【部屋を長期間空ける際の防犯は?】防災対策なども徹底解説!
「旅行・帰省…」お部屋を長期間空ける際の防犯・防災対策は?
旅行や帰省などでお部屋を長い間空けることになった。
そんなとき、留守中に空き巣に入られたり火災が発生したりしないか、気がかりなところです。
お部屋を空ける前にできる(しておくべき)防犯対策および防災対策はないでしょうか。
詳しく解説していきます。
-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア24年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。
長期間不在にするときの防犯対策
まずは、お部屋を長期間空ける前にすべき防犯対策から見ていきましょう。
大きく分けて3点です。
防犯対策①しっかりと戸締りをする
こちらは基本中の基本。
長期間の外出に限らず、ちょっとしたお出かけの際にも徹底しておくべきことです。
玄関だけでなく窓・バルコニーなど家じゅうの鍵をかけ、かけ忘れがないか確認もしてから出かけましょう。
「なんだそんなこと」と思われがちですが、うっかりどこかの鍵をかけ忘れてしまっているケースは少なくありません。
さらに、もし窓の外に防犯シャッターが付いている物件であれば、これも閉めておくことで空き巣の侵入リスクがぐっと減ります。
防犯対策②お部屋に現金や貴重品を置いたままにしない
現金や貴重品といった、いわゆる「金目のもの」をお部屋に残して外出しないようにすることも大切な防犯対策です。
そうすることで、もし空き巣に入られてしまっても、被害を最小限に抑えられます。
とはいえ、自宅から現金・貴重品をすべて持ち出すのは現実的に厳しいかもしれません。
そんな場合は金庫を活用するとよいでしょう。
金庫には様々なタイプがあり、本棚に忍ばせてカモフラージュしておける本型金庫など、手のこんだものもあります。
防犯対策③郵便受けに新聞や郵便物をためておかない
郵便受けからあふれるほど新聞や郵便物がたまっていれば、誰から見ても留守にしているのが一目瞭然です。
その状態を空き巣が見かけたら、狙われてしまうリスクは高くなるでしょう。
「そうは言っても留守にしていれば郵便物はたまっていくし、どうしようもない…」とお思いかもしれませんが、ちゃんと対策があるんです。
郵便物は郵便局に「不在届」を提出することで一定期間配達を止めてもらうことが可能です。
また、新聞も配達業者に不在の旨連絡をすることで止めてもらえます。
ただし郵便物の保管期間は最長30日なので、そこはご注意ください。
長期間不在にするときの防災対策
防犯対策に引き続き、お部屋を長期間空ける前にすべき防災対策を見ていきましょう。
こちらは大きく分けて2点です。
防災対策①ガス・水道の栓をきちんと閉める
ガス漏れによる火災の発生、あるいは水道の出しっぱなしによる水浸し……こうしたことが起こらないよう、ガスや水道の栓はきっちりと閉めるようにしましょう。
ひとたび問題が起きれば、他の住民や大家さんにも多大な迷惑がかかってしまいます。
迷惑のみならず、大きな被害が出てしまうかもしれません。
もちろん閉めたあとの確認も怠らないように、細心の注意を払ってください。
防災対策②使わない電化製品の電源プラグを抜いておく
テレビ・エアコンなど……お部屋を長期間空ける際には、使わない電化製品の電源プラグは抜いておきましょう。
コンセント部分に溜まったホコリから発火につながる恐れがあるためです。
もし全部を抜くのが面倒だったり、抜き忘れてしまうのが不安だったりする場合は、ブレーカーごとオフにするという方法もあります。
ですが、うっかり中身の入った冷蔵庫の電源が切れてしまったりすると大変なことになりますから、ブレーカーを落とす判断は問題ないか考えてからにしてください。
まとめ~自分を守り、周囲に迷惑をかけないために~
いかがでしたでしょうか。
今回はお部屋を長期間空ける際の防犯・防災対策について見ていきました。
お出かけの準備と並行してこうした対策を取るのは、どうにも面倒くさいと思われるかもしれませんが、やるべきことは決して多くありません。
ご自身が被害をこうむったり周囲の方々に迷惑をかけたりしないために、ひとつひとつチェックしながら対策していってください。
関連記事

【一人暮らし出掛ける前にチェックすべきポイントとは?】つい忘れがちな注意点!≫

【初めての女性の一人暮らし必見!】防犯対策で気をつけるべき点をご紹介≫

【学生必見】長期帰省時に気を付ける14のポイント!≫

【旅程がすぐ組める「ならいこ」とは?】サービスや使用方法をご紹介!≫
-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア24年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。