Web担当者:出口晏奈
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【浴室にカビを生えさせない】正しい換気方法とは?換気扇の上手な使い方についてもご紹介します!
「またこんなところにカビが・・・」と、私たちの頭を悩ませる浴室のカビ。
見るだけで気分が下がり、掃除を億劫に感じます。
しかし、浴室にカビが生えなければそういった気分になることはないでしょう。
「仕方ない」と諦めるのではなく、正しい換気方法でカビを生えさせないことが重要です。
せっかく浴室の掃除をしても、何度も何度も現れるカビには嫌気がさしますよね。
シャワーの冷たい水で浴室を冷やした後は水分を残さないためにしっかり拭き取りましょう!
そして、換気扇を回す時は窓や扉を閉めて行う様にして下さい。
浴室にカビが生える原因を紹介した上で、この様に換気の正しい方法や換気扇を使用しない場合の注意点などをご紹介します。
この記事をご覧いただき、浴室のカビの悩みを解決するための参考にしてください。
どうして浴室にカビが生えるの?
私たちの頭を悩ませる浴室のカビが生えるのには、3つの原因があります。
その3つの原因とは、「温度」「水分」「栄養」です。
私たちにとっては、最悪な3ヶ条と言っても過言ではありません。
そして、この3つの原因の中でも最もよく知られているのは温度です。
温度は25度から28度がカビにとって最高の気温です。
そして、湿度は60%以上から活発に動き出し、80%以上で一気に繁殖します。
私たちがよく目にする浴室の黒カビは、好湿性のカビです。
お風呂を沸かした後の浴室は温度や湿度がとても高く、温度や湿度が高いことにより、カビの栄養源である皮脂や垢などの汚れが蓄積されやすくなります。
特に、湿度が高くなる梅雨の時期などはよりカビが発生しやすいです。
私たちにとって浴室がリラックスできる癒しの場所であるように、カビにとって繁殖するには最高の場所ということになります。
浴室のカビは放っておくと、どんどん広がる!
浴室のカビを見つけても、少しくらいなら放っておくという人は少なくないでしょう。
「面倒だから掃除はまた今度で良い」と放っておくと、カビはどんどん広がっていきます。
確かに浴室の掃除は面倒ですが、広がることを考えると早めに対処すべきということです。
カビは何もないところから突然発生するわけではありません。
私たちの目には見えませんが、小さな胞子として空気中を漂っています。
その小さな胞子が発芽し、成長することでカビへとレベルアップしてしまうのです。
目には見えないことに加え、何のにおいもないので、私たちは気付くことができません。
なので、知らない間に浴室のありとあらゆる場所にくっつき、成長し始めてしまいます。
最初の段階では目に見えず気付くこともないカビだからこそ、少しでも気になったときに早急な対処をする必要があります。
放っておくとカビはどんどん広がり、「早めに掃除しておけば良かった」と後悔する可能性があります。
私たちにとってカビが発生することで得られるメリットは何もないので、見つけたら早めに撃退しましょう。
浴室のカビは一年中いる!?
「カビが発生するのは梅雨の時期だけ」だと思っている人は少なくないでしょう。
確かに湿度の高い梅雨の時期はカビが発生しやすく、冬は発生しにくいです。
しかし、カビは1年を通してずっと浴室に生息し続けています。
カビは春から繁殖シーズンへ入り、梅雨の時期には繁殖真っ只中となります。
そして、梅雨の時期が過ぎて夏に入るとカビの繁殖は抑えられます。
しかし、秋に入るとカビはまた繁殖を開始します。
このようにカビは1年中生息しており、時期によって休息したり活発に動き出したりを繰り返しています。
先ほどもお伝えしましたが、実際に私たちの目に見える程成長しなければカビが生息していることに気付けません。
ですが、カビは1年中浴室に生息し続け、フワフワと空気中を漂いながら私たちと共にいるのです。
そう考えるとカビの生命力は凄まじく、「またカビだ・・・」と私たちが頭を悩ませるのも無理のないことです。
浴室の換気の正しい方法
まず、浴室の換気を行う前にやるべきことがあります。
浴室の湿度を下げるために、シャワーの冷たい水で浴室を冷やすことです。
シャンプーなどのカスも洗い流すために、浴室全体に冷たい水をかけましょう。
しかし、夏場などの暑い時期は冷たい水をかけたとしても、すぐに浴室内が暖かくなってしまい湿気が多くなります。
なので、シャワーの冷たい水をかけ終わったら、水分を残さないためにしっかり拭き取りましょう。
では、水を拭き取った後の正しい換気の仕方をご紹介します。
浴室の正しい換気の仕方を知らず、間違った換気を行っている場合があります。
間違った換気方法とは、「窓を開けて換気扇を回す」ことです。
窓を開けたまま換気扇を回すと、せっかく窓から空気が入っても換気扇の方へ流れていってしまいます。
その結果、浴室全体の換気にはならず、きちんと換気ができていない状態になってしまうのです。
湿度の多い空気を外に流し、湿度の低い空気を浴室内に取り込むことが大切です。
そのためには、窓を閉めて換気を行うのが正しい換気方法です。
また、換気を行う際は窓だけではなく、浴室のドアもしっかり閉める必要があります。
そして、換気扇はなるべく24時間回し続けることをおすすめします。
とは言っても1番気になるのは電気代ですよね。
どうしても電気代が気になる方は、お風呂に入った後の数時間は換気扇を回しましょう。
浴室の広さにもよりますが、最低でも2時間は換気扇を回すと良いでしょう。
しっかり窓とドアを閉めて換気をすればカビの発生防止に繋がり、掃除の負担やストレスが軽減されるはずです。
換気扇を使わない場合の注意
換気扇を使わずに換気をする場合は、窓を開けて空気の流れをしっかり作りましょう。
しかし、ただ窓を開けるだけでは十分な換気はできません。
窓のみを開けて換気をする際は、対角線上になるようにもう1つの窓を開けることをおすすめします。
たとえば、脱衣所の窓、もしくは脱衣所の周りの窓です。
また、扇風機を使用して空気の流れを作るのも効果が期待できます。
しかし、窓を開けての換気には1つ注意点があります。
それは冬場の寒い時期の換気です。
冬場の寒い時期に窓を開けて換気をすると、冷たい空気が暖かい浴室へと入り込み、かえって湿度を上げる可能性があります。
冬場の寒い時期だけではなく、雨によって湿気が高くなっているときも同様です。
なので、冬場や湿度が高いときは窓を開けての換気ではなく、換気扇を使って換気することをおすすめします。
【浴室にカビを生えさせない方法とは?】まとめ
今回は、浴室のカビについてお話してきました。
浴室のカビについての要点を以下にまとめます。
・カビが発生する原因は「温度」「水分」「栄養」の3つ
・カビは小さな胞子として空気中を漂い、目に見えるカビへと成長する
・カビが発生するのは梅雨の時期だけではなく、1年中生息している
・浴室の正しい換気方法は、浴室全体をシャワーの冷水で流した後、窓やドアを閉めて換気扇を回すこと
・換気扇を使用せずに換気をする際は、浴室の窓以外になるべく対角線上になるようにもう1つ窓を開ける
浴室の掃除は非常に面倒で億劫ですが、カビを放っておくとさらに掃除が大変になります。
カビに気付いた段階で浴室の掃除を行い、早めにカビを撃退しましょう。
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