【2025年】"1匹見つけたら100匹いる"ゴキブリにまつわるあの噂って本当?

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Web担当者:西村貴文

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【ゴキブリにまつわるあの噂】1匹見つけたら100匹いるというのは本当?


【ゴキブリにまつわるあの噂】1匹見つけたら100匹いるというのは本当?


見た目も動きもグロテスクな、嫌われ者の昆虫、ゴキブリ。


病原菌を持ち込むこともある害虫ですが、その習性などについては意外と知られていないものです。


今回は、ゴキブリの詳しい生態と、季節ごとの対策のコツや、効果的な退治方法などについてご紹介していきます。


あらゆる自然が目を覚まし、命が躍動を始める、春。


春の暖かさや柔らかい陽射しは、まだ弱々しい生命にエネルギーを降り注ぎ、活力を与えます。


山や公園の緑は生き生きと輝き、花は美しく咲き、そして昆虫も活発に動き始めます。


その昆虫の中には害虫もいますが、「彼らだけは、永遠に目覚めて欲しくない…」という嫌な虫の代表が、ゴキブリではないでしょうか。


冬の間はあまり見かけないゴキブリですが、寒さの厳しい季節、彼らがどこで何をしているか、ご存知ですか?


冬眠しているのか、それともどこかで越冬しているのか…。


ゴキブリの生態などは詳しく知らない、という人は多いかもしれません。


身近な存在であっても、ゴキブリの生涯や生活形態は、意外と謎に包まれていますよね。


そして、世の中の謎に満ちたものに、つきものなのが「噂」です。


誰もが1度は耳にしたことがあるのでは?という、ゴキブリにまつわる「アノ噂」。


「アノ噂」の根拠や、真偽はどうなのでしょうか?


ここでは、「ゴキブリの生態」や「殺虫剤の効果的な使い方」「ゴキブリが出にくい物件」などについて、お伝えしていきます。




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「1匹見つけたら100匹いる」は本当?


「1匹見つけたら100匹いる」は本当?


ゴキブリを「1匹見つけたら100匹いる」という噂を聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか?


自分の家で1匹見つけただけでも、恐怖をもたらすゴキブリです。


それが団体で潜んでいるなんて…。


もしその群れに遭遇してしまったら、精神的にひどいダメージを受けてしまいそうですよね。


では、ゴキブリの生活形態とは、どのようなものなのでしょうか。


ゴキブリは夜行性なので、人が就寝したあとの深夜に活発に活動します。


そのため、暗く狭い場所を住処にすることが多く、人間に見つからないように生活しています。


ゴキブリは常に警戒して行動していますから、たった1匹でも遭遇することは珍しいといえるのです。


また、もし家の中でゴキブリを見かけたら、それはオスかメスのどちらだと思いますか?


ゴキブリのメスはオスよりも用心深いので、たいていの場合、見かけるのはオスです。


そして、家の中にオスが1匹いるということは、メスもいて、卵を産んだりしている可能性が高いのです。


「その卵と1家族だけなら、数匹程度だけじゃないの?100匹なんて大げさな…」と思いますよね。


ところが彼らは、核家族で生活しているわけではないのです。






ゴキブリは集団で生活する!?


ゴキブリは集団で生活する!?


では、ゴキブリはどのような形態で生活しているのでしょうか。


ゴキブリの住処を「巣」と呼んだりしますが、彼らはハチやアリのような巣をつくりません。


なので、彼らが住んでいる場所が巣ということになります。


そして、ゴキブリはそこで1家族だけではなく、集団で生活していることが多いのです。


集落をつくり多数の仲間と生活することによって生育が早くなり、さらに子孫の数を増やせるからです。


ゴキブリが地球上に現れたのはおよそ3億年前とされていますが、ほとんど姿を変えることなく生き延びてきました。


どんな環境でも順応できる驚異的な生命力を持っていたことと、集団生活で繁殖力を高めることで、確実に命をつないできたのです。


では、ゴキブリは、いったいどのような方法を使って仲間を呼び寄せるのでしょうか?


