【頑固な水垢を落とす方法とは？】効果的なお掃除方法まとめ
お風呂場やシンクの水垢を落とす方法
日常よく使用するお風呂場やシンクはどうしても汚れや水垢がつきやすいものです。
長時間放置すると水垢がなかなか落ちにくく、また、こびりついた汚れを落とそうとするあまり、頑張ってこすり落とした結果、設備を傷をつけてしまうかもしれません。
お風呂場では壁や鏡に白い汚れが付いていたり、湯船がぬるぬるとしたことはありませんか？
シンクの縁や水道の蛇口全体に汚れがついてなかなかとることができずに困っていませんか？
今回、その水垢について簡単に落とす方法について説明したいと思います。
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賃貸専門家：吉田 政孝
不動産キャリア：23年
賃貸のマサキ天理駅前店所属。店舗運営のサポートの傍ら、ルームアドバイザーのキャリア23年以上の大ベテラン。奈良の社内仲介ランキング№1の実績有り。奈良の賃貸事情は勿論、美味しい飲食店や人気観光スポットなど、奈良のことは幅広い情報を持ち、特に天理市事情に日本一詳しいと自負。自身がナビゲータ役を務めたテレビ番組も多数あり。過去にアルバイトで習得したオムライス作りをスタッフへ教えるほど食通とか。
賃貸のマサキは奈良県下4店舗展開。奈良×賃貸情報数No.1宣言を掲げ、最大級の賃貸情報を掲載！
どうして水垢ができてしまうのか？
水垢と呼ばれるものは、うろこ汚れやカルキなどと呼ばれ日常よく見かけられる汚れです。
その水垢は水道水に含まれるミネラル成分であるカルシウムやマグネシウムなどの金属成分が付着したものです。
水道水にはそれらのミネラル成分が入っているため、どうしても水垢が発生してしまいます。
水垢のできやすい場所とは？
水垢の正体は、水道水に含まれるミネラル成分が原因となっています。
そのため、水道水を常時使用する場所に水垢が発生してしまいます。
家庭でいえば、キッチンやお風呂、洗面やトイレといった水を多く使用する場所です。
水垢が発生することはわかっていても、また、ついつい水垢ができても放置してしまうことで、頑固な汚れとなってしまい、水垢を除去することが難しくなってしまいます。
水垢の掃除方法とは？
水垢は放置してしまうと頑固な汚れとなり、取りのぞくことが難しくなってしまうばかりか、黒カビなどの衛生的に大変と問題となる原因となってしまいます。
カビの発生はさらなる汚れの付着につながるので、水垢ができ始めた段階で早めの除去が必要です。
また、定期的な掃除とともに予防も大変重要になってきます。
また、掃除をする方法については物理的に水垢を落とす方法としてこすり洗いの方法と洗剤を使用した科学的に掃除をする方法があります。
それらの方法について説明したいと思います。
物理的に水垢を落とす方法（こすり洗い）
水垢はミネラル成分が含まれ、いわゆる金属的な物質が含まれています。
そのため、一端発生、付着し、放置時間が長ければ長いほど除去することが大変難しくなってきます。
表面が少しざらざらする、ぬめりが発生した初めの頃は、一般的なスポンジを使用してこすり洗いをすることで、簡単に除去することができます。
こすり洗いのメリットは、水垢に対してスポンジを使用して研磨する、いわゆるこすり取ることで確実に汚れを除去することができます。
スポンジの種類に置いては、一般的なポリオウレタンを主成分としたものやメラミン樹脂を原料としたもの、たわしやへちまなど自然素材を使用したものがあります。
また、金属系のたわしとしてアルミやステンレスを使用したものがあります。
物理的な方法で落とすメリット
物理的な方法で水垢を落とす方法、すなわちこすり洗いで水垢を落とす方法のメリットについて説明します。
こすり洗いは、安価な掃除道具を使用するだけなので、単純にこするだけで水垢を除去することができます。
水垢が付き出した直後や普段からの付着予防として大変効果があります。
また、購入時に複数個セットでの販売で安価なものもあるため、個数の準備が容易で、汚れればすぐに取り換えて、常に道具が清潔な状態で使用することが可能です。
物理的な方法で落とすデメリット
水垢だけを付着した場所からこすり落とすことが大切です。
しかし、こすり洗いをすることで、付着した場所を傷つけてしまう可能性があります。
そのため、こすり洗いに使用するスポンジの材質がとても重要です。
ポリウレタンを主成分とした一般的なスポンジであれば、ほとんどの場所においては傷をつける心配はありません。
しかし、メラニンスポンジでは、スポンジ自体に研磨効果があるため、こする場所の材質次第では傷をつけてしまう可能性があります。
傷がついてしまうと、見た目の問題やその傷がついたところに水垢が付きやすくなる可能性があります。
金属系のスポンジを使うときも同様の注意が必要です。
科学的に水垢を落とす（洗剤を使用する）
スポンジやたわしだけではどうしても汚れが取れない場合は、市販されている洗剤を使用して、水垢を科学的に分解し、除去することができます。
こすり落とすだけではなく、洗剤を併用すると、より簡単に水垢を除去することができます。
そのメリットとデメリットについて説明します。
科学的な方法で落とすメリット
洗剤を使用すると汚れがより取りやすくなります。
