【ファミリー向け賃貸の選び方は?】家賃・収納・防音と周辺環境を解説
ファミリー向けの賃貸物件の失敗しない選び方って?詳しく解説!

一般的に「ファミリー向け物件」とは、両親+子供1名の最低3名以上が無理なく暮らせるスペース・部屋数がある物件を指し、2LDK以上の部屋数を持つ物件が主です。
しかし、ファミリー世帯が後悔のない物件選びをするためには、物件そのものをチェックするだけではなく、周辺エリアの状況も確認しておく必要があります。
どのような条件を備えている物件やエリアが、ファミリー世帯にとっておすすめなのでしょうか?
要点まとめ
ファミリー向け賃貸の選び方は?
ファミリー向け賃貸は、無理なく払える家賃・収納・音の響きにくさを確認し、待機児童数や子育て支援、通園・通学、病院、安全性まで周辺エリアと合わせて選びます。
①家賃と収納は、毎月無理なく支払える金額と家族の荷物量から確認
②防音性と部屋の位置は、建物構造・1階・角部屋などから検討
③待機児童数と子育て支援は、引っ越し前に自治体の情報を確認
④通園・通学と病院は、距離・通学路の安全性・利用できる施設数を確認
⑤安全で落ち着いた周辺環境か、子どもの年齢や家族の状況に合わせて判断
次の章以降では、これらのポイントについて詳しくご説明します。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で16年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。
暮らしやすいファミリー向け賃貸物件の選び方のコツは?

どのような条件を備える物件が、ファミリー世帯にとって良い物件と言えるのでしょうか?
以下、ファミリー世帯が暮らしやすい物件の代表的な条件を挙げます。
家賃が高すぎない
一般的に、子供が成長するにしたがって子育てにはお金がかかっていくため、毎月の出費となる家賃はなるべく抑えられるに越したことはありません。
毎月無理せず払える家賃の物件かどうかは、第一にチェックすべきポイントです。
予算を抑えながらスペースにゆとりがある物件を選ぶためには「築浅以外の物件も候補に入れる」「マンションのみではなく、アパートや一軒家の物件も見てみる」等の工夫をすると良いでしょう。
新築・築浅でなくてもリノベーションされた物件の中には外装・内装がきれいな物件も多いですし、おしゃれなデザインが自慢のアパートも増えてきています。
収納が多い
おもちゃや洋服、作品など、子供がいるとつい物が増えてしまいやすいもの。
備え付けの収納スペースが充実している物件を選ぶと、部屋を片付けやすくおすすめです。
和室から洋室にリフォームされている物件には押入れ部分が収納スペースにされているものもあるため、嵩張る物もしまっておきやすいでしょう。
そうは言っても、どんどん成長する子供の服や日々増える子供の作品を全て保管しておくと、スペースはあっという間に埋まってしまいます。
記録しておきたいものは写真に残し、子供と相談した上で処分するようにしましょう。
音が響きにくい
残念ながら、子供の話し声や泣き声、足音やおもちゃを落とす音が原因で、近隣住民とのトラブルに発展するケースは少なくありません。
集合住宅の場合、自宅の生活音が周囲の家に響きにくい位置の部屋を選ぶと良いでしょう。
虫が入りやすいことや防犯上の不安があることで敬遠されやすい集合住宅の1階の部屋も、小さなお子さんがいるご家庭にとっては、下の階に足音が響きにくいというメリットがあります。
なるべく角部屋を選ぶことも、接する家を減らすことができるため、おすすめの方法です。
物件の構造も、防音性を知るためにはチェックしておくべきポイント。
最も音が響きにくいのは鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の建物で、最も音が響きやすいのは木造の建物だと言われています。
木造は建築コストが安く、特にアパートでは多く採用されていますが、家賃が抑えやすいというメリットがある一方で、壁や床を通じて音が響きやすいというデメリットもあります。
音が響きやすい構造の物件を選ぶ場合は、必要に応じて防音効果のあるマットやカーペットを取り入れると良いでしょう。
(集合住宅の場合)他の住民もファミリー層が多い
近隣住民も子育て中の世帯が多い集合住宅の物件は「お互い様」の精神で過ごせるものも多く、保護者も子供ものびのび暮らしやすいでしょう。
近隣住民と親しくなることができれば、お互いに子供を預けあったり、安全のために子供同士を一緒に通学させたりすることができる点もメリットです。


ファミリー世帯が暮らしやすい街やエリア選びのコツは?

