【2025年】簡単切り花を楽しもう!花を長持ちさせる8つのポイントとは?
お家で切り花を楽しもう!お花を長持ちさせるコツをまとめました
お部屋を彩るのに最適な切り花がもっと長持ちする方法伝授!
切り花をきれいなまま長く飾りたい場合は、延命剤や10円玉を入れることで気に入ったお花を長く観賞することができます。
また長持ちする種類のバラやカーネーションを準備するのもひとつです。
公園や山に出かけて季節の花を見に行くのが毎年の楽しみだったのに、今年は外出自粛要請もあって見ることができなかった……。
そんな風に肩を落としていらっしゃる方はご自宅でお花を愛でてみてはいかがでしょうか。
農林水産省より外出自粛によって減少した生花の消費拡大を図るためお花をお家や職場に飾って楽しむ「花いっぱいプロジェクト」が開催されました。
農林水産省:「花いっぱいプロジェクト」の取組について
お家にお花を置くことで簡単に季節感を味わうことができ、インテリアだけでなく風水にも良いとされています。
ご自宅の庭やお花屋さんより手に入れた切り花を長持ちさせる方法をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:出口晏奈
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切り花がすぐしおれる原因とは?
切り花がすぐにしおれてしまう主な原因は、水の中にバクテリアが発生してお花の切り口に繁殖し、導管が詰まってしまうことで水の吸い上げが悪くなってしまうことだとされています。
このバクテリアの繁殖を防ぐためにはお花を活ける花瓶を清潔にする、毎日水を取り替える、水を変える際に茎を少し切る、など様々な方法があげられます。
そして、元々切り花の寿命が非常に短いこともすぐにしおれたと感じる原因の一つでしょう。
切り花の寿命は花の種類によって変わりますが、春先だと7~10日、夏場だと4~5日、冬場だと10~15日だと言われています。
切り花を長持ちさせる方法まとめ
1.水あげを行う
切り花を自宅に持ち帰るとすぐに花瓶に活けていませんか?お花をそのまま飾るよりも、活ける前にひと手間工夫することでお花の鮮度の長さは大幅に変わるのです。
まず花や茎、葉を新聞紙などの紙で包み、テープで固定します。紙の下部分より花の茎や枝が露出すると思いますので、断面が斜めになるようにハサミでカットしましょう。
斜めに切ることで断面の面積が大きくなり、お花が水を吸収しやすくなります。
切った後は水が入った花瓶やバケツにお花を入れ、直射日光が当たらない涼しい場所に置いて切り花が元気になるまで1~2時間程度水を吸わせます。
水が腐らないように、水面に触れている葉や花などは取り除きましょう。
この下準備を行えば、切り花が普段より格段に長持ちするはずです。
この方法は水あげと呼ばれ、お花屋さんでも行われていますのでぜひ試してみてください。
2.毎日水を取り替える
花瓶にいれた水は放っておくとすぐに菌が繁殖してしまいます。
花瓶の水はなるべく一日に一度全て捨てて、清潔な水と入れ替えるようにしましょう。
毎日の水替えと一緒に、花瓶や茎を綺麗にしてあげるとお花が長持ちしやすくなります。
花瓶や茎に菌が付着していると、そこからバクテリアが繁殖し水が汚くなる原因となります。
水の入れかえと一緒に花瓶を軽くすすぐか、余裕のあるときはスポンジでしっかりと綺麗に洗ってあげましょう。
水に浸かっている茎の部分にぬめりが発生していることがありますが、これは花が痛んできているサインです。
ぬめりが出てきた場合は指でしごくようにして拭い取るか、場合によっては切り落として新しい切り口を作ってあげるようにしましょう。
3.水温が上がりそうな場所に置かない
切り花の入った花瓶を暖房が効いた場所に飾っていると、水温が上昇して最近が増殖してしまいます。
花瓶は水が温まらないような、暖房や直射日光が当たらない場所に飾りましょう。
エアコンの吹き出し口のそばもお花が乾燥してしまうのでおすすめできません。
4.水を入れすぎない
お水をたっぷり入れたほうが快適だろうと花瓶の8割以上の水を与えていませんか?