なぜなら、洗剤には汚れを分解する成分が入っているからです。
市販されている洗剤は色々とありますが、日常よく見かけられる水垢に対しては数多くの洗剤が販売されています。
メリットとしては、水垢に特化した製品の販売が数多くされていること、そして、安価に手に入れやすいことにあります。
使用できる場所や材質も基本的に洗剤の容器に記載されています。
物理的に行うこすり洗いとともに、洗剤を併用することでより簡単に水垢を落とすことが可能です。
科学的な方法で落とすデメリット
デメリットとしては、使用する場所やその素材に対して洗剤の悪影響が考えられます。
例えば、使用を誤ることで水垢を落とすために使用した洗剤が、洗面所の素材やシンクの変色を発生させる可能性があります。
また、洗剤の使う濃度や使用料を間違うと同様のことが起こる可能性があります。
水垢自体は洗剤販売業者がこぞって除去性能を競い、開発している物なので、使用上の注意をしっかり読めば大きなデメリットは防ぐことができると思います。
水垢を除去する方法の実際について
それでは、実際によく水垢が発生する場所での使用例について説明します。
こすり洗いとともに水垢を除去する場所に適した洗剤を併用することでしっかりと水垢を除去し、予防も兼ねて実施することが大切です。
システムキッチンでの使用方法
システムキッチンにおいて水垢が発生しやすい場所は、食器を洗うシンク周囲になります。
シンクは基本的にステンレス製のものであることが多いため、ステンレス素材に適した除去方法を考えなければなりません。
また、人工大理石など使用されている設備の素材を調べることがまずは大切です。
洗剤に関しては、市販されている洗剤を使用しますが、食品を扱う場所でもあるため、洗剤の成分については少し気を使ったほうがいいのかもしれません。
その中でも特に洗剤の使用が気になる方は、食品成分にも含まれるクエン酸や重曹を使用することをおすすめします。
クエン酸には、水道のミネラル成分やカルシウム成分が固まって石化した水垢を化学反応にて中和して落としやすくする効果があります。
クエン酸を使用しても落ちない頑固な水垢に対しては、重曹という研磨効果もあるものを使用するとより効果があります。
クエン酸や重曹は、ホームセンターや１００円ショップなどでも手軽に手に入るものです。
こするスポンジに関しては、少しのぬめりや曇り、うっすらと付きだした水垢に対しては、一般的に販売されているポリウレタンのスポンジで十分です。
頑固な汚れになれば、メラニン素材のやや研磨効果のあるスポンジやたわし、金たわしを使用すると頑固な汚れも除去することができます。
しかし、研磨効果がるスポンジやたわしを使用すると、洗う面の素材を傷つける可能性が考えられます。
傷をつけるリスクの発生が起こる前に定期的な清掃を心がけることをまずはおすすめします。
また、水垢がたまりやすい場所はシンク周辺ですが、システムキッチンの場合は食器洗い乾燥機が併設されている場合があります。
コンロ周辺や食材をカットする場所でも水垢は発生する可能性があります。
清掃する場所に応じた清掃方法を考えて、システムキッチンの取扱説明書などを参考に実施してください。
お風呂場の掃除方法
お風呂場は洗体や洗髪、浴槽での水の使用といったお風呂場全体に水垢が付着する可能性があります。
最近のお風呂場はシステムバスが多く、床面や壁に関しては、樹脂系の素材であることがほとんどだと思います。
また、浴槽に関してはFRPといわれる繊維性強化プラスチックが多く、ホーローやステンレス、人工大理石などもあります。
お風呂場もシステムキッチンと同様に洗剤の種類やこすり洗いを行うスポンジについて、素材に適したものを選ぶ必要があります。
浴室は常に水分が室内にある時間が長いため、水垢が大変付きやすい場所です。
水垢がさらに黒カビの発生を誘導し、室内がさらに汚れて衛生的に問題となってきます。
手の届くと所は定期的に掃除を行い水垢が付着することを予防してください。
また、手の届かない所、例えば天井付近や浴室乾燥機の付近には水滴から水垢、黒カビの発生とさらに悪化していく可能性が考えられます。
浴室内を定期的に掃除することも大切ですが、水分を浴室内にとどまらせない工夫が大変重要です。
水が張られて翌日に追い炊きをする場合には、浴槽に蓋をすること。
小窓があれば、使用後にしっかりと換気を行うこと。
また、浴室乾燥機が設置されていれば、お風呂に入った後に室内を除湿乾燥させて、壁や床面を乾かすこともおすすめの方法です。
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【頑固な水垢を落とす方法とは？】まとめ
台所のシンクやお風呂場は生活でよく使用する場所です。
また、それらの場所では水を頻回に使用するために汚れ、すなわち水垢が発生してしまいます。
水垢を落とすためには、汚れた場所の素材や汚れの程度に応じて、こすり洗いをするスポンジや洗剤の種類を選ぶことが大変重要です。
基本的にはシンクやお風呂場を使用後に水分を残さないことが大変重要です。
普段から定期的な清掃を心がけて、水垢がついてしまうことを予防してください。
そして、清潔で気持ちのいい空間での生活を行ってください。
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