~特別養護老人ホームあじさい園のご紹介

空気がおいしく、自然豊かな土地で余生を過ごしたい、過ごさせてあげたいとお考えのみなさまへ。
奈良市東部、奥山ドライブウエイや白毫寺をさらに東にすすんだ田原地区にある特別養護老人ホームあじさい園と関連施設についてご紹介します。
特別養護老人ホームあじさい園は社会福祉法人晃宝会で行なう事業のひとつとして、平成8年より開所しました施設です。奈良県内の特別養護老人ホームの中では比較的歴史が浅いですが、新しい施設でもあります。
介護保険でいう介護老人福祉施設であり、常時介護を必要とし、在宅での生活が困難な高齢者に対して、入浴、排泄、食事などの生活全般の介護を提供する施設です。
入所後は終の棲家として安心・安楽な生活が送れるよう支援する施設となっています。
対象となる高齢者は原則、要介護3以上となっていますが、やむを得ない事情(認知症症状が顕著な方や知的障害・精神障害をお持ちの方など)により在宅での介護が困難な場合は要介護1や2の方でも対象となる場合があります。
社会福祉法人晃宝会は、2つの特別養護老人ホームをメインに運営し、その他これらのノウハウを生かした高齢者福祉事業を行っています。
では、各施設について紹介します。
特別養護老人ホームあじさい園の紹介

あじさい園は入所者54名、短期入所16名の施設です。
あじさい園の特色は、園長が歯科医ということから口腔ケアに力を入れているということが挙げられます。
「いつまでも元気に健やかに」過ごしていただくためには、「おいしく食べること」が大事です。
高齢になり、歯が弱ったり「飲み込む力」が低下すると、口から食物を摂取することが難しくなります。
日々の食事は生きる楽しみでもあり、元気の源でもあります。
そのため、入所者様には「いつまでも美味しく食べていただき、元気で健やかにお過ごしいただく」ために、歯周病、う蝕、義歯不適合・補綴物不適合の早期発見および治療などを含めた口腔衛生ケアや嚥下訓練などに力を入れています。
そして、施設で生活するうえで楽しみなもののひとつは、「季節の行事」や「レクリエーション」もあげられるかもしれませんね。あじさい園ではお正月、お花見、夏祭り、クリスマス会など、季節の行事や旬の行事食事会などのように、四季折々の雰囲気を楽しんでいただけるような企画をほぼ毎月行っています。
また、絵画教室や音楽療法などの趣味を楽しめる企画や、近隣の小学校や幼稚園、保育園との交流行事などを開催し、地域との交流も盛んです。特に入所者様にご好評をいただいているのが、入所者様たちで調理していただき、みんなで食べる手作りおやつ会とのことです。
特別養護老人ホームあじさい園の施設利用料
施設サービス費は要介護度、所得状況、居室の種類によって違います。
居住費や食費も所得状況によって違いますが、目安としては以下のようになります。
| 所得状況 | 部屋代 (多床型) |
部屋代 (従来個室) |
食費 |
|---|---|---|---|
| 第一段階 | 0円 | 320円 | 300円 |
| 第二段階 | 370円 | 420円 | 390円 |
| 第三段階 | 370円 | 820円 | 650円 |
| 第四段階 | 370円 | 1150円 | 1380円 |
※詳しくは介護保険証を参照または市町村役場の介護保険課にてご相談いただくことになります。
あじさい園では、園に入所していただき生活の場を提供する以外にもさまざまなサービスを提供しています。
ショートステイ(短期入所生活介護)
普段は在宅で介護を受けておられる高齢者の方で、ご家族様の事情(冠婚葬祭や出張、入院、旅行、休息など)で一人にしておくには不安があるという方に対し、数日間、施設で食事や入浴、リハビリやレクリエーションなどが受けられる介護サービスです。
介護保険では原則、要介護度1~5の方が利用でき、利用できる日数も介護度によって上限がありますが、高齢者にとっては施設での介護を受けることで日常に変化が生まれ、いい意味での刺激になること、そしてご家族様にとっては普段の介護をお休みできることで休息できるというメリットがありますので、ぜひ積極的に利用していただきたいサービスです。
