【賃貸】磯城郡川西町の一覧

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磯城郡川西町の家賃相場

1R ~ 1K 1DK ~ 1LDK 2K ~ 2LDK 3K ~ 3LDK 4K ~ 4LDK以上
家賃相場 - 6.3万円 5.4万円 4.6万円 -
空室件数 - 2室 8室 4室 -

磯城郡川西町

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奈良県磯城郡川西町近辺の画像

奈良県磯城郡川西町エリア情報

■川西町のエリア情報

川西町は奈良県磯城郡にあり、寺川や飛鳥川、曽我川が合流し、大和川となる地点付近に位置します。人口はおよそ8000人。明治22年の町村制施行の際に、式下郡にあった結崎村・下永村・吐田村・梅戸村・唐院村・保田村の区域が川西村となりました。その後、式下郡から磯城郡への変更を経て、昭和50年には川西町となりました。
町全体の風景は田畑が多く、のどかな雰囲気のする町です。過去にサティがあった場所にはスーパーが営業を始め、お買い物もしやすくなっています。
小さい町ではありますが、同じ磯城郡に属している三宅町や田原本町とともに、町政や福祉瀬策などの連携をとることも多く、また隣接する大和郡山市や天理市などにある施設を利用したり、そこで行われる行事に気軽に参加したりといったことが楽しめる環境にあるといえます。

■川西町の交通

近鉄橿原線結崎駅が川西町の中心となります。
駅前からは川西町が運行している「川西こすもす号」というコミュニティバスがありますが、天理市のコミュニティバス「いちょう号」も結崎駅前に停車しますので、天理駅やイオンタウン天理、長柄運動公園などにお出かけすることが可能です。
また、北部には安堵町の、西部には河合町のコミュニティバスが通過する場所があり、それぞれ法隆寺駅や池部駅などに行くこともできます。
ひとつの駅で1市3町が運行するコミュニティバスが利用できるというのがユニークです。
また、結崎駅にはおもしろい取り組みが行われています。それは、「結崎駅の未来を考える8800人フューチャーセッション」という、結崎駅周辺を今後どのようにしていきたいかを住民主体で考えるというプロジェクトです。このプロジェクトでは町民や駅利用者のニーズを調査し、周辺整備の基本構想に盛りこまれることになっています。結崎駅周辺が今後どのような変化を遂げるのかが楽しみですね。
そんな結崎駅ですが、奈良市街地へのアクセスがしやすい西大寺駅まで約20分、奈良県内の第二の中心部・橿原の大和八木駅まで約15分、大阪や京都まで約1時間と、おでかけしやすい立地です。駅自体は普通電車のみの停車ですが、平端駅または田原本駅での乗り換えがスムーズに行きやすいため、不便に感じることは少ないでしょう。
道路については県道3号線天理王寺線が丁の真ん中を横断する形で通っており、天理市や河合町方面に抜けることができます。天理方面に行けば大和郡山市や奈良市の中心地へ、河合町に抜けると大和高田市や香芝市方面に行けるので、大きなショッピングセンターなどに行く時はこの県道を利用する機会が増えるでしょう。
川西町は基本、自家用車があるほうが生活しやすいです。
そのため賃貸物件も駐車場付き物件が複数あることや、物件に近い駐車場をご案内させていただきますのでご安心ください。

■貝ボタンは80%のシェアを誇る

川西町は貝ボタンの産地として知られており、市場占有率80%を占めるとされています。
海なし県の奈良になぜ貝ボタン?不思議ですよね。
貝ボタンはもともと明治20年頃、神戸でドイツ人の技術指導により生産が始まりました。それがやがて、大阪や和歌山、奈良に伝わりました。明治38年頃、川西町では当時、木綿織物や養蚕業を主な産業としていましたが、経営不振により新しい産業を求めていたところ、貝ボタンと出会いました。当初は農家の副業として行われていましたが、その後機械を導入し、メインの産業として行われるようになり、全国一の生産を記録するようになりました。戦後はポリボタンが主流となりましたが、上品でオシャレな貝ボタンの人気は根強く、現在は高級婦人服やアクセサリー、紳士服を中心に用いられています。

