【湯船とシャワーを比較!】どっちがお得?節約方法は?
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担当者:古川真史
【奈良に住んで20年】奈良を誰よりも愛し続ける奈良ヲタク。人気グルメから人口や歴史、鹿の生息数。何でも答えます。最近は大仏プリン推し。
【湯船派?シャワー派?】お風呂タイムで使える節約術は?
日々の入浴は欠かさず湯船に浸かるという方と、シャワーだけで済ますという方がいらっしゃいます。
水道代やガス代の観点から見た場合、一体どちらの入浴法がよりお得なのでしょうか。
それぞれの入浴法で活用できる節約術とあわせて詳しく解説してゆきます。
湯船派・シャワー派の割合はどのくらい?
毎日欠かせない習慣のひとつであるお風呂。
清潔を保つというだけでなく、身体の疲れをほぐし精神をリフレッシュさせる大切な癒しの時間です。
入浴の仕方は人それぞれあると思いますが、湯船にお湯を張ってしっかりと浸かる方もいらっしゃれば、手早くシャワーで済ませる方もいらっしゃいます。
その割合として、全国で6割ほどの方は1年を通じて湯船に浸かっているという統計があります。
ではその統計に基づけば残り4割ほどがいわゆるシャワー派ということになるのかと言うと単純にそうではなく、残りのうち過半数の方は、夏場はシャワーで済ませ冬場は湯船に浸かるようにしているそうです。
冬場は寒いので、しっかり温まりたいということでしょう。
ここで気になるのは、湯船に浸かった場合とシャワーで済ませた場合、それぞれの経済面での比較です。
果たしてどちらが経済的に安く済ませることができるのでしょうか。
様々な暖房器具を使用することで電気代やガス代がかさみやすい冬場にあって、シャワーから湯船に切り替えることで余計に水道・光熱費がかかってしまうとしたら、少々痛いところですよね。
湯船とシャワー 結局どっちがお得なの?
湯船に浸かる場合とシャワーで済ます場合、今回経済面で比較するうえでベースとするのはそれぞれの入浴方法で使うことになるお湯の量です。
ごくシンプルに考えれば、同じ温度のお湯を使うならば、その使う湯量が少ないほうが水道代もガス代も少なくて済むということになります。
湯船はお湯を貯めて使うもの、シャワーは流し続けて使うものなので「どれだけの時間シャワーを使えば湯船に貯めるお湯の量を超えることになるのか」という見方で比較するのが最も分かりやすそうです。
早速比べてみましょう。
まず、一般的な家庭でお風呂の際に湯船へ貯めるお湯の量は約200リットル。
そしてシャワーで使われる湯量は、1分間で12リットル前後が一般的な数値です。
この数字を元に計算してみると、シャワーを17分ほど使えば湯船に貯めるお湯の量を超えてしまうということがわかります。
つまりは、17分以上シャワーを使うならば湯船にお湯を張って入ったほうが経済面ではお得と言うことができます。
シャワーで1人が身体を洗う時間を5分程度と考えると、3人家族までのご家庭ならばシャワーのほうが安いという単純計算もできます。
ですが冬場ではシャワーで十分身体を温めるのにもう少し時間がかかりそうですから、一人暮らしの方でなければなかなか厳しいラインかもしれませんね。
節約術でお風呂を経済的に楽しもう!
ではシャワーをもっと水道・光熱費をおさえて活用できる方法はないでしょうか。
どうせなら入浴という習慣自体できるだけ経済的にしたいので、湯船にお湯を張る場合の節約術もあわせてご紹介しちゃいましょう。
シャワーでの節約術
①小まめにシャワーを止める
単純な話、シャワーでお湯を流している時間を出来るだけ少なくすればそれだけ節約になります。
シャンプーを泡立てて頭を洗っている時や身体を洗っている時など、お湯が必要ない時にシャワーを流しっぱなしにしないよう、小まめに止める動作を習慣づけておくと良いでしょう。
最初は少し不便に感じるかもしれませんが、慣れればなんてことはありません。
②洗いかたを工夫する
頭や身体をシャンプーや石鹸で洗ったあと泡を流す動作を効率化することで、洗い流すためのお湯をムダにせず使う量を減らすことができます。
小分けにして洗って都度流すのではなく、頭からつま先まで一気に洗ってしまい、一気に洗い流すようにしましょう。
流しかたも、頭の上から一度に全身へお湯をかけるようにすれば、さらにムダをおさえることができますよ。
③節水シャワーヘッドを使う
ホームセンターなどに売っているシャワーヘッドのなかで、元々のシャワーヘッドから水圧を変えることなく水量を減らすことができる「節水シャワーヘッド」というものがあります。
シャワーヘッドをそれに換えて節水効果の恩恵を受けるのもひとつの節約術です。
シャワーヘッド自体はとくに器具を使うことなくご自身で簡単に交換することができますし大体のシャワーに取りつけられる仕様になっていることがほとんどですが、物によっては上手く合わないこともありますし様々なメーカーから様々なモデルが出ていますので、仕様をよく確認して選んでみてくださいね。
④お湯の設定温度を下げる
シャワーに使うお湯の設定温度を下げることでガス代を節約する方法もあります。
とくに寒い冬は早く温まるために熱めのシャワーを使いたいという方も多いと思いますが、1℃下げるだけでもかかるガス代は確実に安くはなります。
15分のシャワーで約3.5円の節約と決して大きな数字ではありませんが、1ヶ月・1年と積もり積もってゆくとまとまった違いとして出てきますので、できるだけガス代を節約したいという方は気に留めておきましょう。
安くなるからといって寒い日に無理してぬるいシャワーを浴びて風邪を引かないようには注意してくださいね。
湯船での節約術
湯船にお湯を張って入浴する場合は、基本的に一度貯めたお湯をその日最後まで使うので、シャワーのように頻繁に新しくお湯を流すことはありません。
ですがとくに冬場、家族の多いご家庭などの場合は貯めたお湯が冷めてしまって途中で追い焚きして温め直すことも日常よくあることでしょう。
追い焚きをすればその分ガス代がかかることになりますから、できるだけ追い焚きしなくて済むように湯船のお湯をなるべく冷まさないよう工夫をすることは節約術と言えます。
1人が入り終わったらその都度きちんと湯船にふたをしておく、家族みんなが間をあけず順番に入るなどの方法で、極力お湯の温度を保ったまま多くの人が入れるようにしましょう。
湯船のお湯とシャワーを併用する方もいらっしゃいますが、その場合はできる限り湯船のお湯を使うことでシャワーを流す機会を減らし、シャワーの使用は最後に身体を流す時だけにとどめておくよう心がけると節約になりますよ。
まとめ~節約術は無理せず活用を~
いかがでしたでしょうか。
今回は湯船に浸かる場合・シャワーで済ます場合それぞれにかかる費用の比較と、入浴の際の節約術について見ていきました。
一般論でまとめてしまうとシャワーだけで済ませず湯船にお湯を張って入ったほうが経済的に安く済ませやすく、また、日々の疲労をしっかりと取るためにも湯船に浸かるに越したことがないという結論になるでしょう。
ですが、どういった入浴法を選ぶのが最適かは個人個人の暮らしかたや時間の使いかたなどによっても違ってくるため一概に「絶対にこれが良い」と語ることはできません。
また、経済面での節約は大事なことですが、だからといって無理してありとあらゆる節約術を極端な形で実行しようとするのも、それはそれで考えものです。
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