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【重曹!お酢?】電子レンジの簡単お掃除テクニック
電子レンジの、とくに庫内は目につきにくい汚れがたくさん残っていがちな場所です。
衛生面や安全面を考えるとこまめな掃除が求められますが、どのように掃除をすれば効率よく汚れを落とせるでしょうか。
身近にあるもので簡単にできる方法をご紹介します。
電子レンジの汚れを放置は危険!
調理につかったり、お惣菜や冷凍食品を温めたり、自炊をされる方もされない方も毎日のように電子レンジを活用しているという方は多いと思います。
簡単な操作ですぐに食べ物を温かくできるので、寒い季節にも重宝しますよね。
ところでこの電子レンジ、きちんとお掃除してますか?
外の汚れはともかく、レンジ庫内の状態はなかなか目が届きにくいところです。
温めている食品が吹きこぼれたりでもしない限り、あまり汚れを意識せず使い続けている方もチラホラおられるんじゃないでしょうか。
でもそれ、良くないんです。
実は電子レンジの庫内は結構汚れています。
温めている最中にはねて飛び散った食品のかすや油などが壁面などにこびりついているんです。
そしてそれを放っておくと雑菌やカビが繁殖して不衛生な状態になってしまうだけでなく温めの効率が下がったり、最も危ないのは温めの際に炭化した汚れがスパークを起こして出火し火災につながるおそれがあることです。
安全のためにも電子レンジはこまめにお掃除し、庫内もきれいにしておきましょう。
しつこい汚れも身の回りにあるものを工夫して使えば、よく落とすことができますよ。
レンジ全体をまとめてきれいに!重曹を使ったお掃除法
電子レンジのお掃除に必要なのは3点(+1)だけ。
・重曹
・ラップ(食品用)
・タオル(2枚)
(・キッチンペーパー ※頑固な汚れを落とす時用)
どれもご家庭にあるか、なくても簡単に手に入るものばかりです。
こびりついた庫内の汚れを落とすポイントは、まず重曹を使うこと。
油汚れは酸性なのでアルカリ性の物質である重曹を使って掃除するとよく落ちます。
重曹は人体に害を及ぼすこともなく消臭効果も期待でき、キッチンやお風呂などのお掃除に幅広く活躍してくれるので常備しておくと良いですよ。
そしてもうひとつ大事なポイントは水蒸気で汚れをふやかすこと。
さっそく手順を説明してゆきましょう。
①タオルを重曹水に浸して絞る
まず重曹水を作ります。
重曹水はその名の通り、重曹を水に溶かしたものです。
目安となる割合は水100mlに対して重曹小さじ1杯。
水温が低いと重曹が溶けづらいので、ボウルなどにぬるま湯と重曹を入れ、かき混ぜて作りましょう。
重曹水が出来上がったら、そこに用意したタオルのうち1枚をしっかり浸して絞ります。
②タオルをラップで包み、加熱する
次に重曹水を浸して絞ったタオルをラップで包んで、電子レンジで加熱します。
加熱時間の目安は500Wで2分前後。
ラップに包むことで濡れタオルが密閉された状態で温められ、水蒸気が噴き出してきます。
この水蒸気が汚れをふやかす鍵なので、庫内が白くくもってくるまでしっかり充満させましょう。
③ラップタワシをつくり、汚れをこすり落とす
庫内に水蒸気を十分充満させ汚れをふやかしたら、タオルを取り出してラップをはがします。
熱されたタオルで火傷しないよう、ゴム手袋などをつけて作業してください。
タオルは一旦置いておき、はがしたラップを丸めて使い捨ての「ラップタワシ」にします。
このラップタワシを使って庫内の汚れをこすり落としましょう。
細かく回すようにこするのがポイントです。
ラップタワシのやわらかな凹凸が、レンジの庫内を傷つけることなく汚れを落としてくれます。
普通のタワシやメラミンスポンジなどは庫内を傷つけるおそれがあるので使わないようにしましょう。
④蒸したタオルで電子レンジ全体を拭く
ラップタワシで汚れをあらかた落とし終わったら、先ほど蒸して置いておいたタオルを使ってレンジ全体を拭き掃除しましょう。
庫内だけでなく扉の内側・外側、本体の側面や裏側まで念入りに吹いてゆきます。
見映えの悪い指紋などの汚れも重曹の効果できれいになりますよ。
⑤仕上げに乾拭きする
最後に、もう1枚の乾いたタオルで全体の水気を拭き取ります。
残った水気は水垢やカビの発生原因になります。
仕上げとしてきちんと取っておきましょう。
これでお掃除完了です。
