【二面・両面バルコニーの違いは?】メリット・デメリットを解説
二面・両面バルコニーの特徴と暮らしやすさを比較

間取り図を見ていると、二面バルコニーや両面バルコニーと表記されているのを見たことがある人もいるでしょう。
一見すると同じような意味のように思えますが、実は異なっているのです。
要点まとめ
二面バルコニーと両面バルコニーは何が違う?
二面バルコニーは住戸の異なる二つの面、両面バルコニーは向かい合う二方向に設けられたバルコニーです。
1. 二面バルコニーは日当たりや開放感を得やすい
2. 両面バルコニーは風通しを確保しやすい
3. バルコニーを用途別に使い分けやすい
4. 家具配置・掃除・プライバシーには注意が必要
5. 名称だけでなく間取り図で位置関係を確認する
そこで何が異なっているのか、主なメリットやデメリットを解説していきたいと思います。



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二面バルコニーと両面バルコニーの意味

二面バルコニーと両面バルコニーは、似たような意味にとらえる人もいるかもしれませんが、実は違っているのです。
そこで「二面バルコニーの特徴」「両面バルコニーの特徴」をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
二面バルコニーの特徴
二面バルコニーというのは、名前の通りバルコニーが二面設置されている物件のことです。
例えば南側と西側の二面にバルコニーが設けられている物件などが当てはまります。
マンションには角部屋が存在していますが、角部屋によく用いられる傾向にあります。
また、バルコニーが繋がっている一体型と、2つが独立している分離型が存在しています。
どちらにもメリットとデメリットが存在しているので、それぞれのメリットとデメリットを把握した上で選ぶのがよいでしょう。
両面バルコニーの特徴
二面バルコニーとよく似ていると思われがちな両面バルコニーですが、両面バルコニーの主な特徴は、バルコニーが前後に設置されている点です。
例えば南側と北側にバルコニーがある場合などを指します。
前後でバルコニーが設置されているため、一体型の両面バルコニーというのは存在しておらず、全て分離型のバルコニーとなっています。
二面バルコニーの主なメリット

二面バルコニーには様々なメリットがあります。
主なメリットとしては「室内に日光が当たる時間が長い」「室内が明るくて開放的」「用途別に分けて使いやすい」「角部屋に多い構造」などが当てはまります。
室内に日光が当たる時間が長い
二面バルコニーは、東側と南側、南側と西側といったように、2方面にバルコニーが設置されています。
そのため、1方向しかバルコニーが存在していない物件に比べて、室内に日光が当たる時間が長くなるのが特徴です。
日当たりのよい物件は人気が高いので、絶対に譲れないと考えている人もいるでしょうが、日当たりを重要視している人に向いていると言えるでしょう。
室内が明るくて開放的
バルコニーが2つあるということは、窓も2つ以上あることを意味しています。
そのため、室内が明るくて開放的になるのがメリットです。
室内は明るい方がよい、開放的な方がよいと考えている人は、二面バルコニーの物件を選んでみるのがよいでしょう。
太陽光を取り込みやすいので、朝にしっかりと朝日を浴びたいという人にもおすすめできます。
用途別に分けて使いやすい
二面バルコニーであれば、用途別に分けて使えるというメリットがあります。
例えば南側と西側にバルコニーが設置されている物件を借りたとします。
このような場合、南側は洗濯物を干すために使用し、もう片方の西側はガーデニングを楽しむために使用するなどです。
ただし、バルコニーは共用部分と定められているのが一般的なので、何でもむやみに使用できるわけではない点に注意しましょう。
不安な場合には、このような用途で使いたいけれど問題ないかと管理会社や大家さんに聞いておくのがおすすめです。
角部屋に多い構造
マンションを借りるときに人気が高いのは、最上階や角にある部屋です。
二面バルコニーは東側と南側、南側と西側といった感じでバルコニーが設置されているので、角部屋に多い構造となっています。
そのため、角部屋を借りたいと考えている人にはおすすめなのですが、物件によっては家賃が他の部屋に比べて少々高く設定されている場合もあります。
他の部屋と家賃に差がないか、相場よりも明らかに高額ではないかなどを事前に調べておくとよいでしょう。
二面バルコニーの主なデメリット

