【日本一長い路線バスは奈良県にある?!】ルートや走行距離など紹介
高速道路を使用しない日本一長い路線バスは奈良県にある

日本各地を走行し、多くの顧客を運んでいるバスですが、高速道路を使用しない日本一長い路線バスというのが奈良県内に走っています。
このバスにはどのような特徴があるのか、どこからどこまで走っているのかなどを詳しく見ていきます。

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賃貸専門家:吉田 政孝
不動産キャリア:23年
賃貸のマサキ天理駅前店所属。店舗運営のサポートの傍ら、ルームアドバイザーのキャリア23年以上の大ベテラン。奈良の社内仲介ランキングNo.1の実績有り。奈良の賃貸事情は勿論、美味しい飲食店や人気観光スポットなど、奈良のことは幅広い情報を持ち、特に天理市事情に日本一詳しいと自負。自身がナビゲータ役を務めたテレビ番組も多数あり。過去にアルバイトで習得したオムライス作りをスタッフへ教えるほど食通とか。
日本一長い路線バスは奈良交通が運営している

日本各地には、たくさんのバス会社が存在しています。
奈良県にも複数のバス会社があるのですが、奈良交通というバス会社では日本一長い路線バスが走っているのです。
路線バスなので途中にも複数のバス停が存在していますし、高速道路にも乗りません。
そんな奈良交通というバス会社について少し触れてみたいと思います。
奈良交通は昭和4年1月20日に設立されました。
当時は奈良交通という社名ではなく、奈良自動車株式会社という名前になります。
奈良交通株式会社という現在の名前になったのは、昭和18年7月23日のことです。
令和5年3月時点では、184路線存在している大きなバス会社だと言えるでしょう。
この184路線ある中の1路線が、日本一長い路線バスとなっているのです。
奈良交通では路線バスだけではなく、高速バスやリムジンバスも運行も行っていますし、貸し切りバスの利用も可能になっています。
日本一長い路線バスが通るルート

