【床下収納のカビ対策とは?】様々なリスクや掃除方法などのご紹介!
床下収納のカビ対策と掃除の方法

床下収納はカビが生えやすい場所として知られていますが、どのように対策をするのがよいのでしょうか。
また、カビが発生してしまった場合は、どのような掃除方法がよいのか知りたい人も多いでしょう。
今回は床下収納のカビ対策と掃除の方法について解説します。

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賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で10年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。
なぜ床下収納はカビが発生しやすいのか

家の中にはカビが生えやすい場所と生えにくい場所があります。
床下収納はカビが生えやすい場所と言われていますが、なぜ発生しやすいのかを見ていきましょう。
その理由は「湿気が溜まりやすい」「カビが発生しやすい素材が使われていることがある」「床下収納に向かない物を置いている」
などが挙げられます。
湿気が溜まりやすい
床下収納は狭い空間であると同時に、密封性が高くて風通しが悪いのが一般的です。
狭い空間で風通しが悪い場所には湿気が溜まりやすく、常に高湿度になっている可能性があります。
高湿度はカビが好む環境であり、床下収納と同じく高湿度になりやすいキッチンや浴室などもカビが発生しやすい場所となっています。
カビが発生しやすい素材が使われていることがある
床下収納にカビが発生しやすい理由は、湿度が高くなりやすいからだけではありません。
床下収納の部分に使用されている素材は近年ナイロンなどが多くなっていますが、木材が使用されている床下収納もあります。
木材はカビが発生しやすい素材なので、素材が原因でカビが発生しやすくなっている場合もあるのです。
床下収納に向かない物を置いている
床下収納は湿気がこもりやすい場所なので、置くのに向いている物もあれば、向いていない物もあります。
湿気が最初から多く含まれている物や、水分を吸収しやすい物などは、床下収納に置くのには向いていません。
床下収納に置くのに向いていない物を置いていると、よりカビが発生しやすくなります。
カビを放置すると色々とリスクがある

人によっては床下収納をあまり使用しないので、殆ど開け閉めを行わない、何も物を入れないという場合もあるでしょう。
しかし、カビは何も物を入れていなくても発生することがあります。
そのため、物を入れている入れていないにかかわらず、床下収納は頻繁に開けて状態を確認しておくとよいでしょう。
床下収納にカビが発生し、そのままにしておくと色々なリスクが発生します。
どのようなリスクが発生するのかというと
「アレルギーの原因になる」「嫌な臭いが発生する」「退去時のクリーニング費用が高額になる」などです。
アレルギーの原因になる
カビは胞子をまき散らしますが、この胞子を人間が吸い込むと、激しい咳などのアレルギー反応が出る場合があります。
今までアレルギー反応が出たことがない人でも、大量にカビの胞子を吸い込むことで症状が出る場合があるので危険です。
既にアレルギーを持っている人は、カビの胞子を吸うと危険な状態になる可能性もあるので、カビはできる限り発生させないことが重要です。
嫌な臭いが発生する
よくカビ臭いと言われることがありますが、カビを放置すると悪臭を放つようになります。
この悪臭は健康を害する可能性が高いので、悪臭がする前にきちんと対処しなければいけません。
退去時にクリーニング費用が高額になる
カビの発生を完全に抑えるのは難しいですが、きちんと掃除や換気をしていれば、そこまで酷くなることはないでしょう。
もし床下収納のカビを放置していた場合、カビはどんどん周りに広がっていきます。
しかもカビはなかなか除去できないので、あまりにもカビが酷い状態になっていると、退去時に高額なクリーニング代を請求される可能性が高いでしょう。
カビが発生したときの掃除方法

カビの胞子は空気中にたくさん飛散しているので、完全に防ぐのはまず不可能です。
そのため、十分注意してもカビが発生してしまう場合もあるでしょう。
万が一床下収納にカビが発生した場合、どのような流れで掃除をするのがよいのか紹介します。
基本的には「必要な掃除用具を揃える」「床下収納に保管している物を全てどかす」「カビ取りスプレーなどを使用する」
「しばらく放置したらきれいに拭き取る」「床下収納の内部を十分乾燥させる」このような流れで掃除を行います。
必要な掃除用具を揃える
カビは普通に掃除をしただけでは効果が期待できません。
そこで床下収納のカビを除去するために、揃えておくべき物がいくつかあります。
・古い布やキッチンペーパー
・カビ取りスプレー
・ゴム手袋
・マスク
・ゴーグル
以上の物は必ず用意しておきましょう。
カビ取りスプレーは現在色々な物が販売されていますが、市販のカビキラーなどで問題ありません。
カビキラーは強力なので、目や口に入らないように、必ずマスクとゴーグルを身につけましょう。
皮膚に付着しないように、長めのゴム手袋も着用しないといけません。
床下収納に保管している物を全てどかす
必要な掃除用具を揃えたら、床下収納にしまってある物を全てどかしましょう。
このときに整理整頓を行い、水気を吸収してしまう物は別の場所に保管するなどの対策が必要です。
床下収納に適していない物をしまっておくと、せっかく掃除をしてもまたすぐにカビが発生してしまいます。
カビ取りスプレーなどを使用する
床下収納にしまってある物を全てどかしたら、カビ取りスプレーなどをカビに直接吹きかけます。
このとき使用する物はカビキラーでもよいですし、次亜塩素酸ナトリウムを希釈した物でも問題ありません。
使用前には必ず使用用途を確認し、注意事項を守って使うようにしましょう。
しばらく放置したらきれいに拭き取る
カビ取りスプレーは、塗布したらすぐに拭き取るのではなく、しばらく放置しないと効果が十分に出ません。
どのくらい放置するのかは、使用するカビ取りスプレーによって異なるので、使用用途をよく読んでおきましょう。
記載されている時間放置したら、古い布やキッチンペーパーなどできれいに拭き取ります。
もしきれいに取れていなければ、もう1度同じ作業を繰り返します。
完全にカビを取り除かないと、短期間でまたカビが発生します。
しっかりと除去できるまで、面倒でも繰り返し行うことが大切です。
しかし、カビ取りスプレーを吹きかけて長時間放置すると、色落ちなどの原因になるので注意しないといけません。
どうしてもカビが取り切れない場合は、別のカビ取りスプレーに変更するのもおすすめです。
床下収納の内部を十分乾燥させる
きれいにカビを除去してカビ取りスプレーを拭き取ったら、すぐに物を入れてはいけません。
しばらく乾燥させてから物をしまわないと、高湿度になってまたカビが発生する可能性があるからです。
できれば新聞紙を敷く、乾燥材を入れるなどの対策をするのがよいでしょう。
カビを防ぐためにできる簡単な対策

