【子供にとってのベストな引っ越しタイミング】住み替えどきはいつ?
【子供との生活】いつが引っ越し・住み替えどき!?
子供の出産・成長は人生の大きな「節目」であり、それを期とした住み替えを検討される方は多いことでしょう。
妊娠中~入園後……それぞれの時期での住み替えのメリットとデメリットを見ていき、住み替えにおける大切なポイントについて考えてゆきます。
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担当者:内田紘一
宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。
引っ越し・住み替えを考えるタイミングは?
住み替えは人生のなかでも大きな決断のひとつ。
その大きな決断を考えるタイミングはやはり、人生においての大きな「節目」に訪れることが多いようです。
例えば、
・子供の出産や成長に合わせて。
・定年や老後に合わせて。
・転勤や転職に合わせて。
などが主なタイミングとして挙げられます。
子供が生まれて部屋が手狭になったり、子供が進学して自分の個室を与える必要が出てきたり。
逆に子供が独立して部屋の広さを持て余すようになった。
転勤・転職にともなって今の物件では通勤の利便性が悪くなってしまった……。
あるいは、そういった出来事にあらかじめ備えて住み替えを検討される方も少なくはないでしょう。
なかでも多いのは、子供に関すること――とりわけ妊娠・出産・入園のタイミングを「節目」として住み替え時とされるパターンです。
子供が生まれて独立するまでの年月は短いものではないですし、入園まではいちばん手のかかる時期なので納得ですね。
では妊娠中・出産後・入園前・入園後……一体どのタイミングでの住み替えが良いのでしょうか?
それぞれのメリットとデメリットを見ていくことにしましょう。
妊娠中~入園後……住み替えのメリット・デメリット
妊娠中
まず妊娠中に住み替えをするメリットとしては、子供が生まれる前にゆっくり落ち着いて物件探しや引っ越しができるという点が挙げられます。
この段階であれば育児でバタバタしてしまい物件探しや引っ越しに集中できないという状況にはなりません。
また、早いうちに住まいを定めておくことでその土地の生活にきちんと慣れてから子育てができるという利点もあります。
逆にデメリットとしては、妊娠中のお母さんの体調が不安定ななかで準備をしなくてはならないという点が挙げられます。
お母さんのつわりが酷いときに引っ越し作業を進めていくのは大変ですよね。大きなお腹とその中のお子さんの状態を気にしつつ、というのも簡単なことではありません。
妊娠中に住み替えをするならだいたい妊娠4~5か月後の安定期にするのが良いでしょう。
体調やつわりの症状が落ち着いて、なおかつお腹が大きくなってくる前なので比較的動きやすいとされる時期です。
出産後(0歳~2歳ごろ)
子供が生まれてから住み替えをする大きなメリットとしては、子供との生活のイメージのしやすさが挙げられるでしょう。
お子さんが生まれる前にある程度イメージはできているつもりでも、いざ子育てが始まってみると「あれ?」と思うことはあれこれ出てくるものです。
実際にお子さんと時間を過ごしてみて出てくる「ああしたい」や「こうしたい」を住まい選びに反映できるのは大きな強みです。
またお子さんを保育園や幼稚園へ入れる前であれば、入園にまつわる手続きに時間を取られる心配もありません。
お子さんが0歳の時期は一般的に眠って過ごしている時間が長いので、住み替えの準備に集中しやすい時期と言えるでしょう。
実家など一時的に預かってもらえる環境があればベターです。
逆に預かってもらえる先がないと、まだ生まれたばかりの赤ちゃんをあちこち連れまわすのは大変ですしリスクも伴うので、そういった面で苦労をする時期とも言えます。
お子さんが1歳になると産後しばらく経ってお母さんの体力が回復してくるので、活発に行動を起こしやすい時期と言えます。
ただしお子さんの行動が活発になってくる時期でもあり、「かまって」欲も飛躍的に高まってくるので、その相手をしながら引っ越し作業などを進めていくのが大変にもなってきます。
お子さんが2歳になる頃にはさらに動きが活発化してくるので、足音や大声・物音などが近隣の方々との兼ね合いもあり、より具体的に問題になってきがちです。
必然的にそういった問題解決・トラブル回避のために住み替えを検討される方が多くなりますし、住み替えによってストレスを減らすことができるというのは大切なことでしょう。
その一方で、もっと子供が大きくなってからの環境や教育についての事もしっかり考えた上で住み替えをすればよかった、という方もおられるようです。
入園前(3歳ごろ)
子供が幼稚園に入園する前に住み替えをしておくメリットとしては、子供の今後へのビジョンがある程度しっかりしてきた状態で、なおかつ子供が小学校へ上がってからの転校のリスクなどを考える必要がなくなるという点が挙げられます。
転校にまつわる諸々の手続きは面倒なものですし、何よりお子さんが小学生ともなれば転校による環境の変化にはとてもデリケートになりますので、出来るならばそれは避けたいと考える親御さんは多いことでしょう。
ただし、お子さんがもう保育園に通っている状態での住み替えになってしまい、新しく通う保育園探しに苦労した、という親御さんもおられるようです。
入園後~(4歳以上)
最後に入園後以降のタイミングでの住み替えについても見ていきましょう。
子供がある程度成長している段階での住み替えは、何といってもじっくりと準備ができるというメリットがあります。
子供が小さいうちはその相手をするのに一杯いっぱいで落ち着いて物件探しをするのも難しいという状態になりがちですが、お子さんが成長するにつれてその心配が少なくなってきます。
引っ越しのお手伝いまでしてくれるかもしれません。そうなれば親御さんとしては大助かりですよね。
また、子供の進学や将来についてより具体的なビジョンが見えているというのも大きな利点でしょう。
ですが、先ほども言ったとおりお子さんが大きくなってからの住み替えは、環境変化にともなうデメリットも大きいです。
お子さんの気持ちへの影響もそうですし、社会性や人間関係などお子さんの将来にとっても重要なものが身につく時期の環境変化は注意が必要でしょう。
結局いつが引っ越し・住み替えどき?
見てきたように、子供の成長に合わせた住み替えにはそれぞれの時期でそれぞれの時期なりのメリットとデメリットがありました。
各ご家庭の状況などもあり一口に「このタイミングがベスト!」と言うことはできませんが、これまでの情報を総合的に考えると、子供との生活の具体的なイメージが出来る段階になりなおかつ転園・転校などによるお子さんへの影響の少ない出産後(0歳~2歳ごろ)の住み替えが、住み替えをしたメリットを感じられやすい傾向にあるのではないでしょうか。
なかでもお母さんの体力が回復し動けるようになってくる産後1年以降が望ましいでしょう。
物件探しや引っ越しなど住み替えに必要な作業は簡単なことではありませんし、家族が協力して取り組むことが不可欠になります。
まとめ~引っ越し・住み替えどきのポイント~
いかがでしたでしょうか。
今回は住み替えに適したタイミングについて、とくに子供の成長段階に沿って見ていきました。
まとめると、
・子供の居る生活や子供の成長をイメージしやすい時期であること。
・物件探しや引っ越し作業などがしやすい時期であること。
・住み替えをしたことによる子供へのマイナスの影響が少ない時期であること。
こういったポイントが重要になってくるでしょう。
とはいえ、やはり一概にいつが良いと断言できるものではないので、メリットとデメリットを合わせて慎重かつ大切に検討することが重要になります。
「賃貸のマサキ」ならば引っ越し・住み替えを検討されるお客様の状況に合わせてベストなご提案をさせていただきます。
私達にどうぞお任せください。
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