あじさい園のショートステイでは、お花見や初詣など、四季折々の外出や、手作りおやつなど豊富な企画を行っています。入退所の際には送迎もご利用できます(要相談)。
※利用のご相談は、ご利用者様の居宅サービス計画を依頼されている施設・事業所(担当)の介護支援専門員(ケアマネージャー)と必ず相談の上、ご連絡下さい。また、空き状況やご本人様の状況によってご利用が難しい場合もあります。
ショートステイ(短期入所生活介護)の1日当たりの利用料金
介護サービス費は要介護度および所得状況に応じた利用料となります。
- ・送迎費用:片道194円(15km範囲外の送迎については別料金)
- ・滞在費:負担限度額認定証に準じます
- ・食費:朝食250円、昼食 580円、夕食 550円(介護保険負担限度額認定証をお持ちの方は負担限度額以上はかかりません)
- ・おやつ代:155円
デイサービスセンター(通所生活介護)
普段は在宅で介護を受けておられる高齢者の方に、通所(施設に通うこと)で入浴や排せつ、食事やレクリエーションなどのサービスが受けられるようにした施設をデイサービスセンターと言います。
通所はセンターから送迎用のバスにお乗りいただきます。
利用者様の介護はもちろんですが、生活リズムを作ることで生活に“ハリ”ができること、お友達ができやすくなること、ご家族様にとっては日中、介護をお休みできるというメリットがあるため、全国的にも多くの方が利用されているサービスです。
デイサービスセンターあじさい園は奈良市東部地域(田原、大柳生、柳生)エリアにお住まいの方を中心にご利用いただいております。見学や無料体験も随時受け付けているとのことなのでお気軽にご相談ください。
デイサービスセンターあじさい園の施設利用料
介護サービス費は要介護度および所得状況に応じた利用料となります。
- ・食費:730円
- ・レクリエーション材料費:70円
- ・居室利用料:40000円/月
- ・食費:1545円/日
- ・おやつ:3090円/月
- ・入居一時金:50万円(5年償却)
- ・入居時に発生する管理費:550万円(20年償却・未経過分は返還)
- ・事務費:所得により10000円~62500円/月
- ・生活費:44810円/月
- ・諸費:10000円/月
- ・電気料金:5390円/月(基本料金)+使用量により追加
- ・暖房費:2070円/月(11月~3月)
- ・部屋代:1日2600円
- ・食費:朝食300円、昼食 600円、夕食 600円(介護保険負担限度額認定証をお持ちの方は負担限度額以上はかかりません)
- ・点滴、注射などの医療処置
- ・褥創、開放創などの創傷処置
- ・人工呼吸器の装着、気管切開、在宅酸素療法
- ・尿道カテーテル、人工肛門などの管理
- ・慢性疾患患者の病状管理
- ・日常生活動作援助やリハビリテーション
- ・服薬管理
- ・介護する家族へのアドバイスやご相談
- 1) ご本人またはご家族に各市町村役場の介護保険課で申請書を提出
- 2) お住まいの中学校区にある地域包括支援センターにて申請代行してもらう
- 3) 指定居宅介護支援事業者や介護保険施設にて代行してもらう
グループホームあじさい園
認知症状態の高齢者の方に、家庭的な環境の下で入浴や排せつ、食事などの日常生活上の必要なお世話を受けながら、洗濯や掃除などの家事をスタッフとともに分担し、できるだけ家庭生活に近い雰囲気で過ごしていただく施設をグループホーム(認知症対応型共同生活介護)と言います。
ここで行われるサービスは生活の側面的援助であり、失いかけていた記憶を呼び覚ます雰囲気を作り、認知症の進行をできるだけ遅らせ、居心地の良い暮らしを提供することを目的としています。
グループホームあじさい園は特別養護老人ホームあじさい園の隣に併設されています。ユニット制で1ユニット9名×2の18名定員となっており、家庭的な雰囲気の中でお過ごしいただくことを大事にしています。お部屋は各個室となり、それぞれのお部屋に洗面設備、クローゼット、冷暖房設備がご用意されています。
グループホームあじさい園の利用料金
