【カーテンの種類と洗い方】汚れをキレイに落とすポイントとは?
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担当者:安達竜哉
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【カーテンの洗い方】カーテンの汚れをキレイにスッキリ落とすポイントとは?
部屋の窓に、欠かせないのがカーテンですよね。
毎日さまざまな用途に役立っているカーテンは、結構汚れているものですが、洗ったことがないという人もいるかもしれませんね。
今回は、カーテンの種類や汚れる原因、洗い方のコツなどをご紹介していきます。
1日の幕開けの朝、目覚めたあなたが、最初にすることは何ですか?
ものごとが始まることを「幕開け」といいますが、これは舞台の幕が開いてお芝居が始まることから生まれた言葉なんです。
あなたも毎朝、カーテンという幕を開けて、新しい1日を始めていらっしゃるかもしれませんね。
そして、ものごとが終わることを「幕を閉じる」などと言いますね。
夜、仕事や外出先から帰宅したらすぐにカーテンを閉じる、という人は多いのではないでしょうか。
朝カーテンを開けると、明るい陽射しを浴びて気持ち良く目が覚めますし、夜カーテンを閉めると、部屋がくつろぎ空間へと変わります。
そのほか、陽射しがまぶしいときや、暑さ寒さで冷暖房を効率よく使いたいときにも、カーテンを閉めることがありますよね。
そして外の音が気になるときにも、カーテンは役立ってくれます。
このようにカーテンは、光や暑さ寒さに音までさえぎり、外からの目隠しもしてくれる、と何役もこなしています。
そんな優れモノのカーテンですが、汚れたとき、あなたはどうしていますか?
カーテンは汚れが目立ちにくいので、かなり不潔な状態になっていても気づかないこともあるのです。
ここでは、「カーテンを洗う頻度や洗い方」、「カーテンのカビやシミの落とし方」などについてお伝えしていきます。
カーテンの種類
あなたが家で使っているカーテンは、どんなカーテンですか?
「普通の、カーテンです」と答える人が多いのではないでしょうか。
カーテンは、大きく分けると「ドレープカーテン」と「レースカーテン」の2種類なので、形状やイメージはほとんど同じです。
「ドレープカーテン」は、厚手の布でつくられている、カーテンの代名詞のようなもっともポピュラーなものです。
「ドレープ」とはファッション用語で、布を垂らしてつくるドレスなどの「ひだ」のことです。
そういえばたいていのカーテンには、ゆったりとしたひだがありますよね。
そして「レースカーテン」は、すかし模様のある薄手の布でできています。
涼しげで繊細なイメージで、閉めていても陽の光はさえぎらず、外から家の中が見えにくいので、ドレープカーテンとダブル使いにすることが多いですね。
その「ドレープカーテン」と「レースカーテン」には、それぞれに役立つ機能つきのものもあるんですよ。
カーテンの代名詞・ドレープカーテン
まず、「ドレープカーテン」にある機能や種類をご紹介しますね。
光をさえぎる「遮光カーテン」
遮光カーテンは、外からの光をさえぎるカーテンです。
日当たりの良い家は、明け方から朝日に照らされる季節もあって、朝寝もできませんよね。
遮光カーテンの特徴は、厚手でしっかりと重みのある生地でつくられていることです。
そして、1級から3級まで、遮光率による等級があるんです。
光を完全にさえぎりたいという人は1級がおすすめです。
素材の温かみを感じやすい「非遮光カーテン」
遮光機能のない、ごく普通のカーテンは、非遮光カーテンといいます。
夜が明けたあと自然に部屋が明るくなるほうが目覚めやすい、という人にはこちらのカーテンがいいですね。
非遮光カーテンは遮光のための加工がされていないので、ナチュラルな生地を使ったカーテンなら素材の温かみや柔らかい雰囲気が感じられます。
生活騒音を緩和する「防音カーテン」
音を吸収したりさえぎったりする効果のある、カーテンです。
車やバイクの音、通りを歩く人の声などが騒がしいことがありますよね。
反対に、室内での音楽やペットの鳴き声が外に聞こえて迷惑をかけてしまう場合もあるでしょう。
そんなときに、窓を大きめの防音カーテンで覆ってしまうと、音がもれにくくなります。
冷暖房機器のお助けに「遮熱、断熱カーテン」
