キッチンの床をきれいにする方法
コンロや流しなどは、キッチンの中でも使用後すぐに掃除をすればそれほど汚れを落とすのに苦労はしないでしょう。
しかし、床は見落としやすい場所となっています。
そこでキッチンの床をきれいにするのに有効的な方法を紹介していきます。
Web担当者:出口晏奈
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油汚れに効果的な重曹を使う
キッチンの床は油の飛び跳ねなどにより、知らないうちに汚くなってしまうこともあります。
そんなキッチンの床をきれいにするには、重曹を使うのが効果的です。
なぜ重曹を使うのが効果的なのかというと、重曹がアルカリ性だからです。
油は酸性の汚れなので、逆の性質を持つアルカリ性の重曹を使うことできれいに落とすことができるのです。
では、どのようにして重曹を使うのかというと、「粉のまま使う」「重曹水を作ってスプレーする」「ペースト状にして使用する」方法がよく用いられています。
粉のまま使う
重曹の使い方はいろいろとあるのですが、粉のまま使用する方法もあります。
重曹には研磨効果があるので、フライパンや鍋、湯飲みなどを洗うときにはクレンザーのような使用方法ができます。
しかし、床を掃除するときには床を傷つけてしまう可能性が高いため、油が固まっているような場所にのみ使用し、軽くこする程度にしておくとよいでしょう。
重曹はそれほど粒子が粗くはないのですが、賃貸住宅の場合には傷に注意しなければいけません。
重曹水を作ってスプレーする
キッチンの床を掃除するときに、最もおすすめなのが重曹水を作ってスプレーする方法です。
重曹水の作り方はとても簡単で、スプレーボトルに重曹小さじ1杯と、水を100ミリリットル入れるだけになります。
後は汚れている場所に重曹水をスプレーし、柔らかい布などで拭き取るだけです。
最近は重曹水を自分で作らなくても、最初から重曹スプレーが販売されているので、作るのが面倒だという人は重曹スプレーを購入するのもよいでしょう。
ペースト状にして使用する
キッチンの床を全く掃除せずに放置しておくと、汚れが酷くなって落としにくくなります。
頻繁に掃除をしていればよいのですが、1人暮らしの場合は掃除がおろそかになることもあるでしょう。
油汚れが酷くなると、重曹水では落とせなくなることもあるのですが、そんなときには重曹をペースト状にして使ってみましょう。
水と重曹を1対2の割合で混ぜ合わせ、汚れが酷いところに付着させます。
10分から20分程度放置してから拭き取ることで、頑固な汚れを除去することができるでしょう。
セスキ炭酸ソーダを使用するのも効果的
重曹と同じく、アルカリ性の特性を持っているのがセスキ炭酸ソーダです。
セスキ炭酸ソーダも掃除をするときに効果的な物なのですが、「重曹と比べて何が違うのか」「どのような方法で掃除をするのか」について解説していきます。
重曹と比べて何が違うのか
油汚れには重曹で掃除をするのがよいと言われていますが、重曹と同じような特性を持っているセスキ炭酸ソーダを使う人もいるでしょう。
重曹とセスキ炭酸ソーダには、異なる点もいくつかあります。
重曹は粒子が細かいものの、研磨剤と同じように強くこすると傷が付いてしまうことがあります。
それに対してセスキ炭酸ソーダであれば、研磨効果は全くないので、傷が付きやすいキッチンの床でも安心して掃除することができるのです。
もちろんキッチンの床以外にも、いろいろなところに使用できます。
他にも若干ではありますが、重曹よりもセスキ炭酸ソーダの方がより油汚れを落としやすくなります。
重曹でもある程度落とせるけれど、どうしてもしっかりと落とせない場合などは、セスキ炭酸ソーダを使ってみるのもよいでしょう。
重曹と同じく、低料金で簡単に購入することができます。
どのような方法で掃除をするのか
セスキ炭酸ソーダを使用してキッチンの床を掃除する場合には、どのような使い方があるのかを確認してみましょう。