介護保険利用者負担分は介護度によって変わります。
※その他娯楽費、個人消耗費は自己負担となります
ケアハウスあじさい園
ケアハウスとは、家庭での生活が困難な60歳以上の高齢者が、低料金で食事や洗濯などの介護サービスが受けられる集合住宅のことです。軽費老人ホームの一種ではありますが、軽費老人ホームA型・B型は介護が必要な人は非対象となります。一方ケアハウスはC型に該当し、介護が必要な人も対象となります。現状は軽費老人ホームの大半はケアハウスとなっています。またケアハウスも一般型と介護型があります。有料老人ホームと性格が似ていますが、有料老人ホームよりは安い費用で入所できます。
ケアハウスあじさい園はC型になります。入所される方には個室をご用意しています。個室にはトイレ、洗面台、ミニキッチンがついています。入所者様には自立した生活を送っていただけるよう配慮しています。
また、ケアハウスあじさい園では同法人内にさまざま在宅サービス事業を持っている利点を生かし、入所者様には通所介護や訪問看護、訪問介護などの在宅サービスをご利用いただくことも可能です。
ケアハウスあじさい園の入居費用
特別養護老人ホームあじさい園宝

特別養護老人ホームあじさい園宝は、2015年に奈良市の南肘塚町という、JR京終駅近くに2つめのホームとして開設されました。こちらのホームは入所者様に約8畳の個室でゆっくりお過ごしいただく、完全個室のユニット型ケアを導入しています。
完全個室のユニット型ケアとは、入所者様お一人おひとりの個室があり、個室の集合体を1つのユニットとして少人数のケアを行うというものです。あじさい園宝では、10名様の個室につき1ユニットを形成しています。1ユニットにつきキッチンや食堂スペースがあり、介護スタッフもユニットごとに担当が決まっているため、安心してお過ごしいただけます。
あじさい園宝でも、一つ目のホームであるあじさい園と同様、口腔ケアやレクリエーションに力を入れています。なかでもユニークなのが、ボランティアさんにお越しいただいてののこのこ喫茶にて、ハンドエステが受けられることでしょうか。ハンドマッサージで血行が良くなり、ポカポカするとのことで利用者様にも好評とのことです。また、専門の講師を招いての音楽療法や絵画教室などの趣味の講座を開講したり、その他年間行事にも季節感をとりいれたものや、地域の方々と交流できるようなレクリエーションを行っています。
特別養護老人ホームあじさい園宝の施設利用料
施設サービス費は要介護度、所得状況、居室の種類によって違います。
居住費や食費も所得状況によって違いますが、目安としては以下のようになります。
| 所得状況 | 部屋代 (ユニット型個室) |
食費 |
|---|---|---|
| 第一段階 | 820円 | 300円 |
| 第二段階 | 820円 | 390円 |
| 第三段階 | 1310円 | 650円 |
| 第四段階 | 2600円 | 1500円 |
※詳しくは介護保険証を参照または市町村役場の介護保険課にてご相談いただくことになります。
ショートステイあじさい園宝
あじさい園宝でもショートステイ(短期入所介護)の受け入れを行っています。
こちらのホームは完全個室ユニットケアのため、ショートステイのご利用者様にも個室でお過ごしいただけます。また、レクリエーションもあじさい園宝の入所者様と同様にご参加いただけます。
送迎も施設から行います。あじさい園宝から直径15km以内にお住まいの方が対象となりますので、奈良市内以外にも大和郡山市、生駒市、天理市、山辺郡山添村、京都府木津川市と幅広く対応が可能です。(15kmを超えた場合もご利用は可能ですが別途送迎料金がかかります)
ショートステイあじさい園宝の1日当たりの利用料金
介護サービス費は要介護度および所得状況に応じた利用料となります。
その他、テレビをレンタルした場合や持ち込みの電気器具がある場合に別途費用が掛かります。
※利用のご相談は、ご利用者様の居宅サービス計画を依頼されている施設・事業所(担当)の介護支援専門員(ケアマネージャー)と必ず相談の上、ご連絡下さい。また、空き状況やご本人様の状況によってご利用が難しい場合もあります。
