【浴室に窓は必要?】メリット・デメリットと向いている人を解説
浴室に窓がある物件を選ぶ前に押さえておきたいポイント

賃貸住宅の中には、浴室に窓がある物件も存在します。
窓が設置されていることによって、色々なメリットとデメリットが存在しているので、詳しく見ていきたいと思います。
要点まとめ
浴室に窓は必要?
浴室の窓は換気や採光に役立つ一方、視線や防犯、寒さへの配慮も必要です。周辺環境や設備を確認し、暮らし方に合うか判断しましょう。
1. 窓を開けて換気すると、湿気を逃がしてカビ対策に役立つ
2. 自然光が入り、浴室の明るさや開放感につながる
3. 周辺からの視線や窓の防犯性を確認する
4. 冬場の冷えや窓ガラス・ゴムパッキンの清掃に注意する
5. 浴室の窓だけでなく、階数・周辺環境・設備も確認する
賃貸住宅を探すときの参考にしてみてください。



-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:古川 真史
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。
浴室に窓があることで得られるメリット

浴室に窓があることで、様々なメリットがあります。
例えば「換気がしっかりと行える」「浴室が明るくなる」「掃除が楽に行える」「開放感がある」などがあるので、自分にとってメリットが大きいと感じたら、浴室に窓がある物件を選ぶのもよいでしょう。
換気がしっかりと行える
浴室はお湯を使用する場所なので、湿気がこもりやすい上に高湿度になります。
高い湿度と温度が保たれている場所は、カビが発生しやすいのが特徴です。
カビは胞子を有機物に張り巡らせてどんどん増えていくので、1度生えてしまうと除去するのが大変になります。
そのため、カビが生えないように対策をすることが重要なのですが、浴室に窓があることにより、換気をして湿気を外に逃がすことが可能です。
通常浴室には換気扇が設置されていますが、浴室に窓があれば換気扇よりもしっかりと乾燥させられますし、換気扇を使用しない分電気代の節約にもなります。
空気の入れ替えもきちんと行えるので、浴室もしっかりと空気の入れ替えを行い、換気ができる環境の部屋がよいと希望するのであれば、浴室に窓がある物件を探してみるのもよいでしょう。
浴室が明るくなる
浴室に窓がない物件を選んだ場合、光が入り込む場所が全くありません。
そのため、浴室を明るくするには、電気をつける以外の選択肢がない状態となります。
しかし、浴室に窓があれば窓から光が差し込んでくるので、浴室内も明るくなります。
南側であれば日光も差し込んできますが、北側でも浴室は明るくなるので、明るい浴室でゆっくりとお風呂に浸かりたいと希望する人に向いている物件です。
掃除が楽に行える
窓を開けてしっかりと換気を行えば、カビの発生も抑えることができます。
そうすれば掃除も楽になりますし、衛生的にもよいと言えるでしょう。
カビを取るのはかなり難儀なので、カビ取りの回数を大幅に減らせるのはかなりのメリットです。
開放感がある
浴室に窓があれば、浴室内が明るくなります。
昼間であれば景色を眺めながらお風呂に入ることができますし、開放感がある浴室となるでしょう。
特に高層マンションであれば外からの視線を気にする必要もないので、リラックスしながら入浴できます。