おすすめできる方法は、最初からスプレーボトルに入れられた状態で売られている物を購入し、汚れている箇所に直接吹きかける方法です。
そうすれば汚れを落としたいときにすぐ使用できます。
最近は清掃用にスプレーボトルに入ったセスキ炭酸ソーダが安く売られているので、掃除用に購入しておくとよいでしょう。
洗剤やシートを使用するのも効果的
重曹やセスキ炭酸ソーダを使用することで、油で汚れたキッチンの床もきれいにすることができます。
他にもキッチンの床をきれいにするための方法がいくつか存在しています。
それは「汚れ防止シートを使用する」「食器洗い用洗剤を使う」「住居用の洗剤でも掃除が可能」などがあります。
汚れ防止シートを使用する
人によっては頻繁に掃除をするのが難しい場合もあります。
そんなときには汚れる前に汚れ防止シートを床に貼り付けておくとよいでしょう。
本来は壁紙に貼り付けて使用する物ですが、床に使用することも可能です。
汚れてきたら剥がして新しい汚れ防止シートを貼り付けるだけなので、掃除を行うよりも手間や時間を削減することができます。
汚れ防止シートにもいろいろと種類がありますが、無色透明の物がよいでしょう。
食器洗い用洗剤を使う
キッチンの床が汚れてきたので、掃除をしようと思ったときに、家に重曹やセスキ炭酸ソーダが無いこともあります。
このような場合には、普段食器洗いに使用している食器洗い用の洗剤を使用するのがおすすめです。
使い方はいらない布に数滴食器洗い用洗剤をたらします。
たらした布にぬるま湯をかけてからよく揉みこみ、絞って水気を切ってから床を拭きます。
全体的に拭くのではなく、汚れているところに絞って重点的に行うのがよいでしょう。
最後にしっかりと水拭きをして、床を乾かせば完了です。
住居用の洗剤でも掃除が可能
最近は家の中のどこでも使用が可能な住居用洗剤が販売されています。
住居用洗剤があればありとあらゆるところに使用できるので、もちろんキッチンの床を掃除するときにも使えます。
いろいろな住居用洗剤がありますが、おすすめなのがウタマロクリーナーです。
なぜウタマロクリーナーがおすすめなのかというと、肌に優しい成分で作られていることと、掃除した後はサラサラの状態になっているので、雑巾などで水拭きをした後のような湿った感じが一切ないからです。
頻繁に掃除をするのが最もよい方法
キッチンの床は、料理をするので調味料や油がはねて床を汚しやすい場所だと言えるでしょう。
そのため、放置してしまうと普通に掃除をしても落とせなくなることもあります。
そこで重曹やセスキ炭酸ソーダなどを使って掃除をするのが効果的なのですが、普段から頻繁に掃除をする、油がはねたらすぐに床を拭くなどの対策をしていれば、特別な方法で掃除を行わなくても、常にキッチンの床をきれいな状態に保つことが可能です。
頻繁に掃除をするのであれば、フロアワイパーなどを使って軽く拭くだけで清潔な状態を保てるでしょう。
掃除機を使用した掃除は、週に1回ぐらいで問題ありません。
これなら1人暮らしで毎日遅くまで仕事をしている人でもそれほど苦になることはありません。
フロアワイパーに専用のシートを取り付け、掃除が終わったらシートを取り外して捨てるだけなので簡単です。
もしくはモップ機能が取り付けられているスリッパを履くという方法もありますが、多少の汚れは除去できるものの、フロアワイパーほどの効果は期待できません。
【キッチンの床をきれいにする方法】まとめ
キッチンの床をきれいに保ちたいのであれば、こまめに掃除をすることが大切です。
しかし、忙しくて掃除がおろそかになることもあるでしょう。
掃除を怠ると、どうしてもキッチンの床が汚くなってしまうので、きれいにするためには重曹やセスキ炭酸ソーダが効果的です。
他にも住居用洗剤や食器洗い用洗剤を使う方法もあります。
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