暑さが入り込んでくるのも、暖かさを逃がしてしまうのも、窓です。
このカーテンを使用すると、夏に窓から入る熱をさえぎったり、冬に部屋の保温を助けたりと、暑さにも寒さにも効果が期待できます。
使い続けることで光熱費が節約できると、家計にうれしい結果も出せます。
万が一を考えて「防炎カーテン」
布製のカーテンは燃えやすく面積が広いので、火がついてしまうと大きな炎が上がってしまいます。
防炎カーテンは、炎を防ぐ性能を高くした加工がされています。
いざというときのためにこのカーテンを選んでおくと安心できますね。
涼しげな印象のレースカーテン
続いて、「レースカーテン」にある、役立つ機能の種類をご紹介します。
日焼け対策にも!「UVカットカーテン」
肌などへのダメージを防ぐ紫外線対策グッズは、あらゆる分野で活躍していますが、レースカーテンにもそのうれしい機能があるのです。
窓辺で長時間すごしていると、日焼けしてしまうことがありますよね。
涼し気なレースのカーテンで、陽の光を取り入れながらしっかりとUVカットをしてくれるので、安心して明るい陽射しの中で過ごせます。
プライバシーを守ってくれる「遮像カーテン」
外から見えにくいのがレースカーテンのメリットですが、窓が通りに面している家だと、人が近づいたときに中が見えてしまいそうですよね。
遮像カーテンは、レースのカーテンなので明るさを保ちながら、家の中を見えにくくしてくれます。
特殊繊維の優れモノ「採光カーテン」
UVカットカーテンや遮像カーテンは、効果が期待できる反面、やはり部屋の中を少し暗く感じることもあります。
そこで生まれたのが、採光の機能のあるレースカーテンです。
特殊繊維が使われているので、紫外線をカットし、外から見えにくくし、遮熱断熱までしてくれるのに、部屋の隅々まで明るくできるという優れモノです。
カーテンが汚れる原因
ここまで、カーテンの種類や機能についてお伝えしてきました。
カーテンは、季節に応じて大活躍してくれる、生活には欠かせないものですよね。
でも、「カーテンが窓とセットでいつもある」光景に馴染みすぎていて忘れていることはありませんか?
それは「カーテンを洗う」ことです。
カーテンは、布でできています。
なので、衣類と同じように汚れてしまうものなのです。
「でも、毎日部屋の掃除をしているから、室内にあるカーテンはきれいでしょ?」と思いますよね。
ところが、カーテンはたとえドレープもあって面積が広い布なので、知らないうちに様々な汚れが蓄積しています。
掃除機や拭き掃除で取り切れなかったホコリや、窓を開けたときの土ボコリ、排気ガスなどを、カーテンはその大きさですべて受け止めています。
そして、毎日の開け閉めのときに付着する手アカや、飲食のときに飛んだ食べカス、ペットの排泄のときなどにもカーテンは汚れることがあります。
それだけではなく、見えにくい部分に、ダニやカビが発生していることもあるんです。
カーテンを洗う頻度
でも、毎日の衣類や寝具の洗濯だけでも大変なのに、そんなに頻繁にカカーテンーテンを洗ったりできませんよね。
カーテンを洗う頻度は汚れの程度にもよりますが、ドレープカーテンは1年に1度くらいで、レースカーテンは1年に2回か3回くらいをおすすめします。
ひどい汚れが気になるときは、放置していると落ちにくくなってしまうので洗う回数を多くしましょう。
カーテンの洗い方
「でもカーテンを洗うのって大変そう…」と思いますよね。
実は、カーテンは高級品や特殊な素材でなければ、ご家庭で簡単に洗えるんです。
ここでは、洗濯機と手洗い、それぞれの方法をお伝えしていきますね。
まずは洗濯表示のチェック
カーテンの洗濯表示のタグを確認して、洗濯機か、手洗いがOKのマークがあればご家庭でも洗えます。
コットンや麻の自然素材、繊細な生地のカーテンは、水洗いすると縮んだり質感が変化したりすることもあるので、クリーニングに出すことをおすすめします。
遮光カーテンも洗濯OKのものもありますが、種類によっては遮光機能が損なわれてしまうタイプもありますので、注意してくださいね。
汚れのひどいところには、洗剤の原液をつける
カーテンのフック(レールに引っ掛ける器具)をはずして、ホコリを取り除いたあと、全体の汚れをチェックしてみましょう。
レールに近い上部や、床に近い下のふちのあたりは、とくにひどく汚れる部分です。
