【居室と水回りの掃除のコツ・ポイント】手軽に汚れを落とし、キレイをキープする方法とは?
【居室と水回りの掃除のコツ・ポイント】手軽に汚れを落とし、キレイをキープする方法とは?

部屋が汚いのに掃除が苦手…、という方はたくさんいらっしゃるようです。
そういう方は、どこから手を付ければいいのかわからず悩んでいることが多いようですので、今回は居室や水回りを掃除するときのコツ・ポイントについてご紹介します。
掃除が苦手な方は、ぜひ参考にしてみてください。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:内田紘一
資 格:宅地建物取引士
宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。
居室を掃除するときのポイント

では、初めに効率よく部屋の掃除をするためのポイントについてご紹介しましょう。
居室を掃除するコツは意外と簡単なので、面倒くさがり屋の方でもすぐに実践できると思います。
使わない物を処分しましょう
居室を掃除するときに初めに手を付けるのは、物を減らすことからです。
掃除が苦手な方は「いつか使うかも」と思ってなかなか物が捨てられず、気がつくと部屋の中に物が溢れかえっているということが考えられます。
そのため、まずは部屋に中にあるものを次の3つに仕分けします。
・絶対に使う物
・使うかもしれないけれど捨てるのに迷う物
・今後使う予定のない物
そして、今後使う予定のない物はどんどん処分しましょう。
リサイクル業者に売れば、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなりますよ。
捨てるかどうか迷っている物は、なぜ迷っているのかを考えてみましょう。
もし好みに合わない物であれば今後使う機会はないと考えられるので、思い切って処分しましょう。
捨てることを迷う原因は人によって様々ですが、使わないとわかっている物を置いておくのはスペースの無駄使いですので、思い切って処分することをおすすめします。
必要なものだけを仕分けできれば、収納の仕方にも気をつけましょう。
よく使う物は取り出しやすいところに置き、季節ものなど頻繁に使わない物は奥に仕舞うようにします。
物の置き場所をきちんと決めることで片付けがしやすく、散らかりにくくなります。
掃除は上から下へ、奥から出口へ
使わない物を処分してスッキリした後は、いよいよ掃除です。
掃除をするときのポイントは、上や奥から行うということです。
当然のことですが、ほこりは上から下へ落ちてきます。
そのため、下を掃除してから上のほうを掃除すると、ほこりが下に落ちてもう一度同じところを掃除しなくてはいけません。
そのため、初めに上のほうを掃除して、低いところで終わるようにしましょう。
また、部屋の奥のほうから出口のほうに向かって順番に掃除をするのがコツです。
奥にあるゴミを出口に向かって掃きだしていくイメージを持てばいいでしょう。
特にワックスがけのときは奥から出口に向かって順番に行わないと、ワックスが乾くまで部屋を出られなくなるので気をつけましょう。
居室のお掃除で用意しておきたいもの
部屋を掃除するときは、次のようなものを用意しておくと便利です。
・ゴミ袋
掃除をする前に処分するものを仕分けするので、多く用意しておきましょう。
仕分けした物は、市区町村のゴミの分別ルールに応じてゴミ袋に入れるようにすれば後で処分しやすくなります。
不要な物、これから使う予定はないと判断した物は、とにかくゴミ袋にどんどん捨てていきます。
・ビニール紐、ハサミ
不要になった本や雑誌、パンフレット、新聞紙などをまとめるときに使用します。
ネット通販で使用された段ボールなども同じよう潰してまとめると、部屋の中がスッキリします。
・掃除機
掃除機は好みのタイプのものを用意すればいいですが、ほこりをしっかり取るなら吸引力の強いものを選びます。
掃除機の出し入れが面倒な方は、最近は使用時間が長いコードレスタイプのものもあるので、そのようなタイプのものを選ぶといいでしょう。
掃除機を使うときは、こまめに換気することを忘れないようにしましょう。
・雑巾、モップなどの道具
雑巾やモップも必要に応じて使用します。
ほこりが積もっている物はいきなり掃除機でほこりを吸い取るのではなく、初めに雑巾でほこりを取り除くほうが効率的に掃除できます。
水回りの掃除のポイント

