【対面キッチンは便利?】壁付けとの違いとメリット・デメリットを比較
対面キッチンと壁付けキッチンの特徴を比べよう

近年、賃貸物件でも時折見られるようになってきた、対面キッチン。
2人以上で暮らす方の場合、「同居人とコミュニケーションを取りやすそうだから、対面キッチンのある賃貸物件に住んでみたい」と考えている方もおられるかもしれません。
しかし、対面キッチンと非対面キッチン(壁付けキッチン)にはそれぞれ特徴があり、ライフスタイルや好みによって合うキッチンのタイプは異なります。
この記事では、対面キッチンと非対面キッチン、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
要点まとめ
対面キッチンは便利?
対面キッチンは家族の見守りや会話に便利で、壁付けキッチンは居住空間の広さや調理への集中に利点があるため、それぞれの弱点も比べて暮らし方に合うタイプを選びましょう。
1. 対面は家族やペットを見守りながら調理しやすい
2. 対面は開放感がある一方、設置スペースや匂い・油はね・音に注意
3. 壁付けは居住空間を広く確保し、調理に集中しやすい
4. 壁付けは採光や来客からの見え方を確認
5. それぞれの弱点と対策を把握し、使う姿を想像して選ぶ
次の章以降では、これらのポイントについて詳しくご説明します。



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賃貸専門家:内田紘一
資 格:宅地建物取引士
宅地建物取引士保有で業界12年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。
対面キッチンのメリット・デメリット

リビングやダイニングに向かって設置されているキッチンを「対面キッチン」と呼びます。
対面キッチンの中にも、大きく分けて二つのタイプがあります。
キッチンのいずれかの面が壁に接している「ペニンシュラキッチン(※1)」と、壁には接しておらず独立している「アイランドキッチン(※2)」です。
(※1)ペニンシュラとは「半島」を意味します。
(※2)アイランドとは「島」を意味します。
それでは、これらの対面キッチンには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
メリット
家族やペットの様子を見守りやすい
対面キッチンのメリットが一番大きいのは、目を離すと心配な小さなお子さんやお年寄りがいるご家庭でしょう。
調理をしながらリビングやダイニングにいるご家族と会話をすることもできるため、仕事が忙しく普段なかなか家族の話を聞けていないと感じている方にも、おすすめのキッチンです。
イタズラ好きなペットや密なコミュニケーションが好きなペットと一緒に暮らしている方にとっても、リビング・ダイニングの様子を見ながら調理できることは重要なメリットでしょう。
テレビを観ながら調理できる
リビングやダイニングにテレビが設置されている場合、調理をしながらテレビを観ることができます。
「推し活をしていて、いつも観たいものがたまっている」という方には、特に大きなメリットだと言えるでしょう。
開放感がある
リビング・ダイニングに向かって設置されている対面キッチンが採用されている家では、キッチンを隔てた場所に留めない、開けた雰囲気を味わうことができます。
特に壁に接していないアイランドキッチンは、スペースに余裕を持って設置されている場合、ゆったりとした開放感を味わうことができます。
デメリット
生活スペースを圧迫する
対面キッチンは非対面キッチンと比べて多くの設置スペースを必要とするため、その分リビングやダイニングのために使えるスペースが狭くなってしまいます。
特にアイランドキッチンはたっぷりとしたスペースが必要となり、通路を確保しながらゴミ箱や冷蔵庫をレイアウトするのが難しい場合もあるので、注意してください。
匂いや汚れが影響する範囲が広くなってしまう
リビングやダイニングに向かってオープンな形になっている対面キッチンは、料理や調理後に出た生ゴミの匂いが生活スペースに広がりやすいですし、油汚れなども広範囲に飛んでしまいます。
匂い対策としては、「換気扇と一緒に空気清浄機を使う」「蓋がついているゴミ箱を使う」「生ゴミは生ゴミ処理機で乾燥させる」等がおすすめです。
なるべく油はねを減らすためには「揚げ物をする際には折り畳み式の油はねガードを使う」「フライパンを使うときはオイルスクリーンを被せる」等の対策を行うと良いでしょう。
なお、同じ対面キッチンの中でも、ペニンシュラキッチンの方がアイランドキッチンよりもオープンになっている部分が限られるため、汚れが広がる範囲を比較的抑えることができます。
音が気になる
対面キッチンの場合、キッチンで水を流す音がリビングやダイニングに大きく響いてしまい、気になることがあります。
シンクマットを導入すれば、ある程度音を軽減することができるかもしれません。
ただし、シンクマットの厚みなどによっては静音効果が低い場合もあるので、そのシンクマットを使うことでどんな効果が期待できるのか、購入前に確認しましょう。
抗菌・抗カビタイプのマットを選べば、衛生面も安心です。
非対面キッチンのメリット・デメリット

リビングやダイニングに背を向け、壁に付ける形で設置されているキッチンを「非対面キッチン」もしくは「壁付けキッチン」と呼びます。
非対面キッチンには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
メリット
リビング・ダイニングのスペースを広く確保できる
壁付けキッチンの場合、コンパクトにまとめれば2畳程度にキッチン設備を収めることができるため、キッチン以外のスペースをたっぷりと確保することができます。
豊富でないスペースに対面キッチンを収めている物件では、移動中に台などに体をぶつけてしまうことも考えられますが、非対面キッチンではそのようなことは少ないでしょう。
落ち着いて調理に集中できる
リビングやダイニングの様子が見えることは対面キッチンのメリットですが、人によってはデメリットに感じられるかもしれません。
対面キッチンの場合、家族の動きやテレビの内容が気になって調理に集中できず、かえって作業が進まなくなってしまうことがあるからです。
小さいお子さんやお年寄り等、見守りの必要性が高い人と同居している場合など対面キッチンのある家を選ばざるを得ないケースもありますが、作業に集中することが苦手だと感じている方は非対面キッチン付きの物件を選ぶことをおすすめします。
デメリット
光が入りにくい場合がある
キッチンが接している壁に窓がない場合、電気を使っても暗く感じたり、閉塞感を感じたりする場合があります。
手元灯を設置したり照明の色を変えたりすることで、使い勝手や雰囲気を改善することができるかもしれません。
流しや作業台の様子が来客に見えやすい
ホームパーティーの際などに、洗う前の食器を流しに置いている様子や整理しきれていない作業台の様子が来客に見えることが気になる方もいるかもしれません。
なるべくこまめに食器を洗ったりゴミを捨てたりするよう心がけるほか、別途パーテーションなどを設置すると、来客の目を気にしなくて良くなるでしょう。


【対面キッチンは便利?】まとめ

「対面キッチン付きの物件を選んだけど、居住スペースに飛んだ油をこまめに掃除しなければならずへとへとになっている」
「非対面キッチン付きの物件を選んだけど、リビングにいる子供に度々呼ばれるので、何度も振り返らなければならず、なかなか調理を進めることができない」
等の後悔は、事前にキッチンのタイプ毎のデメリットを確認しておくことで、ある程度避けられるものです。
賃貸物件の契約前に、デメリットの内容を詳しく確認し、そのキッチンを使って生活しているご自身の姿を具体的に想像してみてください。
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