長い期間に蓄積した汚れは落としにくいので、汚れが目立つ部分に洗剤の原液を直接かけてしみこませてください。
じゃばら状に畳んで洗濯ネットへ
カーテンを洗濯機に入れる前に、カーテンをまず縦にじゃばら状に畳んで、そのあと横に同じように畳んでから洗濯ネットに入れましょう。
「じゃばら状ってどうするの?」と思う人もいらっしゃいますよね。
「じゃばら畳み」とは「屏風(びょうぶ)畳み」ともいわれている畳み方です。
屏風(びょうぶ)を畳むときは、折り返しながら畳んでいきますよね。
同じ幅になるように畳んでいくと、できあがった形がヘビの体のように見えるので「蛇腹(じゃばら)畳み」と呼ばれているのです。
なぜこの畳み方をするのかというと、大きな布を簡単にコンパクトにできるからです。
畳むときに目立つ汚れがあるときは、その部分を表にしてください。
適切なコースで、必要に応じて柔軟剤も
洗濯機によってコースの表示が異なりますので、説明書を読んでカーテンを洗うのに適したコースを選んでください。
洗濯のときに柔軟剤を使うと生地が柔らかくなるだけでなく、花粉やほこりがつきにくくなりますよ。
脱水後は早めに干そう
洗濯コースの脱水が終わったら、できるだけ早く取り出して干すことで、しわになりにくくなります。
レースカーテンなどの軽いものは、レールにかけてしわを伸ばしながらそのまま干しましょう。
厚手のドレープカーテンは、水気を吸うとかなりの重量になっています。
カーテンレールが重さに耐えきれないこともありますので、物干しざおに干してください。
手洗いをするなら
洗濯表示タグが「手洗い」の場合は生地がデリケートなカーテンなので、おしゃれ着洗い用の中性洗剤で洗いましょう。
まず、カーテンが浸かるくらいの水を浴槽に入れ、分量をはかって洗剤を入れてください。
そして、中に浸したカーテンを優しく押して洗います。
汚れが落ちてきたら水を抜いて、すすぎ用の水をためて洗剤を洗い流します。
水がきれいになるまで、すすぎを3回くらい繰り返したあと、洗濯機で脱水してください。
脱水のときに洗濯ネットを使用すると、生地が傷むのを防ぐことができますよ。
そして、脱水はできるだけ短く30秒以内で終わらせると、繊細な布地も傷みにくくなります。
カビやシミの落とし方
さて、ここまでは比較的落ちやすい汚れを洗濯機や手洗いできれいにする方法をご紹介してきました。
でもカーテンは、落ちにくいカビやシミで汚れることもありますよね。
カビが発生する前に防ごうと思っても、原因はほとんどが窓の結露なので「うっかりしていたら、もう生えていた」ということになるのです。
「カーテンのような大きなもののカビやシミ落としは、面倒で大変そう…」と思いますよね。
でも、初めにつけおきで洗っておけば、あとは洗濯機にお任せなので、手間をかけずに簡単にきれいにできるんですよ。
まず、浴槽に50℃くらいの熱めのお湯を入れます。
そして汚れた部分に漂白剤をかけて、お湯につけておきます。
汚れを強力に落とせるのは塩素系漂白剤なのですが、レースカーテンなどは変色してしまうこともあるので、ここでは酸素系漂白剤を使うことをおすすめします。
2時間くらい経ったら、軽くしぼって「カーテンの洗い方」でお伝えしたように畳んで洗濯ネットに入れたあと、洗濯機でコースを選び洗濯します。
※デリケートな素材や、水洗いができないものもありますので注意してください。
【カーテンの種類と洗い方】まとめ
今回は「カーテンの種類」や「汚れる原因」、「カーテンの洗い方や洗う頻度」や「カビやシミの落とし方」についてお伝えしてきました。
カーテンは光を取り入れたりさえぎったりするだけでなく、肌や家具などを紫外線のダメージから守り、光熱費の節約もしてくれます。
ほかにも、防犯や防火などの働きをして住人の安全を守ったり、騒音などの害を防いだり、と見張り番のような働きをしてくれるものもあります。
毎日開けたり閉めたりするカーテンは、ときどき洗って汚れを落とし、きれいな状態をキープしておくとすがすがしい気分で過ごせますよね。
カーテンを洗ってシミやくすんだ汚れが落ちると、部屋の中も気分も明るくなりますよ。
あなたの1日の幕開けは、清潔できれいなカーテンを開けることから始めましょう。
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