【クローゼットの扉が閉まらない】賃貸での原因・直し方と注意点を解説
クローゼットの扉がうまく閉まらない…そんなときの直し方と気をつけたいこと

クローゼットの扉がきちんと閉じてくれない。
ちょっとしたことではありますが、地味にストレスがたまりますよね。
実はこの不具合、自分で直せるケースも珍しくありません。
要点まとめ
クローゼットの扉がうまく閉まらないとき、自分で直せる?
多くの場合は経年によるネジの緩みが原因で、ドライバー1本で改善できることがあります。
1. 扉が壁や床に擦れる場合は、床側の「下部固定金具」を調整することで改善できる
2. 扉が天井や床に擦れる場合は、上部レール内の「上ローラー」を調整
3. 上の方法で改善しない場合は扉に付いている蝶番のネジの緩みも確認
4. 自分で修理できない場合は勝手に修理業者を呼ばず、必ず管理会社や大家さんに連絡
5. 無断で業者に依頼すると、本来は不要だった修理費用を自己負担することになる場合がある
ケース別にどのように対処すればよいのか、そして注意点を詳しく解説していきます。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:吉田 政孝
不動産キャリア:23年
賃貸のマサキ天理駅前店所属。店舗運営のサポートの傍ら、ルームアドバイザーのキャリア23年以上の大ベテラン。奈良の社内仲介ランキングNo.1の実績有り。奈良の賃貸事情は勿論、美味しい飲食店や人気観光スポットなど、奈良のことは幅広い情報を持ち、特に天理市事情に日本一詳しいと自負。自身がナビゲータ役を務めたテレビ番組も多数あり。過去にアルバイトで習得したオムライス作りをスタッフへ教えるほど食通とか。
よくある原因は「ネジの緩み」

新しく建てられた賃貸物件であれば、クローゼットの扉が閉まらないというトラブルはそうそう起こりません。
ですが、ある程度の築年数が経過した物件では、話が変わってきます。
毎日のように開け閉めを繰り返すクローゼットは、長く使ううちに少しずつ各部のネジが緩んでいくものです。
その結果、扉の位置がずれて床や天井に擦れるようになり、最後までスッと閉まらなくなってしまうのです。
つまり、クローゼットの扉の不調の多くは「経年によるネジの緩み」に行き着きます。
裏を返せば、緩んだネジを締め直して位置を整えさえすれば、改善できる可能性が高いということです。
いきなり「壊れた、修理だ」と慌てずに、まずは原因を落ち着いて見極めることが大切です。


まずは自分でチェック!ネジの調整で直すコツ

まず、ぜひご自身で一度試していただきたいのが、ネジの緩みのチェック・調整です。
これに複雑な工具は必要なく、プラスドライバーが1本あればできてしまうことです。
扉が擦れている位置によって、調整すべきパーツが変わってきますので、ケースごとに見ていきましょう。
扉が壁や床に擦れて閉まりにくい場合
このときに注目したいのが、床側に取り付けられている「下部固定金具」です。
この金具は、左右・前後の位置を微調整できる構造になっています。
まずネジをいったん緩め、扉が擦れなくなる方向へ少しずつスライドさせて位置を合わせます。
ちょうどいい位置が決まったら、最後にネジをしっかりと締め直してください。
これだけで扉の動きが見違えることもあります。
扉が天井や床に擦れる場合
天井側、つまり上部のレールの中にある「上ローラー」を調整します。
これは上下・左右の方向に位置を動かせるパーツです。
下部固定金具のときと同じ要領で、いったんネジを緩めてから、扉が当たらなくなる位置へとずらし、最後にネジを締めて固定します。
蝶番(ちょうつがい)の緩みも確認を
ほか、扉に付いている蝶番のネジが緩んでいることもあります。
下部固定金具や上ローラーの調整で改善しないときは、蝶番のネジもあわせてチェックしてみると、原因が見つかるかもしれません。
このように、擦れている箇所・緩んでいる箇所さえ特定できれば、シンプルな工具で自分で直せる場合は意外と多いのです。
直らないときは自己判断で修理を依頼しないよう注意

ネジを締め直してもなお扉が閉まらない、あるいは部品そのものが破損しているといった場合は、ここから先の対応に注意が必要です。
このとき絶対に避けたいのが、自分の判断だけで修理業者に依頼してしまうこと。
賃貸物件の設備に不具合が出たときは、まず管理会社や大家さんに連絡を入れるのが正しい手順です。
そうすれば、先方が修理業者を手配してくれるなど、状況に応じた対応をとってもらえるでしょう。
一方、こうした相談を飛ばして勝手に業者を呼んでしまうと、本来は負担しなくてよかったはずの修理費用を、自分で支払うはめになることもあります。
せっかくのトラブル対応で余計な出費を抱えてしまっては、もったいない話ですよね。
これはクローゼットに限った話ではありません。
繰り返しになりますが、賃貸住宅で何かしらの設備に不具合が見つかったときは、まず管理会社や大家さんへ一報を入れる――
この基本を覚えておくと、無用なトラブルや出費を避けられます。


まとめ~多くの場合は簡単に直せる~

いかがでしたでしょうか。
今回は賃貸物件のクローゼットの扉がうまく閉まらない時について、直し方や注意点を見ていきました。
クローゼットの扉がうまく閉まらないと、つい「故障かも」と身構えてしまいます。
ですが、実際には大げさな修理が必要なケースばかりではありません。
原因の多くがネジの緩みという、いわば住まいの自然な経年変化によるもので、ドライバー1本で簡単に直せると知っておくだけで、ずいぶん気持ちが楽になるのではないでしょうか。
もちろん、手に負えなければ無理は禁物。
そんなときは管理会社や大家さんに任せましょう。
自分でできることと、プロに任せるべきことを上手に切り分ける――
その姿勢さえ持っておけば、賃貸住宅での暮らしはぐっと快適で安心なものになっていくはずです。
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