【玄関・水回り、引っ越し後の「盛り塩」】どんな意味があるの?

奈良の暮らしや街情報

【玄関・水回り】引っ越し後の「盛り塩」どんな意味があるの?


【玄関・水回り】引っ越し後の「盛り塩」どんな意味があるの?


古くから伝わる習慣として、お引っ越し後の新居に「盛り塩」をするというものがあります。


清め・浄化の作用があるとされる塩ですが、盛り塩もそのような意味合いで行うものなのでしょうか。


盛り塩の正しい作りかたや置きかたも含めて詳しく解説してゆきます。



  • 古川真史_写真
  • 賃貸お部屋探しのプロが見るポイント

    賃貸専門家:古川 真史

    資   格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士

  • 奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。



  • 賃貸のマサキは奈良県下4店舗展開。奈良×賃貸情報数No.1宣言を掲げ、最大級の賃貸情報を掲載!

    奈良の賃貸情報なら賃貸のマサキにおまかせください!
    かんたん検索でお客様にぴったりなお部屋探しを全力サポート!奈良の賃貸お部屋探しはこちらから!





    家を清めるための「盛り塩」


    家を清めるための「盛り塩」


    玄関先などに、円錐形や三角錐形に盛った塩を置く「盛り塩」。


    自分でされたことはなくても、見かけたことはあったり、何となく魔除けのおまじないのようなものだというくらいは知っておられる方が多いと思います。


    塩には場を清め、災いを退ける効果があるとわが国では古くから信じられてきました。


    様々な場面でお清めとして塩が用いられてきたのですが、盛り塩もそのひとつで、もともとは中国から伝わり日本にすでにあった信仰のかたちと結びついて、家や土地の吉凶を見る「家相」の一環として根づいてゆきました。


    奈良時代や平安時代にはもう戸口に盛り塩をする習慣があったことを示す記録もあります。


    家を清め、穢れを持ちこまないようにという意味合いが込められており、円錐形や三角錐形にするのは神様が降臨しやすく縁起の良い形とされているためです。


    単に古いならわしというだけでなく、こんにちでも商売繁盛祈願の一環として盛り塩をしているお店も多いなど私たちの生活に根づいている習慣と言えますが、この盛り塩、家を引っ越した時にもよく行われるものです。


    賃貸物件に引っ越した際には前に住んでおられた方の気を浄化して新たな場とするために盛り塩がされますし、新築物件の場合でも建築に携わった方々の気を浄化するために行われます。


    このようにきちんとした意味合いを持たせて盛り塩を行うには、ただ塩を小皿に盛って置けばよいというものではなく、作りかたや置きかたにいくつか押さえておくべきポイントがあります。


    家相だけでなく風水的にも玄関先や水回りなどに盛り塩をするのは運気アップにつながると考えられていますので、ぜひポイントを覚えて実践してみましょう。






    盛り塩はどうやって作る?


    盛り塩はどうやって作る?


    はじめに盛り塩の正しい作りかたのポイントを見ていきましょう。


    まず用いる塩の種類です。


    最もよいのは海水から作られた粗塩とされています。『古事記』にはイザナギノミコトが黄泉の国より戻った際に海で穢れを払った伝承が記されており、これになぞらえて浄化には海水由来の塩が古来より用いられてきたためです。


    ただし、とくに岩塩など海水由来以外のものでは駄目だという訳ではありません。


    できるだけ自然のままのものが推奨されており、調理用に成分が調整された食塩に関しては浄化効果が薄くなると言われております。


    日本で一般的に流通している塩の多くは海水由来であり、スーパーなどで粗塩が手に入らないということはまずないと思いますが、ネットショップで小皿などと一緒に盛り塩セットとして販売されていたり、神社で盛り塩専用の塩が売られていたりもします。


    次に盛り塩の形です。


    先にも書いたように、縁起の良い形である円錐形や三角錐形に整えて盛ります。


    神様は山の形のところに降りてこられるという考えがあり、神社の境内に「立砂」という円錐形の砂山が作られていることがありますが、盛り塩も同じように山の形になぞらえて形を作るのです。