カビの発生を完全に防ぐのは難しいですが、カビを発生させにくくする対策は簡単にできます。
対策をするのとしないのとでは、カビが発生する割合がかなり異なるので、可能な限り対策をするべきです。
では、どのような対策が効果的なのかというと
「換気を定期的に行う」「除湿剤を活用する」「物を詰めすぎない」「カビが発生しやすい物を入れない」「掃除を定期的に実施する」
などが有効的です。
換気を定期的に行う
床下収納のカビの発生を抑えるためには、定期的に換気をすることが大切です。
換気をすると湿度を下げられるので、カビが生えにくくなります。
特に湿度が高くなりやすい梅雨時期や夏場などは、短い時間でもよいので毎日換気をするのがよいでしょう。
室内が高湿度になりやすい場合には、扇風機を使用して床下収納の内部に当たるようにするとより効果的です。
除湿剤を活用する
床下収納にカビが生えやすい理由は、高湿度になりやすい環境だからです。
そのため、湿度を下げてしまえばカビの発生を抑制できます。
湿度を下げるのに効果的な方法はいくつかありますが、除湿剤を使用するのもよいでしょう。
除湿剤を毎回購入するのが面倒という人は、床下収納の下に新聞紙を敷いておくだけでも効果が出ます。
物を詰めすぎない
床下収納に物をしまうときには、物を詰めすぎないことが大切です。
たくさん物を詰めすぎてしまうと風通しが悪くなるので、カビが発生しやすくなります。
しかもカビが生えた物を別の物と密着させておくと、すぐにカビが他の物に移ってしまいます。
このような事態を防ぐためには、物を密着させずに多少間を空けておくことが重要です。
カビが発生しやすい物を入れない
床下収納にしまっておく物には、適している物と適していない物があります。
床下収納にしまっておくのに向いていない物をしまってしまうと、カビが発生しやすくなることがあります。
例えば粉物や生鮮食品などです。
これらの物は湿度が高くなりやすい、湿気を吸い込みやすいので、しまっておくと床下収納の内部が高湿度になります。
掃除を定期的に実施する
カビの発生を抑えるためには、床下収納を清潔な状態に保つことが大切です。
汚れもカビの栄養源となるので、汚れた状態で放置するとカビが生えやすくなります。
掃除の際にはホコリの除去やシミなどの拭き取りも重要ですが、それでも十分とは言えません。
きれいに拭き掃除を行った後で、アルコールを吹きかけて除菌をしておくと効果が高くなります。
床下収納に置いておくのに適している物

床下収納にカビを発生させたいためには、しまっておく物をきちんと選ぶことが重要です。
では、どのような物が床下収納にしまっておくのに適しているのでしょうか。
・乾燥している物
・長期保存が可能な物
・未開封で常温保存が可能な物
・湿気を吸い込む心配がない物
・軽量の物
などが適しています。
元から乾燥している物であれば、湿気の発生を防げるので床下収納にしまっておくのにも適していますが、湿気を吸い込みやすい物は避けましょう。
湿気を吸い込む心配がない物は適しています。
また、飲食物は未開封の物であれば問題ありませんが、開封した物はしまわないようにしましょう。
開封した物は賞味期限が短くなりますし、内容物が原因でカビの発生を誘発する可能性があります。
乾燥していて長期保存が可能、さらに未開封で湿気を吸い込む心配がない物以外にも、重い物をしまっておくのはやめるべきです。
重い物は出し入れが大変ですし、腰を痛める危険性があるので、軽い物をしまうとよいでしょう。
【床下収納のカビ対策とは?】まとめ

今回は床下収納のカビ対策や、万が一カビが発生したときにはどのように掃除をすればよいのかなどを紹介してきました。
長期間使用しない物をしまっておくのに便利な床下収納ですが、定期的な換気や掃除をしないと、カビの発生源になる可能性があるので注意しましょう。
湿気を吸い込みやすい、高湿度になりやすい物は、床下収納に保管するのはやめるべきです。
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