色々なメリットがある二面バルコニーですが、メリットがあればデメリットもあります。
それは「家具や家電の配置が難しい」「外から室内が見えやすくなる」「掃除が大変」「外気の影響を受けやすい」などです。
家具や家電の配置が難しい
二面バルコニーは大きな窓が2つ設置されていることもあり、1つしかバルコニーが設置されていない物件に比べると、家具や家電の配置が難しくなる傾向にあります。
家具や家電の数が少ない場合はそれほど問題ではなくても、家具や家電の数が多いと、置く場所に困る可能性もあるでしょう。
あらかじめどこに何を設置するのかをシミュレーションし、動線をしっかりと確保できる配置を考えておくことをおすすめします。
外から室内が見えやすくなる
バルコニーには大きな窓を介して出入りを行うので、二面バルコニーであれば大きな窓が2つあることになります。
そのため、外からも中の様子が見えてしまう可能性があるので、プライバシーの面でデメリットに感じることがあります。
外から見えないような構造の建物であればよいのですが、見えやすい構造の建物もあるので、内見のときにきちんと確認しておきましょう。
掃除が大変
バルコニーが2つある二面バルコニーの場合、掃除が大変になる点がデメリットです。
バルコニーの掃除は、室内に比べればそれほど頻繁に行う人は少ないでしょう。
しかし、掃除をしなければ汚れが目立ってくるだけではなく、排水口が設置されていれば雨水の排水にも影響が出ます。
そのため、バルコニーも定期的な掃除が必要になるので、掃除が大変になることを承知の上で選ぶようにしましょう。
外気の影響を受けやすい
窓や開口部が増えると、外気の影響を受けやすくなります。
二面バルコニーも例外ではなく、冬は気温が低くなりやすいですし、夏は気温が高くなりやすいのがデメリットです。
エアコンの効き具合にも影響が出てくるため、電気代が多少高くなる可能性が高いでしょう。


両面バルコニーの主なメリット

二面バルコニーにもメリットがあるように、両面バルコニーにもいくつかメリットがあります。
二面バルコニーと似たようなメリットもありますが、主なメリットは「開口部が前後2方向にあるので風通しがよくなる」「室内からの眺めがよい」「角部屋でなくても両面バルコニーの物件は発見しやすい」などになります。
前後2方向に開口部があり風通しがよい
両面バルコニーの場合、開口部が前後2方向に存在しています。
そのため、風通しが非常によくなる点がメリットです。
風通しが悪い場合、室内に熱や湿気がたまりやすくなり、カビが発生しやすい環境になります。
両面バルコニーであれば、室内の空気の入れ替えが行いやすいので、カビの発生を抑えやすいのです。
もちろん窓を開けて空気の入れ替えを行わなければ、カビが発生しやすい環境になるので注意しましょう。
室内からの眺めがよい
前後2方向にバルコニーがある両面バルコニーの物件であれば、室内からの眺めがよい場合が多いです。
しかも前後2方向にバルコニーがあるので、双方で変わった景色が眺められるのもメリットだと言えるでしょう。
室内の環境だけではなく、室内からの眺めがよい物件に住みたいと考えている人にも最適です。
角部屋以外でも見つけやすい
二面バルコニーの物件では、主に角部屋で多く見られる構造です。
なぜなら二面バルコニーは南側と西側、東側と南側などL型にバルコニーが設置されているので、どうしても角部屋でないと設置しにくい傾向にあります。
それに対して両面バルコニーの物件であれば、前後にバルコニーが設置されているので、真ん中の部屋でも設置しやすい傾向にあるのです。
そのため、地域によっては二面バルコニーよりも部屋数が多いこともありますが、両面バルコニーの物件でも二面バルコニーと明記されている物件もあるので、よく間取りを確認しておきましょう。
両面バルコニーの主なデメリット

両面バルコニーにもいくつかデメリットがあるのですが、どのようなデメリットがあるのかというと「バルコニーが共用部分に接している場合は注意」「家賃が高くなる傾向にある」「動線の確保が難しい場合がある」これらが当てはまります。
バルコニーが共用部分に接している場合は注意
両面バルコニーは南側と北側など、2方向にバルコニーがあるのが特徴です。
そのため、共用部分と接している部分にバルコニーが設けられていることもあります。
このような場合は、プライバシーの保護にも注意しなければいけません。
共用部分と接していなければ特に問題はありませんが、二面バルコニーと同じく外からのぞかれやすい構造の建物の場合は注意が必要です。
家賃が高くなる傾向にある
バルコニーが2つある両面バルコニーの物件は、バルコニーが1つしかない物件に比べて、家賃が高くなる傾向にあります。
両面バルコニーの物件を希望する場合は、近隣の物件に比べて家賃の相場がかけ離れていないか、ずっと支払っていける金額であるかを十分検討してから選ばなければいけません。
動線の確保が難しい場合がある
二面バルコニーほどではありませんが、両面バルコニーも動線の確保が難しくなる場合があります。
家具や家電の数が少なければ特に問題はありませんが、多い場合はどこに何を置くかしっかりと検討し、動線をしっかりと確保できる配置を心掛けましょう。
万が一災害が発生した場合でも、スムーズに避難できるようにするためにも、動線の確保は必要不可欠です。
【二面・両面バルコニーの違いは?】まとめ

今回は二面バルコニーと両面バルコニーの主な違い、双方のメリットやデメリットについて紹介してきました。
どちらにもメリットやデメリットがありますが、どちらも似たようなメリットやデメリットになっています。
自分にとってメリットの方が多い場合は、二面バルコニーや両面バルコニーの物件を選ぶのもよいでしょう。
また、二面バルコニーと両面バルコニーは異なる構造なのですが、同一に扱われている場合もあります。


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