    また、風水でも円錐形や三角錐形の先端のとがった部分が魔除けに有効だと考えられており、そちらの意味合いから見ても効果的な形と言えます。


    どうせならばできる限りきれいな円錐形や三角錐形に盛りたいところですが、粒子が細かくサラサラの塩ではとくに上手に盛るのは難しいと思いますので、やはり粗塩を用いるのがおすすめなのです。


    とはいえそれでもなかなかきれいな形を作るのは大変です。


    霧吹きなどで湿らせつつ成型してゆくか、ネットショップなどで売られている盛り塩用の型を用いるのがストレスなくきれいに盛るには良い方法でしょう。






    盛り塩はここに置く・こう置く


    盛り塩はここに置く・こう置く


    家を引っ越したら、作った盛り塩をどこにどのように置くのがよいのでしょうか。


    まずおすすめしたいのは玄関です。


    家を清めて穢れを持ちこまないように浄化するための盛り塩なのですから、外と内の境界であり様々な人が出入りをする玄関に置くことはもっとも道理にかなっていると言え、古来より行われてきたやりかたでもあります。


    置きかたとしては、本来は玄関の外側の左右両サイドに2つ1組というかたちで設置するのが理想的です。


    ただし、賃貸のお部屋などで人目が気になるという場合は玄関の内側に置いてもきちんと効果はありますよ。


    次におすすめなのは水回りです。


    水回りは家相においても風水においても運気が停滞しやすく常にきれいにしておかなければ悪い気が溜まってしまう場所だと考えられています。


    その溜まってしまった悪い気を浄化するために、盛り塩が有効というわけです。


    ひとくちに水回りといっても色々な場所がありますから、ひとつひとつ置きかたのポイントを見てゆきましょう。


    トイレは家相において、どの位置にあっても凶方位になるとされています。


    つまり家のなかで一番悪い気が溜まりやすい場所と考えられているのですので、玄関以外に盛り塩をするのであればまずはトイレから置いてやるとよいでしょう。


    邪魔にならないよう隅っこや棚の上など安定している場所に置くようにしましょう。


    キッチンは水回りかつ火気を扱うところでもあります。


    火気は運気の低下につながりやすく、また水気と火気は陰陽の関係にあるためそれぞれの力がぶつかり合い、場としてのバランスが崩れやすくなっています。


    このバランスを保つために盛り塩を置いてやりましょう。


    水を扱うシンクと火を扱うコンロの間に設置するのが効果的です。


    水気と火気の両方がある場所といえば、お風呂場も同じことが言えます。


    それと同時にお風呂場は身を清めて厄を落とす場所でもありますから、盛り塩をするのに適した場所と言えます。


    ただし湿気やシャワーの飛び水などで塩が溶けて形が崩れてしまいやすいので、1週間~10日前後で交換するようにしましょう。


    身体を洗ったりする際にできるだけ水のかからない棚の上か、棚がなければ隅っこに置くと良いでしょう。


    水回りに盛り塩を置く際の注意点としては、あらかじめ掃除や換気をして盛り塩が極力汚れない状態にしてから置くようにしましょう。


    汚くなった盛り塩を放置しておくと、浄化どころか逆に、吸収した悪い気を放出するようになってしまいます。


    盛り塩の置き場所として、玄関や水回りの他にはリビングや寝室に置くのもおすすめです。


    多くの場合この2箇所が家の中において一番長い時間を過ごし、リラックスするための場所ですから、悪い気は浄化しておきたいものです。


    置きかたとしては、部屋の四隅に設置するのが効果的です。


    部屋を盛り塩で囲むことによって結界とし、悪い気を浄化するとともに新たに侵入させないようにするのです。


    リビングや寝室が、きっと一段とリラックスできる場になりますよ。


    以上のような場所に盛り塩を置くと良いのですが、先ほども少し触れた通り、盛り塩を長い間放置しておくのは悪い気を放出してしまうようになり良くありません。


    継続的に盛り塩を置くのであれば、1~2週間に1度くらいのペースで定期的に交換しましょう。


    交換のタイミングについて、神道においては毎月1日・15日や新月もしくは満月の日などが良いとされていますが、絶対にこの日に交換しなければいけないというものではなく、ご自身が良いと思うタイミングで交換すればそれで大丈夫です。


