【賃貸版!家族3人で住むおススメ間取りとは?】間取りごとに解説!
【家族3人で住む間取り】賃貸物件で夫婦2人と子ども1人で住むのに最適な間取りとは?
待望の子どもが産まれて家族が増え、3人家族になると、今の住まいで大丈夫なのかと、いろいろと考えることが多くなります。
また、これまでのライフスタイルにも変化が生じてくるでしょう。
賃貸物件を借りるとき、小さな子どもがいるご家庭では、住まいの構造や周辺環境などを考える必要もあります。
賃貸物件を探すときは楽しさがある反面、後々トラブルが起こることを考えると、契約内容をしっかり確認したいものです。
特に小さなお子さんがいると、騒音などで隣近所に迷惑をかけないか不安になりますし、いかにきれいな物件でも、間取りによって住み心地や快適さは変わってきます。
今は住宅情報サイトやアプリなどがあり、スマートフォンさえあればリモート内覧サービスなどを利用して気軽に賃貸物件を探せる時代です。
不動産会社各社は趣向を凝らし、部屋探しに悩むユーザー向けに積極的なサービスを展開しています。
ただ、手軽さゆえに賃貸物件は実際に住んでみないとわからないことが多く、また、家族構成やライフスタイルによって選ぶべき物件は異なります。
せっかく気に入った物件と契約しても、住んでみると思っていた感じと違ったり、隣近所の住民とのコミュニケーションに戸惑ったりすることがないよう、しっかりと居住環境をチェックしながら物件探しをしたいものです。
今回は、家族構成の中でも特に3人家族にスッポトを当て、ライフスタイルに合わせた物件探しのコツについてご紹介します。
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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:古川 真史
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。
3人家族が物件選びをするときのポイント
3人家族が賃貸物件を選ぶとき、どうしても家賃や立地を基準に考えてしまいがちですが、本来は家族構成やライフスタイルを考えて選ぶのが理想です。
どれだけ家賃が安くても、家族3人がワンルームで暮らすのは難しいですし、子どもが大きくなると子ども部屋が必要になったりします。
また、たとえ家族3人で暮らす前提で物件を選んでも、将来的に子どもが増えたり、親と同居をしたりすることも十分にあり得るでしょう。
このようなことから賃貸物件を選ぶときは、家賃や立地ばかりに目を向けるのではなく、家族構成やライフスタイルを年頭に探すのがベストです。
しかし、良い物件はなかなか空きがなく、空室が出てもすぐに埋まってしまいます。
そのため、引越しを考えたときからこまめに住宅情報サイトをチェックしたり、住みたい地域にある不動産会社などにできるだけ足を運んだりして、相談することをおすすめします。
子どもが小さいうちは「1LDK」
1LDKとは、リビングと寝室の二部屋だけの物件の間取りのことです。
1LDKは、小さい子どもがひとりだけいるご家庭におすすめの物件です。
子どもがまだ赤ちゃんであれば、いつも目の届くリビングにベッドを置けば問題ありませんし、幼児であればまだ子ども部屋を用意する必要はありません。
そのため、子どもが小さいうちは1LDKでも十分です。
どうしても赤ちゃんが産まれると、もうひと部屋ほしいと考えてしまいがちです。
もちろん、将来のことを考えれば初めから2LDKや3LDKの賃貸物件を探すのも良いですが、何かとお金がかかる時期ですから、経済的なことを考えると家賃はできるだけ抑えるのが理想です。
子どもが小さい時に十分節約し、成長にあわせて部屋数を増やしていくことを考えればいいでしょう。
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子どもが小さければ防音性の高い物件を
赤ちゃんや幼児期の子どもがいると、夜中の泣き声や走り回るときの騒音が親としては悩みのタネです。
実際、このような騒音トラブルが賃貸物件ではもっとも多く、そのため、小さなお子さんがいるご家庭には防音対策が施された物件が人気です。
新築、築浅の物件には防音対策が施されたものが増えていますから、お子さんの騒音が気になる場合は、物件探しのときに不動産会社などに相談してみましょう。
ただし、防音に優れた物件と言っても完全に音が漏れるのを防げるわけではないため、入居時に防音シートを用意するなど気を付けるべきこともあるので注意しましょう。
バランスを考えるなら「2LDK」
現在の賃貸物件では2LDKの物件がもっとも多く、そのため家賃もリーズナブルです。
特に3人家族であれば、2LDKは物件候補のひとつとして考えておくと良いでしょう。
2LDKはリビングと部屋が2つの間取りですから、一部屋は家族の寝室とし、もう一部屋は書斎や来客用として使っても良いですし、子どもが成長すると子ども部屋に当てることもできます。
家賃がリーズナブルと紹介しましたが、部屋がひとつ増えると、カーペットやカーテンなどインテリアに要する費用は増えますから、その点も加味しながら物件を探しましょう。
