【みんなどれぐらいの頻度で掃除しているの?】楽にする考え方
知っておこう!効率よくお掃除するポイント

掃除に疲れたり、掃除しなくちゃ!
とプレッシャーになったりした時に、ふと知りたいと思うのが「みんな、どれぐらいの頻度で掃除しているの?」ではないでしょうか。
今回は、掃除についての意識調査を参考に、場所ごとの掃除の頻度、ライフスタイルや家族構成による掃除の頻度の違い、大掃除について、を分析します。
また、掃除を楽にするポイントについても少し紹介します。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:出口晏奈
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意識調査から見える掃除の頻度

市民生活についてさまざまな意識調査を行っている企業が、2021年3月に「家の掃除に関する意識調査」をおこないました。
その結果を参考にしてみます。
2021年3月15日から18日インターネットで4000人から得た回答に基づいて分析
参考:株式会社プラネットによる調査企画・家の掃除に関する意識調査より
ほぼ毎日掃除する人が多い箇所は
ほぼ毎日、掃除する人が多いのは、
・キッチンのシンク周り
・コンロ周り
・浴室
でした。
ついた汚れを放置すると落ちづらくなる場所や、毎日使う場所で、食器洗いや調理、入浴の後などのついでに、掃除するのが習慣化しやすい場所は、毎日掃除する人が多いようですね。
キッチン・浴室以外は「週に1~2回」の人が多い
床や畳の掃除機掛けは、週に1~2回と答えた方が最も多いです。
ほうきやお掃除用のワイパーなどを併用することで、掃除機の登場頻度は少なくなるので、このような結果になっているのかもしれません。
ほかには廊下、階段、トイレ、洗面所は「週に1~2回」と答えた方が多かったようです。
年に一度の掃除箇所はやっぱり大掃除の定番箇所でした
「年に1回」「半年に1回」と答え方方が多いのは換気扇、フード窓、網戸の掃除でした。
これらはだいたい、年末大掃除の定番ともいえる箇所ですね。
そしてまさかの「まったく掃除しない」といった箇所も。
それは「ベランダ」。「全くしない」と答えた方が約2割とのこと。
ただし、回答自体は全体的にばらけていたので「する人はするけど、しない人はしない」箇所ともいえそうです。
しかしできれば、年に1回か半年に1回は、ベランダの排水溝を軽く掃除するぐらいは、やったほうがいいと思います。
掃除の頻度はライフスタイルによって違う

掃除の方法や頻度は、ライフスタイルによっても違ってくるようです。
同じ意識調査によると、「定期的に掃除する」と答えた方が45.3%と最も多く、次いで「気づいたときや時間が空いたときに小まめに掃除」が32.4%、8割弱の方が日常的に掃除を行っているようですね。
一方で「まとめて掃除する」という方もおられるようで「月1回などまとめて掃除」と「日頃は軽く済ませて、大掃除で念入りに」と答えた方も7.9%おられました。
年代別にみると30~50代は「定期的に掃除」が多く、60代以上では時間に余裕ができることもあってか「定期的に」と「こまめに」がほぼ同じぐらい、30代以下には「まとめて掃除」という方がちらほらいる・・・という感じになっています。
また家族構成で見ると、乳幼児含めて就学児童以下の子どもがいる家庭では、「定期的に」「こまめに」を合わせて9割超おられるという結果に。
小さい子どもがいるとすぐに汚れができたり、ちょっとしたほこりやゴミなどを誤嚥したりしないか心配になるため、このような結果になっていると思われます。
ちなみに別の調査では、子育て家庭ではリビングでの掃除頻度が高く、週に1~2回と言う声が多いようです。
掃除については、日常的な掃除の時間をどのくらいかけているかも気になりますよね。
「16~30分」が45.6%で、「15分以下」が30.9%という結果になっており、8割弱の人が30分以下で手早く効率的に掃除しているようです。
最近はお掃除ロボットなどの掃除家電を導入している家庭も少なくなく、今後も増えていくと思われるので、掃除時間は短縮傾向にあるかもしれませんね。
大掃除、する?

大掃除は8割が実施するとのこと。
そして時期はやっぱり年末が多いですね。
新年を気持ちよく迎えるため家族総出で掃除と言う家庭は多いと思いますが、最近はゴールデンウィークなど年末以外に掃除をする家庭も増えています。
大掃除は「毎年する」が44.9%、「する年と、しない年がある」が35.4%と、合わせて8割の人が実施していると回答されていました。
一方で「まったくしない」も2割弱おられますが、こまめに掃除をしている、年に2~3回「中掃除」をするなど、大掃除の必要がないと考えている方もおられるためでしょう。
時期は年末が75.5%次いで、年末以外の冬は11.9%、その他の時期で言えば、夏季休暇中とゴールデンウィーク期間中などがあるようです。
年末の大掃除は昔からの季節の風物詩になってはいますが、外で窓を拭く、冷たい水をさわりながらの掃除はつらいものがありますよね。
そう考えると大掃除の時期をゴールデンウィークなどの気候がいい時期に実施すると水や風の冷たさからは解放されるので、アリかもしれませんね。
掃除を楽にする考え方

意識調査では、掃除が苦手・嫌いという方が多かったようです。
ひょっとしたら、画面の向こうでうなずいているかたもおられるかもしれませんね。
では、少しでも掃除を楽にするにはどうしたらいいか、ちょっと考えてみませんか?
ひとつは「ついで掃除の導入」です。
まず、キッチンは水アカ汚れや、食物の雑菌、油汚れなど大変な汚れが多い場所ですよね。
毎日の調理作業が終わった後、水分を拭き取っておくなど、簡単な掃除を習慣にしておくと、キッチン全体のお掃除がとてもラクになります。
なるべく汚れはためないようにし、レンジフードやコンロは使用後すぐに汚れを拭き取ると、掃除の数を減らすこともできますよ。
お風呂の浴槽はお風呂を沸かす前に毎日掃除をする家庭は多いと思います。
この時にもついで掃除を導入する余地があります。
排水溝のゴミを取り除いたり洗剤と歯ブラシを使って汚れを落としたりする掃除も一緒にすると汚れがたまらないのでラクです。
そのほか、歯磨きのついでに洗面台を拭く、出かけるついでに玄関を掃く、トイレを使ったついでに便座クリーナーで軽く便座を拭く、時間の余裕のある時はさらに「ついでのついで掃除」としてどこか1箇所拭いたり掃いたりする・・・
これが習慣になると年末の掃除などがさらにラクになります。
もうひとつは「掃除のモチベーションを上げる」のもおすすめです。
掃除の前にノリのいい音楽をかける、掃除道具をかわいいもの・おもしろいものにする、掃除のあとにご褒美タイムを作るなど、掃除の時間そのものを楽しくするものいいでしょう。
【お部屋掃除の頻度はどのくらい?】まとめ

身近な人に掃除の頻度を聞くのはとても気を遣いますね。それは聞かれた側も然りで、正直に答えて不潔と思われないか、逆にキレイ好きと思われて気を遣われるのも嫌だなぁとか、ついいろいろ考えてしまいます。
今回の記事の参考にさせていただいた調査結果が、この記事を読んでくださっている皆さんの気が楽になるか、逆にもうちょっと頑張らないといけないなぁと思われるかはわかりませんが、あくまで参考程度にしていただけると幸いです。
掃除の回数・頻度は各家庭のライフスタイルによってさまざまです。
あまり気負わず、我が家のライフスタイルを確立していってはいかがでしょうか。
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