【転職に伴う引っ越し】どっちが先?最適なタイミングについて!
転職と引っ越しのタイミング
転職をする場合、現在の家から勤務先が遠いことや、気分を変えたいなどの理由から、引っ越しを検討することもあるでしょう。
そこでどのタイミングで引っ越しをするのがよいのかを見ていきたいと思います。
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賃貸専門家:木寅 昌紀
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
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転職活動の最中でも効率的に部屋探しを行う方法
転職活動で忙しいと、同時に部屋探しを行うのが大変になることもあるでしょう。
しかし、転職活動をしながらでも、簡単で効率的に部屋探しを行う方法があります。
それはインターネットで部屋探しを行う方法です。
通常部屋を探す場合、不動産屋に来店して相談する人が多いでしょう。
しかし、転職活動はハローワークに行く場合が多いですし、面接も通常会社の営業時間内に行うので、不動産屋の営業時間と重なることも多いのです。
その点インターネットを利用すれば、いつでも空いている時間に部屋探しが行えますし、質問などもメールで行えるため、じっくりと検討することができます。
いい物件が見つかったら来店予約をすることで、面接の時間帯とずらすこともできるでしょう。
仕事の方は、探すだけならインターネットでも可能ですが、面接はまだ自宅でスカイプを使用したオンライン面接を導入しているところも少ないので、どうしても会社に行く必要があります。
仕事をして収入を得なければ引っ越しもできないので、まずは転職を優先させるべきです。
部屋探しはあくまで空いている時間を使い、うまく両立するようにしましょう。
引っ越しを行う最適なタイミング
転職と同時に引っ越しを行う場合、どのタイミングで引っ越しをすればよいのか迷う人もいるでしょうが、結論から言うと、内定をもらってから引っ越しをするのがベストです。
内定をもらうと、通常はいつごろから働けるのかを会社側から質問をされるので、引っ越しを行う日数を考慮して働きに行く日を決めましょう。
なぜ内定後がよいのかというと、内定をもらう前に引っ越しをしてしまうと、万が一不採用になった場合、引っ越しをした意味がなくなってしまいます。
就職先がたくさんある便利なエリアならまだよいのですが、逆に不便なエリアに引っ越しをしてしまった場合、転職活動に影響が出ることもあるでしょう。
このように内定前の引っ越しはリスクを伴うので、あまりおすすめはできません。
逆に内定をもらってからであれば、こちらから内定の取り消しをお願いしない限り、滅多に内定を取り消されることはないでしょう。
以前にも内定の取り消し問題で騒がれたことがあるので、現在は以前より内定の取り消しをする企業は少なくなっています。 しかも会社の福利厚生により、引っ越しをしたことで手当が支給されることもあるのです。
このように内定前の引っ越しはデメリットが多いのですが、内定後の引っ越しにはメリットもいろいろとあるので、部屋探しは内定の前に行っても、引っ越しをするのは内定後にしておくべきでしょう。
部屋を見つけてから契約を行うまでの期間は2週間ぐらいなので、引っ越しをする日にちと入社日をうまく調整しておきましょう。
スムーズに引っ越しを済ませる方法
転職と引越しを一緒に行うためには、きちんと予定を立ててスムーズに行う必要があります。
そうしないと入社日に間に合わないこともありますし、引っ越しをしてバタバタしているときに仕事が始まってしまい、いつまで経っても家の片付けが完了しない場合もあります。
そうならないために、順序よく進めていかなければいけません。
入社日はあまり遅らせない方がよい
転職を行った場合には、いつから入社が可能なのか聞かれます。
同時に引っ越しを行う場合には、余裕をもって入社日を決めるに越したことはありません。
しかし、企業としてはできるだけ早く入社してもらいたいと考えているので、いくら余裕を持つとは言っても、あまり遅らせると印象が悪くなるでしょう。
そうならないためには、引っ越しをスムーズに行い、できる限り早めに入社できるようにします。