続いて、水回りの掃除のポイントをご紹介します。
水回りは湿気が多いので汚れが発生しやすい場所です。
汚れの原因は、水垢やカビ、細菌などが考えられますが、同じ水回りでも発生のしやすさや汚れの種類が変わってきますので、ここでは場所別の掃除方法についてご紹介します。
キッチンシンクの掃除方法
毎日使用するキッチンのシンクは、食器などの汚れが残りやすい場所です。
さらに水垢や油汚れなども付着しやすく、こまめに掃除することが大切です。
シンクについた汚れを取り除くには洗浄力の高い洗剤を使用するのもいいですが、シンクは食べ物を扱う場所なので、できればオレンジオイルや重曹などのナチュラルな洗剤を使うのがおすすめです。
また、洗剤の濃度が気になる方はスプレーボトルを買ってきて、水で薄めて使うようにしましょう。
スプレータイプなら、蛇口部分など掃除しにくい場所でも吹き付けて洗い流せばいいだけなので、掃除がしやすくなります。
排水溝のヌメリがひどい場合も洗剤をスプレーしてからしばらく時間を空けて、使い終わった歯ブラシなどでこするとキレイになります。
汚れが溜まるのを予防するなら、排水溝用のネットや水切りトレーを設置しておくと良いでしょう。
排水溝に置くだけでヌメリを予防する固形の洗浄剤もおすすめです。
洗面台の掃除方法
歯磨きや洗顔のときに使用する洗面台は、湿気が多いので放っておくとすぐにカビや水垢が発生します。
ほかにも石鹸カスや歯磨き粉、化粧品などが付着しやすい場所なので、こまめに掃除しましょう。
陶器の洗面台の場合は汚れがつくと落とすのに少し手間取るため、こまめに掃除ができる方は重曹などの軽めの洗剤で毎日拭くといいでしょう。
毎日掃除するのは面倒という方は、汚れ防止効果のある洗剤も販売しているので、そのような物を上手く利用することをおすすめします。
このような洗剤を使うと洗面台が軽くコーティングされた状態になり、汚れがつきにくくなるので便利です。
掃除の頻度を減らすことに役立つでしょう。
洗面台の排水管も汚れがつきやすいので、排水口専用のトレーやスポンジを設置して汚れがつきにくいようにします。
ゴミや髪の毛などが排水管に流れることを防いでくれます。
お風呂場の掃除方法
お風呂場の掃除では、黒カビの発生をいかに抑えるかが大切になります。
お風呂場は湿気がこもりやすくカビが発生しやすいので、換気扇などを24時間動かしても、完全に湿気を取り除くのは難しい場所です。
このようなお風呂場の掃除で役立つのが、バスルーム専用の洗剤や細かい汚れまで取り除けるブラシなどです。
石鹸やシャンプーの汚れ、体から剥がれ落ちた垢などは、黒カビや細菌が発生する原因になります。
そのため、お風呂場もこまめに掃除することがキレイに保つためのコツだと言えるでしょう。
最近は天井に貼るタイプのカビ取り剤などもありますが、このような商品は細菌やカビの発生を抑える働きがあるため、こまめに掃除をすることが苦手な方にはおすすめです。
特にタイルの目地やシャワーのホースなどは掃除をするときに見落としがちな場所なので、汚れがひどくなる前に市販のアイテムなどを使って上手に対策しましょう。
バスタブを楽に掃除したいなら、浴槽に浮かべて水垢や垢を取り除く商品がおすすめです。
このような商品を浴槽に浮かべておくと自然に汚れを吸着してくれるので、掃除が苦手な方でも手軽にバスタブをキレイにできます。
トイレの掃除方法
トイレはほかの場所と少し違い、黒カビや水垢など以上に気になるのが尿石による汚れです。
アルカリ性の尿石による汚れには、酸性の洗剤を使用します。
酸性の洗剤のニオイや刺激が苦手な方は、クエン酸で代用することもできます。
最近はブラシの部分を使い捨てできるトイレ用ブラシも発売されているので、トイレ掃除も衛生的になり、毎日掃除するのもそれほど難しくありません。
また、洗面台同様にコーティング剤を利用すれば、汚れがつくのを予防することもできます。
【居室と水回りの掃除のコツ・ポイント】のまとめ

今回は、居室や水回りの掃除のコツ・ポイントについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
部屋がスッキリ片付き、掃除が終わったとは、どこに何を置くのが最も便利かを考え、その場所を定位置として決めてしまいましょう。
定位置を決めることで必要なときにサッと取り出せて、物を失くすことが少なくなるため探す時間を減らせます。
また、スッキリした暮らしを維持するには物を増やさないことが大切です。
物を買うときは本当に必要な物かどうかをしっかり考え、「とりあえず」購入するのはやめましょう。
購入する物をしっかり管理できれば、再び散らかることを防げます。
水回りの汚れは溜めてしまうと、落としにくくなるため、とにかくこまめに掃除することが大切です。
最近は手軽にお掃除できるグッズもたくさん販売されているので、気づいたときにこまめに掃除するクセをつけるのがいいでしょう。
居室のお掃除がしやすい床がフローリングの賃貸住宅がオススメです!!
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