【物件の決断をスムーズに行う為に】お部屋探し時のポイントとは?
【お部屋探し】賃貸物件の決断におけるポイントは?

賃貸のお部屋探しにおいて、限られた時間で希望に沿った物件を探すのはなかなか大変なことです。
いくつかの候補から条件を見比べて比較検討し、決断をする。
この流れをスムーズに行うためにはどんな方法があるでしょうか。
ポイントを詳しく解説してゆきます。



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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:古川 真史
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。
完璧に理想通りの物件に出会うのは難しい

生活やお仕事の状況に変化があり、引っ越しをする必要がでてきた。
そうなると、新しいお部屋を探さなければなりません。
新居はどんなお部屋にするのか。
求める理想の条件は様々あると思います。
できるだけ治安の良い場所で駅やお店が近い物件がいい、家賃などの費用はできるだけ安いほうがいい、築年数の新しいところに住みたい、間取りにこだわりがあるのでそれに合ったお部屋がいい、こんな設備がぜひ欲しい……などなど。
賃貸物件の場合、インターネットや不動産会社への来店を通して既にある物件のなかから希望に沿ったものを探すことになります。
希望の条件を全て満たしている物件があれば話は早く、すぐに決断できるでしょう。
でも実際ほとんどの場合はそういう訳にはいきません。
住みたいエリアでは家賃の相場が高すぎる、家賃や間取りは理想通りだけれど自分のライフスタイルに合った周辺環境ではない、おおむね希望に沿った条件だが欲しい設備を満たしていない……など、色んな「理想と違うところ」が出てくるものです。
しかし現実的には引っ越しはしなくてはなりませんし、探せる時間も限られているので、理想を完璧に満たしていなくても住むお部屋は決めなくてはなりません。
そうなると物件の決断をするために、希望の条件のなかから何かを採って何かを捨てる判断をする必要があります。
「この物件は、これを満たしているがあれは満たしていない。逆にあの物件は、あれは満たしているがこれは満たしていない」
などと、判断に頭を悩ませることになります。
くり返しお部屋探しをされている方であればこういった判断にも慣れているでしょうから、ある程度決断の目安はお持ちだと思います。
ですがそうでない方にとっては、生活の根幹に関わる決断ということで決して敷居の低い判断ではないと思います。
どういった目安で判断をしていけば、またどのように決断をすればスムーズなお部屋探しができるでしょうか。


賃貸物件は住み替えがきくのが大きなメリット

まずは賃貸物件を探すうえで、考え方のベースとして持っておくことをおすすめする前提のお話をしましょう。
賃貸物件に住む大きなメリットのお話で、この点さえ頭に入れておけば、物件の決断も格段にしやすくなります。
それは、「賃貸物件なら住み替えの自由がきく」という点です。
賃貸のお部屋はあくまで一時的に借りている物なので、自分の持ち物ではありません。
裏を返せばずっと自分に付いて回るものではありません。
一度契約を結んでも退去して持ち主に返してしまえばそれで関係は終了ということです。
持ち家であれば住んでみて例え気に入らないところが出てきても、その家を離れたり手放したりすることは簡単にはできません。
一生付き合うものになる可能性も大いにあります。
しかし賃貸ならば持ち家と比較して格段にそこの自由がききます。
生活する上で何か問題が生じたり気に入らないことがあったりすれば、他の物件へ移るという選択肢をとることができます。
そしてその気に入らなかった点やもっとこうすれば良かったと思った点は、次回のお部屋探しの際に生かすことができます。
要するに、(もちろん個々の状況にもよりますが)自分の住む物件を決断する際のリスクを過剰に恐れる必要はないと言えるでしょう。
自分の理想を完璧に満たしたお部屋ではない以上は気になる点がどこかしら必ず出てくるものですし、気に入らなければ住み替えればいい。
失敗を感じた点は次以降に使える貴重な経験になる。
こう考えれば、多少気を楽にして物件を選ぶことが出来るようになるのではないでしょうか。
物件を決断するための3つの重要ポイント!