    設置し終わった盛り塩は、一般ごみとして捨てて問題ありません。


    もちろん引っ越し直後に1度だけ置いて数週間で撤去しても浄化の意味はありますし、ずっと置いておくのが気になるようであれば数時間だけ設置するのでも構いません。


    最も大切なのは、自分自身が納得する気持ちです。






    【玄関・水回り、引っ越し後の「盛り塩」】まとめ~盛り塩を行う意義~


    【玄関・水回り、引っ越し後の「盛り塩」】まとめ~盛り塩を行う意義~


    いかがでしたでしょうか。


    今回は引っ越し後に盛り塩をする習慣について見ていきました。


    こうした古来より伝わる儀式をきちんと行うことは「場を清める」というその行いがもともと持っている意味合いだけでなく、行った者自身の心を安らかにするという効果も実は大きいものです。


    そちらもまた、盛り塩を行う大きな意義と言えるでしょう。


    たとえ「自分はそれほど信心深いほうではない」という方でも、新しい場所で新しい生活を始める際の、気持ちの切り替え手段のひとつとして実践してみて損はないと思いますよ。





    関連記事


    【引っ越し完了時のダンボール】要らなくなったダンボールどう処理する?
    【引っ越し完了時のダンボール】要らなくなったダンボールどう処理する?≫

    【賃貸編】忘れないで!新生活を始める前に必要な事とは?
    【賃貸編】忘れないで!新生活を始める前に必要な事とは?≫

    賃貸住宅への引っ越しの挨拶ってした方がいいの?引っ越しマナーなど詳しく解説!
    賃貸住宅への引っ越しの挨拶ってした方がいいの?引っ越しマナーなど詳しく解説!≫

    【風水から見る良いトイレの作り方とは?】健康運と金運アップ?!
    【風水から見る良いトイレの作り方とは?】健康運と金運アップ?!≫

    【風水で運気が上がる賃貸の選び方】お部屋のコーディネートや間取りについて
    【風水で運気が上がる賃貸の選び方】お部屋のコーディネートや間取りについて≫





    ”奈良の暮らしや街情報”おすすめ記事

    • 【奈良県で人気の駅はどこ?】2026年版住みたい駅ランキングを紹介の画像

      【奈良県で人気の駅はどこ?】2026年版住みたい駅ランキングを紹介

      奈良の暮らしや街情報

    • 【退去時のトラブル対策は?】写真撮影とチェックリストの活用法を解説の画像

      【退去時のトラブル対策は?】写真撮影とチェックリストの活用法を解説

      奈良の暮らしや街情報

    • 【最新版】排水溝の臭いを絶つ!賃貸物件の場所ごとの原因と対処法をご紹介の画像

      【最新版】排水溝の臭いを絶つ!賃貸物件の場所ごとの原因と対処法をご紹介

      奈良の暮らしや街情報

    • 【賃貸のベランダ・バルコニーで絶対にやってはいけないこと】オススメの利用方法をご紹介!の画像

      【賃貸のベランダ・バルコニーで絶対にやってはいけないこと】オススメの利用方法をご紹介!

      奈良の暮らしや街情報

    • 【賃貸物件でも使用OKな防音シートの選び方とは?】防音対策も併せて紹介の画像

      【賃貸物件でも使用OKな防音シートの選び方とは?】防音対策も併せて紹介

      奈良の暮らしや街情報

    • 【快適なテレビの配置は?】ひとり暮らしで失敗しない置き方をご紹介!の画像

      【快適なテレビの配置は?】ひとり暮らしで失敗しない置き方をご紹介!

      奈良の暮らしや街情報

    もっと見る