「子育てしやすい物件かどうか」をチェックすることと同じくらい大切なのが「その物件があるエリアや街は、子供や子育て世帯にとって暮らしやすいかどうか」をチェックすることです。
以下、主なチェックポイントをご紹介します。
(保育園を利用したい場合)待機児童数は少ないか?
保育園にお子さんを入れることができず、保護者の方が自宅でお子さんを見ることになった場合、キャリアが断絶してしまったり金銭的な余裕がなくなったりしてしまうことはもちろん、精神的にも孤立感を抱きやすくなってしまいます。
引っ越しを決める前「市区町村の名前+待機児童数」で検索をかけ、最新の情報を調べておくと良いでしょう。
子育て支援が充実している街か?
自治体によって、提供している子育て支援の内容は様々です。
子育て支援の内容には、例えば以下のようなものがあります。
・妊娠中の検診費用や子供の医療費を全額あるいは一部自治体が負担するなど、金銭的なサポート
・子育てに関する相談を受け付ける窓口を設置するなど、心理的なサポート
・朝早めの時間帯や夜も子供を預けられる保育園を設置するなど、保護者が子育て以外に使える時間を増やすためのサポート
お子さんの年齢や性格、保護者の方の困りごとによって、あると助かる支援の内容は異なるでしょう。
完全在宅ワークの方や転職しやすい職種の方であれば、その自治体の子育て支援の内容で住む街を選ぶことも考えられます。
幼稚園・保育園や学校は通いやすい距離にあるか?
自宅から遠い幼稚園・保育園や学校に通うことになった場合、お子さんにとっても保護者の方にとっても負担が多くなってしまいます。
特に小学校低学年のお子さんがいるご家庭では、家から学校までの距離だけではなく、通学路までの道の安全性(交通量は多くないか、怪我をしやすいような道の凸凹がないか等)についても併せてチェックしておくことをおすすめします。
病院は充実しているか?
子供は大人以上に急な病気やケガが発生しやすいため、小児科や総合病院がすぐに行ける距離にあるかどうかもチェックすべきポイントです。
通うことができる病院の数が1軒のみだと、その病院の休診日に対応に困ってしまうため、複数の候補があるエリアを選ぶとより安心です。
夜間や休日診療の体制が充実しているかどうかも、いざという時のために事前に調べておくとよいでしょう。
安全で落ち着いたエリアか?
特に繁華街が近いエリアでは、夜遅くまで営業している店から音漏れがあり子供が眠りにくくなってしまったり、小学生が親に内緒でゲームセンターに立ち寄って恐喝などのトラブルに巻き込まれたりするリスクがあるため、できれば避けた方が良いでしょう。
静かな環境が特徴で多くの子育て世帯が暮らす街は、公園が充実している場合も少なくありません。
室内では出来ない運動をすることでお子さんの運動不足を解消できますし、近隣のお子さんや保護者との交流・情報交換の場にもなるでしょう。


【ファミリー向け賃貸の選び方は?】まとめ

一口に「ファミリー世帯の物件選び」と言っても、保護者の方の状況やお子さんの年齢・性格によって、向いている物件・エリアは異なります。
保護者の方が現在困っていることやサポートがあると良いと思う内容を整理した上で、お子さんの話を聞き様子を見て、後悔のない物件・エリア選びができると良いですね。
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