【二人暮らしに必要な広さは?】最適な間取りや設備について!
2人暮らしに最適な部屋の間取りや設備とは?
同棲を始めたり新婚生活をスタートするとなると、2人で暮らすのに最適な住居を探すことになりますが、どんな間取りの部屋が良いのでしょうか?
間取りによる暮らしやすさの違いや欲しい設備など、どういったものが最適なのか、ズバリお答えしましょう!
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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木寅 昌紀
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
宅地建物取引士の資格保有。奈良市の賃貸業界屈指のオールラウンドプレーヤー。奈良市の新築から既築の物件まで情報を網羅。特に新築物件は人気があるので、皆様にいち早く情報をお届け!豊富な知識で紹介も多く年間成約数は弊社ランキングTOPの実績。「奈良生まれ、奈良育ち」の木寅が「ピタッ」とくる奈良市の賃貸情報を配信。奈良の賃貸物件の事はお任せあれ!
2人暮らしを始める前に知っておくべきこととは?
新規に賃貸などで部屋を探す際、2人暮らしを始めるには注意しておくべきポイントが2つあります。
単身者専用の物件がある
主にワンルームや1K、1DKといった居室が1つの間取りの物件の場合に「単身者専用」とされていることがあります。
中には1LDKの間取りでも単身者専用としている場合もあるため、同棲や夫婦での入居が出来ないこともあります。
物件探しの際には、必ず2人で入居することを前提に探すようにしましょう。
また、すでにどちらかが契約している住居に同居する形での2人暮らしであっても、大家さんや管理会社に必ず報告する義務が生じます。
部屋が広いからといっても、無断で同棲を始めてしまったり、1人暮らし専用物件に同居人を住まわせたりした場合、契約違反で強制的に退去となることもあります。
同棲カップルの場合、入居審査が厳しくなることが多い
婚姻関係に無い2人の同棲である場合、男女のどちらか代表者を名義人として賃貸契約を行います。
その際、2人の収入を合わせた額が50万円であっても、代表者の収入が30万円であればその収入を基準に審査されるため、適正な家賃の部屋でなければ入居審査に落ちてしまうことも考えられます。
また、同棲カップルは破局による家賃支払いのトラブルなども考えられるため、そういったことを嫌う大家さんであれば入居審査が厳しくなることもあります。
同棲の場合は2人とも契約者とする「連名契約」という方法もありますが、この場合は破局後に片方を契約者から外すという事ができないため、2人共に家賃支払いや退去時の原状回復義務などが発生します。
同棲での2人暮らしとなると、婚姻済みで同一世帯の2人暮らしよりも条件が厳しくなるという事を考えておく必要があるでしょう
2人暮らしにオススメの間取りとは?
2人一緒の時間を大切にしたいのなら「広めの1LDK」がオススメ
1LDKとは、1つの部屋と8帖以上の広さのリビングがある間取りです。
生活時間帯が似ている場合であれば、1つだけの部屋を寝室に割り当てたとしても就寝~起床までの時間で過ごしにくさを感じることは無いでしょう。
ただし同じ1LDKでも広さは様々なので、快適な生活を実現するには「広めの1LDK」を選ぶことが必須です。
具体的には、12帖以上のLDKを目安にすると快適な広さを確保できるでしょう。
ただし、LDKを広めに設計された物件は比較的新しいものが多く、家賃が少し高めに設定されていることが多くなります。
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それぞれの時間を大切にしたいのであれば「2DK以上」がオススメ
部屋が2つある間取りの2DK以上の間取りであれば、2人の生活時間帯が異なる場合や、仕事や趣味などで1人になる時間が欲しい場合など、それぞれにプライベートな空間を持つことができます。
共有の部屋が6帖以上であるとダイニングのDK、10帖以上であればリビングのLDKと表記されるため、プライベート空間とくつろぐ空間の両方が欲しければ2LDKを選ぶのも良いでしょう。
ただし部屋が2つでも2K(2部屋+キッチン)では食卓を置くスペースがキッチンに確保できなくなり、実質狭い1LDKと同程度かそれ以下の住空間となるため、それぞれのプライベート空間は確保できません。
なお、2DKという間取りは比較的古い物件で多く見られる間取りです。
そのため、築年数に応じて家賃が抑えられていることも多く、コストを抑えて2人暮らしを始めたいという場合にはオススメです。
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新婚カップルには「2LDKや3LDK」がオススメ
2LDK以上であれば、リビングは10帖以上と広い空間でゆったりと過ごすことができます。
1つの部屋を夫婦の寝室にすれば、もう1つの部屋を将来的に子供部屋にすることもできます。
長く住むことを考えれば、住空間が広いことや部屋の数が多いことはメリットになりますので、最初から将来を見据えた部屋選びをすることも良いでしょう。
また、夫婦であれば先に述べた入居審査の不安も少なくなるため、2人分を合わせた収入の25%程度を基準に広さや築年数などが好条件の部屋から順に見ていくのも良いかもしれません。
2LDK・3LDKの物件はこちら≫
1Kや1DKでは2人暮らしに向かないの?