以上の流れで落ちないような頑固な汚れが庫内にある場合は、キッチンペーパーに重曹水を染み込ませたものを内部に貼りつけてしばらく置き、汚れを吸着させてから拭き取ってやりましょう。
もちろん最後に乾拭きするのを忘れないようにしてください。
こんな方法も!?意外なお手軽お掃除法
先にご紹介した方法以外にも、身の回りにあるもので電子レンジを掃除するテクニックはあります。
ちょっと意外なものを使った方法を2つほどご紹介しましょう。
お酢を使って庫内の水垢を落とす方法
電子レンジで加熱する際に蒸発した食品中の水分が庫内に溜まって水滴として壁面につき、それを拭き取らずに置いておくことで水垢となります。
この水垢はアルカリ性の成分を持つので酸性であるお酢が有効です。
お酢に含まれる酢酸は殺菌・除菌や消臭の効果もあり、軽いお掃除にはもってこいですよ。
手順は簡単。
耐熱容器にお酢(糖分の入ってないもの)と水を大体1:4くらいの比率で入れてよく混ぜます。
これをラップはしない状態で、電子レンジ500Wで3分~5分加熱してください。
お酢の含まれた水蒸気が庫内に充満し、壁面で水滴となります。
この状態で容器を取り出しまた扉を閉め、しばらく放置します。
30分ほど経ったら水垢などの軽い汚れが浮いてきていますので、乾いたタオルで拭き取ってやりましょう。
これだけで完了です。
手軽な方法ですが、注意点もあります。
お酢と水を混ぜる時は目分量で構いませんが、お酢を入れすぎると庫内に充満したにおいで気分が悪くなることもあるので気をつけましょう。
ちなみにお酢のにおいは掃除後しばらくすれば収まるもので、残ってしまうことはありません。
また、お酢を使ったお掃除をする場合は絶対に塩素系の洗剤を併用しないようにしてください。
酸性系の物質と塩素系の物質が混ざると有毒な塩素ガスが発生する危険性があります。
一連のお掃除の流れのなかでうっかりという可能性にも十分気をつけましょう。
万が一ガスが発生してしまった場合は、すぐに全ての窓を開け換気をしてから水で洗い流してください。
塩素ガスは水に弱い性質があります。
みかんの皮で消臭と掃除を行う方法
電子レンジのお掃除に使える意外なものとして、みかんの皮を使った方法もあります。
「みかん!?」と思われるかもしれませんが、実はみかんの皮にはお掃除に有効な成分が色々含まれているのです。
まず、みかんの皮にはクエン酸という酸性の成分が含まれています。
これは先ほどのお酢と同じくアルカリ性の水垢などに効果的で、除菌や消臭もできます。
もう1つ有効なのは「リモネン」という成分です。
リモネンはみかんを始めとする柑橘系の外皮に多く含まれていて、油によくなじむ性質があるので油汚れの掃除にもってこいなのです。
木製の家具やギターのお手入れに使われるオレンジオイルの主成分と言えばピンとくる方もおられるかもしれません。
安全性が高いので、ハンドソープや洗剤にもリモネンが用いられていることがあります。
方法としては、まずはみかんの皮を1個~3個ほど用意しましょう。
もちろん実は食べてしまって構いません。
日頃実を食べる際に皮をストックしておき、それを使うと便利ですよ。
用意したみかんの皮を電子レンジ500Wで2分~3分加熱します。
すると皮の水分とともにリモネンが蒸発し、庫内に充満してゆきます。
加熱し終わったら扉を開けて、今度は皮を使って庫内を拭き掃除します。
皮に含まれるリモネンとクエン酸の働きで酸性とアルカリ性どちらの汚れにも効果を発揮しますし、除菌・消臭効果もあります。
ひととおり庫内を拭き終わったら、仕上げに乾いたタオルで水分をぬぐって完了です。
まとめ~やはりこまめなお掃除が一番肝心~
いかがでしたでしょうか。
今回はご家庭で簡単にできる電子レンジの掃除法を見ていきました。
いずれも手軽でとても効果的な方法ですが、長い間お掃除をせずに溜まった頑固な汚れを完璧に落としきるには、さすがに相応の苦労が必要になります。
思わぬ事故につながる恐れもありますし、食品を扱う機器ですから清潔にしておくに越したことはありません。
本当は電子レンジを使い終わるたびに庫内をきちんと拭くようにするのが理想的なのです。
ご紹介した方法は本当に簡単なものなので、参考にしつつ、こまめなお掃除を心がけてくださいね。
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