賃貸の一人暮らしでも漬物は作れる?長持ちする保存方法は?
ビニール袋と保存容器、そして冷蔵庫があれば賃貸住宅で一人暮らしをされている方でも簡単に漬物を作ることができます。
漬物は容器から取り出してすぐ食べることができるため、多めに作っておけば調理に時間をかけたくないときでも簡単に食卓に並べられ、野菜不足も解消できます。
一人暮らしの方がキャベツ一玉、大根一本など野菜を丸ごと購入した場合、料理に使いきれずに余らせてしまうことが一度はあるのではないでしょうか。
野菜が余ってしまった場合はいつでも食べられる保存食として、自家製の漬物にすることがおすすめです。
毎日のご飯に漬物を添えるだけで野菜不足を解消できますし、節約にも繋がります。
今回は一人暮らしの方でも簡単に作れる漬物の作り方や、漬物の材料におすすめの野菜についてご紹介します。
Web担当者:西村貴文
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一人暮らしでもできる漬物の作り方とは?
漬物作り、と聞くと大きな樽に大量の野菜を漬けている様子を想像される方がいらっしゃるかもしれませんが、今回ご紹介する漬物はポリ袋と小さな保存容器があれば作ることができます。
プラスチックの容器はもちろん、ガラス製の容器であれば色や匂いが移りにくく、見た目もおしゃれになります。
特別な容器や材料は不要で、少量を作るため室内に臭いが染みつく心配もなく、賃貸住宅にお住まいの方も気軽に漬物作りを楽しむことができます。
簡単な漬物の作り方
まずは野菜を好きな大きさに切り、ポリ袋に切った野菜と塩、お酢を入れてください。
お好みで塩昆布や味噌、白だしを入れると様々な味を楽しめます。
全体に調味料がいきわたるようによく揉み込んでから保存容器に入れ、冷蔵庫に30分ほど寝かせるだけでおいしい漬物が完成 します。
漬物におすすめの野菜とは?
大根などの根菜を入れれば歯ごたえを楽しむことができますが、基本的にどのような野菜を漬けてもおいしく食べられます。
旬の野菜を入れたり、スーパーで安売りされていた野菜を入れてもよいでしょう。
白菜などの葉物野菜を漬物にすると質量が減り、野菜をたくさん食べることができます。
以下より漬物作りで人気の野菜をご紹介します。
きゅうり
きゅうりは塩だけで漬けても美味しく食べられるだけでなく、鷹の爪やニンニクを加えておつまみ風にしたり、塩昆布や梅昆布茶を入れてアレンジができるなど、様々な味わいを楽しむことができる野菜です。
切り方もスライスするだけでなく、一本漬けや乱切りなど、ご自身のお好みの形に切って漬けることもできます。
なす
なすは水分が抜けるまで時間がかかりますが、細く切れ目を入れて浅漬けにすればすぐに食べ頃になります。
お酢を加えたり、しょうがやみょうがを添えるとさっぱりとしてさらに食べやすくなります。
なすは変色しやすいため、切った後は早めに食べきるようにしましょう。
白菜
白菜やキャベツなどの葉物野菜は短時間でもしっかりと水分が抜けて量が減るため、沢山野菜を食べたいという方におすすめです。
糖度が高いため味も濃く、塩昆布や唐辛子などの調味料を入れても美味しく食べられます。
手作りの漬物はどれくらい日持ちする?
手作りの漬物の賞味期限の目安は1週間以内だと言われています。
そのため、1週間で食べきれる分量で作ることがおすすめです。
ちなみに、漬けるときに入れた調味料の種類で日持ちする日数が変わると言われています。
塩麹は2日~5日、味噌は2日程度です。
塩分濃度が高ければ高いほど水分が抜け、菌が繁殖するため腐りにくくなります。
塩分濃度が高い調味料を入れることで保存期間をのばすことができますが、それでも食中毒の危険性があるためなるべく早く食べきるようにしてください。
手作りの漬物からすっぱい臭いがする、変色している、粘液状になっている場合は腐敗化が進行している可能性があるため、食べずに廃棄しましょう。
漬物を腐らせずに長期間保存する方法は?
手作りの漬物を上手に保存させるためには、空気に触れさせないことが重要になります。
空気に長時間触れた状態のまま放置していると雑菌が繁殖してしまい、腐りやすくなってしまいます。
漬物は漬け汁ごと蓋のついた容器に入れて保存しましょう。
液体があるほうが腐るスピードが速くなりそうな気がしますが、空気に触れないよう水に浸していたほうが長く保存できます。
そして長期保存には保存する場所の温度も重要になります。
漬物はなるべく冷蔵庫などの低温に保たれた場所で保存しましょう。
また、漬物は冷凍保存することもできます。
冷凍する場合はしっかりと漬物の汁気を切り、小分けにしてラップなどにくるんで保存してください。
食べるときは電子レンジで温めるよりも、自然解凍をしたほうがおいしく食べられます。
一人暮らしでも簡単にキムチを作る方法は?
漬物は苦手だけど、キムチなら食べられるという方がいらっしゃるかもしれません。
キムチには唐辛子や塩だけでなくだしや麹、オキアミなどが含まれており、漬物と比べるとより多くの材料や手間が必要になります。
しかし、市販のキムチを購入するよりも食費を節約できることは間違いありませんので、漬物作りに慣れてきたと感じた際に挑戦してみてはいかがでしょうか。
白菜は根元の軸を切り離さず材料として使います。
ビニール袋に白菜を入れ、たっぷりの塩を入れてよく揉み込みます。
白菜の水気が出たら一度取り出し、流水で洗って塩を洗い流します。
そして白菜の水気を拭き、袋に入れて唐辛子や麹、出汁などを混ぜて粘土状になったキムチペーストを白菜の葉の表面に、一枚一枚まんべんなく塗ります。
キムチペーストを塗るときは素手で行うと唐辛子の辛みで指先が痛くなり、手が荒れてしまうため事前にビニール袋をつける必要があります。
全体に塗った後はビニール袋の上からしっかりと揉み込み、キムチペーストが全体に馴染んだころに袋の口をしっかりと縛り、保存容器に入れて2時間放置すれば完成します。
作ったキムチは1週間以上経過するとすっぱい味になりますので、食べきれない場合は冷凍保存をしてしまうか、鍋料理など大量消費できる料理の材料として使うようにしましょう。
漬物は健康にいい?悪い?
漬物に含まれる塩分が高いことから健康に悪い食材として避けている方もいらっしゃいますが、適量を守れば漬物は体に良い効果をもたらしてくれます。
野菜に多く含まれているビタミンは熱に弱く、加熱すると壊れてしまいます。
漬物にすることで熱に弱いビタミンを効率的に摂取でき、免疫力の向上効果が期待できます。
さらに野菜に含まれる豊富な食物繊維のおかげで腸内環境が改善し、便秘もしにくくなると言われています。
【賃貸でも漬物は作ってもいいの?】容器や作る量に気を付けよう!まとめ
手作りの漬物はビニール袋があれば簡単に作れるだけでなく、市販の漬物と違って具材や浸かり具合を自分で調整できるため、お好みの味を楽しむことができます。
さらに余りがちな白菜、大根などの野菜を大量消費できるだけでなく、一度にまとめて作っておくと自炊が楽になり毎日の野菜不足を補うことができます。
一人暮らしで野菜をこまめに食べたいとお考えの方は、ぜひ漬物作りに挑戦してみてください。
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