【管理費・共益費とは?】賃貸を借りる時その費用本当に必要?
「管理費」と「共益費」の違いって何?支払うメリットもご紹介します

賃貸物件をお探しのときには大体の予算を立てて来店される方がほとんどだと思いますが、実際に物件を見比べてみると「管理費」「共益費」という費用も考慮しなくてはならず、戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。
家賃とは別に表記されている「管理費」「共益費」とは、マンションの共用部分の維持、管理費用として毎月の家賃と一緒に支払うお金です。
今回はこの二つの費用についてご説明いたします。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:内田紘一
資 格:宅地建物取引士
宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。
管理費、共益費は何に使われている?

管理費、共益費は廊下やエントランス、照明の清掃、エレベーターの点検、ゴミ捨て場などの共用スペースの修繕、メンテナンス代を負担する費用として利用されます。
例えばエントランスの照明がきれてしまった場合、オーナーだけではなくこのマンションに住む人全員が必要となる設備として、居住者全員が平等に支払った管理費、共益費から費用を負担して電灯の交換が行われます。
毎月少しずつ共益費を支払っているおかげで、急に設備が故障しても迅速に修理の手配をすることができるしくみになっています。
管理費、共益費の違いって?

管理費、共益費は表現が違うだけで本質は同じ費用を意味します。
共益費は共用スペースの維持、管理にかかる費用と定義されていますが、中規模や大型のマンションでは共用スペースの修繕費用だけではなく、清掃員の人件費などの様々な費用もかかります。
マンションの規模が大きいためにより広い範囲の費用をまとめて「管理費」として称しているのです。
けれども実際は不動産会社やオーナーがそれぞれ独自に使い分けていることが多いため、共益費と管理費は全く同じ使われ方をしていることがほとんどです。
共益費と管理費の両方を同時に徴収されることもありませんので、同じものだと判断しても問題ありません。
管理費、共益費がと別に記載されている理由は?

賃貸マンションの場合、共益費は家賃と別に記載されていることが多いです。
共益費を家賃に含めて記載するより、同じ総額であっても家賃と共益費を別に記載して安い値段を表記すれば、多くの人に物件を見てもらいやすいため、ほとんどの不動産会社はこちらの表記で揃えられています。
また家賃と管理費、共益費を分けて記載している物件は総額で記載している物件よりも敷金、礼金、更新料が比較的安くなります。
これは入居するときに支払う敷金、礼金は家賃をベースに決められることがほとんどであるため、管理費、共益費が家賃から除かれているほうが安く見積もられるためです。
更新料も同様の考え方をしますので、最初の物件選びは敷金、礼金、更新料が家賃をベースとなることを念頭に入れて探すと費用を抑えることができます。
賃貸マンションによっては共益費の値段が書いていない場合もありますが、こちらは共益費が必要ないというわけではありません。
記載がない場合は家賃に組み込まれてることが多いため、概要などを読んで内訳を確認することがおすすめです。
管理費と共益費は分譲マンションと賃貸マンションで使い道が異なります。
分譲マンションの場合、管理費と修繕積立金については国土交通省によって具体的に定義されているため、用途についても明確な定めがあります。
管理費についてはマンション標準管理規約27条において管理員人件費、備品費、事務費など12項が細かく定められています。
修繕積立金についても同規約28条に定義されており、修繕積立金は一定年数経過ごとに計画的に行う修繕に取り崩すことができると定められています。
賃貸マンションの場合は分譲マンションと異なり、共益費について厳しく規定されていることはありません。
ですので、共益費の使用目的についてはマンションのオーナーに委ねられているのです。
管理費、共益費の相場は大体いくら?

共益費の値段は全国で一律に決まっているわけではなく、近隣の相場を考慮して決めたり、マンションの規模に応じて決められています。
管理費、共益費大体の相場は家賃の5%~10%です。オートロック管理、管理人が24時間常駐などマンションの共用設備が充実すると管理費や共益費も高くなります。
またキッチンやバスルーム、リビングなど、共用での利用スペースが多いシェアハウスは他の賃貸物件と比べると管理費、共益費の値段は高めです。
さらにキッチンやお風呂、トイレも共用スペースに含まれるため、トイレットペーパーや洗剤などの消耗品、さらに水道光熱費も共益費として計算されます。
全く利用しない人でも他の利用者と同じ金額を支払わなければいけないのかな、と思ってしまいますが、シェアハウスによっては別途請求になっている場合や、個別のメーターが設置されている場合が多いです。
共益費、管理費が高い大型マンションやシェアハウスとは対照的に共益費・管理費が0円の物件も存在します。
この場合は家賃に含まれていることがほとんどであり、共用スペースの管理、維持が全くされないわけではありません。
結局は支払い時に家賃と共益費、管理費で分けて支払う必要性がなく、一括して合計額を徴収することがほとんどのため、家賃とまとめて表記しているのです。
共益費が安いと家計に負担がかからないのがメリットですが、あまりにも安すぎる場合はマンションの管理が十分に行われていない可能性があります。
あるいは住人が当番制でマンションの清掃を行うルールが決められている物件も……。
家賃の値段だけで物件の状態を判断するのではなく、内覧のときにエントランスが清掃されているか、エレベーターに不具合はないかなどマンションの管理状況について確認しておくことがおすすめです。
管理費、共益費を滞納してしまうとどうなる?

入居者全員に支払い義務がある管理費や共益費ですが、支払いを滞納してしまうとどうなるのでしょうか。
クレジットカードやローンの支払いが遅れると遅延損害金が発生しますが、それと同じように管理費を滞納することでも遅延損害金が発生します。
管理費、共益費を滞納すると毎月の支払いに加え、この遅延損害金を支払わなければなりません。
1か月程度の滞納であれば遅延損害金の支払いも免除される場合が多いようですが、2、3か月を過ぎると催促状や電話、自宅訪問などの支払い催促が来るようになります。
滞納金額が50万円を超えてしまい、裁判までに発展した事案も過去にあったようです。
なるべく共益費、管理費は滞納しないほうがよいですが、もし払いたくても払えない場合はどうすればよいのでしょうか?
まずは払えないと発覚した時点で速やかに自分から相談をしましょう。
連絡無しに滞納してしまうよりも、自分から謝罪するほうが好印象です。
あるいは管理会社によっては分割納付の提案をしてくれる場合もありますので、恐れずに相談することが大切です。
【管理費・共益費の違いについて】まとめ

共益費はマンションの居住者たちが快適に過ごすために必要な費用です。
ですが、オーナーの収入として自由に金額の幅や用途を決められるため、マンションの規模が小さい、あるいは築年数が古いのに管理費や共益費が相場と乖離している物件もたまに存在します。
現在賃貸マンションに住んでおり、「ここの共益費って値段相応に管理されているのかな?」と疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
納得のいく管理費、共益費を支払えるマンションの居住を検討されている方は、ぜひ賃貸のマサキにご相談くださいね。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:内田紘一
資 格:宅地建物取引士
宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。