浴室に窓があることでデメリットも発生する

浴室に窓がある物件には色々なメリットがある反面、いくつかデメリットも存在しています。
主なデメリットとしては「外から浴室が見えてしまうことがある」「防犯性能が劣ってしまう」「冬場は浴室が寒くなりやすい」「窓の清掃が必要になる」「外の音が聞こえやすい」などがあるので、しっかりと対策をしておかないといけません。
外から浴室が見えてしまうことがある
高層マンションの上階に住んでおり、周りに高い建物や場所がなければ、浴室に窓があってもプライバシーはしっかりと保たれるでしょう。
しかし、低層マンションや低い階に住んでいると、周りに高い建物や高台などがある場合には、窓の外から中が見えてしまう可能性もあります。
通常浴室の窓は曇りガラスなどになっており、プライバシーは確保できる状態になっていますが、入浴中に窓を開けることは難しいでしょう。
防犯性能が劣ってしまう
物件によっては、浴室の窓が共用部分と接していることもあります。
このような場合、外から中が見える可能性があるだけではなく、防犯性能にも問題があります。
もちろん共用部分と接している窓の場合には、格子などで防犯対策が行われている物件が一般的ですが、確実に侵入を防げるわけではありません。
この点もデメリットだと言えるでしょう。
冬場は浴室が寒くなりやすい
浴室に窓がある物件の場合、冬になると浴室がより寒くなる傾向にあります。
なぜなら窓があることで、室内に冷気が入りやすくなるからです。
そのため、窓がない浴室に比べると、ヒートショックのリスクも高まるので注意しましょう。
入浴前に浴室に蒸気を蔓延させ、少しでも温度を上げておくなどの対策が必要です。
もしくは浴室暖房乾燥機が設置されている物件を選ぶのもよいでしょう。
窓の清掃が必要になる
通常浴室の掃除を行う場合、浴槽と床の部分だけ毎回掃除を行い、壁や天井は時々掃除をするという人が多いでしょう。
しかし、窓があると窓の掃除も行わなければいけません。
窓にはゴムパッキンが使用されているので、カビも発生しやすくなる上に、ゴムパッキンにカビが発生してしまうと除去するのも一苦労です。
窓ガラスも水垢が付着しやすいので、頻繁に清掃をしないといけません。
外の音が聞こえやすい
建物のすぐ側に大きな道路がある、線路が敷かれているような場合、浴室に窓があることで外の音が聞こえやすくなります。
あまり音は気にならないという人であればよいのですが、音が気になるという人にはデメリットに感じるでしょう。
もし浴室に窓がある物件に住みたいと考えていて、音が気になるという人の場合は、周りの環境が静かであることを確認してから契約することをおすすめします。


浴室に窓がある物件に住むのに適している人の特徴

浴室に窓がある物件を借りる場合、人によって向き不向きがあります。
では、どのような人が浴室に窓がある物件を借りるのに向いているのかというと「カビ対策をしっかりと行いたい人」「明るい浴室でリラックスしたい人」「浴室からでも外の景色を楽しみたい人」などです。
カビ対策をしっかりと行いたい人
浴室に窓があることで、しっかりと換気を行うことができます。
換気を行うことで湿気がこもりやすい浴室を乾燥させられるので、カビ対策に効果的です。
浴室はカビが発生しやすいので、しっかりとカビ対策を行いたいという人は、浴室に窓がある物件を選ぶのがよいでしょう。
カビは胞子をまき散らすので、アレルギーの原因になります。
アレルギー疾患を持っている人は、特に浴室に窓がある物件を選ぶのがおすすめです。
明るい浴室でリラックスしたい人
暗い場所は苦手、電気ではなく自然の光を浴室に取り込みたいと考えている人にも、浴室に窓がある物件はおすすめです。
日中であれば電気をつける必要がなくなるので、夜ではなく明るい時間にお風呂に入るという場合は、電気をつけなくても普通に入浴できます。
しかも自然光が取り込める浴室であれば、リラックス効果も向上するでしょう。
浴室からでも外の景色を楽しみたい人
高層マンションで周りに景色を遮るような建物などがない場合、浴室からの景色もよくなります。
特に郊外の高層マンションであれば、山を眺めることが可能な物件もあります。
寝室だけではなく、浴室からもよい景色を見ながら入浴したいと考えている人は、高層マンションで浴室に窓がある物件を選んでみるのもよいでしょう。
【浴室に窓は必要?】まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は浴室に窓がある物件にはどのようなメリットとデメリットがあるのか、どういった人に向いている賃貸住宅なのかについて紹介してきました。
高湿度になりやすい浴室の換気がしっかりと行える、浴室が明るくなるなどのメリットがあるのに対して、プライバシー対策が必要になることや、冬場は寒くなりやすいなどのデメリットがあります。
自分にとってメリットが多い場合には、浴室に窓がある物件を契約してみるのもよいでしょう。
関連記事

浴室にカビを生えさせない方法とは?正しく換気をする事がポイント!≫

【賃貸物件の水回りは契約前に要確認!】確認すべき点やチェック方法≫

【お風呂場やキッチンの換気扇お手入れ方法】賃貸でもできるやり方を解説≫

【お風呂に窓がある方が良いのか?】メリットとデメリットで比較!≫

【カビで発症する真菌症】引き起こされる疾患やカビの発生しにくい物件とは?≫

【湿気・結露のカビ対策!】賃貸の退去費用・修繕費は誰の負担?≫