【部屋番号はどう決まる?】マンションでの注意点や基礎知識を解説!
マンションの部屋番号を理解しよう

マンションには必ず部屋番号が振られていますが、それぞれ意味が存在しています。
また、1号室だからと言って必ずしも角部屋になっているとは限りません。
要点まとめ
部屋番号はどう決まる?
マンションの部屋番号は、部屋や階数が分かりやすいように建物ごとのルールで決められています。
①部屋番号の並び方は物件ごとに異なるため、必ずしも一定ではない
②4号室や9号室が存在しないマンションもある
③郵便物には部屋番号まで正確に記載して届かないトラブルを防ぐ
④住所を書く際は「号」ではなく「号室」と記載する
⑤関東大震災以降に部屋番号の文化が広まった
そこで今回はマンションの部屋番号について詳しく見ていきたいと思います。



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賃貸専門家:古川 真史
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。
部屋番号の並び順

マンションの部屋番号というのは、大半が入り口部分に近い場所から1号室、2号室の順番で割り振られています。
また、3桁の番号がつけられているのが一般的で、101であれば1階の1号室という意味です。
しかし、1号室から順番に振り分けなければいけないという明確な決まりはありません。
誰が見ても階数と部屋番号がわかりやすいようになっているのです。
新築マンションが建設される場合、必ず事前に設計図の作成を行いますが、設計図にも部屋の番号が振られており、この番号通りに部屋の番号もつけられているパータンが多くなっています。
設計図は北向きに書かれるのが一般的なので、西側が1号室になっている場合が多いと言えるでしょう。
しかし、必ずしもマンションの入り口に近い側が1号室とは限りませんし、西側が1号室になっているとも限りません。
さらに言うと、日本のマンションでは4号室と9号室が存在しないマンションも多数見かけます。
日本は昔から縁起を担ぐ人が多く、4は死を意味する数字、9は苦しいを意味する数字なので、マンションでは4号室と9号室が存在しないところが多いのです。
ただし、階数は4や9を除いてしまうとわかりにくくなるので、普通に使用されています。
このように部屋番号というのはとても奥が深く、意味が存在していることがわかるでしょう。


部屋番号を記載する場合の注意点

マンションの部屋番号を記載する場合、注意点が存在します。
主な注意点は「部屋番号は号ではなく号室と記載する」「郵便物を出すときには部屋番号を必ず書く」です。
部屋番号は号ではなく号室と記載する
引っ越しをしたときや履歴書などを記入するときには、必ず住所を記載します。
住所は都道府県と市区町村、丁目に番地の順番で記入し、最後に号を記入します。
号に関しては存在していない住所もありますが、マンションに住んでいる人であれば、マンション名と部屋番号を書くのが一般的です。
しかし、住所の最後にある号と、マンションの部屋番号の号が被っているので、全く同じように記載するとわかりにくくなります。
そのため、住所を記載するときに号がある住所に住んでいて、なおかつマンションに住んでいる人の場合には、住所の最後は号と記載し、部屋番号は101号室などと記載して分けるのが一般的です。
住所に号を書かない、部屋番号に号まで書かないという人もいますが、書いた方がより丁寧に感じるため、履歴書などの重要な書類では号まで書くという人もいます。
もし記載する場合には、住所の最後は号、部屋番号は号室と書くとわかりやすいです。
郵便物を出すときには部屋番号を必ず書く
郵便物を出すときにも住所の記載は必ず行いますが、その際には必ず部屋番号まできちんと記載しましょう。
部屋番号を書かないで出してしまうと、郵便物が届かない可能性があるからです。
しかし、部屋番号を書かなくても届くケースがあるのですが、それは珍しい名字の人や、部屋数が少ないマンションに住んでいる人です。
逆に部屋数が多いマンションや、よく見かける名字の人の場合には、届かない場合が多くなります。
また、郵便受けや部屋に表札を出していない人が多いマンションに住んでいる場合も届かない場合が多いです。
部屋番号はいつごろから使用されるようになったのか

現在では当たり前のように使用されているマンションの部屋番号ですが、いつごろから使用されるようになったのか見ていきましょう。
「江戸時代や明治時代にはまだ存在しなかった」「部屋番号が使われ始めたのは関東大震災以降」「部屋番号の桁数も徐々に増え始めた」以上について解説します。
江戸時代や明治時代にはまだ存在しなかった
日本では江戸時代にはすでに長屋と呼ばれる現在の賃貸住宅、集合住宅の原型と言ってもよい住宅がありました。
また、現在の郵便局に当たる飛脚という郵便配達も行われていたのですが、この当時は住所というのが存在していません。
しかし、今とは違って近隣住民の顔や名前を知らないという人は殆ど存在せず、鍵をかけるという文化もなかったため、近隣住民同士は親戚のような関係であったと言えるでしょう。
そのため、街の人に配達をしたい人がどこに住んでいるのかを聞けば、場所を教えてくれるのが一般的でした。
また、現在のようなマンションのような集合住宅も江戸時代には存在していないので、特に部屋番号をつける意味はないとも言えます。
明治時代になると住所がつけられるようになりますが、現在の住所とは異なりますし、マンションのような集合住宅もまだ存在していません。
江戸時代と同様に、明治時代になってもまだ部屋番号は用いられていませんでした。
部屋番号が使われ始めたのは関東大震災以降
部屋番号が使用され始めたのは、関東大震災以降と言われています。
関東大震災の復興を目的に、同潤会アパートが建てられたのですが、このアパートが日本の集合住宅の始まりになります。
その後徐々に集合住宅が建設されはじめ、特に戦後は急速に団地やマンションなどの大規模な集合住宅ができたことで、部屋をわかりやすく示すために部屋番号をつけるようになったのです。
部屋番号の桁数も徐々に増え始めた
昔の集合住宅は、それほど部屋数が多くありませんでした。
そのため、現在とは違って2桁の番号が振られていたのです。
1の位が部屋番号、10の位が階数だったのですが、現在では2桁では賄いきれないため、3桁が一般的になっています。
3桁の場合は100の位が階数、10の位と1の位が部屋番号となっていますが、近年高層マンションが建ち始めたこともあり、4桁の番号が振られることも珍しくはありません。
10階以上のマンションであれば、間違いなく4桁で表示されています。


【部屋番号はどう決まる?】まとめ

今回はマンションの部屋番号について紹介してきました。
部屋番号がつけられている最大の理由は、部屋と回数をわかりやすくするためです。
そうすることで荷物の配達などで迷わなくなるからです。
また、住所を記載する場合には部屋番号まで書かないと、きちんと郵便物が届かない場合があるので注意しましょう。
丁寧に書く場合には、住所の最後は号、部屋番号は号室とつけて書くのがおすすめです。
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