【二拠点生活とは?】メリット・デメリット完全ガイド
近年注目されている二拠点生活

最近は二拠点生活をする人も増えていますが、どのようなメリットやデメリットがあるのか、住民票はどうすればよいのかなどの疑問を持っている人もいるでしょう。
そこで二拠点生活に関する疑問点、メリットやデメリットなどを紹介していきます。

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賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で16年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。


昔と今とで異なる二拠点生活

昔は二拠点生活というと、自宅以外に別荘を購入し、長期休暇の際などに裕福層が利用するという感じでした。
しかし、現在では裕福層だけが二拠点生活をしているわけではありません。
一般の人でも休みの日は落ち着いた田舎で生活をする、子育てを静かな地域で行うなど、色々な理由で二拠点生活を行う人が増えているのです。
昔に比べて現在では二拠点生活をしやすくなっていますが、色々と注意しなければいけないこともあるので、事前にしっかりと情報収集をしておきましょう。
二拠点生活を行うメリット

二拠点生活を行うことで、色々なメリットが得られます。
例えば「都会と田舎のよさを両方味わえる」「災害発生時に避難場所として活用できる」
「交流の幅を広げられる」「手軽に住み分けができる」などです。
都会と田舎のよさを両方味わえる
二拠点生活を行う人は片方が都会で、もう片方が田舎と住み分けている人が多くなっています。
もちろん両方とも都会、両方とも田舎で二拠点生活をしている人もいるでしょうが、都会の田舎の両方で生活することで、都会のよさと田舎のよさの両方を味わうことができます。
仕事のときは都会に住んで楽々通勤ができる、買い物も気軽に行える生活をして、休みのときは田舎に住んでリラックスができる、静かで自然に囲まれながら生活をすることで、癒し効果や環境の変化を楽しむことができるのです。
災害発生時に避難場所として活用できる
二拠点生活をする場合、都会と田舎といった感じで、距離の離れている場所に家がある場合もあるでしょう。
このように離れた場所で二拠点生活を送っていれば、万が一災害が起きたときに避難場所としても活用できます。
例えば都心で地震が発生した場合は、田舎にあるもう1つの家に避難をして生活するという感じです。
逆に田舎にある家が台風などの被害にあった場合は、都心にある家に避難して生活できるので、万が一のときに活用できる点が大きなメリットです。
交流の幅を広げられる
都心に住んでいると、近隣住民の顔や名前を知らないという人が最近は多いです。
しかし、田舎の場合は近所づきあいがしっかりと行われていることが多いです。
都心でも近隣の人と交流しているという人はいるでしょうが、二拠点生活をすることで、都心部にある家の近隣住民だけではなく、田舎にある家の近隣住民とも交流できるので、交流の幅を広げることができます。
人との交流の幅が広ければ、インターネットでは得られないような貴重な情報を得ることもできるでしょう。
手軽に住み分けができる
都心部にも田舎にもそれぞれメリットとデメリットがありますが、二拠点生活を送っていれば、そのときの気分によって住み分けをすることもできます。
最近は買い物をよくするので、便利な場所がよいという場合には都心で生活し、農業や自然豊かな場所でのんびり暮らしたくなった場合は、田舎の方の家で生活することも可能です。
環境の変化を楽しみたいという人にも二拠点生活はおすすめできます。
二拠点生活を行うデメリット

メリットが色々とある二拠点生活ですが、実はデメリットもいくつか存在します。
どのようなデメリットがあるのかというと「コストが高くなる」「セキュリティー対策は必要不可欠」
「公共サービスが制限される可能性がある」などになります。
コストが高くなる
二拠点生活をするということは、自宅が2つ存在しているということを意味しています。
双方か片方が賃貸住宅であれば、当然家賃の支払いが発生します。
持ち家であっても修繕費用がいずれ必要になりますし、2軒分光熱費の支払いが発生するので、コストが高くなるのが最大のデメリットだと言えるでしょう。
特に近年は物価の高騰が続いているので、二拠点生活をしたことで生活が圧迫される可能性もゼロではありません。
資金には十分余裕を持ち、無理のない生活をすることが大切です。
セキュリティー対策は必要不可欠
二拠点生活で注意しなければいけないのが安全面です。
都会と田舎で住み分けることが多い二拠点生活では、どちらか片方の家を長く空けることもあるでしょう。
長く留守にしていると、泥棒に入られやすいというリスクがありますし、特に田舎であれば、都会のようにセキュリティーが十分備わっていない住宅もよくあります。
泥棒による被害を出さないためにも、セキュリティー対策はしっかりと行いましょう。
公共サービスが制限される可能性がある
二拠点生活を送る場合、一部公共サービスが制限される可能性があります。
また、住民票は2箇所一緒に登録することができないので、どちらか片方の住所を登録することになります。
しかし、補助金の有無や金額、住民税に差が出てしまうことがありますし、公共施設などの割引サービスが受けられない場合もあります。
このような事態を避けるために、どちらの住所に住民票を置くかしっかりと検討しないといけません。


