【賃貸で浴槽交換した場合借主負担なのか?】お手入れ方法も伝授

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賃貸で浴槽を交換したら借主負担になる?浴槽の手入れとメンテナンス方法


賃貸で浴槽を交換したら借主負担になる?浴槽の手入れとメンテナンス方法


「浴槽にひびが入ってる?」「いくら浴槽を洗ってもカビなどの汚れが取れない」などの、浴槽に関するトラブルが発生するのは持ち家でも賃貸でも同じこと。


しかもそれが、浴槽交換が必要になるトラブルだと大変!


浴槽の劣化や故障は、快適な生活を妨げるだけでなく、原因によっては修理費用の負担も懸念されます。


本記事では、賃貸で浴槽交換が必要な時や浴槽を交換する場合の借主負担、浴槽が長持ちする手入れ方法についても詳しく解説します。



  • 木原 一憲_写真
  • 賃貸お部屋探しのプロが見るポイント

    賃貸専門家:木原 一憲

    得意エリア:奈良市

  • 奈良での不動産キャリア24年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。





  • 浴槽を交換しなければならない故障とは


    浴槽を交換しなければならない故障とは


    賃貸住宅の浴室で、浴槽を交換しなくてはならない程の故障は通常あまり起こることはありません。


    例えば以下のような故障であれば、浴槽を交換するほどではないでしょう。


    浴槽底の排水口に水が詰まった、異臭がするなどは排水口自体の掃除で改善します。


    浴槽の汚れも、水垢などがこびりついて洗剤を使っても落とせない場合でもクリーニングを依頼して落とせるならば浴槽を交換せずに済ませることができます。


    ただし、クリーニングを依頼しても落とせない汚れや、深刻なカビ、浴槽から水漏れがする、浴槽の劣化、ひび割れといった場合は、交換が必要になると考えられます。


    いずれにしても、浴室の設備に何らかの異常があれば、大家さんに相談しましょう。


    修理、クリーニング、排水口の洗浄等、何らかの対応をしていただけます。


    交換が必要かどうかの判断もされるでしょう。




    浴槽を交換する場合の借主負担はどうなるの?


    浴槽を交換する場合の借主負担はどうなるの?


    通常、賃貸住宅の修繕費用は大家さんが負担することが一般的です。


    ただしこれは、「一般的な生活を送った場合の劣化」であればの話になります。


    また、もともと既築物件で借りていた場合、浴槽が新しかった状態から経過した年数に見合った劣化であれば、借主の負担にはならないといえるでしょう。


    参考になる考え方として、「原状回復」について確認してみましょう。


    「原状回復」とは、「賃貸住宅を退去する際、借主が住居をできるだけ入居前に近い状態に回復し、入居後に取り付けたものなどを取り去ること」を言います。


    (「賃貸のマサキ」賃貸専門用語一覧より)


    とはいえ、入居後数年たってしまえば浴槽の劣化は進みます。


    借りたときの状態に戻すのは入居年数が長ければ長いほど不可能なことでしょう。


    これについては国土交通省が原状回復についてのガイドラインを定めています。


    ガイドラインには、かんたんに言うと「一般的な生活を送った場合の、入居年数に見合った状態であれば問題ない」とあります。


    さらに「賃主が借りた当時の状態に戻すことではない」ことを明確化しています。


    要するに、「普通に使っていればよい」ということです。



    浴槽の耐久年数はどれぐらい?

    ここで気になってくるのは「本来、浴槽ってどれぐらいの耐久年数があるの?」ということでしょう。


    これについても国土交通省の原状回復ガイドラインに記されています。


    浴槽やユニットバスの耐久年数は「建物と同じ」とあります。


    木造建築であれば22年、鉄骨・鉄筋コンクリート造のマンションであれば47年とのこと。


    ただしこれはあくまでガイドライン上の話になります。


    ユニットバスの実際の耐用年数は、例としてパナソニックの公式サイトに記載されているQ&Aによりますとおおむね20年~30年ぐらいとされています。

    (参考:Panasonic公式サイト・リフォームQ&A)


    また、個々の物件での対応は、契約時に交わした契約書に記載されているので、確認をとる必要があります。


    まずは契約書をチェックしましょう。



    借主に不注意があった場合は負担が発生する

    もし、借主の不注意や故意による故障の場合、浴槽の交換費用は借主の負担となる可能性があります。


    例えば、浴槽内での物品が適切に使用されていなかった場合やメンテナンスを怠っていた場合による損傷などが該当します。


    過去に、浴槽自体がもともと劣化していても、不注意で髪染溶剤を落としてしまったケースでは、借主が交換費用の50%を負担しなくてはならないとする判決が出たこともあります。


