【広さの単位!1畳は何平米?】広さでみる賃貸物件の選び方もご紹介

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1畳は何平米?何畳の広さの部屋を選べばいい?


1畳は何平米?何畳の広さの部屋を選べばいい?


賃貸物件の間取りを見ていると「6畳」「20平米」といった単位でお部屋の広さが紹介されていることが多いのではないかと思います。


今回はこの「畳」や「平米」とはどれくらいの広さを想定すればよいのかについてご紹介させていただきます。


不動産会社の広告や情報サイトに掲載されている賃貸物件の間取り図で、リビングや寝室などの広さを6畳、7畳といった単位で表記されているのを目にされたことがあると思います。


「畳」の他にも「帖」「平米」など様々な単位でお部屋の広さが表現されていることがあり、それぞれがどのくらいの広さを表しているのか分からない方も多いのではないでしょうか。


今回はお部屋探しの参考となる「畳」「平米」「帖」の違いや広さについて解説いたします。


また、居住人数に併せてどれぐらいの広さのお部屋がおすすめなのかもご紹介したいと思います。



  • 木原 一憲_写真
  • 賃貸お部屋探しのプロが見るポイント

    賃貸専門家:木原 一憲

    得意エリア:奈良市

  • 奈良での不動産キャリア24年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。



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    「畳」「平米」「帖」とは?


    「畳」「平米」「帖」とは?


    畳(じょう)

    畳とは漢字のとおりの枚数で床面積や部屋の大きさを表す単位のことです。


    畳が敷かれている床面積を表すために用いられていましたが、現在はフローリングの床でも「畳」を使って床面積を表すことがあります。



    平米(へいべい)

    平米とは㎡(平方メートル)を漢字表記にした「平方米」の略称です。


    ㎡は測量法および国際単位系において定められた面積の単位のことで、辺の長さが一メートルの正方形の面積が定義とされています。



    帖(じょう)

    不動産広告や間取り図を見ていると「畳」のほかに「帖」という単位を目にすることがあると思います。


    この帖ですが、元々は屏風など薄い物を数える単位として使われていました。


    そして、1帖は1畳の大きさとほぼ変わりません。


    和室の広さを表すときは「畳」洋室やリビングの広さを表すときには「帖」が使われることが多いです。






    1畳は何平米なの?


    1畳は何平米なの?


    「不動産の表示に関する公正競争規約施工規則」によると、住宅の部屋の広さを畳数で表す場合、畳1枚当たりの広さは1.62平米として用いられます。


    けれども、畳のサイズは地域によって寸法が異なりますので、お住まいの地域によっては一畳分の基準が異なる場合があります。


    日本の畳の寸法は大きく4種類に分けることができます。



    京間(きょうま)

    西日本を中心に用いられている畳です。


    寸法は955mm×1910mmになります。


    京間(きょうま)とは?≫


    江戸間(えどま)

    東日本を中心に用いられている畳です。


    寸法は880mm×1760mmになります。


    江戸間(えどま)とは?≫


    中京間(ちゅうきょうま)

    中部地方、東北地方を中心に用いられている畳です。


    寸法は910mm×1820mmになります。



    団地間(だんちま)

    団地や公団で用いられている畳です。


    寸法は800mm×1600mmになります。




    不動産広告などで間取り図を閲覧しているときは、大体の1畳あたりの広さは1.62平米ぐらいだと覚えておけば問題ありません。


    ですが畳の数が6~10畳となると僅かな面積の差が大きくお部屋の広さに反映されてしまう可能性があるので、カーペットや家具を設置したい場合は床の広さを測ったり、不動産会社に訊ねてみることをおすすめします。






    平米を畳の数で表す理由は?


    平米を畳の数で表す理由は?


    畳は日本独自の分化であり、1.62平米を1畳として表すのも日本国内でのみ使用されている単位のひとつです。


    住宅情報を見ていると、お部屋の広さを表すために「16畳のリビングルーム」「6畳の洋室」という表記を目にされたことがあるかもしれませんが、畳は日本人にとって馴染みの深い物であるため、想像がしやすい畳のサイズを基準として床の面積を表記しているのです。


    もし「およそ26平米のリビングルーム」と書かれていても、平米という単位に馴染みのない私達には想像しにくいのではないかと思います。






    一人暮らしをする場合はどれくらいの広さがおすすめ?