彼らが使うのは、なんと、あの「フェロモン」です。


生き物に特有な反応を起こす化学物質の、フェロモンはよく知られていますよね。


昆虫のフェロモンには、ミツバチなどの働きバチに作用する「女王フェロモン」や、アリが行列をつくるときの「道しるべフェロモン」などがありますが、ゴキブリが仲間を招集するのは「集合フェロモン」です。


この「集合フェロモン」はゴキブリのフンに含まれています。


ですので、家に侵入してきた最初の1匹が、そこが快適な場所だと判断してしばらく滞在していたら、あっという間に仲間が増えてしまうのです。


そこで、「1匹見つけたら100匹いる」は本当?の答です。


「1匹見つけたら100匹いる」という科学的なデータはありません。


しかし、家で1匹見つけたら、少なくても数十匹、もしかすると数百匹住みついている可能性が高いのです…。







季節に応じたゴキブリ対策


季節に応じたゴキブリ対策


自分の家のどこかに数百匹のゴキブリが…、なんて、想像もしたくありませんよね。


そんなことにならないためにも重要なのが、効果的な対策をとることです。


まず敵のことを知って、季節に応じた対策をしましょう。


ところで、ゴキブリの寿命はどれくらいかご存知ですか?


彼らは冬眠をしませんが、休眠して冬を越します。


その回数によって寿命が異なり、2度の冬を越したゴキブリは、驚くことに3年以上生きることもあるのです。


では、ゴキブリがもっとも活発に繁殖する季節はいつなのでしょうか。


夏の対策

ゴキブリは、暖かくじめじめした場所が大好きです。


そのため25℃を超える夏は、彼らがもっとも活発に繁殖し、多く産卵する季節です。


さらに、卵がふ化してから成長するまでの時間も早くなるので、一気に数を増やします。


ゴキブリが大量発生しやすい夏、大切なのは徹底的にやっつける!ことです。


見つけたら殺虫スプレーを使い、逃げてしまったら「くん煙タイプ」の殺虫剤を使いましょう。


そのほか、ワナを仕掛けたり、待ち伏せしたりするのも有効です。


また、家と外を自由に出入りしているため、ゴキブリの移動する回数も夏は増えます。


そこで、出入り口にしていそうな、ドアの隙間や換気扇や通風口に「待ちぶせタイプ」の殺虫剤をスプレーしておきましょう。


「毒えさタイプ」は、キッチンや洗面所など、ゴキブリが潜んでいそうな暗くてじめじめした場所に置いておきましょう。



春と秋の対策

冬の間はほとんどゴキブリの姿を見かけないので安心していると、すぐに春がやってきます。


そして夏になり、悪夢のような戦いを終えて秋になると、彼らのことを忘れてしまいがちですが、そのときに気を抜いてはいけません。


実は、ゴキブリの駆除に重要なのが、この春と秋の対策なのです。


ゴキブリが秋に産卵すると、卵か幼虫の状態で休眠して冬を越し、春になると卵はふ化し、幼虫は成長して活動を始めます。


そして活発に繁殖する夏を迎えるので、冬になる前にできる処置を行うことがとても大切なのです。


まず、彼らが冬を越す場所をつくってはいけません。


ゴキブリが好むのは、暖かくじめじめとした薄暗い場所です。


キッチンの隅や植木鉢、段ボールの箱などに注意し、清潔にして風通しを良くしてください。


秋も深まると彼らはあまり姿を見せなくなりますが、ひっそり隠れていることも多いので、「くん煙剤」で駆除しておくのがおすすめです。


続いて、春に行っておく対策です。


暖かくなると、屋外で休眠して冬を越したゴキブリも活動を始めます。


彼らは、快適な住処を得るために家の中に侵入しようとしますが、ほとんどは幼虫なので、成虫のように素早く動くことができません。


そのため、春も駆除しやすい時期といえます。


侵入してきやすい場所に「待ちぶせタイプ」の殺虫剤をスプレーしておきましょう。


先手を取って徹底的に退治しておきたいときは、「くん煙剤」や「毒えさタイプ」を使用してください。



通年の対策

季節に係わらず、ゴキブリを寄せつけないために気をつけたいのは、「食・水・住」を断つことです。


ゴキブリは人の食べ物のほか、ほこりや紙なども食べますが、1滴の水だけでも数日間は生きられます。


彼らのえさになる食べ残しや生ゴミは密封し、流しなどの水分は、就寝前に拭き取ることを習慣にしましょう。


そしてゴキブリが好む、暖かくじめじめして暗い場所をつくらないように、風通しを良くし、ほこりなども溜まらないよう清潔にしておきましょう。







殺虫剤のタイプと効果的な使い方


殺虫剤のタイプと効果的な使い方


ここまで、季節に応じた対策と、殺虫剤の使用についてお伝えしてきました。


次は、殺虫剤のタイプ別の効果的な使い方についてです。


くん煙タイプ

どこに潜んでいるかわからないゴキブリを、しっかりと駆除するのにおすすめなのが「くん煙タイプ」です。