奈良交通が運行している日本一長い路線バスですが、どこからどこまで走っているのか気になる人もいるでしょう。
それは奈良県の近鉄大和八木駅から、和歌山県のJR新宮駅までとなっています。
距離は169.8キロメートル、停留所の数は168もあるのです。
これだけ見てもかなり長い路線バスであることがわかるでしょう。
日本一長い路線バスは、「1日3往復運行」されていることや、新たに「観光特急やまかぜ」が運行され始めました。
かなり長い路線なので、「運賃の確認」も事前に行うのがよいでしょう。
「主なルート」も紹介していきます。
1日3往復運行
奈良県の近鉄大和八木駅から、和歌山県のJR新宮駅までを結ぶ日本一長い路線バスは、1日3往復運行されています。
近鉄大和八木駅を出発する新宮行きのバスは、9時15分発、11時38分発、13時38分発となっています。
これは平日も休日も同じ時間帯になります。
ただし、終点の新宮に到着する時間帯は、9時15分発のバスは15時47分着、13時38分発は20時22分着で、平日も休日も一緒なのですが、11時38分発のバスは平日と休日で終点到着の時間が異なります。
JR新宮駅を発車するバスは、5時53分発、7時46分発は平日も休日も一緒です。
しかし、最終バスは平日と休日で発車時間が異なっていて、平日は9時59分発、休日は10時18分発となっています。
JR新宮駅を発車する時間帯が平日と休日で同じ時間帯のバスは、終点の近鉄大和八木駅到着の時間も一緒ですが、最終バスはJR新宮駅を発車する時間帯だけではなく、近鉄大和八木駅に到着する時間帯も異なっています。
観光特急やまかぜ
先ほど1日3往復運行されているバスの中で、1本だけ平日と休日で時間帯が異なっていると紹介しました。
その理由は、平日は他の2本と同じ普通の路線バスとして運行されますが、残りの1本は休日に観光特急やまかぜとして走るからです。
特急という名前が付いていることでもわかるように、休日限定で走っている観光特急やまかぜは、停車しないバス停がいくつか存在しているのです。
他のバスは、JR新宮駅を5時53分に発車し、終点の近鉄大和八木駅に12時24分に到着する便だけホテル昴という停留所のみ通過し、後は全ての停留所に停車します。
もちろん路線バスなので、乗降客がいない場合には通過となります。
しかし、観光特急やまかぜに関しては、停留所で乗客が待っていた場合も通過となるのが特徴です。
では、観光特急やまかぜはどこの停留所に停車するのかを見ていきましょう。
近鉄大和八木駅から見ていくと、高田市駅、五條バスセンター、五條駅、星のくに、上野地、十津川村役場、十津川温泉、ホテル昴、本宮大社前、湯の峰温泉、川湯温泉、終点JR新宮駅となります。
反対路線も同じく停車していき、最終的には他の路線バスに比べて、30分以上も早く到着するのが特徴です。
路線バスなので、道路事情によっては多少遅れが発生することもあります。
運賃の確認
近鉄大和八木駅から、JR新宮駅まではかなり長い距離があります。
路線バスの多くは鉄道と同じく距離で料金が異なるため、長い距離を走ればそれだけ料金も高くなります。
では、日本一長い路線バスの料金はいくらになるのか確認してみましょう。
近鉄大和八木駅からJR新宮駅までの全区間乗った場合には、6730円掛かります。
ただし、奈良交通では168バスハイク乗車券というサービスを導入しており、利用すれば5350円で全区間を乗り通すことが可能です。
168バスハイク乗車券を購入したい場合には、奈良交通の各発売窓口で販売されています。
バス車内での販売は行っていないので注意しましょう。
他にも168バスハイク乗車券には発券可能区間というのが定められています。
奈良交通のホームページにも詳しく書かれていますし、窓口やサービスセンターに問い合わせをすることでも教えてもらえるので、わからない点がある場合には気軽に聞いてみましょう。
主なルート
日本一長い路線バスは奈良交通が運行しており、奈良県の近鉄大和八木駅から、和歌山県のJR新宮駅まで走っていることがわかったでしょう。
では、どのようなルートを通っているのかを詳しく見ていきたいと思います。
近鉄大和八木駅を出発すると、最初は西側に進んでいき、近鉄南大阪線の高田市駅へと向かいます。
高田市駅を出ると南側に進み、JR和歌山線の五条駅を通ります。
その後も南へとどんどん進み、日本一広い面積を誇る村としても有名な十津川村へと至ります。
十津川村役場や十津川温泉を通り、県境を過ぎて和歌山県に入ると、本宮大社前や湯の峰温泉、川湯温泉などを通ってJR新宮駅へと到着するのです。
温泉地や景勝地、世界遺産などを通る観光向けのバスとなっているだけではなく、十津川村を経由して南北に走る鉄道が存在していないため、地元民の貴重な足としても機能しています。
昔はもっと長い距離を走っていた

現在では近鉄大和八木駅からJR新宮駅までの169.8キロメートルを走る路線バスとなっていますが、昔はもっと長い距離を走っていました。
それは昭和38年に誕生したやまとじ号とはたやま号です。
やまとじ号は奈良方面、はたやま号は新宮方面に向かって走るバスの名前になります。
当時は奈良市の大仏前から新宮まで走っており、その距離は196.2キロメートルにもなるのです。
現在よりも30キロ近く長い距離を走っていました。
しかし、時代が進むと観光地であった奈良市街は交通渋滞が発生するようになり、渋滞を避けるために昭和58年から現在の路線になったのです。
現在では全てのバスが奈良交通となっていますが、昔は大仏前から出ている2往復が奈良交通、和歌山県にある橋本駅から出ている1往復が熊野交通の担当になっていました。
その熊野交通が撤退したことも、路線が短くなった理由になります。
【日本一長い路線バスは奈良県にある?!】まとめ

鉄道が走っていない区間などを中心に走っている路線バスですが、高速道路を一切使用しない路線バスの中では、日本一の長さを誇る路線が近鉄大和八木駅からJR新宮駅の間を走っています。
総距離は169.8キロもあり、全区間で7時間近く掛かってしまうのです。
新たに導入された休日1往復限定の観光特急やまかぜを利用すれば、30分以上短縮することが可能です。
路線バスですが、運行距離が長いことから途中でトイレ休憩も挟んでいます。
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