【打ちっぱなし物件とは?】コンクリートの特徴と注意点を詳しく解説!
コンクリート打ちっぱなし物件の特徴と向いている人

賃貸住宅の中には、コンクリート打ちっぱなし物件が存在しています。
コンクリートがむき出しになっているような見た目が特徴の賃貸住宅なのですが、どのような特徴があるのか、どういったメリットやデメリットがあるのかなどを詳しく見ていきたいと思います。
要点まとめ
コンクリート打ちっぱなし物件にはどのような特徴がある?
コンクリートがむき出しに見える無機質でモダンなデザインが特徴で、鉄筋コンクリート造の物件によく見られます。
1. 保護塗装が施されている物件が多い
2. 家具・照明など様々な素材と合わせやすい
3. 音が漏れにくく耐火性・耐震性にも優れている
4. 結露・カビ・汚れ・暑さ寒さには注意が必要
5. 内見時に断熱材など室内側の造りを確認する
コンクリート打ちっぱなし物件のメリットは、丈夫で音が響きにくい点です。
逆に外気の影響を受けやすく、汚れが付着しやすいというデメリットもあります。



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賃貸専門家:古川 真史
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。
コンクリート打ちっぱなし物件とはどのような建物なのか

賃貸住宅にも色々と種類が存在しているので、コンクリート打ちっぱなしの物件を見たことがある人もいるでしょう。
そんなコンクリート打ちっぱなし物件の主な特徴は「コンクリートがむき出しになっているような見た目」「鉄筋コンクリート造でよく見られる」「室内側の造りによって快適性が変わる」などです。
コンクリートがむき出しになっているような見た目
コンクリート打ちっぱなし物件の特徴として、壁がコンクリートそのものになっている点があります。
コンクリートがむき出しになっているのも特徴の1つなのですが、実は保護塗装などが表面に施されている物件が殆どです。
なぜ保護塗装が行われているのかというと、撥水目的や壁が汚れてしまうのを防ぐためです。
鉄筋コンクリート造でよく見られる
住宅には木造建築や鉄骨造建築などがありますが、コンクリート打ちっぱなしの物件の場合、鉄筋コンクリート造の建物が一般的です。
他にも鉄骨鉄筋コンクリート造の建物でも見かけることがあります。
コンクリート打ちっぱなしの物件に住みたいと考えているのであれば、鉄筋コンクリート造の物件をメインに探してみるのがよいでしょう。
室内側の造りによって快適性が変わる
コンクリート打ちっぱなしとは言っても、実はいくつか種類が存在しています。
直接露出させているタイプや、断熱材が使用されているケースなどです。
室内側の造りによって快適性が変わってしまうため、気になる場合には内見のときに聞いておくとよいでしょう。
こちら側から何も質問をしないと、室内側の造りについては説明してもらえないケースが多いです。
コンクリート打ちっぱなし物件のメリットはたくさんある

コンクリート打ちっぱなし物件には、様々なメリットがあります。
まずはどのようなメリットがあるのか確認してみましょう。
主なメリットとしては「シンプルかつ鮮明な見た目」「色々な素材と相性がよい」「耐火性能に優れている」「空間が広く見える」「音が周りに漏れにくい」「耐震性が高い」などがあります。
シンプルかつ鮮明な見た目
コンクリート打ちっぱなし物件の場合、コンクリートがむき出しになっているので、無機質でモダンな感じの見た目になります。
しかも壁紙のように色々なデザインがあるわけではなく、どの物件でもシンプルで鮮明な見た目になるのが特徴です。
人によって感じ方は異なるものの、コンクリートがむき出しになっているのがよいと感じる人もたくさんいます。
色々な素材と相性がよい
コンクリート打ちっぱなし物件は、室内を自分好みのデザインに変えやすいという特徴があります。
それはむき出しになっているコンクリートがシンプルで鮮明なため、他の素材との相性がよいのです。
家電や家具の大きさや色合い、照明の色や当て方でも室内の雰囲気が変わるので、室内のデザインにこだわりたいという人にも向いています。
さらに木材やガラス、金属などとも相性がよいので、スタイリッシュな室内にしやすいのもメリットだと言えるでしょう。
耐火性能に優れている
建物には木造建築や鉄骨造建築など複数ありますが、その中で鉄筋コンクリート造は耐火性能に優れています。
しかも燃えやすい壁紙を使用していないので、より耐火性能が高いと言えるでしょう。
もちろん耐火性能が高いというだけで、絶対に燃えないというわけではないので、火災保険の加入や火の取り扱いには十分注意しないといけません。
少しでも耐火性能が高い賃貸住宅に住みたいという人は、コンクリート打ちっぱなし物件を選ぶのもよいでしょう。
空間が広く見える
賃貸住宅の中でも、一人暮らし向けの物件だとワンルームや1Kの物件がメインになります。
そのため、どうしても室内が狭くなってしまいます。
このような一人暮らし向けの物件を借りる場合には、少しでも空間を広く見せたいと考える人も多いでしょう。
コンクリート打ちっぱなし物件であれば、空間を広く見せることができるのでおすすめです。
コンクリート打ちっぱなし物件は鉄筋コンクリート造が一般的なので、造りが丈夫で無駄な柱を使用する必要がありません。
これも空間が広くなる理由の1つだと言えるでしょう。
音が周りに漏れにくい
マンションやアパートなどの集合住宅でも、最もトラブルになりやすいのが騒音です。
音漏れは木造建築だとかなり気になりますが、鉄筋コンクリート造であれば、木造建築よりもかなり遮音効果が高いと言えるでしょう。
周りから聞こえる音を可能な限り少なくしたいと考えているのであれば、コンクリート打ちっぱなし物件を探してみるのもおすすめです。
もちろん全く音が聞こえなくなるわけではないので、夜遅くや朝早くに大きな声を出さない、大きな音を立てないという配慮は必要不可欠です。
耐震性が高い
鉄筋コンクリート造の建物は、耐火性能が高いだけではなく、耐震性能にも優れています。
特に近年の日本は地震が多く発生するので、地震に強い家に住みたいと考えている人は多いでしょう。
ただし、あまりに古い物件だと1981年6月に施行された新耐震基準を満たしていない可能性があるので注意が必要です。
また、どのような工法で作られているのか確認しておくと、より安心できるでしょう。