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家族それぞれの空間を求めるなら「3LDK」
3人家族の場合、子どもの成長と共に家族のライフスタイルもどんどん変化していきます。
子ども部屋が必要になることはもちろん、夫婦がそれぞれに仕事を持っていると、夫婦であっても個々に部屋を持ち、プライベート空間がほしい場合もあるでしょう。
特に今は仕事でリモートワークをすることが増えてきましたら、なおさら個々に部屋があると都合がいいです。
3LDKはリビングと部屋が3つという間取りですから、3人家族それぞれに部屋を確保できます。
家族とはいえプライバシー重視の時代ですから、それぞれのプライベートを守ることも賃貸物件選びのポイントだと言えるでしょう。
ただし、部屋数が増えると家賃が上がることはもちろん、掃除を面倒に感じたり、家事に手間取ったりすることも考えられます。
そのため、どうしても3LDKにこだわるのではなく、まずは自分たち家族のライフスタイルの見直しを図ることが大切です。
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こだわり過ぎず、ライフスタイルや収入によって柔軟な対応を
人の生活の質はどんどん高くなっています。
特に住居にこだわる人は多く、後先考えずに家賃の高い部屋を借りたり、部屋数ばかり多くて持て余してしまったりするなど、物件探しで失敗するケースは珍しいことではありません。
充実した居住空間はある意味、ステータスですが、まずはご家族のライフスタイルや収入などをよく考えて物件探しをすることをおすすめします。
また、最近では通常の生活拠点とは別に、週末だけ過ごす家を借りるなど、自由な生き方を選択する人も増えつつあります。
ただし、このような生活ができるのはそれなりに収入が見込めたり、ある程度、生活に融通が利いたりする家庭です。
まずは生活基盤をきちんとした上で、ご家族に合った賃貸物件を探しましょう。
3人家族の住まいにあると便利な部屋や空間
最後に、3人家族の住まいにあると便利な部屋や空間についてご紹介します。
夫婦の個室
最近は、夫婦それぞれにプライベートな部屋を持つ家庭が増えています。
そうなると、どうしても部屋数が多い物件を探すことになります。
これまで3人家族といえば、リビング+夫婦の寝室+子ども部屋という2LDKがメインでしたが、今はリビング+夫の部屋+妻の部屋+子ども部屋という3LDKの物件が人気です。
それぞれに仕事を持つ夫婦が多く、仕事はもちろん、プライベートや趣味の部屋を持つことで生活にハリが出てきます。
ただし、3LDKの物件は需要が高く、また家賃も2LDKと比べてアップします。
そのため、夫婦それぞれの個室を用意する場合は、収入面などをしっかり考えることが大切です。
子ども部屋
夫婦だけの生活なら1DKでも十分だった間取りも、赤ちゃんが産まれ、成長するにしたがって新たな物件を探す必要があります。
子どもが大きくなると、勉強部屋などを用意しなくてはいけませんが、まだ赤ちゃんのうちは、一人部屋というわけにはいきませんから、夫婦の目が届きやすいリビングに赤ちゃんのスペースを作れば十分です。
そのため、できればリビングが広めの物件を選びましょう。
特にベビーベッドは場所を取るため、2畳くらいは余裕があるほうがよいでしょう。
ただし、あまりに広すぎると赤ちゃんに目が行き届かず、ケガをしたり、口に何かを入れてしまったりするかもしれないので注意しましょう。
収納などについて
3人家族ともなると、どんどん荷物が増えていきます。
特に、夫婦2人だけの生活から赤ちゃんができると生活必需品が多くなるため、収納は賃貸物件探しの際に重要なポイントになります。
ただし、最近人気のデザイン重視の物件では収納が不足していることが多く、部屋とは別にトランクルームを借りるなど収納に苦労する人も多いようです。
そのようなことを防ぐためにも、賃貸物件を探すときは収納もしっかり確認し、3人家族でも快適に過ごせる空間づくりを目指しましょう。
【家族3人で住む間取り】のまとめ
夫婦だけの生活から子どもが産まれると、「家族」としてのライフスタイルへと変化していきます。
3人家族という家族構成はもっとも物件が探しやすいと言えますが、常に家族が一緒で部屋数は必要ないという家族もあれば、それぞれのプライベートを守りたいという家族もあります。
家族それぞれの考え方があって当然ですから、賃貸物件を探すときは家賃や立地のほかに家族のライフスタイルに合った物件を探すことをおすすめします。
まずは自分の家族のライフスタイルをよく考え、じっくり考えてから物件探しを始めましょう。
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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:古川 真史
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。