    (ユニットバスの交換費用に関する判例平成23年2月8日判決)


    このようなことがあるので、賃貸のお部屋に住んでいる間は、浴室に限らずお部屋全体の日常の使用や手入れに注意し、損傷を防ぐことが大切です。


    (国土交通省『「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について』参考資料pdf)




    浴槽が長持ちする手入れ方法


    浴槽が長持ちする手入れ方法


    浴槽を長持ちさせるためには、適切な手入れが欠かせません。



    浴槽の掃除は毎日

    浴槽を使用した後は、湯アカや汚れをきちんと洗い流すことが大切です。


    浴槽はできるだけ毎日掃除をしましょう。


    最近は浴槽に泡を吹きかけて30秒〜1分放置後、洗い流すだけでお掃除ができる洗剤もあります。


    忙しい人はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。



    点検とメンテナンスは定期的に

    定期的な点検やメンテナンスも重要です。


    漏水や劣化の兆候が見つかった場合は、早めに大家さんに報告しましょう。


    早期の発見と報告によって浴槽を交換する必要がなくなるかもしれません。


    さらに修理費用を最小限に抑えるために重要です。



    浴槽の点検とメンテナンスのポイントは


    1.漏水の確認


    定期的に浴槽周辺や排水口周辺を点検し、漏水の兆候がないかをチェックしましょう。


    床や壁に水滴や水染みがある場合や、排水がうまく行われない場合は、すぐに大家さんに報告しましょう。


    2.ひび割れや劣化の確認


    浴槽の表面や側面にひび割れや傷がないかを定期的にチェックしましょう。


    劣化が進むと、浴槽の機能や安全性に問題が生じるかもしれません。


    「なんかおかしい」と思った時は早めに大家さんに報告し、修繕の必要性を相談しましょう。


    3.カビや汚れの予防


    カビや汚れは浴槽の劣化を促進する原因になります。


    それだけでなく、衛生面でも問題があります。


    何より見た目も汚くなりますね。


    浴室の使用後は適切な換気を行い、浴槽内を水拭きすることで湯アカや汚れを落としましょう。


    また、定期的な掃除やカビ取り剤の使用も効果的です。


    ちなみに、ピンク色の汚れは赤カビと言います。


    赤カビは日常の掃除でもすぐに汚れ落としがしやすいのですが、黒カビが発生した場合、汚れを落とすのが難しくなります。


    できるだけ黒カビを発生させる前にカビ退治しておきましょう。


    4.適切な使用方法の確認


    浴槽の取り扱い方には注意が必要です。


    例えば、浴槽内での物品の乱暴な使用や鋭利なものの使用は損傷の原因になります。


    浴槽の取り扱いについては、契約書や大家さんからの指示に従いましょう。


    先述の判例にもあった、毛染め剤の使用も要注意です。


    汚れが付いたらすぐに落とさないと、汚れが落ちなくなります。


    賃貸住宅では、浴室での毛染めはなるべくなら避けたほうがいいでしょう。




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    既築住宅入居時には確認を


    既築住宅入居時には確認を


    先ほど、浴槽の耐用年数について触れましたが、既築住宅に入居する場合、設備の交換がいつ、どの部分に対して行われたかは、契約時に確認しておきましょう。



    【賃貸で浴槽交換した場合借主負担なのか?】まとめ


    【賃貸で浴槽交換した場合借主負担なのか?】まとめ


    今回は浴槽を交換しなければならなくなった場合の借主負担についてや、浴槽を長持ちさせるための手入れとメンテナンスについて解説しました。


    入居中に故障してしまうと、浴室が使えない間は銭湯に通わなくてはならなくなり、日常生活がとても不便になります。


    また、退去時に浴槽の交換費用がかかってしまうのも負担が大きいでしょう。


    なるべくならこのような事態は避けたいですね。


    これは浴室に限らず賃貸住宅のお部屋内全てに対して言えることですが、日常の手入れは不可欠です。


    忙しい日々のなかでも定期的な手入れやメンテナンスは行いましょう。


    賃貸のマサキのサイトには、賃貸住宅の日常の手入れやメンテナンスに関する記事もたくさん掲載していますので、ぜひ参考にしてください。




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