デメリットもいくつか存在する

どのような構造の建物であっても、必ずメリットがあればデメリットも存在しています。
では、コンクリート打ちっぱなし物件にはどういったデメリットがあるのかというと「結露やカビが発生しやすい」「汚れが付着しやすくて目立つ」「人によっては無機質で冷たく感じる」「外気の影響を受けやすい」などが挙げられます。
結露やカビが発生しやすい
鉄筋コンクリートというのは、湿気を逃がしにくい上に吸水性が高いという特徴があります。
そのため、コンクリート打ちっぱなし物件だと、結露やカビが発生しやすい環境だと言えるのです。
コンクリート打ちっぱなし物件を借りるときには、定期的にしっかりと換気を行うことを心掛けましょう。
除湿機の使用なども効果的です。
冬になると室内と外気の温度差が大きくなるので、結露が発生しやすくなります。
結露対策もきちんと行わないと、カビが発生して不衛生な環境になるので注意しましょう。
汚れが付着しやすくて目立つ
コンクリート打ちっぱなし物件の特徴として、コンクリートがむき出しになっている点が挙げられます。
コンクリートの表面はザラザラしているので、保護塗装が行われていても汚れが付着しやすいというデメリットがあるのです。
水をこぼしてしまうとシミになりやすいというデメリットもあるので、十分注意しなければいけません。
人によっては無機質で冷たく感じる
コンクリートがむき出しになっているコンクリート打ちっぱなし物件ですが、人によってはスタイリッシュで見た目がよいと感じるでしょう。
しかし、感じ方というのは人によって異なるので、中には無機質な感じが冷たくて嫌だと思う人もいます。
この辺はその人の好みですが、無機質で冷たく感じるのが嫌という人は、壁紙が使用されている物件を借りるのがよいでしょう。
外気の影響を受けやすい
コンクリート打ちっぱなし物件は寒いのではないかという話を聞いたことがある人もいるでしょう。
実際はどうなのかというと、コンクリート打ちっぱなし物件は外気の影響を受けやすいです。
そのため、夏は暑くなりやすいですし、冬は寒くなりやすいのが特徴です。
主な対策としては、暑い時期は遮熱をする工夫が必要になりますし、寒い時期は室温を保てるように保温性の高いカーテンなどを利用するのがよいでしょう。
外気の影響を受けやすいため、エアコンがしっかりと効くまでに時間がかかりやすいことから、電気代も高くなる傾向にあります。
コンクリート打ちっぱなし物件を借りるのに向いている人

メリットもデメリットも存在しているコンクリート打ちっぱなし物件ですが「部屋のデザインにこだわっている人」「静かで安全性の高い物件に住みたい人」「広い空間で生活したい人」このような人には向いています。
部屋のデザインにこだわっている人
自分の住む家のデザインにこだわりがあるという人は、コンクリート打ちっぱなし物件に向いています。
無機質でモダンなコンクリート打ちっぱなし物件であれば、導入する家電や家具などの色合いや大きさ、形などによって色々な演出が可能です。
金属やプラスチック、ガラスなどとの相性もよいので、より自分好みのデザインにしやすくなっています。
静かで安全性の高い物件に住みたい人
コンクリート打ちっぱなし物件の多くが鉄筋コンクリート造の建物になっています。
鉄筋コンクリート造の建物であれば、防音性能にも優れていますし、耐震性能にも優れています。
そのため、少しでも静かな環境で生活したいと考えている人はもちろんですが、地震に強い家がよいと考えている人にも適しています。
耐火性能にも優れているので、周りから火が出た場合も被害を少なくすることが可能です。
広い空間で生活したい人
ほんの少しでも広くて開放感のある空間で生活したいという人にも、コンクリート打ちっぱなし物件は適しています。
強度の高い鉄筋コンクリート造の建物であれば、柱の数を減らせる分、部屋が広くなるのです。
中には一般的な賃貸住宅よりも天井が少し高い、窓が少し大きいといった物件もあるので、じっくりと探してみるのもよいでしょう。


【打ちっぱなし物件とは?】まとめ

今回はコンクリート打ちっぱなし物件の特徴、メリットやデメリットについて紹介してきました。
人によって向いている人と向いていない人がいますが、コンクリート打ちっぱなし物件はメリットが多く、デザイン性の高さや安全性の高さなどから人気の物件となっています。
色々な素材の家具とも相性がよいですし、空間が広くなっているのも特徴です。
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