また、引っ越しを行うのでこの日を希望しますと報告しておくことも大切です。
そうすることで引っ越し費用などを一部負担してくれることもあるのです。
ストレスなく通勤できるエリアに決める
転職と引っ越しを同時に行う場合、転職はうまくいっても引っ越しに手間取ってしまうケースもあります。
そうならないためには、まず引っ越しを行うエリアを決める必要がありますが、ストレスなく通勤できるエリアに絞って決めましょう。
通勤するのには30分前後、遠くても40分以内に通勤できるエリアがおすすめです。
乗り換えもできる限り行わず、1回以内で済むエリアがよいでしょう。
また、自分が住むエリア内に詳しい不動産屋を探すことも大切です。
おすすめの不動産屋は、全国展開をしているところよりも、地域に密着しているところがよいでしょう。
地域に密着している不動産屋であれば、周辺のエリアにも詳しいですし、小さな地域でたくさんの物件を扱っていることも多いからです。
家を決めるときには、できれば内定通知書をもらって不動産屋に持参すれば、社員として扱われるので審査にも通りやすくなるでしょう。
必要な手続きはすぐ行う
引っ越しを行う場合、いろいろな手続きが必要になります。
まずは電気や水道などのライフラインですが、これは引っ越し当日に使えるようにしなければいけません。
そのため、引っ越しをする日までに必ず連絡をしておきましょう。
以前住んでいた住宅の契約を解約することも忘れてはいけません。
他にも住民票を移し、住所変更の届けを役所に行って行う必要があります。
免許証があれば警察や運転免許センターで住所変更が必要です。
しかも役所は平日しか届け出ができないので、入社する前に行うのが望ましいでしょう。
費用には余裕を持っておく
引っ越しをするにはかなりの費用が必要になります。
転職と同時に引っ越しを行う場合、入社した最初の月は給料が支払われず、翌月に支払われる会社もあるので注意が必要です。
費用はしっかりと計算しておき、余裕を持っておくことが重要です。
引っ越しの費用はどれぐらい必要なのか
引っ越しの際にかかる費用はいろいろとあります。
条件によってもかなり変わってきますが、通常は敷金に礼金、不動産屋を使えば仲介手数料も必要です。
仲介手数料は家賃の1ヶ月分となっていることが多いですが、敷金や礼金は家賃の2倍となっていることもありますし、礼金は不要となっていることもあります。
資金に余裕がない場合には、できる限り敷金や礼金の少ない物件を選ぶとよいでしょう。
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また、以前住んでいた部屋の家賃も日割りで支払う必要がありますし、光熱費も解約日までの分は支払いが発生します。
さらに火災保険は加入が義務付けられているので、保険料の支払いも発生します。
引っ越し業者を使えば業者に支払う料金もいるので、しっかりと計算をしておかないと、生活費が足りなくなる、引っ越しをして早々に家賃の支払いが厳しくなることもあるでしょう。
そうならないためには、きちんと必要な費用を把握し余裕をもって費用を計上することが大切です。
給料日に注意
会社の給料日は全て同じではありません。
会社によって末締めの翌月25日払い、25日締めの翌月10日払いなど、かなりのずれがあるのです。
しかも途中入社の場合には、給料が翌月に持ち越されることもあるでしょう。
そうするとしばらくは無給状態となるので、生活費が足りなくなる可能性もゼロではありません。
このような事態を避けるためには、生活費にも十分余裕を持っておく必要があります。
引っ越しをして生活も十分できるだけの預金があるか、もう1度確認しておきましょう。
【転職に伴う引っ越し】まとめ
転職と引っ越しを行う場合は、どちらを先に行えばよいのか、どのタイミングで行うのがよいのかを知っておけば、スムーズに進められるでしょう。
引っ越しは内定をもらってからが最適のタイミングです。
できる限りスムーズに行い、入社日までにライフラインの契約や転居届などをきちんと行い、安心して入社できる状態にしておきましょう。
費用にも十分余裕を持つことが大切です。
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