くん煙タイプの殺虫剤には、3種類あります。


「煙タイプ」は、強く煙を噴き出し、部屋の隅々まで殺虫成分を広げることによって、潜んでいる害虫も駆除できます。


「水タイプ」は、容器に水を入れるだけで細かい煙が発生し害虫を駆除しますので、強い煙を出したくないという人や初めて使用する人におすすめです。


「霧タイプ」は、煙ではなく、殺虫成分が霧状で、くん煙のあとの閉め切っておく時間が1時間と短いところがおすすめポイントです。



待ちぶせタイプ

夏と春の対策でおすすめした「待ち伏せタイプ」は、ゴキブリが侵入してきやすいドアの隙間や換気扇や通風口に、スプレーしておくだけの殺虫剤です。


このタイプはスプレーしてから半月くらい効果が持続しますので、直接手を下さずに退治できる優れモノです。



毒えさタイプ

「毒えさタイプ」も夏と春の対策でおすすめしましたが、ゴキブリが潜んでいそうな場所に、毒入りのえさを置くというものです。


この殺虫成分は即効性ではないので、毒えさを食べて巣の中で死んだゴキブリの死骸を仲間が食べることによって、巣を全滅させる効果が期待できます。


このタイプは、置いておくだけで毒の効果が半年も続くので、その間は安心して生活できるのが嬉しいですね。


※殺虫剤を使用されるときは説明書をよく読み、注意して行ってくださいね。







ゴキブリが出にくい物件の条件


ゴキブリが出にくい物件の条件


ここまで、「ゴキブリの生態」や「季節に応じた対策」などについてご紹介してきました。


でも、できれば、彼らと遭遇することなく生活したいですよね。


では、どんな条件の家だったら、ゴキブリが出にくいのでしょうか?


2階より上の階で、窓のすぐ外に木や電柱がない

ゴキブリは羽があるので空中を飛べますが、高く飛ぶのは得意ではありません。


ですので、マンションやアパートの2階より上の部屋には、彼らが侵入することはあまりないといえるでしょう。


ですが、窓やベランダのすぐ横に木や電柱があれば、這って上り部屋に侵入しますので、建物の周辺には注意が必要です。



階下や隣に店舗がなく、近所に公園がない

ゴキブリは、隣やすぐ近くの階や近所なら簡単に移動してきます。


店舗でも、入り口が常時開放されているお店や飲食店には、彼らが出入りしたり住みついたりしていることがあります。


そして、樹木や茂みに多数のゴキブリが住んでいることもあるので、近くに公園などがないかも、確認しておきましょう。



風通しの良い、木造以外の建物

ゴキブリは、じめじめした場所を好みます。


木造の建物は適度な湿度を保ちやすく、鉄筋のマンションよりも隙間が多いので彼らが侵入しやすくなります。


木造以外でも湿気をこもらせないために、風通しが良いかどうかもチェックしておくとよいでしょう。



新築・築浅の物件

古い物件は隙間が多くなっていたり、通気性が悪くなっていたりするところもあります。


そして、ゴキブリが備品などに住みついていることもあるのです。


新築ならその心配はありませんし、築浅の物件でもその可能性は低いといえます。



真下や隣が空き部屋になっていない

マンションなどの空き部屋には、敵がいないのでゴキブリが住みついていることがあります。


その近くの物件に入居したとたん、彼らが食料を求めてやってくることがあります。



マンションなどの廊下や共有部が清潔

ゴキブリは生ゴミなども食べますし、じめじめして汚れた場所が大好きです。


物件を見に行ったときに、廊下などが汚れていないか、ゴミなどの臭いがしていないか確認しておきましょう。



ポストがドアと一体型ではない

ポストがドアの穴に差し込む式の一体型になっている場合、郵便物が挟まれている空間からゴキブリが侵入することがあります。


ポストがドアと分離している物件を選んだほうがいいでしょう。







【ゴキブリにまつわるあの噂】のまとめ


【ゴキブリにまつわるあの噂】のまとめ


今回は、「ゴキブリの生態」や「季節に応じた対策」や「ゴキブリがでにくい物件」についてお伝えしてきました。


ゴキブリは、たった1匹でも病原菌を運び、アレルギーを引き起こすこともある恐ろしい害虫です。


しかも、1匹見つけたら、数百匹の仲間がいることもあるのです。


何も手を打たなければさらに数は増え続けていき、健康に被害がおよぶ可能性もあります。


季節に応じて殺虫剤をうまく使用し、彼らの群れる習性を利用してワナをしかけたり、好む場所や通り道で待ち伏せしたりして、完全に打ち負かしてしまいましょう。


そして彼らの好む環境をつくらない対策や習慣で、家にゴキブリを寄せつけないようにしましょう。





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