あじさい園が属する社会福祉法人晃宝会では、各施設の利用者様に心地よくお過ごしいただくため、また地域社会に貢献するため、以下のような在宅サービス事業も行っています。
居宅支援事業所あじさい園
介護サービスを利用するに際し、ケアマネジャーによるケアプランの作成が必要になります。
居宅介護支援事業所とは、介護を受けたいと思う人の日常生活の困りごとについてお伺いし、身体状況や生活環境、ご家族様の状況に合ったサービスを提案、関係施設との連絡調整を行います。また、介護保険の要介護認定の手続きも、ご本人様やご家族様の代わりに行うことも可能です。
施設をご利用いただいている利用者様だけでなく、地域の皆様の介護のご相談も受け付けております。
訪問看護ステーションいちご
健康上の問題や医療上の問題を抱える方に対して、専門知識と技術を持つ看護師がご家庭を訪問し、褥瘡処置や点滴などの医療処置や看護を行います。
<訪問看護で行なっていること>
ご利用の際には介護保険または医療保険のいずれかによります。利用料もご使用になられる医療保険または介護保険の介護度により違います。詳しくはご相談ください。
オレンジカフェすいもん
あじさい園がある社会福祉法人晃宝会では、東大寺大仏殿近くの、古都奈良の雰囲気が満喫できる水門町という町で、オレンジカフェ(認知症カフェ)を運営しています。
オレンジカフェとは、認知症の方と家族を支援する目的として、地域住民、専門職等の誰もが参加でき、交流を図る場とされています。
2012年に厚生労働省が認知症施策推進5か年計画(通称「オレンジプラン」)のひとつとして生まれ、全国的にも増えています。
お茶やお菓子をいただき、おしゃべりを通して認知症の方とご家族の悩みを聞くことで気分転換を図ったり、認知症について学ぶといった活動を行っています。
社会福祉法人晃宝会でも、あじさい園を運営してきたスキルを活かし、このような取り組みを行っています。
営業は毎週火・水・金・土の週4日、11:00~15:00です。
認知症の方やそのご家族様、また認知症問題に関心のある方、お茶タイム感覚でもぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
ここで紹介した施設を利用するには(オレンジカフェすいもんと訪問看護ステーションいちご以外)、介護保険にて要介護認定を受ける必要があります。申請方法は以下の方法があります。
具体的に利用を考えているサービスや施設がある場合は、3)の方法で申請することをお勧めします。
申請後は各市町村から介護支援専門員がご自宅を訪問し、認定調査を行います。その際にお伺いした内容と、かかりつけの医師の意見書にて審査判定を行い、約1か月~1か月半後に認定結果がご自宅に送られてきます。その後、要介護度に応じて、ご本人様がお選びになった指定居宅介護支援事業者の介護支援専門員が介護サービス計画を作成します(自分で作成することも可能です)。要介護1~5の方は介護サービス計画を、要支援1・2の方は地域包括支援センターにて介護予防プランを作成します。
介護保険のサービスのご利用を検討される場合は、なるべく早めに介護申請を行っていただくことをお勧めします。
特別養護老人ホームあじさい園についてまとめ
現在、特別養護老人ホームをはじめ、さまざまな形態の高齢者施設が増えています。
今回ご紹介させていただきましたあじさい園も、特別養護老人ホームやグループホーム、ケアハウスなど多様な施設を運営しています。また、同じ特養でも多床型と、完全個室ユニットケアというように違う特徴を持たせた施設を運営しています。
これからの人生をどこでどう過ごすのか、過ごさせてあげるのかお考えの方がいらっしゃれば、こちらのあじさい園も選択肢の一つとしてお考えいただけると幸いです。
あじさい園では見学も随時受け付けています。直接お問い合わせいただくことも可能ですし、賃貸のマサキにお問い合わせいただいても、ご紹介という形でおつなぎすることも可能です。
※各施設の利用料は今後、制度の改定や施設での利用料見直しなどで変更となっている可能性もあります。利用料はあくまで目安としてお考え下さい。