水をたっぷり入れてしまうと茎の大部分が水中に浸かってしまい、痛みや腐食の原因になってしまうことがあります。
丁度良い水量は花の種類によって異なりますが、花瓶の3割~5割が目安とされています。
5.切り花用の延命剤を使う
延命剤はホームセンターの園芸用品売り場で販売されています。
延命剤にはバクテリアや菌の繁殖を抑えるだけでなく、切り花の栄養になる成分も含まれています。水分だけでは補給しづらい栄養を与えることでお花の寿命はぐっと上がりますので、ぜひ延命剤を利用してみてください。
延命剤は酸性、あるいは弱酸性の液体であることがほとんどです。
ステンレス、銅、真鍮など金属製の花瓶に使うと変色したり錆びてしまうことがあります。金属製の花瓶には延命剤を使用せず、別の容器に移してから使用しましょう。
6.花瓶に10円玉、漂白剤を入れる
花瓶に10円玉を入れるとお花が長持ちする、という知恵を耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。
10円玉を水に入れると銅イオンという成分が水に溶けだします。
この銅イオンは水中に細菌が繁殖するのを抑え、水や茎が腐るのを防いでくれるのです。
お財布の中に入っている10円をそのまま入れるのではなく、すこし磨いてピカピカになった状態でいれるとより効果を実感できます。
また、塩素系の漂白剤を入れる方法もあります。
塩素系の漂白剤には水が腐るのを抑えてくれる効果があると言われています。
200ccの水に対して1~2滴程度の漂白剤を混ぜます。入れすぎると逆にお花を傷めてしまいますので、少量を加えましょう。
そして漂白剤を入れたあとに少量の砂糖を加えると切り花の栄養として吸収されると言われています。
砂糖は雑菌の繁殖に繋がりやすいため、殺菌効果のある漂白剤と併用することがおすすめです。
7.炭酸水を入れる
サイダーなどの無色の炭酸飲料に含まれる糖分と酸性成分は、切り花の栄養となります。
同じ炭酸飲料でもコーラなどの有色炭酸飲料は切り花にとって酸性が強く、痛みやすくなりますので使用しないでください。
また、カロリーゼロなどのダイエット系炭酸水には糖分が含まれていないため効果がありません。
砂糖を入れる方法よりも炭酸飲料に含まれている果糖ぶどう糖は粒子が細かいので切り花の断面から吸収がしやすく、さらに効果を期待することができます。
8.不要な葉や花を取り除く
応用法として、目立たせたい花や葉以外を取り除いて水の蒸発量を抑えるという方法もあります。
根のない切り花は茎や枝の切り口から水を吸い、葉から水分を蒸発させています。
葉が重なって重苦しくなっている部分や開きそうにない蕾を取り除くことで、水の蒸発量を減らし、現存する葉や花が長持ちするのです。
さらに枯れた花や葉からはエチレンガスが発生します。
このエチレンガスは植物の成長を促進させ、花の老化を進めてしまします。
少し可哀想な気もしますが、枯れた花は早めに摘みとったほうが元気な花を長く楽しむことができるのです。
長持ちするお花を購入することもおすすめ
切り花の世話が初めての方は、比較的日持ちしやすい切り花を選んで購入してみるのはいかがでしょうか。
鑑賞期間が長く丈夫なものとして、以下のお花が代表として挙げられます。
・バラ
・カーネーション
・アンスリウム
・カスミソウ
・ユリ
他にも日持ちしやすいお花が取り扱われていることがありますので、ホームセンターやお花屋さんに尋ねてみることをおすすめいたします。
切り花をお部屋に置くと景観が華やぎますし、生き物と同じ空間にいることで親しみやエネルギーも湧いてくると思います。
自粛生活中を屋内で楽しめる趣味として、切り花を飾ってみてはいかがでしょうか。
お手入れがしっかりしていれば、その分長い期間きれいな花を咲かせてくれます。
この機会にぜひ挑戦してみてくださいね。
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