【子どもの防犯】覚えておきたい防犯標語「いかのおすし」とは?
【子どもを守る5つの合言葉】防犯標語「いかのおすし」の意味は?

具体的にどうすれば犯罪から身を守れるのか。
小さなお子さんにもわかりやすく説明するための防犯標語として「いかのおすし」があります。
「いかのおすし」とはどういう意味なのでしょうか。
標語があらわす5つの行動指針について、詳しく解説していきます。

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担当者:安達竜哉
特技は少林寺拳法!趣味は愛車のお手入れです!奈良の不動産情報に詳しい私が賃貸情報や暮らしに関する事などお役立ち情報を配信していきます。
子どもの安全には子ども自身の防犯意識も不可欠

自分が見ていない間にお子さんが危ない目にあっていないか。
親御さんとしては心配ですよね。
まだ小さく、なおかつ自分で色々と行動するようになる小学生くらいのお子さんだと、なおさらハラハラさせられる場面も多いことでしょう。
悲しい限りですが、まだ「悪いひと」への警戒心がちゃんと根づいていない子どもを狙って、誘拐などの犯罪行為をくわだてる人間がいるのは事実です。
お子さんに持たせる防犯グッズは様々ありますが、例えばポピュラーな防犯ブザーは、相手のことを怪しい・危険だと感じた時に押すものです。
有用なグッズではあるのですが、えてして悪いことを考えている人間というものは、子どもに対してやさしい顔で近づくものです。
連れ去られてしまってから相手を悪い人だと気づいても、せっかくのブザーはあまり意味をなしません。
と言って、親御さんをはじめとする周りの大人たちが常にお子さんの行動に目を光らせておくというのも現実的にはなかなか難しいことです。
そうなると大事になるのは、子どもたち自身の防犯意識の高さです。
「こういう状況は危ない可能性があるからこう動こう」という行動指針をきちんと子どもたちにも持ってもらうことが肝心なのです。
そこで登場するのが、「いかのおすし」という防犯標語です。
「いかのおすし」が表す5つの行動指針

子どもの安全を守る防犯標語「いかのおすし」。これだけ聞いても何がなにやらわかりませんよね。
実はこれは語呂合わせで、「いかのおすし」があらわす5つの意味とセットで覚えておくことで、犯罪被害を未然に防ぐ行動指針となるのです。
①知らない人にはついて「いか」ない(行かない)
お菓子やゲーム・お金など子どもが喜びそうなものを使って言葉たくみに誘い、連れ去ってしまう。
そんな許しがたい事件がたびたびあります。
どんなに魅力的なものを示されても、どんなにやさしそうな人でも、知らない相手であれば絶対についていかない。
これをお子さんに徹底してもらうための言葉です。
②知らない人の車には「の」らない(乗らない)
誘拐犯などの犯罪者が子どもを連れ去る手段としてよく使われるのは車です。
車ならば素早く現場を離れて意図した場所へと自由に移動できるうえに、いわば「動く密室」であり中の様子が簡単には人目につきません。
一度子どもを車に乗せてしまえば犯罪者にとっては「しめたもの」ということです。
「道案内をしてほしい」と声をかけられ、善意から車に乗ったお子さんが連れ去られてしまうケースもあります。
知らない人の車には絶対に乗らない。
これも徹底すべき行動としてお子さんに伝える必要があります。
③連れて行かれそうになったら「お」おごえをだす(大声を出す)
「いか」と「の」は危険な目にあわないよう心掛けておくことでしたが、「お」と「す」は危険を感じた時の行動をあらわしています。
まず、知らない人に無理やり連れて行かれそうになるなど、危ないと思ったら大声を出す。
周りに異常を伝える行動を取ることで誰かが来てくれたり、相手から逃げる隙が生まれたりするかもしれません。
怖い状況なので上手く声が出せないこともあるでしょうから、防犯用のブザーや笛を使うのも有効でしょう。
これらの防犯グッズの使いどころや使いかたをお子さんと一緒に確認し、とっさの時に迷わず使えるように教えてあげてください。
④声をかけられたり追いかけられたりしたら「す」ぐにげる(すぐ逃げる)
大声を出すとセットで覚えておきたいのが、身の危険を感じたらすぐに逃げること。
犯罪者に狙われた時に無事逃げられるかどうかは、逃げる判断がどれだけ素早くできるかにもかかっています。
大人から逃げる感覚をお子さんに体験して身につけてもらうため、親御さんが追いかける側になって鬼ごっこのようなことを日ごろからやっておくと、いい訓練になりますよ。
⑤怖い思いをしたり見かけたりしたら大人に「し」らせる(知らせる)
近隣での異変が大人の耳に届けば、連携を取って対策を講じることができます。
ということで、もし子どもだけの状況で何か危険なことがあったら、何があったかを必ず信頼できる大人に知らせてもらうことが重要です。
知らせる相手は身近なところでは親や学校の先生。
もしくは、学校の近所のお店などは何かあった際に子どもを守る態勢を整えていることがあります。
そういったお店がどこにあるかを前もって把握しておくこともお子さんの安全につながりますから、通学路周辺などを一緒に確認して回り、お子さんに覚えてもらうのも大切です。
「いかのおすし」はどうやって生まれたの?

この「いかのおすし」が生まれたきっかけとなったのは、小学校に侵入した不審者が起こした痛ましい傷害致死事件でした。
いかなる時も大人たちが子どもを守れるようにするというのが理想的ではありますが、時にはその理想が通用しない場合もあります。
子どもたちが自分で自分の身を守ることを教えるのも安全に関する重要な教育だという考えから、身の守りかたをわかりやすく語呂合わせで覚えてもらえるようにと「いかのおすし」が生み出されたのです。
考案したのは警視庁少年育成課と東京都教育庁指導企画課。
元々は学校で子どもたちに安全について教えるセーフティ教室の教材として考えられたものでした。
子どもたちにわかりやすく、なおかつ印象に残るインパクトのある言葉を、というところから、食べものである「いか」と「おすし」が選ばれたそうです。
このインパクトが功を奏してか、「いかのおすし」はセーフティ教室のみならず、防犯に関する各種媒体で広く使われています。
まとめ~日ごろから親子で防犯についての対話を~

いかがでしたでしょうか。
今回は子どもの安全を守る防犯標語「いかのおすし」について見ていきました。
・知らない人にはついて「いか」ない
・知らない人の車には「の」らない
・連れて行かれそうになったら「お」おごえをだす
・声をかけられたり追いかけられたりしたら「す」ぐにげる
・怖い思いをしたり見かけたりしたら大人に「し」らせる
5つとも、お子さんが自身の身を守るための大事な行動指針です。
ただし言葉で覚えさせるだけでは、いざ危ない目にあった時にお子さんひとりでこの通りに行動するのはなかなか難しいことかもしれません。
実際の状況を想定した行動のシミュレーションを繰り返し行ったり防犯について話し合ったりして、もしもの時にお子さんが適切に行動できるよう、親御さんとしても日ごろからぜひ力を貸してあげてください。
そうして親子間の信頼とつながりを強めていくことで、何か危ないことや心配事があった時に、きちんと親御さんに話ができる関係が築かれます。
それはきっと、お子さんの安全と健やかな成長に繋がることでしょう。
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