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担当者:木寅昌紀
生粋の奈良県民の私が宅地建物取引士や賃貸経営管理士の目線で奈良の賃貸情報や暮らしの事、エリア情報まで幅広く発信します!
【一人暮らしも子供連れも】転勤族も安心!短期間で賃貸物件を選ぶ方法
仕事の都合で転勤の多い「転勤族」の方は短期間で次のお部屋を探さなければならず、大変な思いをしがちです。
快適に過ごせる賃貸物件を手早く探すにはどうすればよいでしょうか。
家族構成ごとの居住地選びやお部屋選びのポイントなど詳しく解説してゆきます。
転勤族のお部屋探しは大変!
短い期間でくり返し転勤をすることになる、いわゆる「転勤族」の方。
苦労は色々とありますが、住まいのことは大きな問題のひとつです。
転勤となれば、お引っ越しをしなくてはなりません。
しかも多くの場合、辞令が出てから1ヶ月ほどで転居を済ませなければならず、知らない土地でのお部屋探しでしんどい思いをされた方も多くおられるのではないでしょうか。
次の土地へ、次の土地へ、とくり返すごとにつきまとうお部屋探しの苦労。
一時の住まいだとしても生活の拠点になるわけですから、適当に選べるものではありません。
一緒に住むご家族――とくにお子さんがおられるのであれば、なおさらです。
だからといってのんびりじっくり選んでいる時間もない。
子供の学校のことなど他に気にしなければいけないことも山ほどある。
決して小さくない負担だと思います。
そこで、短期間で物件を決める参考になり、少しでも転勤族の方のお部屋探しが楽になるように「こういうところに注目して物件を選ぼう」という賃貸物件選びのポイントをご紹介しちゃいます。短期間で物件を決める参考になり、少しでも転勤族の方のお部屋探しが楽になるように「こういうところに注目して物件を選ぼう」という賃貸物件選びのポイントをご紹介
転勤族の方もそうでない方も、必見ですよ。
居住地選びは家族構成に応じて
転勤先の物件選びのポイント、まずは居住地をどこにするかについてです。
これは一人暮らしなのか二人での生活なのかはたまた子供がいるのか、家族構成によって大きく変わってくる要素です。
しかしいずれにせよ、前提として治安の良いエリア・良くないエリアはきちんと確認しておきましょう。
本来は実際に現地を歩いてみてその土地の雰囲気を肌で感じながらチェックするのが一番なのですが、転勤による転居の場合はそのような余裕がないことも多いと思います。
不動産会社に問い合わせたり、ネット上のクチコミを参考にしたり、同僚など実際にその土地に住んでいる知人の話を聞いたり、できうる形で情報を収集するようにしましょう。
この先は、家族構成ごとにポイントを見ていきます。
1:一人暮らしの場合
一人暮らしの居住地は、生活の利便性を第一に考えて選ぶのがおすすめです。
普段の買い物やちょっとした用事でのお出かけなどを働きながら合間に自分自身でやることになるので、お店や駅が自宅から遠いと苦痛になってしまいます。
駅近くや繁華街の近くに住むようにすれば、生活上の負担を軽減できて暮らしやすくなりますよ。
とはいえ、そういった場所は人の行き来が多く騒音があったり深夜でもお店の明かりがまぶしく点いていたりする恐れがあります。
外的な刺激があるとなかなか寝付けなくなるという方はとくに、治安と合わせて夜間のうるささや明るさもあらかじめ情報収集しておくようにしましょう。
また女性の一人暮らしの場合など、人の行き来が多い場所に居を構えるのは防犯的な面が気になる方もおられると思います。
お部屋を選ぶ際にオートロックや防犯カメラなどセキュリティの有無をきちんと確認しておきましょう。
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2:大人の二人暮らしの場合
夫婦二人での暮らしだったり恋人との同棲だったりルームシェアだったり、大人二人での生活の場合は、家にいる時間が長いほうの都合や要望に合わせて選ぶのがおすすめです。
例えばお出かけやお買い物の利便性を重視したいというのであれば一人暮らしの場合と同様に駅近くや繁華街の近くが良いということになりますし、家にいる時間をなるべく静かに過ごしたいということであれば街の中心部からは少し離れたところが良いということになるでしょう。
何を重視するかによって候補となるエリアが大きく変わってくるので、居住地選びの前にまずはよく二人で話し合ってある程度意向をまとめておくのが先決です。
3:乳幼児がいる場合
お子さん連れでの転勤は、やはり子育てに適した環境を選ぶことが大切です。
お子さんが乳幼児の場合は、子供を遊ばせられる公園・児童館が近いことや保育園・幼稚園に通わせやすいこと、それからお子さんを連れてのお買い物が負担にならないようにスーパーマーケットなど必要なお店が近辺に揃っていることが重視したい条件になります。
また、お子さんをお昼寝させやすいよう周りが騒がしい環境は避けたほうがよいでしょう。
家の中でお子さんが元気いっぱい遊びまわることを考えると、階下に音が響くことを気にせずに済む1階のお部屋を選ぶのがおすすめです。
1階の空き部屋が見つからないという場合は、市販の防音マットを床にしくなどして対応しましょう。