それでは実際に物件を決断するうえでのポイントを見ていきましょう。
自分自身が家賃として出せる金額のラインを把握する
ご自身の現状もしくはこの先の収入などと照らし合わせて、いくらまでなら無理なく月々の家賃として出せそうかという想定をあらかじめやっておきましょう。
よく言われているのは、家賃は手取り収入の3割ほどまでに収めるというラインですが、ご自身のライフスタイルとそれにともなう出費の割合によっても変わってきますので、過去の月々の収支をデータとしてまとめておき、それを活用して判断できれば理想的です。
自分の出せる家賃がいくらまでかをある程度把握することができれば、家賃相場を見てこのエリアなら住めるという目星がつけられますし、このくらいの設備が整っている部屋なら住めるという想定もできるようになります。
希望の条件のうちどれを採ってどれを捨てるかを判断するにおいて最も大きな要素と言えますので、先に考えておきましょう。
条件に優先順位をつける
欲しい条件を上げればきりがないですが、再三言うように全てを満たせる物件というのはまずないですし、懐事情という面でも妥協せざるをえない条件というのは出てきます。
ご自身にとって一番妥協できない条件はどこか。
二番目、三番目、それ以降は……?
求める条件をリストアップしたうえで、このように各々に順番をつけていきましょう。
まず目ぼしい物件を探しあてる段階でも大いに参考になりますし、いくつか挙がった候補のなかから選びとるうえでも重要な判断基準になるはずです。
これも先に挙げた一つ目のポイントと並行して早めにやっておくと良いでしょう。
余裕があれば、各々の条件をどのくらいのレベルで満たしていれば妥協が可能かまでイメージしておくと、さらに判断がスムーズになりますよ
決断はなるべく迅速に
もちろん焦って決断しなければならないということではありませんし、一度落ち着いて冷静に検討することは非常に大切なことです。
ただし、現実問題として物件の申し込みは早い者勝ちという実情があります。
冷静に検討するために一晩考えているうちに他の方が申し込みを済ませてしまうということも大いにありえます。
人気の物件であればなおさらで、ご自身が「とても良い条件だ」と感じられた物件であれば他の方も同じように感じて狙っておられる可能性が高いと考えたほうがよいでしょう。
これからの3月4月の新生活開始に伴う引っ越しシーズンなんかはとくに競争が激しく、都市部の利便性が良いところにある物件であれば地方から出てこられた方が1日で物件を探して決断するケースや、先行申し込みとして前の住人の方がまだ住んでいる時点で部屋の中を見ることなく申し込みをするケースさえあります。
迅速、かつ冷静に判断を下すためにはあらかじめ物件の判断基準を自分のなかに持っておくことが肝心です。
先に挙げた二つのポイントはまさにそのためのものなので、大いに助けになるでしょう。
「賃貸物件は住み替えがきく」という前提をもとに、あまりガチガチになって考え過ぎないことも大切です。
まとめ~お部屋探しはリラックスしてご検討を~

いかがでしたでしょうか。
今回はスムーズなお部屋探しのために参考になる、賃貸物件の決断に関するポイントについて見ていきました。
・完璧に理想を満たした条件の物件に出会えることはまずない。
・現実的に自分が出せる家賃の額によっても叶えられる条件が決まってくる。
・ということは妥協しなければいけない条件が必ず出てくる。
・まずは自分の出せる家賃で実現可能な条件のラインを把握する。
・並行して希望の条件に優先順位をつけて妥協できるラインを探す。
・物件の申し込みは先着順なので決断は上2つのポイントを踏まえて迅速かつ冷静に。
・「賃貸は住み替えがきく」というメリットを前提にある程度気を楽にして考える。
要点をまとめると以上になります。
100%の満足は得られないとしてもできうる限り100%に近づける判断をしたい。
それは人情ですし、もっともな事です。
普段の生活の場のような大切な物事ならばなおさらそうなると思います。
ですが、少々身もふたもない話ながら、お部屋の住み心地は実際に住んでみないとどうしてもわからない部分があるのも事実です。
最終的にはどうしても直感に頼らざるをえないところもあるでしょう。
であればこそ正解を求め過ぎず、少し肩の力を抜いて考えてみるのもまたひとつの正解ではないでしょうか。
リラックスして考えることでかえって良い判断ができるかもしれませんよ。
ご希望の条件について迷っていることや分からないことは、ぜひ一度『賃貸のマサキ』にご相談ください。
貴方が良いお部屋にめぐり合えることを願っております。


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