    一人暮らしをする場合はどれくらいの広さがおすすめ?


    一人暮らし用のお部屋と広告で紹介されている物件のほとんどは、ワンルーム、1K、1DKの間取りがほとんどです。


    一人暮らし用に設計されているお部屋は25~27平米が標準的であり、この広さが多い理由は国が定めている「住生活基本計画における居住面積水準」による健康的で文化的な住生活を送るために必要不可欠な住宅の面積である最低居住面積水準は、一人暮らしの方で25平米だと言われているからです。


    7~8畳ほどの居室廊下に面したミニキッチン、ユニットバスなどの間取りになります。


    この25平米の物件であればベッドや本棚、デスク、テレビなどの一人暮らしに必要な家電を居室に全て配置することができます。


    もし一人暮らしでも広い空間の中で生活したいとお考えの方は、35平米のお部屋を選んでみるのも良いでしょう。


    35平米のお部屋であればテレビやベッドなどの大型家具を置いても部屋にゆとりがあるため、荷物が多い方やインテリアを楽しみたい方におすすめです。


    2人以上でもゆとりを持って生活することができるため、今後同棲を考えている方や頻繁にご友人が遊びに来られる方にも最適なお部屋だと言えます。


    対して20平米の広さのお部屋は居室の中にキッチンが配置されたワンルームの間取りが多くなります。


    居室の広さが6畳程度、クローゼットなどの収納スペースがなく、浴室がユニットバスであることがほとんどです。


    家賃の安さや立地を優先するなら、20平米の広さの物件を選ぶのも良いかもしれません。






    家族で暮らす場合はどれぐらいの広さがおすすめ?


    家族で暮らす場合はどれぐらいの広さがおすすめ?


    2人以上で暮らす家族向けの賃貸物件の場合、40~60平米が一般的だと言われています。


    お子様がいる世帯では室内全体が50~60平米、6畳2間の2LDKの間取りを選ぶとのびのびと過ごすことができるでしょう。


    リビングでのんびりする機会が少ないご家庭であれば、ダイニングが6畳で他の部屋が広い間取りの物件を選ぶのも良いかもしれませんし、リビングで過ごす時間が多いご家庭であればリビングの広さが10畳以上の間取りを選んだほうが、ソファや家具などを配置してお部屋を充実させることができます。


    このようにお部屋の広さに縛られず、自分の生活スタイルに合わせて間取りを選ぶことが重要です。






    畳数、平米はあくまで参考に


    畳数、平米はあくまで参考に


    畳数や平米はお部屋の広さが想像しやすくなる便利な単位ですが、間取り図に記載されている単位はあくまで目安として参考にしましょう。


    実際の部屋は内側に壁や柱、などがあり、間取り図だけではお部屋の面積を正確に表記できていない場合があるからです。


    不動産会社では柱や壁の厚みを含めてお部屋の中心から広さを図る「壁芯面積」で表記されることが一般的であるため、実際にお部屋に入ってみると想像よりも狭く感じる、ということも少なくありません。


    他にも天上の高さの違いで間取り図の表記よりも広いお部屋のように感じることもあります。


    また、物置き場として考えられがちなロフトは子供部屋や趣味を楽しむ部屋にするなど、一つの部屋として有効活用することができます。


    このように間取り図だけでは広さ、快適さを実感することは難しいため、実際に内見をして部屋のイメージを把握するようにしましょう。






    【広さの単位!1畳は何平米?】まとめ


    【広さの単位!1畳は何平米?】まとめ


    畳1枚当たりの広さは1.62平米です。


    畳数や平米はお部屋探しで良い物件を選ぶ参考になりますが、広ければ広いほど快適な暮らしができるというわけでもありません。


    お部屋の広さだけでなく、普段の生活スタイルや予算、内見したときの印象なども参考にし、総合的な観点からにご自身の希望に当てはまっていると納得できるような物件を選ぶようにしましょう。




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      賃貸専門家:木原 一憲

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