4:小・中学生の子供がいる場合
お子さんが小学生や中学生の場合は、地域の公立学校に通わせるケースが多いと思います。
どの学区に住むかによってお子さんが通うことになる学校が決まるので、親御さんとしては学区やそこにある学校の情報が気がかりですよね。
転勤族の多い学区にある学校であれば、学校側もそこに通う生徒も転勤族のお子さんに対しての扱いに慣れており、安心して通わせることができますし、お子さんも学校に馴染みやすいことでしょう。
また転勤族の多い・人気のエリアは賃貸物件が多い場所ということになりますので希望どおりの物件に出会える確率も高くなり、そういった意味でもおすすめです。
ぜひ不動産会社に聞いて、転勤族に人気の学区を紹介してもらいましょう。
ただし転勤族の多い地域ということは、お子さんが仲良くなった友達もまた転勤族という可能性が大いにあります。
せっかく仲良くなった相手とすぐ転勤で離ればなれになってしまいやすいリスクがありますので、もしそれなりに長い期間その土地に留まるということであれば、一考の必要があるかもしれません。
他に気にするべきポイントとしては、自宅となる場所から学校までの距離や通学路の安全性が挙げられます。
学区選びとあわせてよく検討されることをおすすめします。
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お部屋選びのポイントは広さと間取り
次は実際のお部屋の選びかたのポイント――お部屋の広さと間取りについてです。
短期間で見知らぬ土地での慣れない生活に移行しなければいけないのですから、せめて自宅は引っ越し後すぐ心からリラックスできる拠点になってほしいものですよね。
ということで、今現在住まわれているお部屋で快適に生活ができていて転勤先でも生活の様式が大きく変わることはないというのが前提にはなりますが、今のお部屋と同じくらいの広さ、それもできるだけ間取りの近いお部屋を選ぶことをおすすめします。
今の住まいと同じように部屋を割り当て家具をレイアウトすることができれば、お引っ越し時に配置をどうするか悩むことなく引っ越し作業もスムーズに進められます。
また、新天地でも違和感少なく自宅で過ごせることでよりリラックスができ、新しい土地での生活にも素早く馴染むことができますよ。
もし予算の都合やタイミングの関係でどうしても今より手狭なお部屋しか見つからないという場合は、できるだけお引っ越し前に要らない物を処分して身軽にしておきましょう。
たくさんの物をごみとして捨てることになり、ごみの分類によっては捨てられるタイミングがごく限られているものもあります。
ごみの捨て方や回収日についてはなるべく早めに自治体のサイトなどで情報を確認して予定表やカレンダーに書いておくようにしましょう。
大きな家具や家電は回収に手間や時間がかかりがちなので、優先して要るか要らないかをチェックし処分の段取りをつけておくと心配事が少なくて済みますよ。
他におさえておきたいポイントは?
今まで挙げたものの他に余裕があればぜひおさえておきたいポイントは、自分の趣味を満喫できる周辺環境が揃っている場所に住むことです。
例えば読書が好きならば周辺に本屋や図書館がある環境が望ましいですし、ジョギングなどの運動が趣味であれば近くに走れそうな規模の公園やスポーツジムが欲しいところです。
絵を描くことが好きなら画材屋さんが近くにあると便利ですし、絵になる風景のある場所もあると嬉しいですよね。
通販で色々なものを取り寄せるのが趣味という方でしたら、宅配ボックス付きの物件があれば家を空けがちでも安心です。
趣味を十分に楽しめるというのは充実した暮らしに欠かせない要素なので、できればこうした点も気にかけられる余裕をもった物件探しをしたいところですね。
他には、転勤先で自動車を日々活用する暮らしになる場合は、道路状況もご自身がストレスなく運転できるようなものか、事前にしっかりとチェックしておきたいものです。
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まとめ~新天地でも快適に過ごせるように~
いかがでしたでしょうか。
今回は転勤族の方が快適に生活できるお部屋を短期間で見つけるための、物件選びのポイントについて見ていきました。
・居住地選びはまず治安に関する情報を集め、家族構成に応じて適した場所を検討する。
・お部屋の広さと間取りはできれば元の住まいに近いものを選び、難しければ持って行く物を減らして対応する。
・余裕があれば自分の趣味に適した環境があるかどうかや、道路状況もチェックしておくことが重要。
以上3点がまとめになります。
最初にも言いましたが、転勤を何度も繰り返すことに伴う苦労はたくさんあると思います。
頑張っておられる転勤族の皆様がその苦労のひとつひとつにできるだけ煩わされることなく新天地でも快適に過ごせるよう、お部屋探しについてはこの記事が参考になれば幸いです。
お部屋を探すうえで何か疑問があったりご要望があれば『賃貸のマサキ』にぜひご相談くださいね。
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