【廊下が無い賃貸はおすすめなの?】メリットやデメリットなどご紹介!
廊下のない間取りの賃貸物件にはどんなメリット・デメリットがある?どんな人におすすめ?詳しく解説!

これまで、廊下がある間取りが基本だった日本の住宅。
しかし近年は、廊下のない間取りの家も増えてきています。
廊下のない間取りの家に住むことには、どのようなメリットがあるのでしょうか?デメリットもあるのでしょうか?
廊下なしの物件が向いているのは、どんな人でしょうか?
この記事では、こうしたよくある質問への回答を詳しく解説していきます。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア25年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。
廊下のない間取りの賃貸物件に住むメリットって?

居室が最大限広く使える
一番大きなメリットは、廊下がない分居室のためのスペースを広く取れるということです。
大ぶりなソファーやベッドなどのインテリアを置くとどうしても部屋に圧迫感が生まれやすくなりますが、廊下がない間取りであればそれを軽減することができます。
キッチンと居室の間などに壁やドアが設けられていない物件であれば、さらにゆったりとした開放感を楽しむことができ、見た目にもゆとりを感じられるでしょう。
家の中で暑さ寒さの差が少なくなる
廊下がない分、玄関から居室の端まで冷暖房が行きわたることになるため、家の中で極端に暑い場所・寒い場所が生じにくくなります。
廊下がある家と比べると、トイレや脱衣所などの暑さ・寒さも緩和されます。
夏場は頻繁に暑い場所と涼しい部屋を行き来すると自律神経のバランスが乱れて体調を崩しやすくなりますし、冬場は暖かい部屋から寒い脱衣所に行き、そこからさらに入浴で温まることでヒートショック(気温の急激な変化を受けて血圧が上下し、心臓や血管にダメージが生じること)を起こす危険性もあります。
廊下なしの間取りの物件に住めば、こうしたリスクは減るでしょう。
移動がスムーズ
廊下がある間取りの場合は移動の都度ドアを開閉する必要がありますが、廊下がなくドアのない物件であればそうした手間は不要です。
部屋から部屋に荷物を移動したり、家全体に掃除機をかけたりすることもスムーズになります。
廊下は意外とホコリがたまりやすいスペースなので、より衛生的な環境で暮らしやすくなるというメリットもあります。
同居人の様子を確認しやすい
同居人の様子を視界に入れやすいことも、廊下がない間取りの家の特長です。
特に、誤飲などが心配や小さなお子さんや、急な転倒などが心配なご高齢の家族と一緒に住む方にとっては、重要なメリットだと言えるでしょう。
廊下が怖い子供も安心して過ごせる
夜の暗い廊下を怖がる子供は少なくありません。
夜中に急にトイレに行きたくなっても、暗い廊下に一人に出るのが嫌で我慢してしまう子供もいるでしょう。
居室とトイレが接続している間取りであれば、怖がりのお子さんも夜でも安心してトイレに行きやすくなります。
廊下のない間取りの賃貸物件に住むデメリットって?

においや音が気になる場合がある
廊下がないということは、トイレと居室を隔てるものがないということ。
特にトイレとダイニングスペースが近く二人以上で暮らしている場合、一人が食事している間に他の同居人がトイレを利用するとにおいや音が気になることもあります。
同居人みんなが快適に過ごすためには、誰かがトイレを利用する際はテレビ等の音を大きめにする・トイレの換気を強力にする、トイレにはパワフルな消臭剤を設置するなど、対策が必要となるでしょう。
また、間取りによっては、洗濯機や乾燥機の稼働中の音が気になる場合もあります。
これから新しく洗濯機・乾燥機を購入する予定があるという場合は、なるべく音の静かな製品を選ぶと良いでしょう。
冷暖房費が高額になる可能性がある
隅々まで冷暖房が行き届くことで家の中のどこにいても極端に暑い場所・寒い場所ができにくいことが廊下なし間取り物件のメリットですが、これは限られたスペースだけを涼しくしたり暖かくしたりすることは難しいというデメリットでもあります。
ただし、壁や窓の断熱がしっかりしている物件であればそこまで顕著に光熱費が高くならないことも。
賃貸契約前にその家の断熱レベルがどのくらいかを確認しておくと良いでしょう。
玄関を開けると居室の様子が外に見えてしまう物件がある
物件によっては、玄関ドアを開けたらその先にドアがなく、居室が丸見えになってしまうものもあります。
宅配便が来た時に散らかっている部屋を見られてしまって恥ずかしい思いをする場合もありますし、居住空間の様子をさらす機会が増えることでセキュリティ面の心配もあります。
玄関ドアと居室の間に仕切りを設置するなど、目隠しのための工夫をすると良いでしょう。
玄関と居室の間にドアがある物件の場合、宅配便等が届く可能性がある時間帯はドアを閉めておけばより安心です。
二人以上で暮らす場合、プライバシーを確保しづらい
廊下のない間取りの物件には同居人の様子を確認しやすいというメリットがありますが、裏を返せばそれぞれのプライバシーを確保しづらいということが言えます。
一人が電話をしていれば、その内容が同居人に筒抜けになってしまいますし、一人で作業をしたい時に他の人の気配が気になって集中できないということも起こり得ます。
背の高い家具で緩やかにゾーンを区切ったり、同居人の一人が電話をする際には他の人がノイズキャンセリングイヤホンを活用したりして、ストレスを溜めないようにすることが大切です。
同居人の間で生活時間帯が違う場合、部屋の明るさを分けられない
同居人のうち一人か夜帰るのが遅い生活をしている等生活リズムがずれている場合、廊下がありドアで居住スペースが区切られている間取りの部屋であれば「一部の部屋を明るくして、既に寝ている人の部屋は暗くする」ということが可能ですが、廊下のない物件の場合はこうしたことができないかもしれません。
契約前に1日の流れをシミュレーションしてみて(家の中のどの部分を寝るためのスペースとして使うのか、夜の時間の照明はどのように使うか等)、問題ないか確認しましょう。
【廊下が無い賃貸はおすすめなの?】まとめ

この記事では、廊下のない間取りの賃貸物件に住むことのメリット・デメリットや、どんな人に廊下なしの物件が特に向いているのかについて等、解説しました。
・廊下のない間取りの賃貸物件に暮らすメリットとしては「居室が最大限広く使える点」「家の中で暑さ寒さの差が少なくなる点」
「移動がスムーズになる点」「同居人の様子を確認しやすい点」「廊下が怖い子供も安心して過ごせる点」などが挙げられる
・廊下のない間取りの賃貸物件に暮らすデメリットとしては「においや音が気になる場合がある点」
「冷暖房費が高額になる可能性がある点」「来客があった際、セキュリティ面の心配がある点」
「二人以上で暮らす場合、プライバシーを確保しづらい点」「同居人間で生活時間帯が違う場合、部屋の明るさを分けられない点」など
・廊下のない間取りの賃貸物件は、部屋を広く使いたい方や同居するお子さん・ご高齢者を見守りやすい環境を求めている方に特におすすめ
・二人以上で暮らす場合、お互いのプライバシーを守ることを重視していたり同居人同士で生活リズムがずれていたりすると、廊下のない間取りの賃貸物件では住みにくいと感じる可能性がある
廊下がない賃貸物件に初めて暮らすという人は、デメリットに驚いてすぐ引っ越すことになってしまわないよう、事前に物件の特徴を確認して対策を考えておきましょう。
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