■結崎ネブカも自慢の産物

川西町のもうひとつの自慢の品は、結崎ネブカです。結崎ネブカとはねぎの一種で奈良ブランド「大和野菜」に認定された14品目の野菜のひとつ。室町時代のある日、空から能面とネギが降ってきたので、能面は埋葬、ネギをその地に植えたところ見事に生育したため、「結崎ネブカ」として名物になったと言い伝えられています。
結崎ネブカはやわらかくて煮込むとくたくた感がでて、甘みがあります。すき焼きやうどん、煮炊きものに大いに利用されています。また、県内の多くのスーパーや産直市場にて「大和野菜」「地元の食材」として販売されています。
基本、ネギなのでネギ感覚でお使いいただけるとおいしくいただけますので、ぜひ挑戦してみてください。

■小中学校の状況

川西町には公立小学校として川西小学校が、川西町と三宅町が組合を作り、共同で開校している川西町三宅町式下中学校組合立式下中学校があります。
川西小学校は全校生徒が400人前後と小ぢんまりとした学校で、周辺には田園風景が広がり、古墳や旧街道などがあり、のんびりした雰囲気が漂います。
中学校は三宅町の生徒とともに学びます。運動部はバレーボール部や陸上競技部、ソフトテニス部など、文化部は英語部やボランティア部などがあり、日々生徒たちが活動しています。年一度の講演会では有名人の方がよく訪れています。

■川西町の史跡文化


川西町には、能楽「観世流」発祥の地とされる面塚があります。上記の「結崎ネブカ」伝説にも登場した面を埋めた地がその「面塚」です。観世流創始者・観阿弥が結崎出身のため、ここが発祥の地となりました。
また、川西町のユニークな祭りとして、「子出来おんだ祭」があります。毎年2月11日の夜に六県神社で行われます。
厄年の男性が腹に小太鼓を入れて妊婦に扮し、田植えをしている夫(神主)のところで出産(小太鼓を取り出す)、夫は小太鼓をたたいて喜ぶ、という夫婦愛や濃厚勤勉を表現した祭です。これは奈良県無形民俗文化財に指定されています。
その他、島の山古墳という前方後円墳や、聖徳太子の通学路とされる筋違道などがあり、古代から人々が住んでいた形跡を感じることができます。

川西町には他に特徴的なものとして、工場が多いことがあげられます。東洋シヤッター株式会社や大日本印刷、GMB、ジェイテクトのグループ会社である光洋機械工業などの奈良工場が川西町内に集中しており、そのため結崎には工業団地があります。
また、スポーツに力を入れているのも特徴のひとつです。町内には体育館が2か所、健民運動場が1か所あり、運動施設が充実していること、体育協会やスポーツ少年団など、地域のスポーツ団体が連携し、総合型地域スポーツクラブ「川西スポーツクラブ」が設立され、幼児から高齢の方までさまざまなスポーツ活動に参加しています。

川西町はこぢんまりとした町ですが、そのぶん近隣市町村へのアクセスがしやすく、さまざまな商業施設や病院などを利用するのに不便は感じにくいです。
都市部へのアクセスも近鉄結崎駅を起点に移動が可能なため、通勤・通学もしやすいこと、さらに自家用車があれば県内どこへでもアクセス可なので、お買い物やお出かけも便利です。さらに結崎駅周辺は整備事業の計画がありますので、今後さらに便利になる可能性を秘めています。
川西町内は近年、結崎駅周辺を中心にハイツやマンションも増え始めていますので、徒歩で駅まで出られれば通勤・通学もしやすくなります。自家用車をお持ちの方には駐車場付き物件がおススメです。
田園風景を身近に感じながら、日常生活を送りやすい利便性を保ったまま静かに暮らしたいとお考えの方には、川西町を選択肢のひとつに加えてみてもいいのではないでしょうか。
賃貸のマサキでは川西町を含め、磯城郡の物件も揃えております。磯城郡エリアで物件をご検討される方はぜひ、ご相談ください。

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