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炎天下の車内は熱中症のリスク大!車内の温度を下げて快適なドライブを
炎天下に長時間停めていた車の中の気温は約50度以上になっていると言われています。少しだけ買い物に出かけるから、と車内にお子様やペットを待機させておくのは非常に危険です。
こちらの記事では日光によって熱くなってしまった車の冷やし方や、車内での熱中症対策についてまとめています。
7月に入り、だんだん蒸し暑い日も続くようになってきましたね。
真夏に近づくにつれて気を付けておきたい疾患といえば熱中症ですが、最近では車内での熱中症よる死亡事故がニュースで取り上げられるようになりました。
エアコンがついていた直後の車内は涼しいですが、時間が経過すると日光によってガラスやダッシュボードが温められ、車内の温度は約50度以上に上昇してしまいます。もし車内で小さなお子様やペットが待機をしていれば、高温下で待機していることで体温が上昇し、最悪の場合は死に至ることもあるのです。
車内にお子様やペットを放置することは絶対に避けるべきなのですが、乗車直後の車内の温度も猛烈に熱されているため、熱中症対策は必要です。
今回は車内の温度を下げて熱中症のリスクを下げる方法をご紹介いたします。
なぜ車内が高温になってしまうのか?
車のフロントガラスから太陽の光が入りこみ、車内で熱が溜まります。ダッシュボードやハンドルも太陽光で温められてしまうため、熱がこもり車内の空気も温まってしまうのです。
ダッシュボードはプラスチック製で黒や灰色などの暗い色で作られていることが多いです。窓ガラスに反射しないように暗色で作られているダッシュボードですが、黒に近い色ほど熱を吸収しやすい性質があります。そのため日光に晒されると熱を吸収して温まってしまい、鉄板のように熱を発する原因になってしまうのです。
さらに閉め切った車には熱風を逃がせるような隙間がありません。気温35度の炎天下に車を数時間駐車した場合、車内温度は45度まで上昇すると言われています。
できるだけ日陰に車を停めたいところですが、時と場合によっては場所を選ぶことができない状況もあると思います。
日光によって車内の温度が上昇してしまった場合は以下の方法で温度を下げることができます。
熱い車内の熱の逃がし方
ドアの開閉で車内の温度を下げる
車内温度を下げる方法として一番簡単なことは、乗る前にドアの開閉をして車内の空気を逃がすことです。
運転席、または助手席のドアを開けた状態で反対側の後部席のドアを5~6回開閉します。こうすることで車内に溜まった暑い空気が車内に押し出され、気温を下げることができます。
このときにバックドアも開けることで、さらに車内にこもった熱を逃がすことができます。
ハンドルや座席が暑すぎて触れることができない場合は冷却スプレーを使用してみるのもよいでしょう。ですがスプレー缶を高温な環境で保管することは破裂の原因に繋がります。車内に置いたままにせず、使用後は自宅で保管、あるいは持参するようにしてください。
エアコンをつけ、窓を開けたまま走行する
窓を全開にして、車のエアコンを外気導入にします。そのまま2分程度走行し、窓を閉めた後にエアコンの内規循環をつけます。
窓を全開にして走ることで車内に溜まっていた熱い空気を逃がし、外気導入にすることで外から新鮮な空気を取り込みます。暑い空気を逃がしたところで窓を閉め、そこから車内を冷やしてゆくという方法です。この方法を使用すると5分程度で車内の温度を下げることができます。
屋根付き駐車場を利用する
屋根付き駐車場であれば直接日光を浴びることがないため、車内の気温の上昇を抑えることができます。
屋根付き駐車場のメリットは日よけ効果だけでなく、雨風や日光による車の痛みや傷、変色を防ぐ効果もあります。雨が降った後に窓や車体に泥、ホコリが付着している様子を見たことがあるかもしれませんが、屋根があれば雨粒が当たることがないため、掃除の必要がありません。
車上に屋根があるおかげで天候の影響を受けずに済むのです。
悪天候でも屋根の下であれば車の乗り降りも非常に楽になりますので、屋根付きの駐車場がある物件を探すのも一つの方法です。
サンシェードを使用する
サンシェードとはフロントガラスに張って日光を遮断する道具です。分厚いアルミ箔で遮断されるため車内が見えなくなり、防犯効果もあります。
サンシェードを貼ることで日光によってダッシュボードが熱されるのを防ぎ、温度を上がりにくくしてくれるのです。ハンドル部分やサイドブレーキも日光から遮断されますので、握った瞬間にやけどをしてしまう事故も防ぐことができます。
断熱フィルムを窓に貼る
車用品専門店にはフロントガラスや窓に貼ることのできる透明な断熱フィルムが販売されています。
日光を遮断しながら車を運転できるだけでなく、紫外線を遮断してくれるUVカット機能が備わったものや、万が一の事故の為に窓ガラスの散乱を防ぐ飛散防止機能がついている製品もあります。
車のガラスの大きさ、形に合わせて切ったり貼り合わせたりも可能ですので、非常に機能性が高い道具だと言えるでしょう。
炎天下の車内に置いてはいけないものに注意!
スプレー缶以外にも、高温な車内に置いてはいけないものがあります。夏場は特に以下のアイテムを置き忘れないようにしてください。
ガスライター
炎天下に晒されることでガスライターのプラスチック部分に亀裂が入り、ガスが漏れる原因へと繋がります。そのまま発火し炎上するおそれもありますので、ダッシュボードなどに置き忘れないようにしてください。
スマートフォン、タブレット、ノートパソコン
スマートフォンやタブレットに搭載されているリチウム電池は高温になると保護回路が壊れ、膨張し破損してしまうことがあります。データも消失してしまうため、うっかり置き忘れてしまっただけでも最悪の事態に繋がってしまうことがあります。
精密機械は高温な場所に放置せず、大切に携帯しましょう。
電池
電池の入った家電製品、おもちゃを炎天下の車内に残した場合、電池から液漏れが発生したり、破裂、引火の原因に繋がることがあります。
電池の入った小物を車内に置き忘れていないか、車を離れる前に一度確認してみてください。
エアコンをかけていても熱中症になる?
車内の空気を入れ替え、エアコンをつけて車内を適温にしても熱中症を発症する方がいらっしゃいます。
エアコンを付けることで、狭い空間の車内は通常の建物よりも気温が低くなりがちです。
気温が低くなったことで空気が乾燥し、呼吸や発汗などで体内からどんどん水分が失われてしまいます。
これが原因で運転中に脱水症状に陥り、熱中症となる運転手の方もいらっしゃるのです。
ですので涼しい車内の中でもこまめに水分を補給するようにしましょう。
運転中でも構いませんが、できれば1時間に一度は車を止めて外で休憩することが望ましいです。
車内の空気を入れ替えることができ、外で体も動かすことができるのでリフレッシュの効果も得られます。
【暑い車内の温度を下げる方法】炎天下の車内は熱中症のリスク大!まとめ
直射日光によって高温状態になった車内に乗り込む際には、ドアの開閉や窓を開けることで気温を下げるようにしましょう。
そしてエアコンをつけて気温が下がったあとも、脱水症状にならないように水分補給をすることが大切です。
車内に待機すること、物を置き去りにすることはなるべく避け、熱中症対策に気を配りながら夏の外出を楽しみましょう。
Web担当者:西村貴文
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