1Kは1つの部屋+キッチンのみ、1DKは1つの部屋+4.5~8畳未満のダイニングキッチンといった間取りですが、いずれもゆったりとくつろぐことができる空間が取りづらいという点が問題になります。
また、どちらの間取りも2人での入居ができない単身者専用物件が多く、2人暮らしを前提としていないこともあり、これらの間取りで探したとしても入居できる部屋を見つけることが難しいでしょう。
ただし、中には間取りだけでは分からない特殊な部屋構成になっている場合もあるため、念のため専有面積の広さも条件に入れて探してみると良いかもしれません。
一例ですが、1Kでも専有面積45㎡といった物件がありますが、キッチンは4帖ほどの狭い空間ですが部屋の広さが15帖近くあり、広々とした1LDKの間取りからキッチンの配置を入れ替えたような部屋構成になっている物件もあります。
リフォームやリノベーションでそのような間取りになった築年数の古めな物件でしか見つかりませんが、そのため家賃も安めに抑えられているため、探している条件にあった物件が見つからない場合には間取りだけで絞り込まずに探してみるのも良いでしょう。
2人暮らしにあった方が良い設備とは?
オートロック完備
男の1人暮らしではさほど気にしない人が多いセキュリティ面ですが、女性も一緒に住むとなると欲しい設備がオートロックです。
部外者でも入りやすい物件かどうかで安心感は大きく異なります。
できれば防犯カメラなども併せて、セキュリティ面の設備が充実した物件を選びたいですね。
2つ口以上のコンロ
1人暮らしだと外食などが多い人も多いので、キッチンではお湯を沸かすくらいしかしないという人も珍しくありません。
しかし、料理をする機会が増えればコンロが1つ口では少々不便に感じてしまいます。
システムキッチンなどが備え付けの場合でも、コンロが2つ口以上になっているかは要チェックです。
追い焚き機能
生活時間帯が異なる場合、あると便利なのは追い焚き機能です。
水道光熱費を抑えるなら2人続けて入浴するのが良いのですが、入浴時間帯が違うからといって入浴するたびに風呂を洗って再度湯張りをしていては、費用負担もかなりのものになります。
ただし、湯船に浸からないという入浴スタイルの場合には不要な設備でもあるので、互いの入浴スタイルを確認したうえで追い焚き機能の必要性を検討しましょう。
2人暮らしに最適な間取りを探すコツは?
2人暮らしを始めるにあたって、最初に確認しておくべきポイントは「プライベート空間が必要かどうか」です。
同棲であれ新婚であれ、それぞれに個室が必要だというのであれば2DK以上の間取りが必要にります。
将来的にそれぞれの個室を子供部屋と夫婦部屋にするなど使い方を変えることはできますが、部屋を増やすことは難しいため、早めに決めておくべきポイントです。
また、それぞれの個室が不要だとしても、家賃が高い傾向のある1LDKで探して希望に合う物件が見つからないのであれば、間取りは2DKも視野に入れると良いでしょう。
【二人暮らしに必要な広さは?】まとめ
築年数は経過していてもリフォームなどで内装がキレイで使いやすい物件であることも多く、DKと部屋が引戸で仕切られているのであれば、引戸を開け放てば1LDKのような使い方もできるようになります。
コレと決めた間取りだけにとらわれず、専有面積の広さやリフォームが行われているかどうかなど、広い視点で探すことをオススメします。
ライフステージに合わせて居住に必要な広さも変わります。奈良県内でお引っ越しが必要になった際はお気軽に弊社へお問い合わせください!
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