住民票と免許証の住所問題

拠点となる家が1つだけであれば問題ないのですが、二拠点生活の場合は自宅の住所が2つ存在することになります。
2つ住所があるということは、住民票や免許証などの住所をどちらにするか決めなければいけません。
基本的にはどちらにしてもよいのですが、安易に決めてしまうと二拠点生活が困難になる可能性があるのです。
そこで住民票や免許証の住所を移す場合におすすめの方法を紹介します。
おすすめできる方法は「滞在期間が長い方を選ぶ」「公的サービスが充実している方を選ぶ」「住民税が安い方を選ぶ」この3点になります。
滞在期間が長い方を選ぶ
住民票や免許証の住所をどちらか選ぶ場合で、最もおすすめできるのが滞在する期間が長い方の住所を選ぶ方法です。
例えば毎週5日仕事をしていて、仕事のときは都心にある家で生活し、休日は田舎の方にある家で生活をしているとします。
このような場合には、長く滞在する都心の家の住所を選択するのがよいでしょう。
滞在期間が長い方を選ぶことで、公的サービスや手続きが行いやすくなります。
公的サービスが充実している方を選ぶ
自治体では色々な公的サービスが行われていますが、都道府県や市区町村によって受けられる公的サービスの内容が異なります。
二拠点生活を送る場合、自分が受けたいと思う公的サービスが充実している方を選択するのもおすすめです。
現在はインターネットで簡単に公的サービスの内容や受けられる条件などを検索できるので、事前に情報収集をしておくとよいでしょう。
住民税が安い方を選ぶ
税金大国である日本では、普通に生活をしているだけでも税金の支払いが発生します。
住民税もその1つなのですが、住民税というのは、都道府県に支払う税金と市区町村に支払う税金を合わせたものになります。
住民税は基本的にどこの都道府県や市区町村でも同じ金額なのですが、自治体によっては基本となる金額に上乗せされた金額を請求されることがあります。
そのため、都道府県や市区町村によって住民税に差が出てくるので、住んでいる場所で住民税に差があるのであれば、安い方の地域に住民票を置いた方がお得です。
費用を抑えて二拠点生活を楽しむ

二拠点生活で注意するべき点がいくつかあります。
特に注意しなければいけない点が、コストが高くなることです。
拠点が2つあればその分光熱費も高額になりますし、2つの拠点を移動する際の交通費もかかります。
賃貸住宅を利用すれば、家賃も必要になってくるので、しっかりと節約することが大切です。
そこで「食費を節約する方法」「光熱費を節約する方法」「住宅にかかる費用を節約する方法」について紹介します。
食費を節約する方法
どちらの拠点で生活する場合でも、必ず食費はかかってしまいます。
しかし、食費をあまり節約しすぎると、栄養バランスが乱れて病気などの原因になるので注意しましょう。
では、どのようにして食費を節約するのかというと、
・できる限り自炊をする
・日用品はまとめ買いをする
・可能な限り安いスーパーを利用する
などの方法があります。
外食が多いとその分食費が高額になるので、自炊をすることで食費を節約することが可能です。
また、スーパーが近所に複数ある場合は、面倒でも安いスーパーを利用した方がよいでしょう。
スーパーによって安い商品が異なるケースも多いので、はしごをするのもおすすめです。
トイレットペーパーやティッシュなどの日用品は、まとめて購入することで、単品で購入するより安くなる場合もあるため、まとめ買いをするのもよいでしょう。
光熱費を節約する方法
最近は食料品や日用品だけではなく、光熱費もかなり値上がりしています。
そのため、光熱費もできるだけ抑えることが大切です。
では、どのようにして光熱費を抑えるのかというと、電気や水道の無駄遣いを避けるのはもちろんですが、現在は電気やガスの自由化によって色々なプランが誕生しています。
セット契約をすることで料金が安くなる場合があるので、プランの見直しを検討しておくとよいでしょう。
最近はインターネットも日常生活では欠かせませんが、インターネットもたくさんプランが存在しています。
自分のライフスタイルに合っているのと同時に、できるだけ料金が安いプランを契約することで、通信費の節約も可能です。
賃貸住宅を借りて二拠点生活を送っているのであれば、インターネットが無料になる物件を選んでみるのもよいでしょう。
住宅にかかる費用を節約する方法
住宅にも当然費用をかける必要がありますが、賃貸住宅を借りるのであれば、できるだけ初期費用が安い物件や、家賃の安い物件を選ぶのがおすすめです。
先ほど紹介したインターネットが無料になる物件を選ぶのもよいでしょう。
車を持っているのであれば、最寄りの駅から少し遠い場所を選ぶ、車がない場合には各駅停車しか停車しない駅の周辺を選ぶ方法もあります。
ただし、あまり不便な場所を選んでしまうと生活が大変になるので注意しましょう。
【二拠点生活とは?】まとめ

今回は二拠点生活をする際のメリットやデメリット、住民票や免許証の住所はどちらを選ぶのがよいのかなどについて紹介してきました。
住民票や免許証の住所は、2つ以上登録することはできないので、どちらの方が自分にとってメリットが多いのか検討して選びましょう。
また、二拠点生活のメリットやデメリットなどの事前に把握し、よりメリットが多くてデメリットが少ない生活をするのがおすすめです。


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